・楽天ANAマイレージクラブカードにゴールドカードはある?
・ゴールドカードとはどんなカードか知りたい
・ゴールドカードを持つメリットはある?
ゴールドカードは高いステータスの象徴だが、なぜ人気があるのだろうか。
この記事では、ゴールドカードとは何か、そのメリットとデメリットを解説し、楽天ANAマイレージクラブカードとの比較を通して、ゴールドカードは本当に必要なのかを考えてみよう。
そしてライフスタイル次第では、ゴールドカードではなく楽天ANAマイレージクラブカードの方が、最適な選択となりうることも解説する。
楽天ANAマイレージクラブカードに興味を持っている人にとって、この記事は最良のカードを見つける参考になるはずだ。
楽天ANAマイレージクラブカードにはゴールドカードはない
最初に断言すると、楽天ANAマイレージクラブカードには、残念ながらゴールドカードの設定はない。
一般には、ゴールドカードはステータスがあるとされるが、なぜゴールドカードが人気があり、保有することでどんなメリットがあるのだろうか。
順番に解説していこう。
ゴールドカードとは?
ゴールドカードは、一般的なクレジットカードよりも上位に位置づけられているカードであり、券面が金色のものが多いので、通称ゴールドカードと呼ばれている。
ゴールドカードのメリット、デメリットを確認しよう。
ゴールドカードのメリット
ゴールドカードにはいくつものメリットがあるが、代表的なものを紹介する。
- 高いステータス
券面は金色で高級感のあるデザインとなっており、そこにステータスの高さを感じるを感じる人が多い。 - 多種な特典や優待サービス
ゴールドカード保有者には、ホテルのアップグレード、空港ラウンジの利用、限定イベントへの招待などの特典や優待サービスが提供されることがある。 - 高いクレジット限度額
ゴールドカードは一般的に信用スコアや収入に基づいて与えられるため、通常のクレジットカードよりもクレジット限度額が高く設定されることが多い。
これにより、大きな買い物や急な支出にも対応しやすくなる。 - 付帯保険の充実
多くのゴールドカードには、国内外の旅行保険やショッピング保険が含まれている。
通常のクレジットカードの保険より手厚い補償となっていることが多い。 - 高いポイント還元率
ゴールドカードを使用することで、ポイントやマイルの還元率が高くなることが多い。
ゴールドカードのデメリット
ゴールドカードには少ないながらも、デメリットや注意点が存在することは意識しておこう。
・年会費が高額
ゴールドカードは年会費がかかることが多い。
実際には、そのゴールドカードの特典やサービスを提供するための費用となるため、必ずしもムダに割高なわけでないが、金額が妥当かどうかサービス内容によって精査すべきだろう。
・厳正な審査基準
ゴールドカードを取得するには、高い信用力や一定の収入要件を満たす必要がある。
これに合致しない場合、ゴールドカードを取得できないこともある。
・有益な特典が少ない
ゴールドカードの特典には制約があったり、普段の生活であまり利用しないサービスが提供されていることも多い。
自分のライフスタイルに合わせた特典やサービスが提供されているか、事前によく確認しておく必要がある。
ゴールドカード選びのポイント
ゴールドカードを選ぶ際に検討すべきポイントがいくつかある。
年会費
ゴールドカードには年会費がかかることが多いが、その額はカードによって異なる。
選ぶ際には年会費が自分の予算に合っているかどうかを検討しよう。また、年会費に見合うだけの特典やサービスが提供されているかも確認することが重要だ。
特典とサービス
ゴールドカードは特典やサービスが豊富に提供されているが、どの特典が自分にとって有益かどうかを確認しよう。
旅行保険、空港ラウンジの利用、ポイントやマイルプログラム、ホテルのアップグレードなど、自分のライフスタイルや利用頻度に合った特典を選ぶことが大切だ。
利用限度額
自分の収入や信用力に合った利用限度額を持つゴールドカードを選ぼう。利用限度額が高すぎると、無理な支出をしてしまう可能性がある。
逆に、限度額が低すぎるのは、ゴールドカードの意味がない。
最終的に、自分の生活スタイル、支出パターン、利用頻度に合わせてゴールドカードを選ぶことが大切だ。
自分にとって最も価値のあるカードを選ぶよう心がけよう。
楽天ANAマイレージクラブカードの特徴
楽天ANAマイレージクラブカードの特徴を簡単に解説しよう。
4つの機能が一つのカードに統合
楽天ANAマイレージクラブカードは、以下の4つの機能を1つに統合したカードだ。
- 楽天カード
- 楽天Edy(電子マネー)
- 楽天ポイントカード
- ANAマイレージクラブカード
これにより、複数のカードを持ち歩く必要がなくなり、管理が容易になる。
楽天Edyからのチャージでポイントを獲得でき、合計1%の還元も可能だ。
楽天ポイントやANAマイルをためやすい
楽天ANAマイレージクラブカードは、航空機搭乗から日常の買い物やクレジットカード利用まで、ポイントやマイルを効率的にためることができる。
楽天ポイントとANAマイルのどちらでためるかを選択でき、自動で蓄積される。
楽天ポイントを後でANAマイルに交換することも可能だ。
年会費が実質無料
初年度の年会費は無料で、年に1回以上のカード利用があれば、翌年以降も550円の年会費が無料となる。
家族カードも2枚まで無料で発行できる。
ボーナスマイルはない
デメリットとしては、ボーナスマイルが得られないことだ。
通常のANAカード保有者はフライトボーナスマイルを獲得しますが、楽天ANAマイレージクラブカードではこの特典は適用されない。
ANAフライトが多い場合には注意が必要だ。
楽天ANAマイレージクラブカードがどんな人におすすめか知りたい方は下記記事も参考にしてほしい。
楽天ANAマイレージクラブカードとゴールドカードの比較
楽天ANAマイレージクラブカードとゴールドカードを比較し、必要性を見極めよう。
楽天ゴールドカードとの違い
楽天ANAマイレージクラブカード | 楽天ゴールドカード | |
年会費 | 550円 (実質無料) | 2,200円 |
ETCカード | 年550円 | 無料 |
家族カード | 2枚まで無料 | 2枚まで無料 |
楽天ポイント還元率 | 1%(楽天市場+3倍) | 1%(楽天市場+3倍) |
特徴 | 楽天ポイント ANAマイル選択 | 国内空港ラウンジ年間2回無料 誕生月はポイント+1倍 |
ANAマイル還元率 | 0.5% | ー |
旅行傷害保険 | 最高3,000万円 | 最高3,000万円 |
楽天ANAマイレージクラブカードは、年会費550円だが、1回以上利用すれば実質無料となる。
一方、楽天ゴールドカードは、年会費2,200円がかかるが、ETCカードは無料で発行できる。
また、国内空港ラウンジは年間2回まで無料で使えるのと、楽天市場の誕生月の利用はポイント+1倍となるので、そこにメリットがあると考える場合は、楽天ゴールドカードを選択する意味があるだろう。
ANAゴールドカードとの違い
楽天ANAマイレージクラブカード | ANA VISAワイドゴールドカード | |
年会費 | 550円(実質無料) | 15,400円 |
ETCカード | 年550円 | 年550円(実質無料) |
家族カード | 2枚まで無料 | 家族会員 4,400円 |
楽天ポイント還元率 | 1%(楽天市場+3倍) | ー |
特徴 | ANAマイル還元率0.5% 楽天ポイント、ANAマイル選択 | 継続ボーナスマイル2,000マイル 搭乗ボーナスマイル25% |
ANAマイル還元率 | 0.5% | 1% |
旅行傷害保険 | 最高3,000万円 | 最高5,000万円 |
ANAゴールドカードと比較すると、大きく年会費に違いがあるのがわかる。
ANAゴールドカードは、本会員15,400円に加え、家族会員も4,400円の年会費が必要となる。
ANAマイル還元率が高く、旅行傷害保険も手厚いが、コストが高い点は要注意だ。
ゴールドカードを持つ必要はある?
ゴールドカードにもメリットがもちろんあるが、いずれも年会費は高くなる。
追加でコストをかけても、ゴールドカードのサービスに満足できるか、特典は自分にとって有効なのかを判断してほしい。
少なくとも楽天ANAマイレージクラブカードだけでも、コストを抑え十分便利に使えることはできるはずだ。
楽天ANAマイレージクラブカードを作成してみよう
高いステータスがあり、ショッピングやレストランでも人の目を気にすることなく使用することができるのがゴールドカードである。
本記事では、ゴールドカードのメリットや必要性を理解いただけただろう。
そのうえで、ANAマイレージクラブカードだけで十分なのか、各自のライフスタイルに合わせて、判断してほしい。
楽天ANAマイレージクラブカードで問題ないと思った人は、ぜひこちらからカードを作ってみてはいかがだろうか。