トライオートFXの口座開設審査にはどれくらい時間がかかる？審査基準から審査状況の確認方法まで

トライオートFXは、有名なFXトレーダーや利益を出している個人投資家の自動売買プログラムと、取引したい通貨ペアを選ぶだけで、FX取引を気軽に始められるFXサービスだ。

また、独自に自動売買プログラムを組むことも、マニュアル注文もできる。

そんなトライオートFXについて、「審査にどれくらいの時間がかかるのか？」と気になっている人も多いだろう。

そこで本記事では、トライオートFXの口座開設申込や審査について解説する。トライオートFXが気になっている人は、ぜひ参考にしてみてほしい。

トライオートFXの審査にかかる時間

それでは早速、トライオートFXの審査にかかる時間を紹介する。口座開設までの流れや、審査時間が伸びるケースについても紹介するのでチェックしておこう。

トライオートFXの審査は最短当日完了！

トライオートFXは「最短当日」に審査が完了するFXサービスだ。口座開設に申し込むとすぐに審査が行われ、当日中にFX取引を始められるケースがある。

審査に通過するとトライオートFXからFX口座にログインするための案内が届くので、その案内に従い、FX口座にログインしてFX取引を始めよう。

口座開設後の流れについては、記事後半の「トライオートFXの審査通過後の初期設定と注意点」で詳しく解説している。

トライオートFX口座開設までの流れ

トライオートFXの口座開設は、次のような流れで進む。

トライオートFXはスマホでオンライン本人確認を実施できる。申込時にオンライン本人確認を実施すれば、最短当日に審査が完了する。

ただし、Webアップロードや郵送による本人確認を実施する場合、最短当日にはならないので注意してほしい。具体的には次項で解説する。

トライオートFXの審査時間が伸びるケースとは

トライオートFXの審査時間が伸びるケースの1つが、「Webアップロードや郵送による本人確認を実施した場合」だ。

これらの本人確認は「最短当日の口座開設」の対象外になるため、スマホのオンライン本人確認よりも審査時間が伸びる。

また、Webアップロードや郵送による本人確認では、口座開設完了の案内がメールではなく郵送で届く。

審査に通過しても口座開設完了の案内が届くまで時間がかかるので、実際にFX取引を始められるのは審査結果が出てから数日後だ。

審査時間が伸びるもう1つのケースは、「本人確認書類の不足」である。

トライオートFXでは本人確認を実施するにあたって、以下の書類を必要とする。

写真付き本人確認書類とは

各種運転免許証、パスポート、在留カード、外国人登録証明書、住民基本台帳カード、マイナンバーカード。

写真なし本人確認書類とは

各種健康保険証、住民票、年金手帳、印鑑登録証明書。

これらの必要書類が不足している場合は、トライオートFXから追加の書類提出が求められる。

本人確認書類が不足していると審査を行えないので、審査完了までに時間がかかる。※本人確認書類として使用できるパスポートは、住所欄が記載されているもの（2020年2月3日以前に申請したもの）のみ

トライオートFXの審査基準

続いて、トライオートFXの申込条件や審査基準を解説する。

最短当日に審査が完了するからといって、審査に通りやすいわけではない。条件や基準をまずはチェックしておこう。

トライオートFXの申込条件

トライオートFXは申込条件（口座開設基準）として、次の事項を挙げている。

日本国居住者	国内に住所を有し、または現在まで引き続き1年以上の居住を有する個人
行為能力	自分が行なった法律行為の効果を確定的に自分に帰属させる能力
外国 PEPs	外国の政府等の要人（外国の政府等において重要な地位を占める人物）とその地位にあった人およびその家族
反社会的勢力	暴力団、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標榜ゴロ、特殊知能暴力集団、半グレ集団などの犯罪組織

トライオートFXの申込条件の特徴は、金融資産について明確に記されている点だ。

約款によれば「金融資産が50万円以上あること」と指定されているので、金融資産が50万円未満の人は口座開設ができない。

そのため、金融資産が50万円以上ある人に限り、トライオートFXの口座開設に申し込んでほしい。

金融資産条件が明示されている以上、金融資産50万円未満で口座開設に申し込んでも100％審査に落ちてしまう。

無駄なリスクを避けるためにも、金融資産が50万円以上ある人だけ申し込んでほしい。

トライオートFXの審査基準

トライオートFXは、具体的な審査基準については公表していない。

したがって、前述した申込条件（口座開設基準）を満たしていても、何らかの理由によって審査に落ちてしまう可能性があることを覚えておこう。

ここでは、 FXサービスの口座開設における一般的な審査ポイントについて紹介しておく。

FXサービスの審査で特に重要なのが「金融資産の額」と「投資の経験」だ。

十分な金融資産があり、金融商品取引の経験があれば、高い確率で審査に通過できる。一方で、金融資産が十分あっても投資未経験者は、審査に落ちる可能性がある。

トライオートFXの審査に必要な情報

トライオートFXの口座開設申込の際は、次の情報入力を求められるのでチェックしておこう。

トライオートFXの口座開設申込を行う際は、これらの必要事項をすべて正確に入力しよう。審査に通りたいからといって、金融資産額や年収額を多めに申告すると、後々トラブルに発展しやすいので注意してほしい。

トライオートFXの審査状況の確認方法

次に、トライオートFXの審査状況を確認する方法を紹介する。

トライオートFXの審査に落ちる原因や、審査落ちの対処法なども解説するので、合わせてチェックしてほしい。

トライオートFXの審査状況を確認する方法

トライオートFXでは、口座開設申込の審査状況を途中で確認できるサービスがない。

そのため口座開設を申し込んだら、審査結果がメールで届くまで待とう。

本人確認が完了してから数日経っても審査結果メールが届かない場合は、トライオートFXからの審査通知が迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性がある。

また、迷惑メールフォルダにも審査結果メールが届いていない場合、次の問題が考えられる。

数日しても審査結果メールが届かないし、迷惑メールフォルダにも振り分けられていない場合は、トライオートFXのカスタマーサポートに連絡してみよう。

トライオートFXの審査に落ちる原因とは？

FXサービスの口座開設申込で審査落ちする理由の多くは、「金融資産の不足」だ。

申込時に入力した金融資産がFXサービスの基準に達していないため、審査落ちの原因となりやすい。

しかし、トライオートFXは口座開設基準として「金融資産50万円以上」を明記しているため、金融資産が50万円以上あると申告すれば、金融資産の不足により審査落ちする可能性は低い。

したがって、トライオートFXの審査に落ちる原因として考えられるのは、職業・年収・年齢など金融資産条件以外の基準に達していないことだ。

たとえば、金融資産が50万円以上ある人でも、18歳になったばかりの人は「投資経験がないに等しい」と判断され、これが原因となり審査に落ちることも考えられる。

また、金融資産が十分でも無職・年収ゼロの人は審査に落ちる可能性が上がるだろう。

このように、金融資産条件以外の要素についても考慮した上で審査結果が出る。金融資産が50万円以上あればトライオートFXの審査に100％通過できるわけではないのだ。

トライオートFXの審査に落ちてしまったら

もしも、トライオートFXの審査に落ちてしまったら、「何が問題だったのか？」を考えてみよう。

金融資産は50万円以上あり、それでも審査に落ちた場合は年齢や職業、年収、投資経験の有無に問題があるかもしれない。

このように、トライオートFXの審査に落ちた原因を考え、その原因をもとに次の取るべき対処法を考えると、他のFXサービスの審査に通りやすくなるだろう。

トライオートFXの審査通過後の初期設定と注意点

最後に、トライオートFXの審査通過後の初期設定と、注意点について解説する。

1. トライオートFXの口座にログインする

トライオートFXの口座開設申込を行い、審査に無事通過すると登録したメールアドレスまたは住所宛に「口座開設完了の案内」が届く。

そこに記載されているユーザーIDとパスワードを使用し、トライオートFXの口座にログインしよう。

トライオートFXの口座にログインしたら、管理しやすいパスワードに変更しよう。

トライオートFXのログインパスワードは、マイページの「お客様情報」から設定できる。

英字（大文字・小文字）、数字、記号を利用できるので、10桁以上の複雑でユニークなパスワードに設定することをおすすめする。

2. 必要証拠金を入金して取引を始める

トライオートFXの口座にログインしたら、必要証拠金を入金し、取引をさっそく始めてみよう。

必要証拠金とは、FX取引に必要な最低限の証拠金（口座残高）のことだ。取引する通貨ペアごとに異なるので、事前にチェックしてほしい。

ちなみに、以下は各通貨ペアにおける必要証拠金の目安だ。

	為替レート	1,000通貨の必要証拠金	1万通貨の必要証拠金
米ドル/円	155	6200	62000
ユーロ/円	165	6600	66000
英ポンド/円	195	7800	78000
豪ドル/円	100	4000	40000
NZドル/円	90	3600	36000
カナダドル/円	110	4400	44000
スイスフラン/円	175	7000	70000
トルコリラ/円	4.7	188	1880
南アフリカランド/円	8.3	332	3320
メキシコペソ	8.7	348	3480

必要証拠金は「為替レート×通貨量×0.04」で計算する。なぜかというと、外為どっとコムは「レバレッジ25倍固定※」で取引されるため、取引合計金額に対して25分の1（0.04）が最低限必要な証拠金となるからだ。

※必要な取引金額に対して25分の1の証拠金で取引をする制度のこと

【注意】証拠金維持率を高めにしよう

トライオートFXは「レバレッジ25倍固定」で取引するFXサービスなので、取引金額に対する証拠金が25分の1になる。

つまり、証拠金が10万円あれば250万円分の取引ができることを意味する。

ここで、「証拠金維持率」に注意しなければいけない。証拠金維持率とは、合計の取引金額(必要証拠金)に対して、どれくらいの証拠金(有効証拠金)がFX口座にあるか、ということだ。

たとえば、必要証拠金と有効証拠金がどちらも10万円なら、証拠金維持率は100％だ。

証拠金が20万円なら維持率200％、証拠金が100万円なら維持率1000％と変動する。

FXサービスには「強制ロスカット（強制的な決済）」があり、トライオートFXのロスカットラインは「証拠金維持率100％」だ。

証拠金維持率が100％を下回ると強制ロスカットが発生し、為替レートが回復するまで待つことができず、損失が確定するので大きく損をする可能性がある。

そのため、FX取引をする際は必要証拠金ギリギリで取引をするのではなく、余裕を持って、多めの証拠金をFX口座に預けておこう。

トライオートFXの審査に通過してFX取引を始めよう

本記事では、トライオートFXの口座開設申込や審査について解説した。その内容を改めてまとめる。

トライオートFXは自動売買プログラムを利用できるFXサービスの中でも、人気が高い。

自動売買で効率的に利益を出したい人は、トライオートFXが掲げる「金融資産50万円以上」を用意した上で、さっそく口座開設を申し込んでみよう。

トライオートFXの審査に関するQ&A