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トライオートFXのスプレッドは?FX取引の手数料体系を詳しく解説

この記事で解決できるお悩み
  • トライオートFXのスプレッドが知りたい
  • トライオートFXの手数料体系がわからない
  • トライオートFXと他のFX口座のスプレッドを比較したい

トライオートFXは、独自のルールを作成し自動売買が行えるFXサービスの一つだ。

また、有名ブロガーやFX専門家などが作成した自動売買プログラムも選べるため、自分に合った取引をしやすい。

本記事ではそんな、トライオートFXのスプレッドについて解説する。

スプレッドとは、FX取引における実質的なコストのことだ。初心者にもわかりやすく解説していくので、ぜひ参考にしてほしい。

目次
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トライオートFXのスプレッドはどのくらい?

それでは、トライオートFXのスプレッドを解説する。まずは、そもそもスプレッドとは何かを整理しよう。

「スプレッド」とは

スプレッドとは、取引を行う際に生じる「売り・買いの差額」だ。

FXの取引においては、好きな通貨ペアを選んで取引する。その際に、売りと買いで為替レートが異なるため、スプレッドが発生する。

「外貨両替」をイメージしてみよう。銀行で日本円から外貨へ、または外貨から日本円に両替すると、後者の方が両替レートの方が安い。実際に銀行の両替レートを見てみよう。

みずほ銀行の両替レート

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通貨記号日本円から外貨へ外貨から日本円へ
米ドルUSD157.06円151.06円
英ポンドGBP209.03円187.03円
ユーロEUR173.17円161.17円
カナダドルCAD120.07円102.87円
スイスフランCHF179.63円169.83円
出典:みずほ銀行「外貨両替相場」(2024年7月27日調査)

このように外貨から日本円に両替するレートは、その逆よりも安い。

全く同じことがFXにも起こり、その差額こそがスプレッドだ。ただし、FXのスプレッドは外貨両替よりも安く、円ではなく「銭」または「pips(ピップ)」で表される。

トライオートFXの通貨ペアとスプレッド一覧

続いて、トライオートFXで取り扱っている20通貨ペアと、それぞれのスプレッドを見てみよう。

ただし、トライオートFXは公式サイト上でスプレッドを公開していない。以下の表は、「取引数量が100万通貨を超えると上乗せスプレッド」だ。

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100万通貨超300万通貨以下300万通貨超500万通貨以下500万通貨超
米ドル/円0.3 銭0.9 銭3.0 銭
ユーロ/円0.5 銭1.5 銭5.0 銭
英ポンド/円1.0 銭3.0 銭10.0 銭
豪ドル/円0.6 銭1.8 銭6.0 銭
NZドル/円1.7 銭5.1 銭17.0 銭
カナダドル/円1.9 銭5.7 銭19.0 銭
スイスフラン/円2.0 銭6.0 銭20.0 銭
トルコリラ/円1.5 銭4.5 銭15.0 銭
メキシコペソ/円0.5 銭1.5 銭5.0 銭
南アランド/円1.8 銭5.4 銭18.0 銭
ユーロ/米ドル0.3 pips0.9 pips3.0 pips
英ポンド/米ドル1.4 pips4.2 pips14.0 pips
豪ドル/米ドル1.4 pips4.2 pips14.0 pips
NZドル/米ドル2.0 pips6.0 pips20.0 pips
米ドル/カナダドル3.8 pips11.4 pips38.0 pips
米ドル/スイスフラン2.0 pips6.0 pips20.0 pips
ユーロ/豪ドル2.0 pips6.0 pips20.0 pips
ユーロ/英ポンド1.9 pips5.7 pips19.0 pips
ユーロ/ポーランドズロチ26.0 pips78.0 pips260.0 pips
豪ドル/NZドル3.5 pips10.5 pips35.0 pips

トライオートFXは、基本となるスプレッドについては取引画面から確認する必要がある。

デモ口座(デモ取引)も提供していないので、トライオートFXの具体的なスプレッドを知りたい場合は、実際に使ってみるしかない。

スプレッドの計算方法

スプレッドはFX取引における、実質的な取引コストだ。

したがって、取引数量からスプレッドを瞬時に計算できるようになると、FX取引がスムーズになる。ここでその計算方法を紹介する。

スプレッドは「1万通貨(1.0 Lot)あたり」で表示される。1銭は「0.01円」なので、スプレッドから取引コストを計算する方法は次のとおりだ。

スプレッド×0.01×10,000÷Lot数(スプレッド×100×Lot数)

たとえば、米ドル/円のスプレッドが「0.3銭」だった場合を想定しよう。

米ドル/円を10万通貨取引すると、取引1回のスプレッドは「300円」となる(0.3×0.01×10,000×10.0Lot)

一方で、ユーロ/米ドルなど「米ドルストレート」と呼ばれる通貨ペアの場合、スプレッドの単位は「銭」ではなく「pips(ピップ)」となる。

pipsは「10,000分の1」なので、米ドルの場合は「0.0001米ドル(0.01セント)」だ。pipsによる取引コストを計算する方法は次のとおりだ。

pips×0.0001×10,000×Lot数(pips×Lot数)

たとえば、ユーロ/米ドルのスプレッドが「0.3pips」だった場合を想定しよう。

ユーロ/米ドルを10万通貨取引すると、取引1回当たりのスプレッドは「3米ドル」となる(0.3×10.0Lot)

1米ドル=150円で取引されている場合、円換算で450円の取引コストがかかる。

以上がスプレッドから取引コストを計算する方法だ。実際はリアルタイムの為替レートが反映され、スプレッドは変動する可能性があるので、正確に計算するのは難しい。

しかし大まかにでも計算できるようになると、取引コストを意識しながらFXを取引できるようになる。

トライオートFXと他のFX口座のスプレッド比較

続いて、トライオートFXのスプレッド実績と、他のFXサービスを比較した際のスプレッドについて紹介する。

トライオートFXはスプレッド実績の公表なし

多くのFXサービスは、スプレッドの実績を公表している。スプレッドの実績とは、スプレッドの最小値や最大値、提示率などFXサービスから公表されている数値のことだ。

トライオートFXではこれを公表していないので、実績を確認できない。

参考までに、他社FXサービスのスプレッド実績を紹介する。

LIGHT FXのスプレッド実績

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広告上のスプレッドスプレッド提示率スプレッド最大値
米ドル/円0.2銭98.46%15.00銭
ユーロ/円0.4銭98.65%20.00銭
英ポンド/円0.9銭99.03%24.90銭
豪ドル/円0.5銭99.28%29.80銭
NZドル/円0.7銭99.40%34.90銭
チェココルナ/円0.2銭99.71%6.90銭
ユーロ/米ドル0.3pips99.67%20.00pips
※2024/6/24~2024/7/19のスプレッド実績

このようにスプレッド実績では、実際にどのように取引されているかがわかる。

スプレッド提示率とは、広告上のスプレッド値内に収まった割合のことだ。つまりスプレッド提示率が高いほど、スプレッドのズレが生じにくい。

他のFXサービスのスプレッド実績

トライオートFXではないFXサービスのスプレッド実績を見てみよう。

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広告上のスプレッドスプレッド提示率スプレッド最大値
LIGHT FX0.2銭98.46%15.0銭詳しくはこちら
LINE FX0.2銭99.32%20.0銭
外為どっとコム0.2銭99.15%12.0銭
GMO外貨0.2銭98.77%20.0銭詳しくはこちら
みんなのFX0.2銭98.47%15.0銭詳しくはこちら
DMM FX0.2銭98.06%15.9銭詳しくはこちら
GMOクリック証券(FXネオ)0.2銭95.87%16.0銭詳しくはこちら
松井証券FX(MATSUI FX)0.2銭95.78%47.6銭
SBI FXTRADE0.18銭92.91%14.8銭
トライオートFXスプレッド実績の公表なし

他のFXサービスと比較したトライオートFXの特徴

トライオートFXはスプレッド実績を公表していないので、他のFXサービスとの比較が難しい。

ただし、トライオートFXのスプレッドには「取引数量に応じてスプレッドが上乗せされる」という特徴がある。

これは、他のFXサービスには見られない特徴だ。つまり、トライオートFXは他のFXサービスに比べると、取引当たりのコストが高くなる可能性があると覚えておこう。

一方で、トライオートFXは同じFX口座で自動売買もマニュアル注文もできるFXサービスだ。

また、独自の自動売買プログラムを作れるため、初心者から上級者までおすすめできる。

自動売買とマニュアル注文を組み合わせて、FX取引の利益を最大化したい人におすすめだ。

トライオートFXのスプレッドから見るおすすめの通貨ペア

続いて、トライオートFXでおすすめの通貨ペアを紹介する。

おすすめするのは、王道の「米ドル/円」と、トライオートFXで10人に8人が取引している「豪ドル/ニュージーランドドル」と「ユーロ/英ポンド」だ(2022年8月〜2023年7月の実績)。

米ドル/円:安定性・流動性が高く初心者にもおすすめ

米ドル/円は、安定性が高い通貨ペアとして初心者から上級者まで幅広く取引されている。流通量が多いことから流動性が高く、為替レートが安定しやすいのが特徴だ。

また、日米情報は比較的キャッチアップしやすいため、情勢をみながら為替レートの変動を判断できるのもメリットだ。

自動売買でもマニュアル注文でも、FXの人気通貨ペアである米ドル/円で取引を始めてみるのがいいだろう。

豪ドル/ニュージーランドドル:狭いレンジ相場の取引におすすめ

豪ドル/ニュージーランドドル(通称:オージーキウイ)は同じオセアニア地域の通貨ということもあり、相関関係が強い。

そのため、狭い値幅のレンジ相場を形成しやすいのが特徴だ。

レンジ相場の高低差が狭いと、リスクを抑えた取引が可能だ。外貨/円の通貨ペアだけでなく、外貨/外貨の通貨ペアで取引してみたい初心者はぜひ着目してほしい。

※レンジ相場=一定の変動幅の中で価格の上下を繰り返す状態

ユーロ/英ポンド:リピートしやすく自動売買向き

ユーロ/英ポンドは、豪ドル/ニュージーランドドルと同じく、狭い値幅のレンジ相場を形成しやすい。

リピート(同じ値幅で売買を繰り返すこと)しやすく、自動売買向きの通貨ペアと言える。

しかも、値動きに関しては豪ドル/ニュージーランドドルよりも広く動くため、収益を得やすいのが大きな特徴だ。

トライオートFXの手数料体系

最後に、トライオートFXの手数料について紹介する。

トライオートFXの自動売買手数料

トライオートFXの自動売買には次の手数料がかかる。

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新規決済1,000通貨あたり
1万通貨未満2.0pips2.0pips片道20円(対外貨は0.2外貨)
1万通貨以上10万通貨未満1.0pips1.0pips片道10円(対外貨は0.1外貨)
10万通貨以上50万通貨未満0.5pips0.5pips片道5円(対外貨は0.05外貨)
50万通貨以上無料
出典:トライオートFX「【トライオートFX】手数料を教えてください。」

FX取引は注文・決済の1往復セットだ。つまり「片道20円の手数料」ということは、注文で20円、決済で20円の手数料がそれぞれかかることになる。

自動売買はプログラムによって自動的に取引されるため、取引回数を自分でコントロールできない。取引手数料が思わぬ金額にならないよう注意してほしい。

マニュアル注文は取引手数料無料

トライオートFXのマニュアル注文では取引手数料がかからない。つまり、スプレッドが実質的な取引手数料だ。

また、トライオートFXでロスカットが執行されても、同じ手数料がかからない。

トライオートFXと他のFXサービスの手数料を比較

トライオートFXの手数料と、他のFXサービスの手数料を比較してみよう。

スクロールできます
取引手数料自動売買手数料ロスカット手数料
トライオートFX無料5円〜/1,000通貨無料
LIGHT FX無料自動売買なし無料詳しくはこちら
松井証券FX(MATSUI FX)無料無料無料
SBI FXTRADE無料自動売買なし無料
GMO外貨無料自動売買なし無料詳しくはこちら
GMOクリック証券(FXネオ)無料無料500円/1万通貨詳しくはこちら
みんなのFX無料自動売買なし無料詳しくはこちら
LINE FX無料自動売買なし無料
DMM FX無料自動売買なし無料詳しくはこちら

トライオートFXは自動売買手数料のかかるFXサービスなので、自動売買を利用する際は、大まかな取引回数を予測し、手数料がいくらかかるかを試算しておくといいだろう。

トライオートFXのスプレッドは取引画面で確認しよう

本記事では、トライオートFXのスプレッドについて解説した。その内容を改めてまとめる。

  • トライオートFXはスプレッドの実績公表なし
  • 100万通貨を超えるとスプレッドが加算される
  • 取引数量に応じた自動売買手数料がかかる
  • マニュアル注文の取引手数料は無料
  • リピート系通貨ペアの豪ドル/NZドル、ユーロ/英ポンドがおすすめ

トライオートFXは、豪ドル/ニュージーランドドルやユーロ/英ポンドなど、リピート系通貨ペアの取引に向いているFXサービスだ。

独自の自動売買プログラムで効率良く利益を獲得したい人は、トライオートFXで取引を始めてみよう。

トライオートFXのスプレッドに関するQ&A

トライオートFXのスプレッドは固定ですか?

トライオートFXはスプレッドを公表していないため、固定かどうかは不明だ。

ただし、固定スプレッドでも為替市場の取引量・流動性が落ちると、スプレッドが変動する可能性がある。

スプレッドが広がる理由は何ですか?

スプレッドは為替市場の流動性によって広がることが多い。

特に重要経済指標の発表や国際イベントの開催直前などは為替市場の流動性が下がるため、スプレッドが広がりやすい。

トライオートFXのスプレッドが広がりやすい時間帯はいつですか?

トライオートFXに限らずスプレッドは早朝に広がり安い。

日本時間の早朝はニューヨーク市場の終盤からオセアニア市場に該当し、市場参加者が減り、流動性が低くなるためだ。

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