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本記事では、2025年9月に行った老後資金に関する意識調査の結果をご紹介いたします。
調査会社:アドバイザーナビ株式会社
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査期間:2025年9月2日 〜 2025年9月3日
調査母集団:50人
アンケート回答者の詳細データ:末尾に記載
【2025年9月度・アンケートサマリー】
老後資金に必要だと思う金額は「3,000~5,000万円未満」が最多で、2,000万円では足りないと感じる人が5割にのぼった。
老後資金を考える際に重視することは「生活費」が約7割で最多、準備方法は「預貯金」や「資産運用」が中心だった。
準備状況は「やや進んでいる」が44.0%で最多だったが、「十分進んでいる」との回答は少数にとどまった。
不安としては「インフレ」や「医療・介護費」が多く挙げられた。
老後に確保すべき資金金額について
まずは、老後資金がいくら必要と考えているのか、調査した結果を紹介する。
老後2,000万円問題についての印象を教えてください。

1位:足りないと思う
2位:概ね妥当だと思う
3位:わからない
老後2,000万円問題についての印象として、老後資金が2,000万円では「足りないと思う」が最も多く、50.0%と半数だった。
次いで、「概ね妥当だと思う」が44%で約4割を占め、続いて「わからない」(4.0%)、「多すぎると思う」(2.0%)という順となった。
あなたはどのくらい必要だと思いますか?

1位:3,000~5,000万円未満
2位:2,000~3,000万円未満
3位:1,500~2,000万円未満
老後資金に必要だと思う金額について、「3,000~5,000万円未満」という回答が32.0%で最も多く、次いで「2,000~3,000万円未満」が26.0%、「1,500~2,000万円未満」が24.0%と僅差で続いた。
また、「5,000万円以上」との回答も8.0%みられた。
必要な資金をどのように準備するのか
次に、老後資金をどのように準備しているのか調査した結果を紹介する。
必要額を考える際、重視している要因は何ですか?

1位:生活費
2位:医療・介護費
3位:住居費
老後資金の必要額を考える際、重視していることは「生活費」が圧倒的に多く68.0%だった。
そのほか、「医療・介護費」(22.0%)、「住居費」(6.0%)、「旅行・趣味」(4.0%)という順となった。
資金の準備方法として活用しているものは何ですか?

1位:預貯金
2位:資産運用
3位:NISA
老後資金の準備方法として活用しているものとして、「預貯金」が90.0%、「資産運用」が70.0%、「NISA」が50.0%の回答を集めた。
そのほか、「iDeCo」(14.0%)や「退職金・企業年金」(8.0%)を挙げる回答も少数ながらみられた。
資金の準備はどの程度進んでいると感じていますか?

1位:やや進んでいる
2位:あまり進んでいない
3位:全く進んでいない
老後資金の準備が、「やや進んでいる」と回答した人が最も多く44.0%、反対の「あまり進んでいない」が30.0%だった。
また、「十分進んでいる」と回答した人も僅かながら見受けられた。
将来の資金に関する不安
ここでは、老後資金についてどんな不安を抱えているのか調査した結果を紹介する。
将来の資金に関して最も不安に思うことは何ですか?

1位:インフレ
2位:医療・介護費
3位:年金減少
老後資金に関して最も不安に思うことについて、「インフレ」との回答が最も多く34.0%、次いで「医療・介護費」が30.0%だった。
また、「年金減少」や「長寿化」を挙げる回答も一定数みられた。
アンケート回答者の詳細データ
回答者の性別

回答者の年齢

都道府県

世帯構成

金融資産額

住まい
