- SBI FXトレードの口座開設審査にどのくらい時間がかかるか知りたい
- 審査の基準や条件について詳しく知りたい
- 口座開設の審査状況を確認する方法を知りたい
SBI FXトレードは業界最狭水準のスプレッドと、1通貨単位の取引によって初心者でも利用しやすいFXサービスだ。
そんなSBI FXトレードで口座を開設するにあたって、「審査時間はどれくらいかかるのか?」が気になっている人も多いだろう。
そこで本記事では、SBI FXトレードの口座開設にかかる審査時間や、審査基準、審査状況の確認方法などを解説する。
SBI FXトレードの口座開設を検討している人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
SBI FXトレードの審査にかかる時間
それでは早速、SBI FXトレードの口座開設審査にかかる時間を解説する。
また、どういったケースで審査時間が伸びてしまうかも開設するので、事前にチェックしておこう。
SBI FXトレードの審査完了は最短当日!
SBI FXトレードの口座開設に申し込むと、審査はすぐに行われる。
審査が完了し、FX取引を始められるようになるまでの時間は、「最短当日」だ。つまり、口座開設を申し込み、その数時間後にはFX取引を始められるケースがある。
審査に無事通過すると、SBI FXトレードからFX口座へログインする案内が送られるので、それに従って口座開設を完了させよう。
口座開設が完了し、必要証拠金(取引資金)を入金すればすぐにFX取引を始められる。
ちなみに、SBI FXトレードの口座開設は2パターンある。パターンによって審査完了までにかかる時間が変わるので、次項からその流れをチェックしよう。
オンライン本人確認(eKYC)を使った口座開設の流れ
オンライン本人確認(eKYC)を使った口座開設の流れは、次のとおりだ。
- メールアドレスを登録する
- 口座開設申込の必要事項を入力する
- eKYCで本人確認をする
- 口座開設手続き完了の案内メールが届く
- 自分のFX口座にログインする
- 入金してFX取引を始める
eKYCとは、オンラインで本人確認を完結できるサービスだ。本人確認を即時完了できるため、審査完了までの時間が短い。
ちなみに、FX口座が最短当日開設されるのは、このパターンのみだ。
Webアップロードまたはメール・郵送を使った本人確認では、時間がかかるので注意しよう。
Webアップロード、メール・郵送を使った口座開設の流れ
Webアップロード、メール・郵送を使った口座開設の流れは、次のとおりだ。
- メールアドレスを登録する
- 口座開設申込の必要事項を入力する
- 本人確認書類を提出する
- 口座開設完了通知が届く
- 口座開設手続き完了の案内資料が自宅に届く
- 自分のFX口座にログインする
- 入金してFX取引を始める
本人確認方法としてWebアップロードまたはメール・郵送を使った場合、「口座開設手続き完了の案内」は郵送(簡易書留)で届く。そのため、口座開設が最短当日とはいかない。
口座開設までにかかる時間は、Webアップロードならメールで本人確認資料を送信する場合は3〜7日ほど、郵送で本人確認書類を送付する場合は7〜10日ほどかかると考えておこう。
審査時間が伸びてしまうケースとは?
審査時間が伸びてしまうケースの一つは、「本人確認を郵送で行う」ことだ。
郵送による本人確認は、本人確認書類がSBI FXトレードに届くまでの時間、それを確認する時間などを考慮すると、審査時間が伸びるのは必然だ。
審査時間を少しでも短くしたい場合は、オンライン本人確認またはWebアップロードやメールによる本人確認を選ぼう。
必要な本人確認書類が不足している場合でも、審査時間が伸びる可能性がある。
Webアップロード、メール、郵送による本人確認では、以下いずれかの組み合わせで本人確認書類を提出する必要がある。
- マイナンバーカード(表面・裏面)+本人確認書類1点
- マイナンバー入り住民票+本人確認書類1点
- 通知カード+本人確認書類2点
※本人確認書類=運転免許証、健康保険証、住民基本台帳カード、印鑑登録証明書
たとえば、「マイナンバーカードの裏面を忘れた」など本人確認書類に不足があると、審査が行われない。
追加での提出を求められることになるので、審査時間が伸びてしまう。口座開設を申し込む際は、本人確認書類の不足がないよう注意してほしい。
また、年末年始や大型連休の期間、あるいは口座開設申込が集中する期間になると、審査完了までの時間が伸びるケースが多い。
SBI FXトレードの審査基準
SBI FXトレードは最短当日に審査完了するFXサービスだ。今すぐ申し込み、今日のうちにFX取引を始めることもできる。
ただし、SBI FXトレードの申込条件や審査基準を事前にチェックし、自分がそれに該当するかどうかをまずはチェックしよう。
SBI FXトレードの申込条件
SBI FXトレードは口座開設の申込条件を次のように定めている。
- 日本国内に居住している
- 満18歳以上80歳である
- 行為能力を有している
- 反社会的勢力ではない
- FX取引におけるリスクを十分に理解してている
- インターネットを通じた取引・確認・管理が行える
- SBI FXトレードが定める取引ルールに同意している
- SBI FXトレードが定めに従い取引できる
「日本国居住者」、「行為能力」、「反社会的勢力」の定義については以下を参考にしてほしい。
日本国居住者 | 国内に住所を有し、または現在まで引き続き1年以上の居住を有する個人 |
---|---|
行為能力 | 自分が行なった法律行為の効果を確定的に自分に帰属させる能力 |
反社会的勢力 | 暴力団、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標榜ゴロ、特殊知能暴力集団、半グレ集団などの犯罪組織 |
「日本国居住者」についてもう少し詳しく解説しておく。日本国内に住所を有しており、かつ海外での生活が1年未満であれば日本国居住者として扱われる。
一方、日本国内に住所を有していても海外生活が1年以上になると、日本国非居住者になるため注意しよう。
SBI FXトレードの公式サイトでは、海外転勤・移住について次のように述べている。
海外勤務や海外留学、その他の理由で海外に居住することになり、「非居住者」となる場合は、お取引を継続することはできません。
つまり、海外に滞在している人でも日本国居住者であれば口座開設を申し込めると解釈できる。ただし、SBI FXトレードでは次のようにも述べている。
また、当社サービスは国内向けとなっておりますので、海外からのお取引はご遠慮いただいております。
日本国居住者であれば口座開設はできても、海外からのサービス利用はできないと考えられるので注意しよう。
SBI FXトレードの審査基準
SBI FXトレードの公式サイトや「外国為替証拠金取引約款(FX取引のルール)」を確認したが、審査基準に関する記述は見当たらなかった。
そもそも審査基準を非公開とするFXサービスがほとんどなので、どのように審査が行われるかは不明だ。
そこで、FXサービスの口座開設申込において、一般的に審査されるポイントを整理しよう。
- 利用者の年齢
- 金融資産の額
- 投資の経験
- 職業と年収
これら4つのポイントを中心に審査されるのがFXサービスの口座開設だ。
とりわけ「金融資産の額」「投資の経験」の2点が重要となる。金融資産が多く経験豊富な方が審査に通りやすい。
ただし、「金融資産が少ない」「投資未経験」などの理由だけで、審査に落とされるわけではない。
SBI FXトレードは少額でも取引を始められるFXサービスであるからして、金融資産が少なかったり投資未経験だったりしても、審査に通る可能性は十分ある。
SBI FXトレードの審査に必要な情報
SBI FXトレードの口座開設に申し込むと、次の情報入力を求められるので事前にチェックしておこう。
- 氏名*
- 生年月日*
- 住所*
- 国籍・地域*
- 電話番号*
- メールアドレス*
- 職業*
- 勤務先名
- 勤務先住所
- 勤務先電話番号
- 年収*
- 自己資産*
- 投資目的*
- 申込経緯*
- 投資経験(FX)*
- 投資経験(現物株)*
- 投資経験(オプション)*
- 投資経験(外貨預金)*
- 投資経験(信用株)*
- 投資経験(商品先物)*
- 投資経験(暗号資産)*
※「*」付きは必須項目
口座開設を申し込む際は、これらの情報を正確に入力してほしい。「審査に通りたい」などの気持ちから、金融資産や年収を偽って入力するのはやめよう。
後々トラブルに発展する可能性もあるので、すべての情報を正直に入力すべきだ。
SBI FXトレードの審査状況の確認方法
続いて、SBI FXトレードの審査状況を確認する方法と、審査に落ちる主な原因、そして審査に落ちてしまった場合の対処法を解説する。
SBI FXトレードの審査状況を確認する方法
SBI FXトレードでは、口座開設を申し込んでから審査状況を確認するサービスを提供していない。
そのため、口座開設申込を行ったら、登録したメールアドレスに審査結果通知が届くのを待とう。
「審査完了まで時間がかかっている」と感じた際はまず、審査完了通知が迷惑メールフォルダに届いていないかチェックしてみてほしい。
ちなみに、SBI FXトレードのメールアドレスドメインは「@sbifxt.co.jp」となっている。
迷惑メールフォルダにも審査完了通知が届いていない場合は、審査が長引いているか、何らかの理由によって通知が届いていない可能性がある。
気になる場合は、SBI FXトレードのサポートセンターに問い合わせてみよう。
SBI FXトレードの審査に落ちる主な原因とは
SBI FXトレードの審査に落ちる原因は、いくつか考えられる。一つは「金融資産が不足していること」だ。
SBI FXトレードは1通貨単位で取引できるFXサービスなので、米ドル/円の通貨ペアでも10円未満で取引できるのが大きな特徴だ。
他のFXサービスは1,000通貨単位または1万通貨単位の取引なので、SBI FXトレードはかなり少額でFX取引を始められる。
だからといって、「金融資産が極端に少なくても審査に通る」というわけではない。
FXに限った話しではないが、投資では利益が出ることもあれば損失が出ることもある。
取引次第で大きなリスクがあることを考えると、一定の金融資産がなければ審査に通過するのは難しいだろう。
ただし、「一定の金融資産」が具体的にいくらかは公表されていない。
SBI FXトレードが1通貨単位で取引できることを考えると、他社FXサービスより少ない金融資産でも審査に通過できる可能性がある。
SBI FXトレードの審査に落ちたときの対処法
もしも、SBI FXトレードの審査に落ちてしまったら、「何が問題だったのか」をまず考えてみよう。
たとえば「金融資産が少なすぎたかもしれない」と思えば、金融資産を増やしてから再度申し込んでみよう。
また、少ない金融資産でも申込可能なFXサービスに申し込むのも一つの手だ。
FXサービスの中には、口座開設条件として「10万円以上の金融資産」を明言しているサービスがある。
金融資産が10万円以上ある状態で、そうしたFXサービスの口座開設を申し込めば、審査に通る可能性が高い。
SBI FXトレードの審査通過後の初期設定と注意点
それでは最後に、SBI FXトレードの審査通過後の初期設定と注意点を紹介する。
1. パスワードを再設定しFX口座にログインする
SBI FXトレードから「口座開設手続き完了のご案内」を、メールまたは郵送で受け取ったら、ログインパスワード設定QRコードまたはURLで、パスワードの再設定を行おう。
パスワードは全て半角、「英字大文字」「英字小文字」「数字」をそれぞれ1文字以上含んだ、8文字以上32文字以下で入力する必要がある。
第三者に特定されないよう、複雑でユニークなパスワードを設定してほしい。
パスワードを再設定したら、「口座開設手続き完了のご案内」に記載のユーザーIDと再設定したパスワードを使用し、FX口座にログインしよう。
2. SBI FXトレードの取引ツールをインストールする
SBI FXトレードのFX口座にログインできたら、取引ツールをインストールしよう。
SBI FXトレードではPC版とスマホ版を提供している。
任意の取引ツールをインストールして起動したら、ユーザーIDとパスワードを使ってログインしよう。
3. 必要証拠金を入金してFX取引を始める
ここまでのステップでFX取引の準備は整ったので、最後に必要証拠金を入金し、取引を始めよう。
「必要証拠金」とは、FX取引に必要な最低限の証拠金のことだ。これは取引する通貨ペアごとに異なるので、事前にチェックしておこう。
以下は、各通貨ペアにおける必要証拠金の目安だ。
為替レート | 1,000通貨の必要証拠金 | 1万通貨の必要証拠金 | |
---|---|---|---|
米ドル/円 | 155 | 6200 | 62000 |
ユーロ/円 | 165 | 6600 | 66000 |
英ポンド/円 | 195 | 7800 | 78000 |
豪ドル/円 | 100 | 4000 | 40000 |
NZドル/円 | 90 | 3600 | 36000 |
カナダドル/円 | 110 | 4400 | 44000 |
スイスフラン/円 | 175 | 7000 | 70000 |
トルコリラ/円 | 4.7 | 188 | 1880 |
南アフリカランド/円 | 8.3 | 332 | 3320 |
メキシコペソ | 8.7 | 348 | 3480 |
※実際の為替レートはリアルタイムで細かく変動する
必要証拠金は「為替レート×通貨量×0.04」で計算する。
なぜ0.04かというと、SBI FXトレードは「レバレッジ最大25倍」で取引されるため、取引合計金額に対して25分の1(0.04)が最低限必要な証拠金となるからだ。
SBI FXトレードで取引をする注意点
SBI FXトレードは「レバレッジ最大25倍」で取引されるFXサービスなので、取引合計金額に対して25分の1の必要証拠金で取引できる。
ただし、必要証拠金ギリギリで取引をすると、為替レートが少しでも下がると強制ロスカット(強制的な決済)が発生する可能性が高い。
強制ロスカットになると為替レートが回復するまで待つことができず、損失が確定するので大きく損をする可能性がある。
強制ロスカットにならないためにも、証拠金を多めに入金しておくことをおすすめする。
SBI FXトレードの審査通過を目指し、口座開設に申し込もう
本記事では、SBI FXトレードの口座開設にかかる審査時間や、審査基準、審査状況の確認方法などを解説した。
その内容を改めてまとめる。
- SBI FXトレードの口座開設審査は最短当日に完了する
- 本人確認がWebアップロードやメール送信の場合は当日完了できない
- 本人確認が郵送の場合は審査完了までさらに時間がかかる
- 審査基準は公開されていないので金融資産に余裕を持つことがポイント
- SBI FXトレードは審査状況を確認できないので審査結果を待とう
SBI FXトレードの口座開設審査が完了したら、本記事で紹介した内容をもとに、取引準備を整えてFX取引を始めよう。
SBI FXトレードは多彩なサービスを提供しているので、色々と活用し、効率的に利益を出してほしい。