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【かんぽ生命の養老保険】商品の特徴や手続き方法、見直しのポイントまで詳しく解説

この記事で解決できるお悩み
  • かんぽ生命の養老保険の特徴や利点が知りたい
  • かんぽ生命の養老保険の契約手続きが分からない
  • 養老保険を見直しする際のポイントを知りたい

かんぽ生命は、日本郵政グループの保険会社として圧倒的な信頼性を持つ。

そんなかんぽ生命の養老保険に興味はあるが、詳細が分からず加入を決められないという方はいないだろうか?

そんなあなたのために、この記事ではかんぽ生命の養老保険の特徴、契約手続き、さらには保険を見直す際のポイントまで詳しく解説している。

何から手をつけて良いか分からないと不安を感じている方は、ぜひこの記事を参考にして自信のある選択をしてほしい。

目次

かんぽ生命の養老保険の特徴とメリット

かんぽ生命の養老保険の特徴とメリット 生命保険ナビ

養老保険とは、定められた保険期間中に死亡した場合は「死亡保険金」、生存して満期を迎えた場合は「満期保険金」が支払われるタイプの保険商品だ。

死亡保障と貯蓄性が両立されており、万が一の死亡リスクに備えながら将来の資金準備ができる点が特徴となっている。

かんぽ生命でも養老保険が販売されており、どういった特徴を持っているのか気になっている方も多いだろう。

ここでは、かんぽ生命の養老保険の基本的な特徴や保障内容、メリット・デメリットについて解説していく。

かんぽ生命の養老保険

かんぽ生命の養老保険は、大きく分けて以下の6種類のプランが用意されている。

かんぽ生命の養老保険
  • 新フリープラン
  • 新フリープラン(短期払込型)
  • 新フリープラン(2倍保障型)
  • 新フリープラン(5倍保障型)
  • 新フリープラン(10倍保障型)
  • かんぽにおまかせ(満期タイプ)

通常の保険プランだけでなく、保険料を短期間で払い終えるタイプや死亡保障を手厚くできるタイプ、健康に不安がある方でも加入しやすいタイプが用意されている。

ニーズに合わせて自分に合った商品を選べる点は大きな特徴と言えるだろう。

保険金額は100万円〜1,000万円までで契約でき、満期はプランによっては最大で90歳まで設定できる。

ライフプランに応じて、自由に保険プランを設計できる点も特徴のひとつだ。

また、契約から1年6ヶ月経過後に、不慮の事故が原因のケガで180日以内に死亡または、所定の感染症により死亡した場合は基本保障の倍額が補償される。

仮に保険金額を100万円に設定していた場合、200万円を受け取れることになる。

基本的な特徴を理解した上で、かんぽ生命の養老保険に加入すべきかどうかを判断しよう。

どんな時に保険金給付が受けられるのか

かんぽ生命の養老保険では、以下のようなときに保険金が支給される。

  • あらかじめ設定した保険期間中に死亡した場合
  • 生存して満期を迎えた場合
  • 不慮の事故でのケガが原因で死亡または所定の身体障害状態になった場合(特約)
  • 病気・ケガを原因として入院・手術・放射線治療を受けた場合(特約)

基本保障は「死亡保険金」と「満期保険金」である。あらかじめ設定した保険期間中に死亡した場合は死亡保険金、生存して保険期間を終えた場合は満期保険金が支給される仕組みだ。

万が一の保障を備えつつ、貯蓄性も兼ねている点が大きな特徴である。

また、「災害特約」や「総合医療特約(病気・ケガ)」「傷害医療特約(ケガのみ)」を付加すると、不慮の事故による死亡・身体障害や入院・手術・放射線治療なども保障される。

手厚く保障を備えておきたい場合は、特約の契約も視野に入れよう。

なお、「総合医療特約」と「傷害医療特約」はどちらか一方しか選ぶことができないため注意が必要だ。

かんぽ生命の養老保険のメリットとデメリット

かんぽ生命の養老保険にはメリットとデメリットが存在する。

それぞれを把握した上で、自分に合っているかどうか判断しよう。

かんぽ生命の養老保険のメリットは以下の2点だ。

かんぽ生命の養老保険のメリット
  • ライフイベントに合わせた資産形成に向いている
  • 生命保険料控除の対象となる

かんぽ生命の養老保険は、通常の「新フリープラン」であれば最長60年の保険期間となっており、1年単位で自由に保険期間を決められる。

自身のライフプランに合わせて保障を備えつつ、計画的に貯蓄を準備できることが大きなメリットだ。

また、かんぽ生命の養老保険に支払う保険料は「一般生命保険料控除」の対象となる。保険料を支払った年の所得から一定額を控除できるため、所得税・住民税の負担が軽減される。

万が一の保障や将来の貯蓄を準備しつつ、税負担を軽減できる点もメリットと言えるだろう。

一方、以下のようなデメリットもあるため注意しておきたい。

かんぽ生命の養老保険のデメリット
  • 中途解約をすると元本割れする可能性が高い
  • 保険料は比較的高め

養老保険は途中で解約することで「解約返戻金」を受け取ることができる。

しかし解約返戻金は支払った保険料を下回るケースが多く、元本割れのリスクが高いため注意が必要だ。また、養老保険は保障と貯蓄を両立している分、保障のみの保険に比べて保険料は高めに設定されている。

毎月の保険料負担が大きくなる可能性があるため、事前に無理なく支払っていけるかどうかを確認しておこう。

かんぽ生命で養老保険を契約する方法

かんぽ生命で養老保険を契約する方法 生命保険ナビ

ここまで解説してきたかんぽ生命の養老保険の特徴を踏まえ、実際に申し込みを検討している方も多いだろう。

契約方法を事前に把握し、スムーズに申し込み手続きを進めよう。

ここでは、かんぽ生命で養老保険を契約する際に必要な書類や手続きの流れ、保険料の支払い方法などを解説する。

注意点とポイントも合わせてご紹介するので、ぜひ参考にして契約手続きを進めよう。

手続きの流れと必要書類

かんぽ生命の養老保険に加入するためには、以下の流れで手続きを進める。

  1. 保険の相談・見積もり
  2. 契約の手続き
  3. かんぽ生命での引き受けの判断
  4. 契約の成立・保険証券の受け取り
  5. 第1回保険料の払い込み

まず、最寄りの郵便局または社員による自宅訪問で保険相談や見積もりに対応してもらう。

確認事項をまとめた「保障設計書(契約概要)」「ご契約に関する注意事項(注意喚起情報)」の説明がされ、書類を受け取る。

保険の内容に納得したら、「ご意向確認書」「保険契約申込書」に記入をして契約手続きを進めよう。

健康状態等の告知を行い、かんぽ生命側で申し込みを承諾するかどうかの判断が行われる。

契約が成立すると保険証券が届き、申し込みの際に選択した払込方法で保険料を支払うという流れだ。

契約時には以下の書類を準備しておくとスムーズに手続きを進められる。

  • 本人であることが確認できる顔写真付きの証明書類(運転免許証・個人番号カードなど)
  • 預貯金通帳および金融機関届け印(口座払込の場合に限る)

なお、かんぽ生命ではオンラインの手続きには対応していないため、最寄りの郵便局に行って契約手続きを進めよう。

保険料の支払い方法

かんぽ生命の保険料払込方法は大きく分けて以下の3種類が挙げられる。

  • 口座払込み
  • 団体払込み
  • 窓口払込み

上記のうち「団体払込み」については企業や官公庁が保険料を取りまとめて一括で払い込む方法であるため、個人で加入する場合は「口座払込み」「窓口払込み」のいずれかとなる。

口座払込みは、金融機関の口座振替で自動的に保険料を引き落とす払込方法だ。

保険料の支払いを忘れる心配がなく、いちいち振り込む必要もないためおすすめの方法である。

窓口払込みは、最寄りの郵便局やかんぽ生命の支店の窓口で払い込む方法だ。

金融機関の払込票によって金融機関で支払うこともできる。

また、払込みのタイミングも以下の2つから選択可能である。

  • 毎月払い
  • 前納払込み

毎月払いはその名の通り毎月保険料を払い込む方法で、前納払込みは保険料を前もってまとめて支払う方法のことだ。

当月以降の保険料を3ヶ月分以上前納すると、保険料が割引される。

自分に合った払込方法、払込みのタイミングを選択しよう。

注意点とポイント

かんぽ生命の養老保険を契約する際、以下の3つのポイントを押さえておこう。

  • 保険料の試算結果を持参する
  • 重要事項をよく確認する
  • 保険証券は大切に保管する

かんぽ生命の公式サイトでは、生年月日や性別、希望する保険金額、保険期間などを入力することで保険料の見積もりをシミュレーションできる。

事前に試算した結果を持参した上で申し込むことで、スムーズに保険相談が進むためおすすめだ。

また、保険相談の際に渡される「保障設計書(契約概要)」「ご契約に関する注意事項(注意喚起情報)」には特に確認すべき重要事項が記載されている。

加入してからトラブルになることがないよう、事前にしっかりと重要事項を確認しておこう。

そして、保険契約が成立すると保険証券が届く。

保険金請求や契約内容の変更などを行う際に必要となるため、紛失しないように大切に保険証券を保管しておこう。

上記3つのポイント・注意点を押さえた上で、養老保険の契約手続きを進めよう。

かんぽ生命の養老保険を見直す際のポイント

養老保険を見直す際のポイント 生命保険ナビ

一度養老保険に加入したからといって、そのまま放置しておいて良いわけではない。

定期的に保障内容を見直し、必要に応じて保険を解約したり、乗り換えたりすることが重要だ。

ここでは、養老保険の見直しの必要性やタイミング、見直し時に考えておきたいポイントを解説していく。

かんぽ生命の養老保険の見直しの必要性とその時期

ライフステージが変わると必要な保障内容も変化するため、加入している保険の保障内容が適したものではなくなるケースがある。

就職や結婚、出産、子どもの独立などでライフステージが変わるタイミングは、保険見直しの必要性が高いと言えるだろう。

また、家計の支出が変化することによって保険料の支払いが苦しくなった場合も、保険の見直しが必要なタイミングだ。

特に養老保険は保険料が高めに設定されているため、家計にかかる負担を考慮して定期的に見直すことが大切である。

そして魅力的な新商品が販売開始した場合も、見直しのタイミングとしておすすめだ。

現在加入している商品よりも保険料を安く抑えられたり、希望する保障を契約できたりする場合は、乗り換えを検討しても良いだろう。

このように、一度加入した養老保険であっても状況に応じて見直していく必要がある。

定期的に家計の状況や必要な保障内容を見直し、最適な保険プランに切り替えていこう。

かんぽ生命の養老保険を見直す際に考えておきたいポイント

養老保険を見直す際に考えておきたいポイントとして、以下の3点が挙げられる。

  • 保障内容と保険料のバランス
  • 保険期間
  • 保険金の受取人

まず、保障内容と保険料のバランスが取れているかを確認しよう。

保険料を削減しすぎて保障が不足してしまったり、反対に保障を手厚くして保険料が家計を圧迫してしまっては本末転倒だ。

どのくらいの保障が必要か計算し、過不足のないシンプルな保険プランに見直すことが重要だ。

また、保険期間の設定も重要なポイントとなる。

一生涯にわたる保障で安心感を得たいのであれば終身保険、「子どもが独立するまで」などの一定期間を手厚く保障したいのであれば別の養老保険や定期保険への乗り換えがおすすめだ。

そして保険金の受取人も見直しておこう。独身時代に加入して保険金の受取人が親になっている養老保険について、結婚してから見直しをして配偶者を受取人に変更するなどの対応ができる。

基本的には「現在の状況に適しているかどうか」をしっかりと考えることが重要だ。

現在必要な保障内容や家計の状況を整理し、最適な保険プランを設計しよう。

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まとめ 生命保険ナビ

この記事では、かんぽ生命の養老保険の特徴、契約手続き方法、保険見直しのポイントについて詳しく説明した。

しかし、必要な保障内容を把握したり、最適な乗り換え先の保険商品を選んだりすることは容易ではない。

そのような不安を解消できるのが、保険のプロに相談することだ。

保険のプロに相談すれば、現在の家計の状況や希望するライフプランをもとに最適な保障内容を導き出してくれる。

さらに必要な保障内容を踏まえた商品選びのアドバイスにも対応しており、保険の見直しを手厚くサポートしてくれる。

しかし保険のプロと言っても多数存在しており、それぞれ得意としている分野も異なっている。

自分が相談したい内容にぴったりのプロを見つけ出すことは簡単ではないだろう。

そこでおすすめのサービスが「生命保険ナビ」である。

「生命保険ナビ」とは、全国の保険のプロからあなたに合った担当者をマッチングさせるサービスのことだ。

無料相談にも対応しているため、気軽に保険の見直しや新規加入について相談することができる。

養老保険の新規加入や見直し、乗り換えについてお悩みの方は、ぜひこの機会に「生命保険ナビ」で信頼できる保険の担当者を探してみてはいかがだろうか。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。お客様と保険のプロを結ぶマッチングサイト「生命保険ナビ」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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