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LINE FXのスワップポイントはいつもらえる?ポイントの計算方法や確認方法も解説

この記事で解決できるお悩み
  • LINE FXでスワップポイントがいつ付与されるか知りたい
  • スワップポイントの計算方法がわからない
  • LINE FXのスワップポイントの確認方法を知りたい

FX取引を行う際、為替レートの変動を利用して利益を狙う戦略もあれば、2国間の通貨の金利差に注目して「スワップポイント」を狙う戦略もある。

スワップ狙いの取引においては、高水準のスワップポイントを提示している業者を慎重に選ぶことが重要だ。

本記事では、人気のFX口座「LINE FX」におけるスワップポイントの水準や他社口座との比較、スワップポイントの確認方法などを紹介する。

スワップポイントが付与されるタイミングや計算方法なども紹介するので、スワップ狙いのトレーダーの方はぜひ本記事を参考にしてほしい。

目次
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LINE FXのスワップポイントはどのくらい?

まず、LINE FXにおけるスワップポイントの水準や他社主要口座との比較を見ていこう。

スワップポイントの基本的な内容を解説し、LINE FXの主要通貨のスワップポイントや他社主要口座との比較一覧表を紹介する。

スワップポイントとは何か

スワップポイントとは、取引を行う通貨の間にある「金利の差」のことを指す。

通貨ペアの売買を行ってポジションを建てた場合、そのポジションを決済するまで毎日受け払いすることになる。

スワップポイントが利益となるのは「低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買う」というケースだ。

付与されるスワップポイントは各業者で異なる水準が提示され、日によっても差が生じている。

FXでは為替レートの変動を利用して差益を狙いに行くスタイルが一般的だが、ポジションを保有し続けることでスワップポイントを得るという方法もFXの戦略のひとつだ。

金利の差を上手く利用し、スワップポイントを狙っていくと良いだろう。

LINE FXの主要通貨のスワップポイント

スワップポイントの基本を理解したところで、実際にLINE FXで提示されているスワップポイントの水準を確認していこう。

2024年7月19日(金)に付与された主要通貨ペアの買いスワップ(10,000通貨あたり)は以下の表の通りだ。

通貨ペアスワップポイント
USD/JPY(米ドル/円)233円
EUR/JPY(ユーロ/円)174円
GBP/JPY(英ポンド/円)289円
AUD/JPY(豪ドル/円)125円
出典:LINE FX「スワップポイントカレンダー」

各通貨ペアにおいて上記の水準でスワップポイントが提示されている。

なお、スワップポイントは各国の金利情勢によって日々変動しており、プラスからマイナスに転じる場合もあるため注意が必要だ。

他社主要口座との比較

次に、他社の主要FX会社のスワップポイントと比較していく。同じ2024年7月19日(金)時点の主要通貨ペアの買いスワップ(10,000通貨あたり)を見ていこう。

スクロールできます
LINE FXGMOクリック証券(FXネオ)DMM FXGMO外貨みんなのFX
USD/JPY(米ドル/円)233円227円230円230円222円
EUR/JPY(ユーロ/円)174円202円202円209円180円
GBP/JPY(英ポンド/円)289円288円290円288円280円
AUD/JPY(豪ドル/円)125円126円131円130円125円
詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら

EUR/JPY(ユーロ/円)は他社に比べると低い水準だが、それ以外の通貨ペアはほとんど他社に劣らない水準でスワップポイントが提供されている。

特に、USD/JPY(米ドル/円)は上記5つの会社のなかで最も高い水準となっている。スワップ狙いのトレーダーにもおすすめのFX口座と言えるだろう。

LINE FXでスワップポイントが付与されるのはいつか

LINE FXにおけるスワップポイントの水準を他社と比較しながら紹介したが、実際にスワップポイントを受け取れるタイミングはいつなのだろうか。

また、土日の分が加算されてスワップポイントが3倍となるタイミングを把握しておくことも重要だ。

ここでは、LINE FXにおいてスワップポイントが口座に反映されるタイミングや3倍となるタイミング、スワップポイントがマイナスになるケースについて解説する。

口座に反映されるタイミング

LINE FXのスワップポイントは、ロールオーバーが行われる取引日終了時点で評価損益に反映される仕組みだ。

ロールオーバーとはポジションを翌日に持ち越すことを指しており、ロールオーバーが行われるとスワップポイントが発生する。

通常、スワップポイントの受け取りや支払いは即時行われるわけではなく、評価損益に反映される。

そしてポジションを決済したときに現金残高で受け取りまたは支払いが発生するという仕組みだ。

スワップポイントの受け渡しは決済注文の受け渡しと同時に行われ、原則として決済取引日の15時以降に出金可能額に反映される。

ただし、保有するポジションを決済せずに累積したスワップポイントを現金化する「スワップ振替」という方法もある。

残高の範囲内で現金化でき、任意のタイミングで払い出せる手続きだ。手続きを行ったタイミングで即時に現金残高に反映される。

なお、スワップ振替による現金化は、先物取引にかかる雑所得として課税対象となるため注意が必要だ。

スワップポイントが3倍になるタイミング

スワップポイントは、日を跨いでポジションを持ち越した場合に付与される。

土日は外国為替市場が休場となっているため、土日を挟んでポジションを持ち越すと3日分のスワップポイントが付与されるという仕組みだ。

そして、FXでは取引を行ってから実際に決済(資金の受け渡し)が行われるまでに2営業日のタイムラグが生じる。

例えば月曜日に注文した場合、実際に取引が成立するのは2営業日後の水曜日になる。

水曜日に建てたポジションを翌日の木曜日に持ち越した場合、実質的には金曜日から月曜日にかけての3日間分のポジションを保有していることになる。

そのため、水曜日の取引終了時点までポジションを持っていた場合に約3倍のスワップポイントを得ることが可能だ。

なお、祝日や年末年始などの大型連休の場合も同様の原理が働き、まとまったスワップが付与される。

しかし大型連休などのタイミングは取引量が減少し、相場の動きも不規則なものになりやすいため慎重に取引を行うことが大切だ。

スワップポイントがマイナスになるケース

ここまで紹介してきた内容は基本的にスワップポイントを「受け取る」というパターンだったが、反対に「支払う」というパターンがあることも理解しておこう。

マイナススワップになるケースは基本的に「低金利の通貨を買って、高金利の通貨を売る」というポジションを建てた場合だ。

マイナススワップとなった場合、ポジションを持ち越すたびにスワップポイントを支払う必要がある。

保有を続けていくだけで損失が蓄積されてしまう。

もちろんマイナススワップによる損失以上に売買で利益が出ていれば問題ないが、利益を見込めない相場状況であればマイナススワップはできるだけ回避した方が良いだろう。

なお、スワップポイントがプラスだった場合も金利情勢によって逆転してしまう場合がある。

スワップ狙いでFX取引を行う場合は各国の金利政策も注意深くチェックしておこう。

LINE FXのスワップポイントの計算方法

ここまでLINE FXにおけるスワップポイントの基本的な仕組みや付与のタイミングを紹介してきたが、スワップポイントはいったいどのように計算されているのだろうか。

ここでは、スワップポイントの基本的な計算式や具体的な計算例を紹介する。

スワップポイントの基本的な計算式

スワップポイントはFX会社によって異なるが、基本的には「数量×金利(%)÷365(日)×円評価レート」という計算式で算出される。

日数はFX会社によっては360日としている場合もある。

円評価レートは基本的にロールオーバー時のレートであり、米ドルの取引であれば「米ドル/円レート」、豪ドルの取引であれば「豪ドル/円」レートが用いられる。

スワップポイントの計算例

実際に計算式に当てはめてスワップポイントを算出してみよう。

ここでは以下の条件をもとにスワップポイントを算出する。

条件
  • 通貨ペア
    • 米ドル/円
  • 取引数量
    • 10,000通貨
  • 円評価レート
    • 1米ドル=155円
  • 米ドル金利
    • 5.5%

先ほどの計算式に当てはめると「10,000通貨×5.5%÷365日×155円=233円(小数点切り捨て)」となる。

上記の金利や円評価レートは2024年7月現在に近い水準で設定しており、実際にLINE FXでは米ドル/円の買いスワップが233円(2024年7月19日時点)となっている。

実際に計算を行うことで、付与されるスワップポイントをある程度算出することは可能だ。

スワップ収益を狙うトレーダーは計算式をある程度頭に入れておくと良いだろう。

LINE FXのスワップポイントの確認方法

実際にスワップ狙いで取引を行っている場合、付与されるスワップポイントを確認する方法も理解しておきたいところだ。

ここでは、LINE FXでスワップポイントを確認する方法や変動するタイミング、スワップポイントに関する注意点を紹介する。

スワップポイントを確認する方法

LINE FXのスワップポイントは、取引ツールの「LINE FXアプリ」「 LINE FX Pro」から確認できる。

それぞれの確認方法は以下の通りだ。

  • LINE FXアプリ
    • アプリ下部メニュー「マーケット」>「スワップ」で確認
  • LINEFX Pro
    • 画面左のメニュー「マーケット情報」>「スワップカレンダー」で確認

また、LINE FXのWEBサイトでも直近と過去のスワップポイントを確認できる。それぞれの方法で付与されるスワップポイントを確認しておこう。

なお、スワップカレンダーに掲載されているスワップポイントは掲載時点の予定額であるため、取引終了までに変更される場合がある点に注意が必要だ。

LINE FXのスワップポイントが変動するタイミング

スワップポイントは金利の差が反映されており、通貨ペアの2カ国の金利水準が大きく変更とならない限りはスワップポイントも大きく変動することはない。

しかしスワップポイントの算出基準となる短期金利が変動した場合、合わせてスワップポイントも変動することになる。

短期金利は中央銀行の政策によって決定されており、各国の中央銀行は定期的に議論をしながら金利の水準を見極めている。

政策金利の引き上げや引き下げが発表されたときにはスワップポイントが大きく変動する可能性があるため注意が必要だ。

スワップポイントに関する注意点

スワップ狙いで取引を行う際、以下の2点に注意が必要だ。

  • 課税対象となる
  • 高金利通貨は為替レートの変動が大きい傾向にある

スワップポイントは為替差益と同様、課税対象となる。ポジションを決済して実際にスワップポイントを受け取った時点で課税対象となるため注意が必要だ。

また、スワップポイントが多く付与される高金利な通貨は新興国に多い。

新興国は政治的リスク・信用リスクなどから為替レートが変動しやすく、価値が大幅に下落するリスクを抱えている。

得られるスワップ収益以上に為替損失が大きくなる可能性があるため、適切にリスク管理を行うことが大切だ。

LINE FXのスワップポイントを活用してFXを始めよう

LINE FXでは高い水準のスワップポイントが提供されており、他社の主要FX口座に劣らない水準となっている。

スワップ収益を目的としたトレーダーにおすすめのFX口座だ。

スワップポイントはロールオーバーが行われる取引日終了時点で評価損益に反映され、ポジションを決済したときに受け取れる。

スワップ振替を利用すると、残高の範囲内で任意のタイミングで現金化が可能だ。

また、本記事ではスワップポイントの計算方法や注意点なども紹介してきた。

スワップポイントの魅力やデメリットなどを総合的に理解し、自身の取引に活かしていこう。

LINE FXのスワップポイントに関するQ&A

LINE FXのスワップポイントは毎日変わりますか?

スワップポイントは金利情勢によって日々変動する。

LINE FXで付与されるスワップポイントも毎日変化しているため、スワップカレンダーなどでチェックしておくと良い。

LINE FXでは未決済のスワップポイントも出金できますか?

LINE FXでは保有するポジションを決済せずに累積したスワップポイントを現金化する「スワップ振替」ができる。

残高の範囲内で現金化でき、任意のタイミングで口座に払い出せる方法だ。

手続きを行ったタイミングで即時に現金残高に反映される。

LINE FXのスワップポイントがゼロの日もありますか?

FX取引では、取引日の2営業日後が受渡日となる。

受渡日に日本や海外の市場の休場日が当たる場合はスワップポイントがゼロとなる。

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