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株式会社トラスト 大出氏 TOPインタビュー

株式会社トラストは広島県を中心に活躍している保険代理店で、今年で設立17年目を迎えます。

今回は代表取締役社長の大出喜章氏に、会社の特徴や保険の必要性について話を伺いました。

株式会社トラスト 代表取締役 大出喜章
目次

株式会社トラストの歴史や特徴

大出氏の経歴を教えてください。

大学を卒業し、地元の小売系の企業に就職し、販売業に4年半勤めていました。その後卸売業の営業として3年半、さらに別の卸売業で2年2ヶ月、計10年2ヶ月サラリーマンを勤め、32歳の時に当時の日本興亜損保株式会社(現在の損害保険ジャパン株式会社)の研修生になりました。

3年後の独立を目指すというコースで無事に完走し、35歳の時に保険代理店株式会社トラストを設立しました。

異業種から保険業界を目指されたきっかけを教えてください。

20代の後半の時、仕事中に営業車で移動している際、後ろからトラックに追突される事故に遭いました。完全に停止をしていた時に突っ込まれ、体に大きなダメージを受けました。

これはいわゆる無過失事故で私には全く責任がありませんでしたが、その事故によって首の頸椎を捻挫し、仕事に大きな支障が出ました。

実際に重たいものが持てなくなり、無理すると手当にしびれが出るようになりました。

以前は休みの日に、子供を自転車のカゴに乗せて走るのが楽しみでしたが、首を痛めたために自転車に乗れなくなってしまいました。

この事故は避けられないものでしたが、相手の保険会社の対応がひどく、被害者がなぜこんな思いをしなければならないのかと強く感じました。この経験から、同じような思いをする人を減らしたいという思いが芽生えました。

最初は損害保険の分野に興味を持ちましたが、以前勤めていた会社の先輩が生命保険会社で働いており、その話を聞く中で次第に生命保険の分野にも興味を持つようになりました。

最終的には、20代後半からお世話になっていた取引先の社長から「こういう仕事があるが興味はないか」と声をかけられたのが、損保会社の研修制度へのきっかけでした。1年間悩んだ末に、事故で苦労している人々の気持ちを理解し、力になれると感じたため、保険業界に入ることを決めました。

株式会社トラストの社名の理由を教えてください。

「トラスト」という社名は、英語で「信頼」や「信用」という意味があります。お客様に必要とされ続ける存在でありたいという思いを込め、自分自身が驕らずに任せてもらえるようにと社名を考えました。

株式会社トラストの経営方針やビジョンを教えてください。

理念として5つ掲げています。

・関わる人にとって豊かで安心した生活を送るために必要とされる存在であり続けること

・自分の成長を楽しめる職場とすること

・「常に期待を上回ること」

・スタッフの物・心両方の充実を図ること

・スタッフの夢を叶える場所であること

法人設立以前から、関わるお客様が安心して生活を送るために必要な存在であり続けることを重視してきました。将来的に必要とされなくなると仕事も失ってしまうため、「必要とされる存在であり続ける」ことに強くこだわっています。この想いは、契約者様や取引先の保険会社、そしてスタッフに対しても同様です。

また、働くことについてですが、人生で最も長い時間を過ごすのは、働いている時間か寝ている時間です。働くことが時間を提供して対価を得るためだけのものであれば、面白みがありません。そこで、自分自身を含め、成長を楽しめる職場にしたいと考えています。成長していく中で充実を図ることが、働く意味を見出すために必要だと考えています。

「常に期待を上回ること」も大切な理念の一つです。今年のサービスでお客様が喜んでも、来年同じサービスでは満足度が下がってしまいます。常に期待を上回ることで、お客様に感動を与えたいと考えています。この思いは、創業当初から持ち続けており、人を雇うかどうかに関わらず一貫した信念です。

このように、株式会社トラストは常に進化し続け、関わる全ての人々にとって価値のある存在であり続けることを目指しています。

株式会社トラストの特徴を教えてください。

弊社は、メディポリス国際陽子線治療センターの広島県初のパートナーとして登録されています。具体的には、メディポリス国際陽子線治療センターの専門家とオンラインで接続し、画面越しに相談ができる仕組みを提供しています。

がんと診断された患者さんが、自ら治療法を選択し、納得した治療を受けるために、セカンドオピニオンとして主治医以外の専門家から意見を聞くことができます。これにより、病気の診断や治療法についての選択肢を広げることができます。

実際に、昨年70代のお客様がこのサービスをご利用いただき、陽子線治療を受けました。その結果、治療は無事に成功し、お褒めの言葉をいただきました。このように、患者さんの治療選択をサポートし、より良い治療結果を目指すことが弊社の特徴です。

保険について

大出氏が考える保険の必要性を教えてください。

保険は自分の万が一不測の事態が発生した時に、代わりに支払ってもらう為の手段の一つです。例えば、病気や怪我で入院や治療が必要になった場合、医療費や治療費が高額になることがあります。このような場合、自分の財力だけでは対応しきれなくなることがあるため、保険が必要になることがあります。特に、高額な医療費や長期的な治療が必要な場合は、保険が大きな助けとなります。

一方で、手術や入院が必要になっても、これが原因で家計が破綻しないという確信がある場合、保険に加入しないという選択肢も考えられます。つまり、自分や家族の財務状況をしっかりと把握し、それに基づいて保険の必要性を判断することが重要です。

結局のところ、保険に加入するかどうかは、経済的な損失をどのように補うかを考えること、そして死亡や重大な病気が発生した際に自分や家族の生活にどのような影響が出るかを見極めることがポイントです。特に家族がいる場合、自分に何かあったときに家族が困らないようにするために、適切な保険を選ぶことが大切です。保険は、将来の不確実性に備えるためのコストと考え、そのコストが見合うかどうかを冷静に判断することが求められます

大出氏が考える保険の魅力を教えてください。

保険の原点である「相互扶助」にあると思います。相互扶助という言葉は日常生活であまり使われないかもしれませんが、自分に何かあったときに周りの人で支え合うという考え方です。実際に、保険を契約しているだけではこのイメージが湧きにくいかもしれませんが、契約者の皆さんが支払っている保険料の大半は本当に困っている人たちに届けられます。

 自分や自分の家族が困ったときに、全く知らない人が支払ったお金が保険会社を通じて自分たちを救ってくれたり、救われている人がいると考えると、保険は唯一無二な仕組みで魅力的な商品であると感じています。
保険に加入することで、自分や家族が安心して生活できるだけでなく、社会全体の安定にも寄与しています。

保険の加入を考えている方へメッセージをお願いします。

保険について悩みたくない、苦労したくないとお考えの方は、ぜひ私たちにご相談ください。保険の機能をわかりやすく、丁寧にお伝えすることが出来ます。

皆様のご相談を心よりお待ちしております。

会社概要

会社名:株式会社トラスト
本社所在地:広島県三原市中之町2丁目5番12号
従業員数:9名
設立日:2008年5月14日

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