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日本ファイナンシャルプランニング株式会社 伏屋氏 TOPインタビュー

日本ファイナンシャルプランニング株式会社は生命保険協会が選ぶ「認定代理店」に選ばれ、住宅・資産形成・保険・相続などのサービスをワンストップで提供しています。

今回は代表取締役社長の伏屋 慶二氏にお話をお伺いしました。

日本ファイナンシャルプランニング株式会社 代表取締役 伏屋慶二氏 
目次

日本ファイナンシャルプランニング株式会社の歴史や特徴

伏屋氏の経歴を教えてください。

私は愛知県で育ち、地元愛知の国立大学に入学をしました。しかし、東京で挑戦したいという思いが強まり、親の反対を押し切って大学を中退し、20歳の時に上京しました。東京に来て最初の5年間はバイトをしながらいろんなビジネスに挑戦しましたが、思うような成果は得られませんでした。

そんな中、アルバイト先の先輩の紹介で不動産会社の社長と知り合い、25歳の時にベンチャー企業の不動産会社に正社員として就職しました。社会人としての基礎を学び、努力を重ねた結果、少しずつ成果が出るようになり、その不動産会社に4年間勤務しました。

しかし、働く中でもっとステップアップしていきたいという思いや、自分の力を試せる仕事がしたいという思いが徐々に強まり、29歳の時に外資系の生命保険会社に転職しました。

保険の営業マンとしての初期は多くの困難に直面しましたが、根気強く努力を重ねた結果、3年目には※MDRT(Million Dollar Round Table)に選ばれる成果を上げ、6年半にわたり勤務しました。

その後、一社専属ではなく、複数の会社の商品を扱うことで、お客様に幅広い解決策を提案したいという思いから、36歳の時に独立を決意し、2016年に日本ファイナンシャルプランニング株式会社を設立しました。今年で設立8周年を迎えます。

※Million Dollar Round Tableの略称で、世界中の生命保険および金融サービスの専門家が所属するグローバルな独立組織です。手数料、保険料、収入のいずれかの条件を満たした者が選ばれます。現在、500社以上、70カ国からの会員が活動しています。

日本ファイナンシャルプランニング株式会社の経緯を詳しく教えてください。

例えば、私が一種類のお茶しか持っていないとします。しかし、お客様の中にはコーヒーが飲みたい方や紅茶がいいという方もいらっしゃいます。私がそのお茶だけしか出せない場合、、それがいかに良いかを説得して売ることしか出来ません。ここに違和感を感じ始めました。一社のみの保険商品を販売するよりも、複数の会社の商品を取り扱うことで、お客様により大きな貢献ができると感じるようになりました。

私は約500人のお客様を担当しており、その中にはがんを患った方もいらっしゃいます。そのお客様は、前職で扱っていた保険ではがんの給付金が受けられないという問題に直面しました。これは、その保険ががん保険を提供しておらず、一般的な死亡保障のみを提供していたためです。

この経験から、お客様のニーズに合った商品を提供しなければ、お客様を本当に守ることはできないと痛感しました。
そこで、一社専属での働き方にも良さはありましたが、より多様な解決策を提供するために独立を決意しました。現在、14社の生命保険会社と8社の損害保険会社と契約しています。

日本ファイナンシャルプランニング株式会社の社名の由来を教えてください。

私のミッションは、この仕事を通じて日本全国を守っていくことです。お金で困ることのない社会を作りたいという思いが根底にあります。そこで、日本を守ることを象徴する会社を作りたいという思いから、「日本ファイナンシャルプランニング」という社名にしました。

貴社の経営理念を教えてください。

当社には三つの経営理念があります。1つ目は「For Client」です。これは、お客様第一でサポートするという意味が込められています。

2つ目は「For Member」です。従業員を大切にし、一生涯安心して働ける職場を作ることを意味しています。

3つ目は「For Japan」です。これは、ファイナンシャルプランニング業務を通じて日本に貢献することを意味しています。

貴社のビジョンを教えてください。

お金で困ることのない社会を実現し、日本に貢献し、元気にすることを目標としています。具体的には、現在弊社は8拠点ありますが、これを47都道府県すべてに広げる必要があると考えています。全都道府県をカバーできる会社になることが当社のビジョンです。

貴社の強みや特徴を教えてください。

当社の強みは2つあります。1つ目は、保険代理店の枠にとどまらず、ワンストップファイナンシャルサービスを提供していることです。生命保険・損害保険以外にも、不動産賃貸・投資・住宅ローン・確定拠出年金など、幅広い金融サービスを一括して提供できる点が強みです。

2つ目は、メンタリングプログラム制度です。これは、支社の垣根を超えて半年間他の支社で弟子入りし、成長できる環境を整えていることです。

注力している取り組みを教えてください。

現在、金融商品仲介業の免許取得を予定しております。保険業務にとどまらず、独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)としても活動を展開し、より多くの方々にお役に立てる場を築いてまいります。

また、マネーセミナーの開催にも力を入れております。一般のお客様だけでなく、企業の従業員様向けにもセミナーを実施し、幅広い層の皆様に正しい金融知識をお伝えする活動を行っています。

保険について

保険の必要性を教えてください。

ライフプランにはいくつかのフェーズがあると考えています。独身の方・結婚してダブルインカムの方・子供が生まれた方・シニア層の方と、これらの各フェーズに応じた適切な保険が必要です。

まず、独身の方には入院や手術、仕事ができなくなった場合の補償が重要です。次に、ダブルインカムの方には、独身の方の補償に加えて、万が一の場合に配偶者のための死亡保障が必要です。

子供がいる方の場合、最も重要なのはお子さんの教育資金や生活資金を含めた保障です。ダブルインカムの方の補償に加えて、適切な金額の死亡保障を持つことが重要です。

最後に、シニア層の方には自身の介護に備える介護保険が重要です。介護保険は現在非常に注目されており、自身の介護に備える保障や相続対策としての非課税枠の活用も含めて考えることが必要だと思います。

ですので、各々のフェーズによって切り替えて入っていく事が適切になっていきます。

保険を選ぶ際のポイントを教えてください。

 保険を選ぶ際に重要だと私が考えるポイントは、以下の5つです。

1つ目は保障の「範囲」です。入院、手術、通院、仕事ができなくなった場合、死亡、介護など、どのような状況に対して保障があるかを確認する必要があります。

2つ目は保険の「サイズ感」です。保険の内容が大きすぎても小さすぎても問題です。自分に合ったサイズ感の保険を選ぶことが重要です。

3つ目は「期間」です。保険の期間も重要な要素であり、一年で終わるもの、10年更新のもの、終身のものなど、さまざまな期間があります。自分のライフプランに合った期間を選ぶことが大切です。

4つ目は「掛け金」です。保険には掛け捨てタイプと貯蓄タイプがあります。掛け捨てであれば保険料は安く抑えるのが理想ですし、貯蓄タイプであれば戻り率・返礼率が高い方が望ましいです。掛け金が妥当かどうかをしっかりと分析することが必要です。

最後に、一番大事なことが「担当者」の存在です。担当者によって提供される商品やフォロー体制は異なります。信頼できる担当者を見つけることが最も重要なポイントです。

以上のポイントを考慮して、自分に最適な保険を選ぶことが大切です。

保険の魅力を教えてください。

保険の強みは、リスクを未然に防ぐ機能にあります。ディフェンスとしての役割を果たす保険は、他の金融商品では代替できないものです。オフェンスとしての攻める部分に関しては多様な金融商品がありますが、守るという観点では保険が唯一の選択肢です。

また、保険の魅力は、小さな掛け金で大きな補償を得られる点にあります。この機能は非常に優れており、さらに保険金が確実に指定された人に届くことも大きなメリットです。資産を残し備えるという観点で見ると、保険は非常に魅力的な選択肢だと思います。

最後にお客様へのメッセージをお願いいたします。

「晴れの日に傘を買う」という言葉があります。これは、現在必要ではないかもしれないが、将来的に必要になるかもしれないものをあらかじめ用意することを示しています。

保険の必要性についても全く同じだと思います。晴れの日にちゃんと傘を備えましょう、というのが私たちが伝えなければならないメッセージですし、それをしっかりと伝えることが私たちファイナンシャルプランナーの使命だと思っています。

会社概要

会社名:日本ファイナンシャルプランニング株式会社
本社所在地:東京都渋谷区代々木2-14-5新宿F2ビル6階
従業員数:64名(2023年5月現在)
設立日:2016年4月25日


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