3億円で資産運用するなら?おすすめの投資方法を解説

この記事で解決できるお悩み
  • 3億円で資産運用を始めたい
  • おすすめの運用プランが知りたい
  • 運用で損失を出したくない

3億円の資産を保有していても、「このまま預金でいいのか」「どう運用すべきか」と悩む方は少なくない。

運用方法を誤ると資産が目減りする可能性があり、預金のみではインフレ局面で実質的な価値が目減りしやすい。相続税や各種課税も踏まえ、重要なのは「守る資産」と「増やす資産」のバランスだ。

本記事では、3億円保有者にふさわしい資産運用戦略、具体的な配分例、そして信頼できる資産運用の相談先まで解説する。

資産運用の相談先に悩む方はこちらの記事をチェック

目次

3億円の資産運用で意識すべきポイント

3億円の資産運用では、「増やす」より「守る」意識が重要だ。

ここでは資産を守りながら増やすための4つの基本ポイントを解説する。

① インフレによる実質目減りを防ぐ

物価は上昇が続く局面があり、総務省統計局の消費者物価指数(全国、2020年=100)では、2025年1月の「生鮮食品を除く総合指数」が109.8で、前年同月比は3.2%上昇した。

金利が上昇する局面もあるが、預金金利が物価上昇率を継続的に上回るとは限らない。仮に普通預金金利を年0.2%(税引前)とすると、上記の物価上昇率には及びにくい。

すなわち、預金金利が物価上昇率を下回る局面では、預金のみで資産を保有すると実質的な資産価値が目減りしうる。

つまり、3億円を普通預金で年0.2%(税引前)と仮定すると、1年間で得られる利息は約60万円。一方で同じ期間に物価上昇率が3.2%で推移すると、実質的な購買力は約960万円分の目減りとなり、差し引き約900万円相当の購買力低下となる計算だ。

預金と物価上昇の比較(3億円の場合)

年率1年後の増減額
普通預金利息(税引前・年0.2%と仮定)0.2%+約60万円
物価上昇による目減り(CPI・生鮮食品を除く総合)3.2%−約960万円
実質的な損失−約900万円

※消費者物価指数(全国・生鮮食品を除く総合)の前年同月比(2025年1月:3.2%)と、普通預金金利を年0.2%(税引前)と仮定した試算。将来の成果を保証するものではない。

預金は元本保証で安全だが、物価上昇には対応できない。資産を守るには、インフレ率を上回るリターンを目指す運用が必要だ。

②「守る資産」と「増やす資産」を分ける

富裕層の基本戦略は、資産を2つに分けることだ。

「守る資産」で安全性を確保し、「増やす資産」でリターンを狙う。

守る資産(安全資産)の例:

  • 個人向け国債
  • 円建て定期預金
  • 元本保証型の保険商品

増やす資産(リターン資産)の例:

  • 株式(国内・海外)
  • 債券(外国債券・社債)
  • 不動産・REIT(不動産投資信託)

配分比率の目安は「守る6割・増やす4割」が基本だが、年齢やリスク許容度によって調整する。50代なら「5対5」、70代なら「7対3」といった具合だ。

大切なのは、生活に必要な資金と将来のための資金を明確に区別すること。守る資産で安心を確保しながら、増やす資産で資産形成を進める二階建て構造が理想的である。

③税金・相続を見据えた資産構成

3億円規模の資産では、税金コストが運用成果に大きく影響する。富裕層は「税引き後リターン」で考えることが重要だ。

主な税金の種類と税率:

  • 上場株式等の配当等(申告分離課税)の税率:20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)
  • 相続税(税率):法定相続分に応ずる取得金額に対し最大55%
  • 贈与税(暦年課税):1年間(1/1〜12/31)の贈与合計額から基礎控除110万円を差し引いた残額に課税

たとえば年5%のリターンで1,500万円の運用益が出ても、税率20.315%を単純に当てはめると税引き後は約1,195万円となる。さらに相続時には、課税価格や基礎控除等を踏まえた上で相続税が課される。

税負担を抑える方法には、以下のような選択肢がある。

  • 生前贈与の活用(暦年課税の基礎控除:年間110万円)
  • 法人化による所得分散
  • 家族信託の設定
  • 生命保険金の非課税限度額の活用(500万円×法定相続人の数)

税務対策は専門性が高いため、税理士や資産運用アドバイザーとの連携が欠かせない。早めに相続設計を始めることで、将来の税負担を大きく軽減できるだろう。

④ リスク管理と流動性確保の両立

3億円の資産運用では、換金性(流動性)の確保も重要なポイントだ。不動産や未上場株など、すぐに現金化できない資産に集中投資すると、急な資金需要に対応できない。

流動性の高い資産・低い資産の例:

流動性が高い流動性が低い
上場株式
債券
投資信託・ETF
普通預金
不動産
未上場株式
一部の保険商品

理想的な資産配分は、以下の3層構造だ。

  1. 生活防衛資金(6か月〜2年分の生活費):普通預金や定期預金で即座に引き出せる状態に
  2. 短期運用資金(3〜5年以内に使う可能性がある資金):個人向け国債や短期債券など、比較的安全で換金しやすい商品で運用
  3. 長期運用資金(10年以上使わない資金):株式や不動産など、リターンを狙える資産で運用

もしもの病気や介護、事業の急な資金需要など、予期せぬ出費は誰にでも起こりえる。すべての資産を高リターン商品に投じるのではなく、必要な時に使える資金を確保しておくことが、安定した資産運用の基本だ。

3億円の資産運用におすすめの戦略

ここでは、リスク許容度に応じた3つの運用戦略を紹介する。自分の年齢や目標に合わせて、最適な戦略を選ぼう。

まずは、3億円を運用した際に、どれだけのリターンが期待できるかを確認していこう。

運用期間・利回り別シミュレーション(3億円を運用した場合)

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利回り3年間の運用結果5年間の運用結果10年間の運用結果20年間の運用結果
3%3億2,781万円3億4,778万円4億317万円5億4,183万円
5%3億4,728万円3億8,288万円4億8,866万円7億9,598万円
7%3億6,751万円4億2,076万円5億9,014万円11億6,090万円

※ 年1回の複利計算、手数料・税金等は考慮していない
※ 出典:野村證券 マネーシミュレーター「みらい電卓」

利回りが高く運用期間が長いほど、複利効果によって資産は大きく増える。

ただし、高いリターンを狙うほどリスクも大きくなるため、一度自分のリスク許容度を考えてほしい。

たとえば、株式などリスクの高い商品を多く組み入れれば期待リターンは上がるが、損失が出た際の影響も大きくなる。逆に債券のような安全性の高い商品中心だと、リスクは小さいものの期待リターンも控えめだ。

以下では、このリスクとリターンのバランスに応じた3つの戦略を具体的に見ていく。

【安定型】「守る」資産を中心にする

元本割れリスクを最小限に抑え、資産を確実に守りたい方向けの戦略だ。年0.5〜2%程度とリターンは控えめでも、安全性を最優先に運用していく。

こんな方におすすめ
  • すでにリタイアしており、資産を減らしたくない
  • 相続が近く、確実に次世代へ渡したい
  • 投資経験が少なく、リスクに不安がある

主な運用商品:

  • 個人向け国債
  • 定期預金
  • MMF
  • 円建て保険

3億円のポートフォリオ例:

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商品名金額比率目的
個人向け国債(変動10年)1億2,000万円 40%安全な長期運用
定期預金9,000万円30%元本保証
MMF6,000万円20%流動性確保
円建て保険
(一時払い終身保険)
3,000万円10%相続対策

※利回りや水準感は商品・金融機関・市場環境によって異なる。将来の成果を保証するものではない。

この戦略では、ほぼすべてを元本保証または元本割れリスクの低い商品で運用する。インフレには完全に対応できないが、確実性を重視する方には適している。

また、預金保険制度では一般預金等は1金融機関ごとに預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息等が保護される(決済用預金は全額保護)ため、複数の金融機関に分散することをおすすめする。

【バランス型】インフレに備える

安全性とリターンのバランスを取りながら、インフレに負けない運用を目指す戦略である。

国内外の資産に分散し、リスクを抑えつつ年2〜4%程度のリターンを狙う。

こんな方におすすめ
  • インフレ対策をしたいが、大きなリスクは避けたい
  • ある程度の資産の変動は許容できる
  • 10年以上の長期運用を考えている

主な運用商品:

  • 国内株式・株式投資信託
  • 外国債券(米国債、先進国債券など)
  • REIT(不動産投資信託)
  • バランス型投資信託

ポートフォリオ例:

資産クラス金額比率目的
国債・定期預金1億2,000万円40%元本確保
国内株式・株式投信6,000万円20%成長性確保
外国債券6,000万円20%安定収益+分散
REIT4,500万円15%インカムゲイン
現金・短期運用1,500万円5%流動性確保

この戦略では、安全資産で基盤を固めつつ、株式やREITでインフレに対応する。市場の変動はあるが、長期的には資産の実質価値を維持しやすいだろう。

【積極型】成長資産を取り入れる

資産の増加を重視し、年4〜6%以上のリターンを目指す戦略だ。

世界株式やオルタナティブ資産を活用し、富裕層ならではの投資機会を取り込む。

こんな方におすすめ
  • 50代前半で、運用期間が10年以上ある
  • 投資経験があり、価格変動に慣れている
  • 資産の一部が減っても生活に影響がない

主な運用商品:

  • 世界株式インデックスファンド
  • 新興国株式
  • オルタナティブ資産(PE・インフラファンドなど)
  • ヘッジファンド
  • プライベートアセット

3億円のポートフォリオ例:

資産クラス金額比率目的
外国株式(先進国・新興国)9,000万円30%高成長期待
国内株式6,000万円20%国内市場への投資
外国債券・REIT6,000万円20%分散とインカム
オルタナティブ資産4,500万円15%独自の収益源
国債・定期預金3,000万円10%最低限の安全確保
現金1,500万円5%流動性確保

この戦略は高いリターンが期待できる反面、短期的には資産が大きく変動する可能性がある。長期的な視点と、価格変動への心理的な耐性が求められるだろう。

オルタナティブ資産とは、伝統的な株式・債券以外の投資対象だ。PE(プライベートエクイティ=未上場企業への投資)、インフラファンド(道路・空港・発電施設などへの投資)、ヘッジファンド、プライベートアセット(不動産・森林・エネルギーなどの実物資産)などが含まれる。

これらは流動性が低い(すぐに換金できない)ものも多いが、株式市場と異なる値動きをするため、分散効果が期待できる。ただし、最低投資額が数千万円単位の商品も多く、一般の投資信託より複雑である。

証券会社やIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に相談しながら慎重に選ぶことをおすすめする。

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3億円の資産運用の相談先はどこが良い?

3億円での資産運用を始める場合、専門家に運用戦略やポートフォリオについて相談するのがおすすめだ。

ここでは、3億円の資産運用の相談先について解説していく。

資産運用における専門家への相談の重要性

3億円を運用する場合、複数の資産や銘柄に分散して投資をするのが一般的だ。

また、3億円というまとまった金額を運用に回す場合、不動産投資やプライベートエクイティなどの富裕層向けの運用商品も選択肢に入ってくるだろう。

こうした高度な商品性を持つ運用商品に投資をする場合は、しっかりと運用商品の仕組みやリスクを理解した上で、適切な運用方法を決定する必要がある。

さらに、複数の運用商品に分散して投資をする際は、定期的にポートフォリオを見直して理想的な資産配分に調整することも重要だ。

こうした資産管理は投資初心者の方や、仕事や家事などで忙しい方にとっては負担となってしまうケースもあるだろう。

そこで、資産運用の専門家を活用することで、運用にかかる手間を最小限にしつつ、適切に資産を管理できるというメリットがある。

IFA(資産運用アドバイザー)の役割とメリット

3億円の運用管理について相談する場合、IFA(資産運用アドバイザー)の活用がおすすめだ。

特定の証券会社や銀行に所属していないため、フラットな目線でのアドバイスが期待できるというメリットがある。

IFAの多くは金融機関出身者であるため、豊富な知識や経験に基づく質の高いサポートが望めるのも魅力的だ。

会社都合の転勤なども原則として発生しないため、長期的に資産運用に向き合ってくれるパートナーのような存在として捉えられるのもメリットと言えるだろう。

多額の資産を運用するときこそ、IFAへの相談を検討してみてはいかがだろうか。

3億円の資産運用は「減らさない」ことが重要

3億円を運用し始めるなら、まずは資産を大きく増やすことよりも「減らさないこと」を軸にスタートするのが賢明だ。

失敗を避けるには、長期投資や積立投資といった手法を取り入れつつ、複数の資産に分散させることが基本である。

本稿でも3億円向けのモデルプランを提示したが、最適な解は個々の目的やリスク許容度によって変わる点は押さえておくべきである。

自分に合った運用ポートフォリオを把握したい場合は、資産運用の専門家であるIFAへ相談するのが有力だ。

豊富な知見と実務経験に基づく助言が期待でき、長期で伴走してくれるパートナーとしても心強い存在である。

3億円の資産運用に関するQ&A

3億円を年利3%で5年間運用すると、リターンはどれくらいになりますか?

3億円を年利3%で5年間運用した場合、元本と運用収益を合計した金額は約3億4,778万円と計算される。

もちろん、これは運用が上手くいった場合のシミュレーション結果であり、実際の運用成果とは異なる。

ただし、年利3%という比較的保守的な運用であっても、まとまったお金で複利運用を行うことで、5年間で5,000万円弱の運用収益が見込めるというのは大きな魅力だ。

3億円の長期資産運用で意識するべきポイントは何ですか?

長期運用で意識すべきポイントは、「投資を継続する」ということだ。

長期運用を途中で辞めてしまった場合、せっかくの複利効果やリスクヘッジ効果をそれほど活かせなくなってしまう。

そのため、一度決めた運用頻度や購入金額は、運用目標を達成するまでは基本的に変更しないことが重要だ。

価格の変動が気になってしまうという方は、あらかじめ積立投資の設定を行っておくことで、感情に左右されずに機械的に売買を続けやすくなるだろう。

3億円の資産運用でリスクを適切に管理するにはどうすればいいですか?

リスク管理のポイントは「長期・分散・積立」投資だと言われている。

短期間ではなく数年〜数十年単位の長期目線で投資を継続しつつ、資産を複数の投資先に分散することで、リスクを抑えながら安定的に運用を継続できる。

加えて、毎月などの決まったタイミングで同じ金額を投資し続けることで、高値掴みを避けて購入単価を平準化できるというメリットもある。

資産運用の王道とも言われる「長期・分散・積立」投資を活用して、リスクを管理することを意識しよう。

3億円で資産運用を始めるためには、何を準備したら良いですか?

資産運用を始めるための準備としては、投資目的やリスク許容度の把握、運用ポートフォリオの設計、証券会社での口座開設などが必要となる。

自分1人で運用を始める準備を進めるのが難しいと感じる方は、資産運用のプロに相談するのも一つの手だ。

IFAに相談すれば、中立的な立場から自分に適したアドバイスを提供してもらえる。

投資目的の設定から証券会社での口座開設のサポート、銘柄選びのアドバイスまで幅広く手助けしてもらえるため、投資初心者でも安心して運用を始めやすいだろう。

3億円を運用する際、税金面ではどんなことを考慮するべきですか?

3億円ほどの大金を運用する際には、節税を考慮しなければならない。

そのためのポイントを、以下に紹介する。

  • 損益通算
    • 同じ年内の運用のなかで、投資商品の売却益と売却損を相殺し、残った利益分だけに課税される制度
    • 上場株式等の配当等について申告分離課税を選択する場合は、譲渡損失と損益通算できる
    • 特定口座(源泉徴収あり)では譲渡所得等を申告不要とできる場合がある(他口座との損益通算や繰越控除を受ける場合などは確定申告が必要)
  • 繰越控除
    • 損益通算の結果で損失が残った場合には、翌年以降3年間、損失を繰り越して利益と相殺できる制度
    • ただし繰越控除を行う場合には、損失が生じた年分から確定申告が必要
  • NISAの活用
    • 令和6年以降のNISAでは、年間投資上限額はつみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円、非課税保有限度額は合計1,800万円(成長投資枠のみは1,200万円)
    • 非課税口座で生じた損失はないものとみなされ、損益通算や繰越控除の対象外

上記③の非課税保有限度額(合計)は1,800万円だが、これは運用資金3億円のうち6%を占める。

非課税となるのは、非課税口座で取得した上場株式等の配当等や売却による譲渡益である。非課税保有限度額の範囲で保有する限り、運用益に税金がかからない一方、損失は損益通算等に使えない点には注意したい。

このためNISAを利用すれば、3億円の一部ではあるが非課税で運用ができるため、資産を効率的に拡大できる。

3億円の資産配分を考える場合、具体的にどの資産クラスにどれくらいの割合で投資すれば良いですか?

ここでは、景気局面に左右されにくいことを意図した配分例として「オールシーズンズ戦略」を紹介する。

「株式・債券・実物資産などを組み合わせて分散する」という考え方に基づき、異なる値動きをする資産を一定割合で組み入れる。

ここでは、この考え方をもとにした配分例を便宜上「黄金のポートフォリオ」として示す。

黄金のポートフォリオの構成

  • 米国株
    • 30%
  • 20年以上の米国債
    • 40%
  • 7~10年の米国債
    • 15%
    • 7.5%
  • コモディティ
    • 7.5%

米国資産(米国株・米国債)が中心の配分例であるため、①には日本株、②③では国内債券にも投資先を分散してもよいだろう。

①の個別株はハイリスク・ハイリターンの性格を持つので、リスクを抑えるために、投資信託も購入しておこう。 

3億円を運用する際、運用期間はどのように設定するのが最適ですか?具体的な期間とその理由を教えてください。

投資資金の大小に関わらず、運用期間が長ければ長いほど、大きなリターンが期待できる。

また運用が長期間にわたれば、複利効果が発揮され、効率的に資産を拡大できる。

同じ利回りでも、運用期間が長いほど、本文で述べたように運用結果は大きくなる。

利回り5%
3年間の運用結果3億4,728万円
5年間の運用結果3億8,288万円
10年間の運用結果4億8,866万円
20年間の運用結果7億9,598万円

3億円運用のためのプライベートバンクと通常の証券会社サービスの違いは何ですか?

プライベートバンクとは、富裕層に対して「資産管理や資産運用のサービスを提供し、管理手数料を得る」金融機関だ。

その一方で証券会社は、株式や債券、投資信託等の取引・募集などを通じて手数料等を得るビジネスモデルの金融機関だ。

プライベートバンクで口座を作るには、身元や金融資産額、預入資産額などの審査を通過しなければならない。

その代わりに私募債など一般的には購入できない金融商品、オーダーメイドでの資産運用サービスなどを提供する。

※私募債:広く一般募集される「通常の社債」とは異なり、金融機関や特定少数の投資家に引受を依頼し、発行される債券。

手数料が高額となる場合もあり、一定の預入資産額が求められることもある。

3億円などまとまった金額で資産運用を始める際に必要な心構えは何ですか?

数百万円単位で資産が増減しても、一喜一憂しないことだ。

仮に500万円の損失があったとしても、投資資金全体(3億円)から見れば、1.7%程度の変動に過ぎない。

100万円の資産運用で考えれば、わずか1〜2万円の変化だ。

ただし損失が継続している場合や拡大している場合は、原因を調べておこう。

損失の原因が特定の銘柄や金融商品であり、収益性の改善が見込めないときには、違う投資先への切り替えも検討しよう。

参考・出典

この記事を書いた人

資産運用メディア編集部は、初心者から上級者までが「将来に備える確かな運用判断」を得られるよう、公的統計や最新市場データに加え、自社アンケートを基に中立的な情報を発信しています。記事は資産運用アドバイザーと投資家を結ぶプラットフォーム「資産運用ナビ」を運営するアドバイザーナビ株式会社が監修。おすすめの資産運用やおすすめのIFAなど、読者が自身に最適な資産運用の相談先を見つけることができるよう、適切な情報発信に努めている。