FXのスワップポイントとは?代表的な通貨ペアとおすすめの会社を解説

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この記事で解決できるお悩み
  • FXのスワップポイントとは何か知りたい
  • 高金利通貨の選び方がわからない
  • FX会社の比較方法が知りたい

FX取引では、各国の政策金利の違いによって日々付与されるスワップポイントを活用することで、コツコツと収益を積み重ねる投資手法が可能である。

日本円は世界的に見て金利水準が低いため、比較的簡単に金利差を生かした運用ができるという魅力がある。

一方で、リスクを軽視してしまうと、期待した利益を得るどころか大きな損失を被るおそれもある。

本記事では、FXスワップポイントの基本的な仕組みや高金利通貨の選び方、さらに運用時の注意点やおすすめのFX会社について詳細に解説する。

スワップポイントを使って安定的なインカムゲインを得たい、FX会社を比較して最適な環境を見つけたいという方はぜひ参考にしてほしい。

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目次

FXのスワップポイントは「通貨ペアの金利の差」

はじめに、スワップポイントの基本情報を解説する。

スワップポイントの仕組みを理解しよう

FXでは、2つの通貨ペアを取引するとき、それぞれの国が設定する金利差に基づくスワップポイントの差が日々の利益・損失として発生する。

つまり金利の高い通貨を買い、金利の低い通貨を売っている場合には金利差を受け取ることができ、逆に金利の低い通貨を買い、高い通貨を売っている場合には金利差を支払う立場になるということだ。

スワップポイント計算式

高金利通貨と低金利通貨の金利差に基づく調整額 = スワップポイント

スワップポイントは、2ヶ国間の金利差によって発生する利益(または損失)のことで、FXの重要な専門用語の一つです。合わせてFXの基本的な用語に目を通しておけば、今後の理解がよりスムーズになります。

外貨と日本円との金利差が生む収益スワップポイントを狙う意味

日本銀行は、バブル崩壊後の景気後退、デフレ傾向、世界的な金融危機やコロナ禍への対処として、超低金利政策を実施してきた。

例えば、米国では2025年5月7日のFOMC声明で政策金利(フェデラルファンド金利)の誘導目標が「4.25%~4.50%」の範囲で維持された。一方、日本銀行は2025年5月1日の金融政策決定会合で無担保コールレート(オーバーナイト物)を「0.5%程度」で推移するよう促す方針を決定している。

したがって現状、外貨と日本円との金利差が生む収益すなわちスワップポイントを狙う運用は選択肢の一つといえる。

スワップポイントを利用するメリット

スワップポイントを利用するメリットだが、第一に継続的な収益が期待できることが挙げられる。

スワップポイントは短期売買のように値動きを常時監視しなくても、ポジションを保有している限り金利差を日々受け取れるためだ。

第二のメリットは、相場が小動きでも収益が発生することだ。円高・円安が大きく変動しなくても、金利差さえあればスワップポイントは付与される。

第三のメリットに、資産運用の一部として組み込みやすい点がある。レバレッジを抑えて運用すれば、比較的安定的にインカムゲインを狙うことも可能である。

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FXのスワップポイント運用は初心者にもおすすめ

FXは投機性が高いというイメージがあるが、スワップポイントを目的とした中長期の投資スタイルは初心者にも始めやすい。以下では、その理由を具体的に示す。

短期売買ほど相場を追わなくてもよい

短期売買では、値動きが小さくても取引回数が多くなりがちで、常時チャートをチェックしてタイミングを逃さないようにする必要がある。

これに対しスワップポイント運用は、ポジションを保有するだけで日々金利差が付与されることに加えて、相場の大きな変動を狙う必要がないというメリットがある。

資産をコツコツ増やすインカムゲイン

FX取引では、取引対象とする2つの通貨の金利差調整額(スワップポイント)の受払いが日々発生する。

他の投資(株の配当金・投資信託の分配金など)は、年数回半年に一度といったスパンで受け取ることが多い。

一方、FXのスワップポイントは日々のインカムゲインとして積み上がるため、初心者でも成果を把握しやすい。

レバレッジによる効率とリスク

個人が店頭FX取引を行う際は、取引金額に対して4%以上の証拠金を差し入れ、維持する必要があり(レバレッジに換算すると25倍以下)、初心者がいきなり高レバレッジでの運用を始めるのは危険である。
レバレッジを高めるほど、短期的には多くのスワップポイントを狙えるものの、為替変動時に大きな損失を被るリスクが増大するためだ。

初心者は低めのレバレッジ(2〜3倍)から慣れ始め、リスク管理の感覚を身につけてから徐々に引き上げよう。

レバレッジはスワップポイント投資の効率を大きく高めますが、リスク管理が不可欠です。ご自身の資金や許容リスクに応じたFX取引におすすめのレバレッジ設定について理解を深め、安全な資産運用を心がけましょう。

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スワップポイントが高い通貨ペア

スワップポイントを重視する場合、金利の高い通貨ペアを選択することがカギとなる。以下では、高金利通貨を中心に代表的なペアを紹介する。

◆ 高金利通貨の代表例と特徴

通貨ペア主な特徴
メキシコペソ
/円
・政策金利が高い米国との
 貿易関係が強い
・比較的安定感がある
南アフリカランド
/円
・資源国通貨
・金などに左右される
 政治リスクが懸念
米ドル
/円
・世界最大の基軸通貨
・政策金利が高めの水準で
・金利差が生じやすい
英ポンド
/円
・インフレ抑制のため
 利上げを実施
・値動きがやや激しい傾向
豪ドル
/円
・資源国通貨
・世界景気や資源価格の影響を
 受けやすい

新興国通貨(メキシコペソ、南アフリカランドなど)

新興国通貨の特徴として、高金利であるぶんスワップポイントが魅力的だ。

しかし、政治リスクや経済の不透明感があることから、価格変動が大きくなる可能性が高い。そのため、思わぬ急落に備えるためにリスク管理が重要になる。

先進国通貨(米ドルや英ポンドなど)

アメリカの中央銀行である連邦準備制度理事会(FRB)は、2025年5月7日に公表した連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、政策金利(フェデラルファンド金利)の誘導目標を「4.25%~4.50%」の範囲に維持することを決定した。

同声明では、インフレはやや高い水準にあること、経済見通しの不確実性が増していることなどに言及し、政策金利を維持する判断が示された。

このように、日米などの金利差が大きい局面では、金利差調整額(スワップポイント)の受払いが生じやすい。

新興国通貨と比較すると利回りは高くないものの、政治・経済の安定度が比較的高いことから、リスクを抑えた運用を目指す投資家に向いているとされる。

資源国通貨(豪ドルやNZドルなど)

資源国通貨は、資源価格の影響を強く受けることと、世界景気との関連が大きいことが特徴だ。好調な局面では大きく通貨が買われるため、高金利を享受できる。

しかし、景気後退や資源価格の下落時には一気に通貨価値が下がるリスクも併せ持っている。

ここではスワップポイント狙いに適した高金利通貨をご紹介しましたが、取引量の多さや値動きの安定性も通貨ペア選びの重要な要素です。総合的な観点から分析したFXのおすすめ通貨ペアも参考に、ご自身の戦略に合った通貨を選びましょう。

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FX取引でスワップポイントを狙う時の注意点

ここまでの解説で、スワップポイントの魅力は理解いただけただろう。ここでは、FX取引におけるスワップポイントの注意点を解説する。

為替変動リスク、ロスカット、税金などの諸注意事項を理解しておかないと、思わぬ損失を被る可能性があるためだ。

為替変動リスクとロスカット

スワップポイントの注意点として、為替変動リスクがある。為替レートが想定外の方向の動き方をすると、スワップポイント以上の損失が生じる恐れがある。

また、証拠金維持率が下がるとロスカット(強制決済)が発動することがある。ロスカットが発動する水準は、あらかじめ業者と取り決めた基準に基づくため、取引前に確認しておこう。

他にも、新興国通貨は値動きが激しいことにも注意しよう。

FX取引では、スワップ益を追求して高レバレッジで大きなポジションを持つと、相場が急変した際に大幅な損失が発生しやすい。

余裕資金を使い、損切りラインをあらかじめ設定することが重要である。

スワップポイントの付与タイミングと逆転リスク

スワップポイントは、日をまたいでポジションを保有すると付与される場合と、土日や祝日の分を平日にまとめて付与する場合がある。

業者によって付与日数やタイミングが若干異なる点に注意が必要だ。

また、政策金利の変更、市場の需給バランスなどによって、プラスだったスワップが急にマイナスになる逆転リスクも否めないことも覚えておこう。

税金やスプレッドなどのコスト

FX取引のスワップポイントの注意点で忘れてはいけないのが、税金とコストの問題だ。

先物取引に係る雑所得等として申告分離課税(所得税15%+地方税5%、復興特別所得税は基準所得税額の2.1%)の対象となる。給与所得者では、給与所得・退職所得以外の所得金額の合計額が20万円を超える場合などに確定申告が必要になる。

なお、店頭FXと取引所FXはいずれも課税関係は同じで、他の「先物取引に係る雑所得等」との損益通算が可能だ。損益通算しても控除しきれない損失は、一定の要件の下で翌年以後3年内に繰り越して控除できる。

取引時のスプレッドは事実上のコストとなる。スプレッドが広い業者だと、スワップポイントがいくら高くても、長期保有でコストを回収するのに時間がかかる。

各業者のコスト面を比較し、自分に合ったところを選ぶことが重要である。

スワップポイントで得た利益も、雑所得として課税対象になります。確定申告が必要になるケースもあるため、FXの税金の仕組みについては、あらかじめ正確に理解しておくことが重要です。

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スワップポイント狙いのFX取引におすすめの会社3選

FX取引を始めるにあたって、スワップポイント投資では高金利通貨を取り扱っているか、スワップポイントやスプレッドが良心的かなどの条件を満たす業者を選ぶのが重要になる。

以下にいくつかの会社の特徴をまとめて示す。

【比較表】おすすめのFX会社

FX会社主な特徴こんな人におすすめ
GMOクリック
証券
・主要通貨ペアのスプレッドが
 安定的に狭い
・サービスが総合的に充実
ドル/円やユーロ/円中心の
トレーダー
GMO外貨・1,000通貨単位から取引可能
・長期保有で収益を狙える
・メール・AIチャットに対応
スワップポイント狙いで
長期運用したい方
DMM FX・口座開設が早くサポート
・体制が充実
・スマホアプリが使いやすい
FX初心者で円高・円安の
値動きを狙う人

GMOクリック証券

GMOクリック証券は、FX以外にも株式や投資信託、CFDなどを取り扱う金融商品取引業者だ。

GMOクリック証券の特徴として以下の3点が挙げられる。

  • 取引コスト(スプレッド等)を含めた条件が提示されている
  • 通貨ペアによってスワップポイントが発生する
  • 取引ツールが使いやすい

GMOクリック証券は取引手数料やスプレッドなどの取引条件を提示している。取引条件は通貨ペアや市場環境等によって変動するため、取引前に確認しておきたい。

また、スワップポイントは各国の短期金利に応じて日々変動し、金利の動向によっては期待していたようなスワップポイントを受け取れない場合がある。場合によっては、受取りから支払いに転じることもあるため、取引前に条件を確認しておきたい。

そして、取引ツールの使いやすさも特徴のひとつだ。スマホ・PCから自分に合ったツールを選択でき、便利に取引を行える。

「低コストで取引をしたい」「高機能なツールを活用したい」という方は、GMOクリック証券を活用すると良いだろう。

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GMO外貨

GMO外貨は、FXを中心としたサービスを提供している業者だ。口座開設手続きをオンラインで進められるなど、取引開始までの手続きが用意されている。

GMO外貨の特徴として以下の3点が挙げられる。

  • 少額から取引できる商品・取引単位が用意されている場合がある
  • スワップポイント(受取り・支払い)が発生する取引がある
  • 問い合わせ窓口などのサポートが用意されている

取引単位の小さい取引ができる場合があり、自己資金が少額でも取引を始めやすい。

少しずつ取引に慣れていきたい方でも気軽に始められる点が魅力となっている。

また、スワップポイントを重視する場合は、各社が提示するスワップポイントや取引条件を比較し、長期保有に伴うリスクも踏まえて検討したい。

そして、取引ツールの操作方法や問い合わせ窓口など、サポート情報が用意されている場合もある。

「少額で取引に慣れていきたい」「サポートを受けながら取引を始めたい」という方は、取引条件やサポート体制を比較したうえで検討してほしい。

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DMM FX

DMM FXはDMM.com証券が提供するFXサービスだ。取引条件やツール、サポート体制などを確認し、自分に合うかどうかを判断したい。

DMM FXの特徴として以下の3点が挙げられる。

  • 取引ツールが用意されている
  • 手数料やスプレッドなどの取引条件が提示されている
  • 主要通貨ペアのスワップポイントが提示されている

DMM FXはスマホ版・PC版の取引ツールが使いやすいことが特徴として挙げられる。

初心者から上級者まで幅広く利用しやすいツールとなっているため、スキルを身につけてからも使い続けられる点が魅力だ。

また、各種の手数料やスプレッドなどの取引条件が提示されている。取引条件は通貨ペアや市場環境等によって変動するため、取引前に確認しておきたい。

そして、スワップポイントは各国の短期金利に応じて日々変動し、場合によっては受取りから支払いに転じることもある。スワップポイントを重視する場合は、提示条件とリスクを踏まえて検討したい。

「便利なツールを使いたい」「コストを抑えたい」という方は、DMM FXを利用してみてはいかがだろうか。

スワップポイントを理解して安定的なインカムゲインを狙おう

FXのスワップポイントは通貨間の金利差によって得られ、日本円が低金利であるぶん、高金利通貨を買うことで日々の差額を受け取りやすい点が魅力だ。

一方、レバレッジの過度な活用や為替変動リスクには注意が必要で、業者ごとにスワップポイントが異なるため、長期保有では差が大きくなる場合もある。

申告分離課税や損益通算の仕組みを理解し、無理のないレバレッジ設定や損切りラインを明確化すれば、コツコツとインカムゲインを積み上げる運用も夢ではない。

まずは少額取引やデモ取引で経験を積みながら、安定的なスワップ収益を目指してみてほしい。

スワップポイントを狙った中長期の運用は、数日から数週間ポジションを保有するスイングトレードにも通じる戦略です。また、スワップポイントだけでなく、総合力でおすすめのFX口座を比較し、ご自身に最適な取引環境を見つけることが成功への近道です。

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FXのスワップポイントの比較に関するQ&A

スワップポイントはいつ付与されるのか

日をまたいでポジションを保有(ロールオーバー)すると、その通貨ペアの金利差に応じてスワップポイントが付与される。

土日や祝日は取引日数の関係で平日にまとめて付与される場合があり、付与日数やタイミングはFX会社や通貨ペアによって異なる。

ただし業者によって変則的な付与タイミングがあるため、スワップカレンダーなどで確認するとよい。

スワップポイントがマイナスになることはあるか

高金利通貨を売り、低金利通貨を買うポジションを持つと金利差を支払うため、スワップポイントがマイナスになる。

また、政策金利の変更や市場の需給によってプラスだったスワップがマイナスに転じるケースもある。

常に最新の金利動向をチェックし、ポジション管理を行うべきだといえる。

FXスワップポイントで生活できるか

理論上は可能だが、相応の資金量大きな金利差が必要となる。

為替変動リスクを回避するためには十分な証拠金を用意し、損切りラインの設定など慎重なリスク管理が不可欠だ。

高レバレッジに頼ると、相場急変時のロスカットを招くリスクが高まるため注意が必要だ。

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参考・出典

執筆者

「FXおすすめナビ」は、FX(外国為替証拠金取引)に関する総合情報を発信する専門メディアです。初心者から中上級者まで、幅広いトレーダー層に向けて、有益かつ実践的な情報を網羅的に提供しています。当サイトでは、アドバイザーナビ株式会社が実施したFXに関するアンケート調査をもとに、信頼できるFX業者のランキング、人気のFXアプリ、おすすめのバイナリーオプション口座を徹底比較。また、為替相場の基本や経済指標の見方、デイトレード、スキャルピング、スイングトレードといった戦略解説まで、実践で役立つノウハウも丁寧に紹介しています。

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