イオンカードを即時発行するには？条件や注意点、手順を解説

イオンカードの人気の理由の一つは、「即時発行が可能なこと」だ。対象のイオン店舗で受け取れる人なら、イオンカードを即時発行できる。

ただし、本当に即時発行が可能なのか？何かデメリットがあるのではないか？など、不安に感じる人は多いだろう。そこで本記事では、イオンカードの即時発行について解説する。

即時発行の条件や注意点、手順なども解説するため、ぜひ参考にしてほしい。

イオンカードを即時発行する方法は？

まずは、イオンカードを即時発行する方法を紹介する。方法は複数あるので、自分に合った方法を選択してほしい。

即時発行の申し込み方法は3種類

イオンカードの即時発行に申し込む方法は次のとおりだ。

また、申し込み方法ごとに発行されるカードの種類が異なる。スマホから即時発行を行うと、イオンウォレット（公式スマホアプリ）上でカード情報が表示（発行）される。

イオンiDなどのスマホ決済を設定するか、オンラインショップでの利用が可能だ。

一方、ネットまたは店頭で申し込み、店頭で受け取ると仮カードが発行される。仮カードは対象のイオングループ店舗にて、実際のクレジットカードと同じように利用可能だ。

いずれの方法で即時発行に申し込んでも、クレジット決済によってWAONポイントを獲得できるのが特徴だ。

それでは、それぞれの申し込み手順を見てみよう。

「スマホに即時発行」の手順

「スマホに即時発行」の手順は次のとおりだ。

イオンウォレットをスマホに入れてから、イオンウォレットで対象カードに申し込むことも可能だ。イオンウォレットのインストールは必須なので、事前に入れておくといいだろう。

「ネット申し込み・店頭受け取り」での即時発行の手順

「ネット申し込み・店頭受け取り」での即時発行の手順は次のとおりだ。

この方法では、対象のイオングループ店舗や、イオンマークのカード決済ができる加盟店で利用できる即時発行カード（仮カード）が発行される。

「店頭申し込み」での即時発行の手順

「店頭申し込み」での即時発行の手順は次のとおりだ。

この方法では、対象のイオングループ店舗や、イオンマークのカード決済ができる加盟店で利用できる即時発行カード（仮カード）が発行される。

即時発行可能なイオンカードとは

続いて、イオンウォレットや即時発行カードを発行できる、イオンカードの種類や発行条件について解説する。

即時発行の申込方法によって対象となるイオンカードが異なるので、事前にチェックしておこう。

即時発行可能なイオンカードの種類

即時発行可能なイオンカードは限られている。

また、仮カードを発行するパターンとアプリを利用するパターンのどちらで即日発行するかによっても、対象のイオンカードが変わる。詳細は以下の通りだ。

イオンカードを即時発行する条件

イオンカードは「18歳以上（高校生不可）」なら誰でも申し込める。

申し込み時には運転免許証やマイナンバーカードなど、成人同様の本人確認書類が求められる（学生証不可）。

そして、イオンカードの仮カードを発行するもう1つの条件とは、「17時までに申し込みを完了させること」である。

イオングループ店舗で仮カードを受け取る場合、17時までに申し込みを完了させ、18時までに仮カードを受け取らなければいけない。17時を過ぎた申し込みは、処理が翌日になり、即日発行されないため注意してほしい。ちなみに、仮カードを受け取れる時間帯は10時〜18時までだ。

イオンウォレットでカード情報を受け取る場合は、21時30分までに申し込みを完了させる必要がある。21時30分を過ぎた申し込みは翌日に処理されるため、即日発行できない。

これらのイオンカード即日発行の条件に注意し、気になったイオンカードで即日発行を申し込んでみよう。

イオンカードを即時発行するとどんなメリットがある？

イオンカードを即時発行すると、次のようなメリットがある。

イオンカードの即時発行は、イオンウォレット経由で発行する場合でも、即時発行カード（仮カード）を発行する場合でも、短時間でクレジット決済を使えるようになるのが最大のメリットだ。

また、即時発行でもWAONポイントを獲得できたり、キャンペーンに参加できたり、通常カードを所有している人とほとんど変わらない特典を得られる。

ただし、カード特有の付帯サービスなどは、本カードが発行されてからになるので注意しよう。

イオンカードの即時発行に申し込む際の注意点

イオンカードの即時発行に申し込む際は、以下の4点に注意してほしい。

それぞれ詳しく解説する。

 キャッシングなどクレジット以外の利用不可

店頭受け取りサービスによって受け取った仮カードや、イオンウォレットに反映されたカード情報で利用できるのは、クレジット利用のみだ。

仮カードはキャッシュカードとして利用できず、キャッシングサービスも使えないため注意してほしい。

また、イオングループが提供している「電子マネーWAON」も利用不可であることも覚えておこう。

 対象のイオングループ店舗のみで利用可能

イオングループ店舗で発行した仮カードの場合、利用できるのはイオングループ対象店舗でのみだ。

仮カードには「AEON CARD」と記載されているが、国際ブランドの明記がない。つまり、イオングループ対象店舗以外では利用できないというわけだ。

 スマホアプリの場合はiD加盟店のみ利用可能

カード情報をイオンウォレット経由で受け取る場合は、iD加盟店またはオンラインショップのみで利用可能だ。

オンラインショップで利用する場合、決済に必要なカード番号・有効期限・セキュリティコードは、イオンウォレット上で確認できる。

なお、AndroidスマホならイオンiD、iPhoneならApple Payが利用できる。

カードの特典・サービスは本カードが届いてから

イオンカードは、カードごとにさまざまな特典・サービスが付帯している。それらの特典・サービスは、本カードが届かないと利用できないものが多いため、注意してほしい。

たとえば、イオンカードセレクト（通常デザイン1枚、ディズニーデザイン2枚、ミニオンズデザイン1枚）は、電子マネーWAONのオートチャージを利用することで、WAON POINTが0.5％（200円＝1ポイント）還元される。

しかし、イオンカードセレクトで発行した仮カードは、電子マネーWAONのオートチャージを利用できない。

したがって、同特典を利用するためには、本カードが届くのを待つしかない。

このように、各種イオンカードにある特典・サービスは本カードが届いてから、ということを覚えておこう。

ただし、イオンシネマチケットをいつでも1,000円（税込）※で購入できる、映画優待特典が付いたイオンカードは、その特典を即時利用できる。

イオンシネマチケットをいつでも1,000円（税込）で購入できる映画優待特典は、AEON CARD暮らしのマネーサイトにログインし、Web経由でイオンシネマチケットを購入する必要がある。

そのため、イオンウォレットでカード情報を受け取れる即時発行を選択すれば、本カードと同じカード情報が即時利用できるようになる。

そのカード情報を使ってイオンシネマチケットを購入すれば良いため、例外として、即時発行でも映画優待特典が利用できるのだ。

※・沖縄・鹿児島・宮崎・山陰・奈良などご利用できない地域がございます。イオン商業施設内の他社映画館は対象外です。
・イオンシネマ/シアタス以外の映画館および、「割引対象外」表示がある特別興行などではご利用いただけません。
・2023年10月1日(日)までに「特別鑑賞シネマチケット」 1,000円（税込）を12枚以上購入されているカード会員さまは、次回登録日まで同単価のチケットは追加購入いただけません。(例)2月1日に初回登録した場合、翌年2月1日に年間購入枚数の累積がリセットされます。
・対象カード会員さまが「暮らしのマネーサイト」専用販売サイトにて、イオンシネマで利用可能なシネマチケット（前売券）を優待料金で購入いただける特典です。劇場での直接購入は一般料金からの「イオンカード割引き」が適用されますのでご注意ください。
・「暮らしのマネーサイト」ログインには、イオンスクエアメンバーIDのご登録(無料)が必要となります。
・利用対象興行の3D/4D/IMAXなどの特殊スクリーンやアップグレードシートなどの特別席は、座席指定時に追加料金でご利用いただけます。
・シネマチケットの購入は「本人認証（3Dセキュア）」登録済みのイオンカードセレクト（ミニオンズ）、イオンカード（ミニオンズ）、TGC CARDのクレジット払いに限らせていただきます。
・本特典はイオンエンターテイメント（株）が提供いたします。販売画面の記載事項も合わせてご確認ください。
・転売・換金目的の利用が発覚した場合、本特典の利用を停止する場合がございます。
・本特典の内容が変更になる場合や予告なく終了となる場合がございます。

即時発行可能！おすすめのイオンカード3選

それでは最後に、即時発行の対象になっているイオンカードの中から、おすすめのイオンカードを3種類厳選して紹介する。

	イオンカードセレクト	イオンカード（ミニオンズ）	コジマ×ビックカメラカード（コジマポイントカード・WAON一体型）
券面デザイン
国際ブランド	Visa Mastercard JCB	Visa Mastercard	Mastercard JCB
ポイントの種類	WAON POINT	WAON POINT	WAON POINT コジマポイント
ポイント還元率	0.5〜1.0％	0.5〜1.0％	0.5〜1.0％
キャッシュカード機能	あり	なし	なし
家族カード	発行・年会費無料（最大3枚）	発行・年会費無料（最大3枚）	なし
ETCカード	発行・年会費無料	発行・年会費無料	発行・年会費無料
付帯保険	ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償	ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償	ショッピングセーフティ保険 カード盗難補償
電子マネー	イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON	イオンiD Apple Pay	イオンiD Apple Pay 電子マネーWAON
申し込み条件	満18歳以上 （高校生不可）	満18歳以上 （高校生不可）	満18歳以上 （高校生不可）
	詳しくはこちら	詳しくはこちら	詳しくはこちら

それぞれの特長を詳しく解説する。

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトは、イオン銀行のキャッシュカードが一体になったクレジットカードだ。イオン銀行の普通預金口座を引落口座に設定することで発行できる。

また、イオンカードセレクトならではの特典が多く、50種類以上あるイオンカードの中でも人気が高い。その特典は次のとおりだ。

イオンカードセレクトは、電子マネーWAONのオートチャージ利用でもポイントが還元される。

その上で、イオングループ対象店舗で利用すれば、合計のポイント還元率が1.5％（200円＝3ポイント）になるのだ。

ポイント還元率が1.0％（200円＝2ポイント）か、1.5％（200円＝3ポイント）かでは獲得できるポイントが大きく違う。年間50万円のクレジット利用の場合、2,500WAON POINTもの差が生じる。

このように、イオンカードセレクトは、各種イオンカードの中でも還元率の高いカードとなっているため、イオングループ対象店舗をよく利用する人々から高い人気を得ているのだ。

そんなイオンカードセレクトは、仮カードの即時発行に対応している。

電子マネーWAONのオートチャージは本カードが届くまで利用できないが、特典が多いため、仮カードを発行する場合でも多くの人にイオンカードセレクトをおすすめしたい。

イオンカード（ミニオンズ）

イオンカード（ミニオンズ）は、クレジットカードとWAONカードが一体になったクレジットカードであり、ミニオンズデザインが券面にあしらわれている。

ミニオンズファンから人気を集めているのはもちろんのこと、エンターテイメント性の高いクレジットカードとなっている。

前述したように、イオンカード（ミニオンズ）はイオンシネマチケットをいつでも1,000円（税込）で購入できる。

イオンシネマの一般料金は1,800円（税込）のため、毎回800円OFFの映画優待特典を受けられるのだ。

また、USJ内でのクレジット利用の場合、ポイント還元率は通常基本の10倍（5％、200円＝10ポイント）になる。

ミニオンズファンはもちろん、映画鑑賞が好きな人、USJによく行く人などにも大変お得なクレジットカードだ。

なお、イオンカード（ミニオンズ）の即時発行は、仮カードの発行と「スマホに即時発行」のどちらにも対応している。

特に、イオンウォレットでのカード情報受け取りなら、イオンシネマの映画優待特典をすぐに利用できるのが大きなメリットだ。

コジマ×ビックカメラカード（コジマポイントカード・WAON一体型）

コジマ×ビックカメラカード（コジマポイントカード・WAON一体型）は、コジマでのクレジット利用で、WAON POINTとコジマポイントがダブルで還元されるクレジットカードだ。

しかも、コジマポイントは現金払いと同じく1.0％（100円＝1ポイント）のポイントが還元される。

つまり、コジマでクレジット決済を利用すれば、WAON POINTの還元率0.5％（200円＝1ポイント）とコジマポイントの還元率1.0％を合わせて、ポイント還元率がいつでも1.5％になる高還元のクレジットカードなのだ。

イオンウォレットのカード情報受け取りで即時発行すれば、その日からWAON POINTもコジマポイントも貯まる。

しかも、コジマ×ビックカメラカード（コジマポイントカード・WAON一体型）は新規入会特典として、1,000コジマポイントが付与される。

コジマの店舗やオンラインショップでクレジットカードを利用する機会があれば、ぜひとも発行してほしいクレジットカードだ。

即時発行のイオンカードを作成してお得に活用しよう！

本記事では、イオンカードの即時発行の条件や注意点、手順などを解説した。

イオンカードの即時発行を利用すれば、毎月20日・30日の「お客様感謝デー」当日であっても仮カードやバーチャルカードを発行し、買い物が5％OFFになる。

もちろん、WAON POINTも貯まるため、利点の多いサービスだ。

イオングループ対象店舗やiD加盟店、オンラインショップでしか利用できないなどの注意点を意識すれば、デメリットに感じることは少ないだろう。

すぐにクレジットカードを利用したい人は、イオンカードの即時発行を利用して申し込んでみよう。

イオンカードの申し込みおよび即時発行は、以下のボタンから可能だ。現在、Web限定の新規入会キャンペーンを実施しているため、この機会を逃さないでほしい。