ループイフダン(アイネット証券・ひまわり証券)はやめとけ?50人調査で84%が利益経験|儲からない説を検証

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ループイフダンについて検索すると、「やめとけ」「儲からない」「大損した」といったネガティブな言葉が目に入る。

ただし、実際の利用者データを見ると、単純に「危ないからやめた方がいい」とは言い切れない。アドバイザーナビ株式会社が2025年6月に実施したループイフダン利用者50名へのアンケートでは、84.0%が「累計で利益経験がある」と回答している。

一方で、「積極的に人に勧めたい」と答えた人は8.0%にとどまった。つまり、利益経験がある人は多いものの、「誰にでも安心してすすめられる仕組み」とは考えられていない。

このギャップにこそ、ループイフダンが「やめとけ」と言われる理由がある。自動売買であっても元本保証ではなく、設定・資金管理・相場急変への対応を誤ると大きな損失につながる可能性があるからだ。

本記事では、独自アンケートの一次データと、アイネット証券・ひまわり証券・金融庁・金融先物取引業協会などの公式情報をもとに、ループイフダンの評判、向き不向き、失敗しやすい設定、始める前の確認ポイントを整理する。

本記事の結論
  • ループイフダンは「完全放置で稼ぐ仕組み」ではない
    一定のルールで売買を繰り返す自動売買だが、相場急変時の点検や設定見直しは必要。
  • 利益経験者は多いが、少額利益が中心
    独自調査では累計利益経験84.0%。ただし、30万円未満の利益が過半で、短期で大きく稼ぐ仕組みではない。
  • 「やめとけ」と言われる主な理由は含み損と資金管理
    値幅を狭くしすぎる、最大ポジション数を増やしすぎる、余裕資金が足りないとロスカットリスクが高まる。
  • 初心者は少額・広めの値幅・週1回点検から始める
    通貨ペア、値幅、最大ポジション数、目安資金表を確認し、まずは仕組みに慣れることを優先する。

※ループイフダンを含むFX取引は元本保証ではありません。為替変動、スワップポイントの変動、ロスカット、スリッページ等により損失が発生する可能性があります。取引条件や必要資金は各社公式サイトで最新情報を確認してください。

放っておくだけでFX運用?
5年間の平均損益額が
136万円

目次
この記事の監修者
平 行秀 編集統括 / 証券アナリスト(CMA)

野村證券出身の証券アナリスト(CMA)。為替市場での実務経験とアドバイザーナビ代表としての知見を活かし、中立的なFX情報を発信中。

結論:ループイフダンは忙しい人におすすめ!

ループイフダンを検討しているなら、自分が向いているかどうかを事前に確認しておこう。

自動売買は便利だが、「何もしなくても安全に増える仕組み」ではない。むしろ、運用前の設計と運用中の点検を怠ると、手動取引よりも含み損に気づきにくい、少し特殊な売買方法だ。

利益を狙えるが、利益保証はされない

ループイフダンは、一定の値幅で自動的に新規注文と決済注文を繰り返すリピート系のFX自動売買だ。

独自アンケートでは、50人のうち84.0%が累計で利益経験ありと回答した。利用期間が1年〜3年未満の層では、利益層率が90.9%まで上がっている。

ただし、利益経験者の多くは30万円未満の少額利益であり、「大きく利益が出ている」と答えた人は10.0%にとどまる。ループイフダンは、短期間で大きく稼ぐ仕組みではなく、小さな利確を積み上げる運用だと理解しておく必要がある。

また、金融庁はFX取引について、ロスカットルールがあっても相場が急激に変動した場合には証拠金を上回る損失が生じる可能性があると説明している。自動売買であっても、このリスクは変わらない。

ループイフダンが向いている人

ループイフダンをおすすめできるのは、次のような人だ。

  • チャートに張り付く時間が少ない人
  • 感情に左右されず、ルール通りに取引したい人
  • 1回あたりの利益が小さくても積み上げ型の運用を続けられる人
  • 週1回程度の点検を継続できる人
  • ロスカットに備えた余裕資金を用意できる人

利用者の自由記述でも、「仕事で忙しくても自動で売買してくれる点がよい」「感情に左右されにくい」といった声が見られた。

ただし、忙しい人に向いているからといって、完全放置でよいわけではない。含み損、保有ポジション数、証拠金維持率、想定レンジからのズレは定期的に確認する必要がある。

ループイフダンをおすすめできない人

一方で、以下に当てはまる人は、ループイフダンを始める前に慎重に検討した方がよい。

  • 短期間で大きな利益を狙いたい人
  • 含み損を見るとすぐ不安になる人
  • 一度設定したら完全に放置したい人
  • ぎりぎりの資金で高頻度設定を回したい人
  • 相場観を細かく反映して取引したい人

ループイフダンは、相場を予想して細かく裁量判断するためのツールではない。用意された売買ルールを選び、同じルールで繰り返す仕組みであるため、自由度の高いトレードを求める人には物足りなく感じやすいだろう。

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ループイフダンが「やめとけ」「儲からない」と言われる5つの理由

ループイフダンが「やめとけ」と言われるのは、仕組みそのものが危険だからではなく、仕組みと相性の悪い運用をすると損失が拡大しやすいからだ。

利用者アンケートと公式情報をもとに、主な理由を5つに整理する。

トレンド相場で含み損が積み上がる

ループイフダンは、価格が一定の範囲を上下するレンジ相場で利益を積み上げやすい仕組みだ。

一方で、相場が一方向に動き続けるトレンド相場では、逆方向のポジションが増え、含み損が膨らみやすい。

想定外の大きなトレンドが発生すると、含み損が拡大しやすいと感じました。

30代男性・利用期間6ヶ月未満

このリスクを抑えるには、値幅を狭くしすぎないこと、最大ポジション数を余裕資金から逆算すること、相場急変時に停止や設定変更を検討することが重要だ。

スプレッドとスワップ損益が利益を圧迫する

ループイフダンは、値幅ごとに細かく売買を繰り返すため、取引回数が増えやすい。取引手数料が無料でも、スプレッドは実質的なコストになる。

アイネット証券は、取引手数料・口座維持手数料は無料だが、売付価格と買付価格には差額があり、ループイフダンのスプレッドには投資助言報酬が含まれると案内している。

また、スワップポイントは受け取りになるとは限らない。売買方向や通貨ペア、金利情勢によっては支払いになる場合もある。特に長くポジションを持つ設定では、スワップ損益も確認しておきたい。

設定の自由度が低く、細かい調整がしにくい

ループイフダンは、あらかじめ用意された売買ルールから選ぶ仕組みだ。プログラミングや複雑な注文設定が不要な点は初心者にとってメリットになる。

一方で、裁量トレード経験者や細かく戦略を組みたい人にとっては、利確幅や注文本数を自由に設計しにくい点が不満になりやすい。

自分で細かくレンジ幅や本数を組みたい場合は、トラリピなど別のリピート系自動売買と比較してもよい。

少額運用では利益を実感しにくい

ループイフダンは少額から始められるが、少額で大きく稼げるという意味ではない。

1,000通貨で運用すれば、値動きに対する損益も小さくなる。リスクを抑えられる一方で、利益額も小さくなるため、「思ったほど増えない」と感じやすい。

独自調査でも、累計で利益経験がある人のうち、0〜10万円の利益が30.0%、10万円〜30万円の利益が24.0%だった。大きな利益よりも、少額の積み上げが中心であることを理解しておこう。

放置運用で相場急変に対応できない

ループイフダンは自動売買だが、運用判断まで自動化できるわけではない。

経済指標、金融政策、急な地政学リスクなどで為替相場が大きく動いた場合、設定を一時停止するか、値幅や最大ポジション数を見直すかを判断する必要がある。

特に重要なのは、ループイフダンを停止しても、既存ポジションや決済注文が残る場合があることだ。停止ボタンを押しただけで損失リスクがなくなるわけではないため、停止後のポジション管理まで確認しよう。

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ループイフダン利用者50人の損益データと利用実態

ここからは、アドバイザーナビ株式会社が実施した50人アンケートの結果をもとに、実際の利用者がどのような成果を感じているのかを確認する。

ただし、回答者数は50名であり、すべての利用者を代表するものではない。自己申告のアンケートである点を踏まえて、参考情報として見てほしい。

累計で84.0%が利益経験あり|ただし少額利益が中心

ループイフダン利用者50人の累計損益データ

累計の運用成果を聞いた結果、利益経験がある人は合計84.0%だった。

累計の運用成果回答割合
50万円以上の利益8.0%
30万円〜50万円の利益22.0%
10万円〜30万円の利益24.0%
0〜10万円の利益30.0%
0〜10万円の損失8.0%
10万円〜30万円の損失6.0%
30万円以上の損失2.0%

利益経験者は多いが、30万円未満の少額利益が54.0%を占める。ループイフダンは「一撃で大きく稼ぐ」よりも、値動きのなかで小さな利益を積み上げる仕組みだ。

利用期間1〜3年で利益層率が90.9%に上がる傾向

利用期間と損益実感をクロス集計すると、1年〜3年未満の層で利益層率が90.9%となった。

利用期間利益層率回答数
6ヶ月未満64.7%17名
6ヶ月〜1年未満57.9%19名
1年〜3年未満90.9%11名
3年以上100.0%3名

ただし、1年〜3年未満は11名、3年以上は3名とサンプルが少ない。長く続ければ必ず利益が出るという意味ではなく、継続する中で設定の見直しや相場への慣れが進む可能性がある、と捉えるのが現実的だ。

損失を経験した16.0%に共通する背景

累計で損失を経験した回答者は16.0%だった。自由記述を見ると、次のような傾向が分かった。

  • 相場急変時に含み損やロスカットが発生した
  • 設定の見直しを十分に行っていなかった
  • 短期間で結果を求め、値幅やポジション数を攻めすぎた
  • 余裕資金が少なく、逆行に耐えられなかった

損失は「ループイフダンだから必ず発生する」というより、相場急変と資金設計の甘さが重なったときに起こりやすい。

1回の利益は小さい|積み上げ型と理解する

ループイフダンの利益は、設定した値幅ごとの利確で積み上がる。1回の取引で大きな収益を狙う仕組みではない。

そのため、始める前に目標を間違えないことが大切だ。「毎月大きく増やしたい」「短期間で資金を倍にしたい」という期待を持つと、値幅を狭めたりロットを増やしたりして、結果的にリスクを取りすぎる可能性がある。

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ループイフダン利用者が選んだ理由と主な通貨ペア

ループイフダンの利用者は、どのような理由で選び、どの通貨ペアを使っているのか。アンケート結果から整理する。

選んだ理由は「自動で取引できる」が78.0%で最多

ループイフダンを選んだ理由のアンケート結果

ループイフダンを選んだ理由で最も多かったのは、「自動で取引できるから」の78.0%だった。

選んだ理由回答割合
自動で取引できるから78.0%
初心者にも簡単に使えるから36.0%
他人の評判が良かったから14.0%
コストが安いから14.0%
FXの知識がなくても運用可能だから10.0%

チャートを見続けなくても売買が進む点は、仕事や家事で忙しい人には大きな利点になる。

ただし、「自動で取引できる」と「自動で利益が出る」は違う。設定前の資金設計と運用中の点検が前提になる。

主要取引通貨ペアは米ドル/円が82.0%

ループイフダンで主に取引する通貨ペアのアンケート結果

主に取引する通貨ペアでは、米ドル/円(USD/JPY)が82.0%と最も多かった。

通貨ペア回答割合
米ドル/円(USD/JPY)82.0%
ユーロ/円(EUR/JPY)24.0%
英ポンド/円(GBP/JPY)8.0%
豪ドル/円(AUD/JPY)8.0%
トルコリラ/円(TRY/JPY)6.0%
メキシコペソ/円(MXN/JPY)2.0%

米ドル/円は情報量が多く、為替ニュースを追いやすいため、初心者が候補にしやすい通貨ペアだ。

一方、高金利通貨はスワップポイントを期待できる場合があるが、為替変動が大きくなることもある。FXのスワップポイントの仕組みも確認し、スワップ狙いだけで選ばないようにしたい。

推奨度は慎重|積極推奨は8.0%

アンケートでは、使いやすさを肯定的に評価した人は72.0%だった。一方で、友人や家族へ「積極的に勧めたい」と答えた人は8.0%にとどまる。

これは、利用者が「便利ではあるが、誰にでも向くわけではない」と感じていることを示している。含み損やロスカットへの耐性、余裕資金、点検習慣がない人にはおすすめできない。

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ループイフダンとは|仕組みと他の自動売買との違い

評判や損益データだけで判断せず、仕組みを理解しておくことも重要だ。仕組みを知らずに始めると、値幅や最大ポジション数の意味を誤解し、資金管理に失敗しやすい

あらかじめ決まったルールで売買を繰り返す

ループイフダンは、あらかじめ用意されたルールに沿って、新規注文と決済注文を自動で繰り返すFXの自動売買だ。

たとえば、一定の値幅ごとに買い注文を出し、上がったら決済する設定を選ぶと、レートがその値幅を行き来するたびに機械的に売買が行われる。

ループイフダンの本質は、未来を正確に予想することではなく、決めたルールをブレずに繰り返すことにある。だからこそ、ルール選びと資金設計が重要になる。

B・S・値幅・最大ポジション数の意味

設定時に理解しておきたい基本項目は、以下の4つだ。

B(Buy)

買いから入り、上がったら売って決済する設定

S(Sell)

売りから入り、下がったら買い戻して決済する設定

値幅

何銭・何pipsごとに売買を繰り返すか

最大ポジション数

逆行した際に最大いくつまでポジションを持つか

たとえば「B・値幅20銭・最大ポジション数5」であれば、価格が下がるごとに20銭間隔で買いポジションを増やし、最大5ポジションまで持つ設定になる。

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設定例B(買い)・値幅20銭・最大ポジション数5
想定する逆行幅20銭 × 5 = 1円
注意点1円を超えて逆行した場合の対応を事前に考える必要がある

値幅と最大ポジション数は、単なる設定項目ではない。どれだけの逆行に耐えるかを決める重要な資金管理項目である。

1回限りのイフダン注文との違い

イフダン注文は、「この価格になったら新規注文を出し、その後この価格で決済する」という1回限りの注文だ。

ループイフダンは、このイフダン注文を自動で繰り返す仕組みである。値動きが続く限り利確の機会が増える一方、想定と逆方向に動くとポジションも増えやすい。

つまり、通常のイフダン注文よりも、資金管理の重要性が高い。

トラリピとの違い|選択式か組立式か

リピート系自動売買として比較されやすいのが、マネースクエアの「トラリピ」だ。

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項目ループイフダントラリピ
設定方式用意された売買ルールから選ぶレンジ・本数・利確幅などを自分で組む
特徴シンプルで始めやすい自由度が高い
向いている人複雑な設定を避けたい初心者自分で細かく戦略を作りたい人
注意点細かい調整は限定的設計に慣れが必要

シンプルさを重視するならループイフダンがおすすめだ。

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ループイフダンで失敗しない4つの運用ルール

ループイフダンは、設定次第で結果が大きく変わる。ここでは、失敗しにくくするための4つの運用ルールを整理する。

値動きの背景を追える通貨ペアを選ぶ

通貨ペアは、「なんとなく儲かりそう」ではなく、値動きの背景を追いやすいかで選ぶ。

アンケートで米ドル/円が82.0%と多かったのは、情報量が多く、ニュースや経済指標を追いやすいことも理由の一つだと考えられる。

初心者は、まず米ドル/円やユーロ/円など、情報を集めやすいメジャー通貨から検討するとよい。高金利通貨はスワップの魅力がある一方、値動きや流動性、スプレッドも確認する必要がある。

値幅を狭くしすぎない

値幅を狭くすると、取引回数は増えやすい。しかし、逆行時にポジションが増えるスピードも速くなる。

値幅10銭のような細かい設定は、よく回るように見える一方で、急な逆行時には多くの資金が必要になる。初心者は回転数よりも、ロスカットを避けるための耐久力を優先したい。

最大ポジション数を余裕資金から逆算する

最大ポジション数は、設定画面で選べるから増やすものではない。想定する逆行幅と余裕資金から逆算して決める。

たとえば3円の逆行を想定し、値幅10銭で運用するなら、単純計算では30ポジション分の範囲を想定することになる。

想定する逆行幅3円
選ぶ値幅10銭
必要なポジション数の目安3円 ÷ 10銭 = 30
確認すべきこと30ポジション分の証拠金と評価損に耐えられるか

実際の必要資金は、取引数量、通貨ペア、レート、証拠金額、評価損によって変わる。必ず目安資金表を確認しよう。

損切りあり・なしを性格と資金で選ぶ

「損切りあり」は安全、「損切りなし」は危険と単純に分けることはできない。

アイネット証券の説明では、損切りありは相場に追従する設定で、最大ポジション数を超えると損切りして新たにポジションを建て直す。損切りなしは、最大ポジション数に達すると新規注文が止まり、損切りせずに保有し続ける設定だ。

損切りありは損失を確定しながら運用を続けやすいが、荒い相場では損切りが連続することがある。損切りなしは損失を確定しにくいが、含み損が大きくなり、ロスカット時に全ポジションが決済されるリスクがある。

少額の含み損でもストレスを感じる人は損切りあり、損切りの連続が苦手な人は損切りなしを選びたくなるかもしれない。ただし、どちらを選んでも資金管理は必須だ。

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ループイフダンの始め方と運用中の点検項目

始め方自体は難しくない。ただし、簡単に始められることと、簡単に勝てることは別だ。

口座開設前に取引条件と目安資金表を確認する

口座開設前に確認したいのは、以下の項目だ。

  • 対応通貨ペア
  • 最小取引単位
  • スプレッドと投資助言報酬の扱い
  • スワップポイントの付与・支払い
  • 目安資金表の見やすさ
  • 停止後のポジションと決済注文の扱い

特に、目安資金表と停止後のポジションの扱いは重要だ。運用中に困りやすい部分なので、事前に公式ページで確認しておこう。

最低取引単位から仕組みを体感する

最初から大きな金額を入れるのではなく、最小取引単位から始めて仕組みを体感するのが現実的だ。

アイネット証券では、ループイフダンの取引単位は原則1ロット=1,000通貨、南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は1ロット=1万通貨とされている。ひまわり証券のループ・イフダン口座は、最小取引単位が1,000通貨と案内されている。

最初の1〜2週間は、利益を狙うよりも「どこで新規注文が入り、どのように決済され、逆行時に含み損がどう増えるか」を観察する期間と考えよう。

週1回は有効証拠金・評価損・ポジション数を見る

運用中に見るべきなのは、利確額だけではない。最低限、以下を確認したい。

  • 有効証拠金
  • 評価損益
  • 保有ポジション数
  • 証拠金維持率
  • 想定レンジからのズレ

毎日チャートに張り付く必要はないが、週1回も確認しない完全放置は避けたい。とくにポジション数が増えているときは、想定した逆行幅に近づいていないかを確認する。

相場急変時は一時停止や設定見直しを検討する

大きな経済指標の発表前、金融政策発表、急な円高・円安、相場が一方向に走り始めた場面では、一時停止や設定見直しを検討する。

停止した場合でも、既存ポジションや決済注文が残ることがある。停止後に何を手動で決済するのか、どの決済注文を残すのかまで確認しておこう。

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アイネット証券とひまわり証券のループイフダンを比較

ループイフダンを扱う主な会社として、アイネット証券とひまわり証券がある。ここでは初心者が確認すべき点に絞って比較する。

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項目アイネット証券ひまわり証券
自動売買の名称ループイフダンループ・イフダン
自動売買の対応通貨ペア21通貨ペア5通貨ペア
取引単位原則1,000通貨
メキシコペソ/円・南アフリカランド/円は1万通貨
1,000通貨
取引手数料無料無料
費用の注意点スプレッドに投資助言報酬を含む投資助言報酬はスプレッドに加味され、別途徴収なし
向いている人通貨ペアの選択肢を広く取りたい人主要5通貨ペアでシンプルに始めたい人

どちらが絶対に優れているというより、自分が取引したい通貨ペア、必要資金表の見やすさ、停止後の操作説明、サポート情報の確認しやすさで選ぶのがよい。

アイネット証券|21通貨ペアと目安資金表が特徴

アイネット証券のループイフダンは、21通貨ペアに対応している。取引単位は原則1ロット=1,000通貨で、メキシコペソ/円・南アフリカランド/円は1ロット=1万通貨だ。

目安資金表やランキング、資金管理に関する公式コンテンツが用意されているため、値幅や最大ポジション数を決める際の判断材料を集めやすい。

ただし、取引手数料や口座維持手数料が無料でも、スプレッドやスワップ損益は発生する。最新条件は取引前に必ず確認しよう。

ひまわり証券|ループ・イフダン注文は5通貨ペアに対応

ひまわりFXの取扱通貨ペアは24通貨ペアだが、自動売買のループ・イフダン注文に対応しているのは、米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、ユーロ/米ドルの5通貨ペアだ。

ループ・イフダン口座の最小取引単位は1,000通貨とされている。必要資金の考え方や停止後のポジションの扱いについても公式FAQやガイドが用意されている。

メジャー通貨ペアでシンプルに始めたい人には候補になる。一方、マイナー通貨や高金利通貨で自動売買したい場合は、対応通貨ペアを事前に確認したい。

選び方は3つ|通貨ペア・資金表・停止後の仕様

アイネット証券とひまわり証券で迷ったら、以下の3点を確認しよう。

  • 取引したい通貨ペアがあるか
    メジャー通貨だけでよいのか、外貨同士や高金利通貨も使いたいのかを確認する。
  • 目安資金表が使いやすいか
    値幅・最大ポジション数・必要資金を自分で確認しやすい会社を選ぶ。
  • 停止後の仕様が理解しやすいか
    停止後にポジションが残るか、決済注文をどう扱うかを確認する。

取引条件、通貨ペア、スプレッド、スワップポイントは変更されることがあります。口座開設や取引開始の直前に公式サイトで最新情報を確認してください。

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ループイフダンを始める前の確認チェックリスト

ループイフダンを始める前に、以下の危険サインに当てはまらないか確認しよう。

始める前にチェックしたい危険サイン
  • 余裕資金が10万円未満しかない
  • 「自動売買=放置で稼げる」と思っている
  • 最大ポジション数を深く考えていない
  • 目安資金表を確認せずに始めようとしている
  • 週に1回も運用状況を点検する気がない
  • 数万円の含み損で強いストレスを感じる

3つ以上当てはまる場合は、いきなり自動売買を始めるより、まずFXの基礎知識やFXを少額で始める考え方を確認してから再検討した方がよい。

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ループイフダンの評判に関するよくある質問

最後に、ループイフダンを検討する人が検索しやすい質問に回答する。

ループイフダンの最低資金はいくら?

一律の最低額はありません。必要資金は、通貨ペア、取引数量、値幅、最大ポジション数、現在レート、証拠金額によって変わります。

少額で試す場合でも、必要証拠金だけで始めるのは危険です。評価損に耐える余裕資金を含め、目安資金表で確認してから始めましょう。

ループイフダンは本当に儲かる?

独自アンケートでは、50人中84.0%が累計で利益経験ありと回答しました。ただし、30万円未満の少額利益が過半であり、「大きく利益が出ている」は10.0%にとどまります。

短期間で大きく儲ける仕組みではなく、小さな利益を積み上げる仕組みと考えましょう。将来の利益を保証するものではありません。

ループイフダンをやめた人の理由で多いのは?

主な理由は、想定外の相場変動で含み損やロスカットが発生した、スプレッドやスワップ損益が利益を圧迫した、少額運用で利益を実感できなかった、というものです。

仕組みそのものよりも、設定と資金管理のミスが原因になりやすい点に注意しましょう。

ループイフダンで大損する人の共通点は?

最大ポジション数を余裕資金から逆算していない、トレンド相場での耐久力を想定していない、完全放置で相場急変に気づかない、という3点が典型です。

値幅を狭くし、ロットを増やし、余裕資金が少ない状態で運用すると、逆行時のポジション増加に耐えられなくなります。

ループイフダンは放置しても大丈夫?

完全放置はおすすめしません。週1回は、有効証拠金、評価損益、保有ポジション数、証拠金維持率、想定レンジからのズレを確認しましょう。

経済指標や金融政策などで相場が急変しやすい時期は、一時停止や設定変更も検討する必要があります。

ループイフダンを停止するとポジションはどうなる?

停止後は新規注文が止まっても、既存ポジションや決済注文が残る場合があります。自動で全ポジションが決済されるわけではありません。

停止後に残ったポジションを手動で決済するのか、決済注文を残すのか、取引画面で必ず確認しましょう。

ループイフダンとトラリピはどちらがおすすめ?

シンプルさを重視するならループイフダン、細かく自分でレンジや本数を設計したいならトラリピが候補になります。

初心者はまずループイフダンでリピート系自動売買の仕組みに慣れ、より細かな設計をしたくなったら他サービスと比較する流れでもよいでしょう。

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ループイフダンは「やめとけ」ではなく「設計次第」

ループイフダンには、「やめとけ」と言われる理由がある。トレンド相場では含み損が増えやすく、完全放置では相場急変に対応しにくい。取引回数が多いため、スプレッドやスワップ損益も無視できない。

一方で、独自アンケートでは累計で84.0%が利益経験ありと回答している。使い方次第では、忙しい人が小さな利益を積み上げる手段になり得る。

重要なのは、値幅・最大ポジション数・余裕資金をセットで設計することだ。必要資金表を確認し、最小数量から始め、週1回の点検を続けられるなら、ループイフダンは検討する価値がある。

反対に、完全放置で稼ぎたい人、含み損に耐えられない人、余裕資金が少ない人は、始める前に一度立ち止まった方がよい。

ループイフダン以外の選択肢も比較したい人は、FX口座の総合比較も参考にしてほしい。口座が決まったら、FX口座の開設方法もあわせて確認しておくと流れがスムーズだ。

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調査概要

本記事で紹介したアンケートは、アドバイザーナビ株式会社が独自に実施した調査だ。

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調査名ループイフダンの利用実態に関するアンケート調査
調査対象ループイフダンを利用している20〜50代の男女
有効回答数50名
調査期間2025年6月12日〜2025年6月13日
調査方法インターネットによるアンケート調査(ランサーズ)
調査機関アドバイザーナビ株式会社

※自由記述コメントは回答者の声を一部抜粋・要約したものです。回答者数50名というサンプルサイズの特性を踏まえ、参考情報としてご覧ください。

放っておくだけでFX運用?
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出典

アドバイザーナビ株式会社「ループイフダンの利用実態に関するアンケート調査」
アイネット証券「ループイフダンとは」
アイネット証券「ループイフダン取引要綱(個人用)」
アイネット証券「本日の取引証拠金【ループイフダン(個人)】」
アイネット証券「ループイフダンの目安資金表」
アイネット証券「ループイフダンの仕組み(損切りありの場合)」
アイネット証券「ループイフダンの仕組み(損切りなしの場合)」
アイネット証券「ループイフダン停止後のポジションについて」
ひまわり証券「初心者でも安心のFX自動売買『ループ・イフダン』」
ひまわり証券「ループ・イフダンの必要資金」
ひまわり証券「商品概要|ひまわりFX」
ひまわり証券「【ループ・イフダン】取引可能な通貨ペア」
ひまわり証券「【スマホアプリ】ループ・イフダンの停止方法と一括決済方法」
金融庁「いわゆる外国為替証拠金取引について」
一般社団法人金融先物取引業協会「FX取引に係る主なリスク」
一般社団法人金融先物取引業協会「個人顧客を相手方とするFX取引に係る証拠金規制」

執筆者

「FXおすすめナビ」は、FX(外国為替証拠金取引)に関する総合情報を発信する専門メディアです。初心者から中上級者まで、幅広いトレーダー層に向けて、有益かつ実践的な情報を網羅的に提供しています。当サイトでは、アドバイザーナビ株式会社が実施したFXに関するアンケート調査をもとに、信頼できるFX業者のランキング、人気のFXアプリ、おすすめのバイナリーオプション口座を徹底比較。また、為替相場の基本や経済指標の見方、デイトレード、スキャルピング、スイングトレードといった戦略解説まで、実践で役立つノウハウも丁寧に紹介しています。

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