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20代の保険料はどのくらい?生命保険の平均月額を解説

この記事で解決できるお悩み
  • 20代の平均的な生命保険の月額が知りたい
  • 20代で入っておくべき保険の種類が知りたい
  • 20代で保険へ加入することのメリットが知りたい

20代に突入し、自立をしていくにあたって生命保険の加入を考えている人は多くいるだろう。

本記事では、20代の平均的な生命保険の月額と20代で保険へ加入することのメリットを解説する。

さらに、20代で入っておくべき保険の種類も紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

本記事が、はじめて自分で保険の加入を考えている人の参考になれば嬉しい。

目次

20代の平均月額保険料はどのくらい?

20代の平均月額保険料はどのくらい? 生命保険ナビ

新社会人になり、生命保険への加入を考えている人も多いだろう。

しかし、保険料の相場や加入率について知らないことも多いだろう。

ここでは、20代で保険へ加入している人の割合や月額保険料の平均を紹介する。

20代で保険に入る必要性についても解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。

20代で保険へ加入している人の割合

公益財団法人生命保険文化センターの「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」によると、20代男性で生命保険に加入している人の割合は46.4%だった。

2019年は58.5%、2016年は58.2%、2013年は52.4%であり、20代の約2人に1人は保険に加入していることがわかるだろう。

そのほかの結果は以下のとおりだ。

生命保険加入率(2022年)20歳代30歳代40歳代50歳代60歳代70歳代
男性46.4%81.5%86.1%86.9%85.8%72.5%
女性57.1%82.8%86.3%87.8%86.5%78.8%
出典:公益財団法人生命保険文化センターの「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」

30歳代以上になると60歳代までは加入率が80%を上回っている。

結婚したり、出産したりする人が増えてくる30歳を過ぎると、保険に加入する人が増加することがわかる。

最も加入割合が高いのは50歳代だった。

20代は平均で保険に月額いくら払っているのか

公益財団法人生命保険文化センターの「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」によると、20代の年間払込保険料は男性11.9万円、女性9.6万円だった。

年間約10万円を生命保険に払っているようだ。月額だと男性約1万円、女性約8千円という計算になる。

全体平均は18.7万円であるため、ほかの世代よりも保険料の金額が小さいことがわかる。

ほかの世代の年間払込保険料は以下のとおりだ。

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年間払込保険料(2022年)20歳代30歳代40歳代50歳代60歳代70歳代
男性11.9万円19.9万円22.4万円25.5万円21.2万円16.4万円
女性9.6万円14.0万円18.6万円19.0万円15.9万円13.0万円
出典:公益財団法人生命保険文化センターの「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」

年間払込保険料も加入割合と同様に30歳を過ぎると大幅に上昇している。

50歳代が男女ともに最も多くの保険料を支払っていた。

20代で保険に入る必要性

「20代で保険に加入するのは早いのでは?」「新入社員説明会で生命保険の説明があったが、20代で入る意味はあるのか?」と考えている人もいるだろう。

結論、20代でも保険に加入しておくべきだろう。いつケガや病気に襲われるかわからないからだ。

健康だと思っていても突然病気の診断を受ける可能性はある。

また、不慮の事故によるケガで入院したり、しばらく働けなくなったりする恐れもある。保険に加入しておくことで、万が一の場合に備えられるのだ。

病気やケガによって医療費が必要になった場合でも、保険に加入していれば保険金が支払われる。

働けなくなった場合に給付金を受け取れる保険もある。

予想外の出来事に見舞われた際に焦らなくて済むように、20代から保険に加入しておくべきだろう。

20代で保険に入れば平均月額保険料もお得!保険に入るメリットとは

20代で保険に入ることのメリット 生命保険ナビ

20代の月々の保険料は、ほかの世代と比較すると安いことがわかった。

では、20代で保険に加入するとどのようなメリットがあるのだろうか。

  • 保険料が安い
  • 保険の選択肢が比較的広い
  • 万が一に備えられる

は以下のとおりだ。それぞれ解説しよう。

保険料が安い

一般的に、被保険者の年齢が若いほど、生命保険の保険料は安く設定されている。

健康上のリスクが小さいからだ。加入割合でも見たように、いずれは保険を契約する人が多いだろう。

30代を過ぎてから加入すると保険料は高くなるため、安い20代の間に加入した方が長い目で見てお得というケースもある。

しかも、万が一の場合に備えられているのだ。保険料が安いうちに加入したいのであれば、20代から保険を契約しておくと良いだろう。

保険の選択肢が比較的広い

多くの生命保険に加入する際、被保険者の過去の病歴や現在の健康状態を保険会社に告知する必要がある。

告知書の内容のもと審査をおこない、加入できるかどうか判断される。

保険商品によっては審査が厳しく、健康上のリスクの小さい20代ではないと加入が難しいケースもあるだろう。

また、もし30代を過ぎてから加入できても、保険料が割増しになったり、保障内容が制限されたりする恐れもある。

そのため、より多くの商品を比較して決めたい人は、選択肢の多い20代での加入がおすすめだ。

万が一に備えられる

健康上のリスクが小さいとはいえ、いつ病気になるかわからない。

仕事や遊びでケガをする可能性もあるだろう。保険に加入していれば、病気やケガで医療費が必要になっても安心だ。

また、貯蓄型の生命保険を選べば、万が一の場合に備えながら資産形成も進められる。

低解約返戻金型終身保険や個人年金保険などを活用しながら資産形成を進めていこう。

子どもがいる場合は学費を貯められる学資保険も選択肢の一つだ。

20代が入っておくべき保険の種類

入っておくべき保険の種類 生命保険ナビ

20代と一括りにしても、結婚していたり、子育てをしていたりと、人によってライフスタイルは大きく異なる。

そのため、入っておくべき保険の種類も違う。一般的に入っておくべき保険の種類は以下のとおりだ。

  • 医療保険
  • がん保険
  • 死亡保険

それぞれについて詳しく説明しよう。

医療保険

医療保険は多くの20代におすすめの保険である。病気やケガで入院したり、所定の手術を受けたりした場合に給付金を受け取れる。

日本は国民皆保険制度なので、公的医療保険に加入している。

公的医療保険ではまかないきれない部分に対応するのが私的医療保険だ。

20代であれば、入院や手術にかかる医療費は3割負担だ。ケガや病気で入院した際は、3割の医療費に加えて食事代を支払う必要がある。

個室を希望する場合は差額ベッド代も必要だ。

入院時食事療養費は1食につき460円と定められているため、1日で約1,400円の食事代がかかる。

10日間入院すると約14,000円必要になる計算だ。

1日あたりの平均差額ベッド代は6,620円だった。10日間入院すると66,200円が必要である。

預貯金で備えられるのであれば保険に加入する必要はないだろう。

ただ、入院が10日で済むとは限らない。

入院日数分×5,000円のように保険金を支払ってくれる商品もあり、実質の負担額が半分で済むケースもある。

貯金だけで病気やケガによる入院に不安がある人は、医療保険に加入しておくべきだろう。

がん保険

がん保険は、がんと診断されたり、入院や手術をしたりした際に保険金が支払われる保険だ。

保障内容によってがん診断給付金や入院給付金、その両方を受け取れたりする。

国立がん研究センターによると、日本人が一生のうちにがんと診断される確率は男性65.5%、女性51.2%である。

2人に1人以上の確率でがんを患う可能性があるのだ。

がんの手術や治療には多額の費用がかかる。 医療費の家計負担が重くならないように1ヵ月の医療費負担の上限を決める高額療養費制度があるが、それでも毎月10万円弱を支払う必要がある(高額療養費制度による医療費の上限額は収入によって異なる)

食事代や差額ベッド代は含まれていないため、入院するとそれ以上の金額が必要だ。

いきなり約10万円を負担するとなると、家計は非常に厳しくなるだろう。

入院給付金や通院給付金のあるがん保険に加入していれば、月々の負担額を抑えられる。

がんになってから加入するのは難しいため、万が一の場合に備えて健康状態に問題のない20代のうちに加入しておくと良いだろう。

死亡保険

死亡保険とは、被保険者が死亡したり、高度障害状態になったりした場合、遺された家族に対して保険金が支払われる保険だ。

死亡保険には定期型と終身型の2種類ある。

定期型は、加入時に定めた期間のみ万が一の場合に保障してもらえるタイプだ。

保障期間が10年や20年と定められている更新型、保障される年齢が60歳や70歳と定められている全期型がある。

貯蓄性のない掛け捨て保険では、期間満了時にも満期保険金は受け取れない。

その代わり、貯蓄型の死亡保険よりも月々の保険料を抑えながら、万が一の場合に備えられる。

終身型は、死亡するまで一生涯にわたって保障が続くタイプだ。更新がないため、保険料は最後まで一定である。

そのため、定期型の保険料に比べると最初から保険料が高い傾向にある。

貯蓄型であるため、途中で解約しても解約返戻金を受け取ることができる保険だ。

亡くなったり、高度障害状態になったりした場合に困る家族がいる場合には、死亡保険は欠かせない。

結婚して子育てをしているのであれば、死亡保険への加入を検討してほしい。

20代におすすめの保険を3種類紹介したが、どれが合っているかはライフスタイルや加入目的によって異なる。

そのため、ライフスタイルや加入目的を整理してから商品を比較する必要がある。

適切な保険選びには膨大な時間と労力がかかるが、仕事や家事で忙しい方にとって、時間を捻出するのは難しいだろう。

しかし、保険選びは最初が肝心だ。保険選びを失敗してしまうと、万が一の場合に役立たない可能性もある。

そこで、保険選びの際は保険のプロに相談してほしい。

豊富な経験と最新情報から顧客それぞれに合った商品を提案してくれる。

適切なアドバイスを提供してくれるため、保険に詳しくなくても自分に合った商品を選べるのだ。

ただ、保険のプロは人数が多く、担当との相性も非常に重要である。

相性の良い担当者を見つけたい方には、マッチングサービスである「生命保険ナビ」がおすすめだ。

入力した条件を参考に、保険のプロを紹介してもらえる。

相性の良い担当者を見つけられると、生命保険選びだけではなく、保険適用が必要になったり、ライフスタイルが変わって保障内容を見直したくなったりした場合にも心強い味方になってくれるだろう。

20代の生命保険の平均月額保険料はおよそ8千円から1万円!

まとめ 生命保険ナビ

本記事では、20代の平均月額保険料から20代で保険に入ることのメリット、入っておくべき保険の種類について解説した。

20代から自分に適した保険を選んでいくことは、将来の自分や家族を守っていくうえでとても大事なことである。

しかし、保険は、保障内容や保険料など慣れないことを理解する必要があるうえに、膨大な数の商品が存在する。

そんな中で、自分に適した保険を一人で選んでいくことは、とても難しい。

よって、保険を検討した時には、プロに相談することをおすすめする。

保険のプロを探すのに苦労する場合は、あなたの条件や意向に合った担当者を全国の保険のプロの中から選んでくれる「生命保険ナビ」を利用しよう。

あなたに合った保険を一から一緒に探してくれる。詳細はこちらからチェックしていただきたい。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。お客様と保険のプロを結ぶマッチングサイト「生命保険ナビ」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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