- 住信SBIネット銀行カードローンの返済方法に何があるか知りたい
- 住信SBIネット銀行カードローンの返済日や返済額について知りたい
- 住信SBIネット銀行カードローンで返済が遅れてしまったときの対処法を知りたい
住信SBIネット銀行カードローンを利用する際に「返済方法は何があるのかな?」「返済日や返済額はどのように決まるのだろう?」「もし返済に遅れてしまったらどうしよう?」などといった疑問を抱えている方も多いのではないだろうか。
結論から言うと、返済方法はATMや振込・振替の2種類がある。返済日は毎月5日に設定される。また返済額は、前月末の借入残高により異なる。
本記事では、住信SBIネット銀行カードローンの返済方法や返済額、遅延した場合の対処法などを解説する。
滞納を防ぐためのシミュレーションを用いた返済計画の立て方も解説するので、ぜひ参考にしていただきたい。
住信SBIネット銀行カードローンの返済方法は2つから選べる
まずは、本題である住信SBIネット銀行カードローンの返済方法から解説する。
ATMでの返済方法
住信SBIネット銀行カードローンは、ATMでの返済が可能だ。毎月の返済日前日までに円普通預金口座へ返済額以上を入金しておけば、自動で引き落とされる。
なお、返済時に利用できるATMはセブン銀行ATMとローソン銀行ATMだ。
ATMでの返済手順は以下の通りである。
- ATMで「お預入れ」を選択
- 円普通預金口座へ入金
ただし「お預入れ」ではなく「カードローン」を選択すると、毎月の返済への追加返済として扱われるため注意しよう。
なお「アプリでATM」を利用すれば、キャッシュカードがなくても返済可能だ。ATM画面に表示されたQRコードをスマホで読み取るだけで簡単に操作できる。
また、入金時の利用手数料や他金融機関への振込手数料がそれぞれ最大月20回無料のため、返済時のコスト軽減にもなる。
振込・振替での返済
住信SBIネット銀行カードローンでは、ATMだけではなく、振込や振替での返済も可能だ。
ATMでの返済とは異なり、振込・振替での返済はSBIハイブリッド預金や目的別口座の残高を利用できる。他口座や他金融機関から返済したい場合に便利だ。
振込・振替を利用する場合は、期日までに返済額を代表口座の円普通預金に入金しよう。15時までの入金であれば当日付、15時以降の入金は翌銀行営業日付での着金となる。
ただし、14時〜15時は当日付の振込依頼を受け付けていない場合もあるため、早めに入金しよう。
また、振込・振替時には以下の項目を入力する必要がある。
- 振込先の金融機関名・支店名・預金種目
- 口座番号
- 受取人名
- 振込金額
- 振込指定日
- メモ(任意)
ライフスタイルに応じた返済方法を利用しよう。
住信SBIネット銀行カードローンの返済日はいつ?
次に住信SBIネット銀行カードローンの返済日を見ていこう。返済日を忘れないための方法も紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
毎月の返済日は5日(最初の返済日は借入日の翌月5日)
住信SBIネット銀行カードローンの場合、毎月の返済日は5日である。ただし、約定返済日が土日祝日や銀行の休日となる場合は、翌営業日に引き落とされる。
また、最初の返済日は借入日の翌月5日だ。例えば、10月15日に借入をした場合、初回の返済日は11月5日となる。
なお、返済日は変更できないため注意が必要だ。その点、返済日が毎月5日に固定されているため、返済計画を立てやすいだろう。
返済日を忘れないための方法
返済を忘れてしまうと、遅延損害金などを支払わなければならないリスクが発生する。余計な負担を避けるためにも、返済日を忘れないための対策を見ていこう。
定額自動入金サービスを利用する
返済を忘れないためには、定額自動入金サービスを利用すると良いだろう。
定額自動入金サービスとは、他金融機関の口座から返済額を引き落とし、住信SBIネット銀行の口座に自動入金できる仕組みだ。
取引手数料は無料で、引き落とし額は1万円から1,000円単位で決められる。また、口座からの引落日は毎月5日と27日のいずれかを選択可能だ。
また、住信SBIネット銀行の口座への入金は、引落日の4営業日後となる。
ただし、初回の引落日は申込完了から8営業日後となるため、余裕を持って申し込もう。
定額自動入金サービスを利用すれば、あらかじめ設定した金額が返済用口座へ振り込まれる。そのため、返済を忘れるリスクを軽減できるのだ。
カードローン関連の通知を受け取る
住信SBIネット銀行カードローンでは、返済日を忘れないために通知サービスを設定できる。
月末時点で借入残高がある場合、翌月1日にメールで通知してくれる仕組みだ。メールでは、次回の約定返済日と返済予定額を確認できる。
メール通知の設定方法は、以下の通りである。
- WEBサイトにログイン
- 「メールサービス」からメールを「通知する」に変更
メールでの通知のため、返済日の確認をスマホから簡単に行える。また事前に返済額を把握できるため、資金を用意できずに延滞するリスクも軽減できるだろう。
住信SBIネット銀行カードローンの返済額はどう決まる?
住信SBIネット銀行カードローンの返済額は、返済状況により異なる。毎月の返済額や決定方法を見ていこう。
住信SBIネット銀行カードローンの毎月の返済額の決まり方
住信SBIネット銀行カードローンの毎月の返済額は、前月末の借入残高に応じて決まる。確認方法は以下の通りだ。
- 住信SBIネット銀行のWebサイトにログイン
- 「残高照会」画面で代表口座円普通預金の残高を確認
具体的な返済額の例は、次章で解説する。
利用残高別の返済額の具体例
住信SBIネット銀行カードローンでは、前月末の借入残高別の返済額が公開されている。具体的な返済額は以下の通りだ。
前月末時点の借入残高 | 返済額 |
---|---|
2,000円以下の場合 | 前月末時点の借入残高 |
2,000円超〜10万円以下 | 2,000円 |
10万円超〜20万円以下 | 4,000円 |
20万円超〜40万円以下 | 6,000円 |
40万円超〜60万円以下 | 8,000円 |
60万円超〜80万円以下 | 11,000円 |
80万円超〜100万円以下 | 15,000円 |
100万円超〜150万円以下 | 20,000円 |
150万円超〜300万円以下 | 25,000円 |
300万円超〜400万円以下 | 30,000円 |
400万円超〜500万円以下 | 40,000円 |
500万円超〜600万円以下 | 50,000円 |
600万円超〜700万円以下 | 60,000円 |
700万円超〜800万円以下 | 70,000円 |
800万円超〜900万円以下 | 75,000円 |
残高900万円超 | 80,000円 |
上記の表から、前月末時点の借入残高が減るにつれて、毎月の返済額も少なくなるとわかる。
一方で借入額に応じて毎月の返済額も増えるが、80,000円を超えることはないため、返済の負担を抑えられるだろう。
住信SBIネット銀行カードローンの返済が「遅れそう」もしくは「遅れてしまった」時の対処法
ここでは、返済が遅れそうな場合どのように対処すれば良いか紹介する。仮に返済に遅れてしまった場合、法的措置などの最悪のリスクも考えられるため対処法を把握しておこう。
住信SBIネット銀行カードローンの返済に遅れた場合のリスク
まずは、住信SBIネット銀行カードローンの返済に遅れた場合のリスクから見ていこう。
新たな借入が停止される
住信SBIネット銀行カードローンで返済に遅れた場合、新規借入を停止されるリスクがある。返済能力に問題が生じたと判断されるためだ。
しかし延滞した場合でも、滞納額を返済し延滞状態が解消すれば、カードローンの利用を再開できる。
カードローンの利用を再開するためには、住信SBIネット銀行の口座に返済額以上を入金しておこう。
ただし、リスクは一時的に新規借入ができなくなる点だけではない。
今後の住信SBIネット銀行カードローンでの借入や、他社からの借入に悪影響が出る可能性も考えられるため、返済に遅れないよう注意してほしい。
遅延損害金が発生する
住信SBIネット銀行カードローンでは、返済に遅れると遅延損害金が発生する。
遅延損害金額の計算式は以下の通りだ。
なお、利息や手数料は含まれない。
仮に延滞期間が長引いた場合、最終的に法的措置を執られ、給与の差し押さえや資産を売却しなければならない恐れがある。
もしかすると「1日くらいなら延滞しても大丈夫」という考えがあるかもしれない。しかし、たった1日の遅れでも遅延損害金が発生し、加えて信用情報に傷がつく可能性もある。
小さな気の緩みが大きな損害につながるケースもあるため、返済日に遅れないよう注意しよう。
催促の連絡が入る
返済が遅れると、スマホや職場に催促の連絡が入る可能性がある。
職場に連絡が入ると、借入の事実が同僚や上司に知られてしまうことも考えられる。そうなると、社内での評価や信頼関係にも影響するだろう。
またスマホに電話での連絡が入った場合、借入の事実を家族に知られる可能性もある。特に、配偶者に報告していない場合、家庭内でのトラブルに発展するケースも少なくない。
だからといって、催促の連絡を無視し続けるのは避けよう。給与や財産の差し押さえなど強制的な取り立てに発展するリスクも考えられる。
なお、催促の連絡が来るタイミングや手段は状況に応じて異なる。そのため催促の連絡が入る前に、住信SBIネット銀行カードローンへ自ら相談するのも対処法だ。
信用情報に異動情報が登録される
住信SBIネット銀行カードローンの返済に長期間遅れると、信用情報機関に異動情報が登録されるリスクがある。
異動情報とは、カードローンなどの利用者本人の延滞に関する情報のことだ。
信用情報機関の一つ「CIC」では、以下の場合に異動情報として記録される。
- 返済日から61日以上または3ヵ月以上、延滞した場合
- 返済できなくなり、保証契約に対して保証履行が行われた場合
- 裁判所が破産を宣告した場合
異動情報が登録されると、カードローンの借入以外での金融取引にも悪影響を及ぼす可能性がある。
例えば、新たなカードローンの借入や住宅ローンの契約、クレジットカードの発行などだ。
さらに、就職や転職の際に身元調査を行う企業であれば、今後のキャリアに悪影響が出るリスクも考えられる。
なお、異動情報は信用情報機関に5年は記録された状態となる点も押さえておこう。
返済が遅れそうな場合は住信SBIネット銀行へ連絡する
住信SBIネット銀行カードローンの公式サイトでは、返済に遅れそうな場合、速やかに連絡してほしい旨が記載されている。
期日までに返済が間に合わないケースも視野に入れ、連絡方法を把握しておこう。
住信SBIネット銀行への連絡方法は、以下の通りだ。
連絡手段 | 連絡方法 | 対応時間 |
---|---|---|
お問い合わせフォーム | Webサイト上のフォームから入力 | 24時間365日 |
電話(口座なし) | 一般電話から(無料):0120-974-646 携帯・PHS(有料): 0570-001-646 | 平日9:00〜18:00 |
電話(口座あり) | 一般電話から(無料):0120-953-895 携帯・PHS(有料): 0570-053-895 | 平日9:00〜18:00 |
なお、携帯電話・PHSからの電話は有料となる点に注意が必要である。
返済が遅れてしまった場合の対処法
ここでは、住信SBIネット銀行カードローンの返済に遅れた場合の対処法を紹介する。万一のリスクに備えて、借入前に対処法を理解しておいてほしい。
速やかに引落口座へ入金する
住信SBIネット銀行カードローンの返済が遅れた場合、速やかに引落口座へ入金しよう。そうすれば、入金後に返済額が自動的に引き落とされる。
できるだけ早く入金することで、遅延損害金額を最小限に抑えられる。
入金方法は、ATM、他の金融機関からの振込・振替がある。
特に、24時間利用可能なコンビニATMや、即時入金が可能なネットバンキングなら、休日や夜間でもスピーディーに入金可能だ。
追加返済を利用する
延滞した場合、追加返済の活用もおすすめだ。
住信SBIネット銀行カードローンでは、毎月の約定返済だけでなく、任意のタイミングで追加返済もできる。
遅延により借入残高が増えた場合でも、追加返済すれば返済期間を短縮し返済総額を減らせる。借入残高が減少し、返済額に上乗せされる利息を軽減できるからだ。
なお、追加返済は全額返済と金額指定返済の2種類がある。返済手順の詳細は後述するが、Webサイトやスマホアプリから簡単に手続きできる。
会社からのボーナスや臨時収入があった際は、利用し借入残高を少しでも減らそう。
新規借入の停止・一括返済に備える
住信SBIネット銀行カードローンでは、延滞した際に新規借入の停止や一括返済を求められるケースがある。
さらに、信用情報に傷が付くと、他社からの借入も困難になる可能性が高い。
そのため、一括返済や新規借入の停止に備えるために、緊急時用の資金を確保しておくと良いだろう。
例えば、給与の一部を別口座に積み立てたり、不用品を処分し現金化したりなどだ。
また、家計を見直し固定費や変動費を削減することで、返済に充てられる資金を増やすのもおすすめである。
シミュレーションで返済計画を立てて返済遅延を防ごう
返済遅延を防ぐために、返済計画をシミュレーションしておこう。
借入前に返済計画を立てる重要性
シミュレーションができても、返済に遅れてしまえば元も子もない。そこで、シミュレーション結果を紹介する前に、借入前に返済計画を立てる重要性を解説する。
借入可能かどうかを判断できる
借入前の返済計画は、返済可能な借入額を判断できるだけでなく、今後の支払い計画を立てるためにも重要である。
借入可能かどうかは、以下3つの要素である程度判断できる。
- 返済額と収入のバランス
- 金利の負担
- 返済期間中の月収
まずは返済額と収入のバランスを検討しよう。
カードローンの月々の返済額は、前月の借入残高に応じて2,000円~80,000円の範囲で設定される。
返済額を月収と比較し、無理なく返済できるかを確認しよう。無理のない返済額が把握できれば、適切な借入額を判断できる。
次に、適用される金利も確認しておこう。
住信SBIネット銀行カードローンの金利は年2.49%〜14.79%だ。借入額と返済期間に応じた利息を計算し、総返済額を把握することで、無理のない借入額を判断できる。
なお、詳細は返済額シミュレーションの章で解説するため、参考にしてほしい。
最後に、返済期間中の月収も考慮しよう。
毎月5日の期日までに確実に返済可能か、将来の収入や支出のバランスから判断する必要がある。
単に借入可能かどうかだけでなく、無理のない借入額を把握しておけば、延滞リスクを最小限にできる。
金融事故のリスクを抑えられる
借入前の返済計画は、金融事故のリスク軽減にもつながる。収入や支出に見合った借入額を事前に把握できるからだ。
例えば、以下のようなリスクを抑えられる。
- 返済の延滞
- 過剰な借入
- 金利の負担
まず延滞リスクだが、返済計画により毎月の返済額をあらかじめ把握できる。収入とのバランスを考慮できるため、返済遅延を軽減できる可能性が高まる。
次に過剰な借入リスクだが、返済能力を把握しておけば必要以上の家計への負担を避けられる。
さらに過剰な借入を防ぐことで、金利負担の軽減にもつながる。返済計画を立てることで、発生する利息額や毎月の支払額をイメージできるからだ。
金融事故により信用情報に傷を付けないためにも、シミュレーションで返済額や完済にかかる期間を把握しておこう。
総返済額を抑えられる
返済計画を立てるメリットは、総返済額を抑えられる点である。計画的な返済により、利息が発生する期間を最小限に抑えられるからだ。
例えば、毎月の返済額を数千円増やすだけでも借入期間を短縮でき、支払う利息総額を抑えられる。
また、勤務先のボーナス時期に合わせた返済計画を立てられる点もメリットだ。あらかじめボーナスを利用した追加返済を計画しておくと良いだろう。
計画を立てておくことで、毎月の返済にかかる負担を軽減し、返済総額を抑えるためのシミュレーションができる。
無理のない返済計画を立て、賢く住信SBIネット銀行カードローンで借入しよう。
返済額シミュレーション
住信SBIネット銀行カードローンで、10万円と50万円の借り入れた場合のシミュレーションを行う。
まず借入額が10万円で年利14.79%の場合、月々の最低返済額2,000円と5,000円での違いを比較してみよう。
返済方法 | 毎月の返済額 | 返済期間 | 総返済額 | 利息総額 |
---|---|---|---|---|
最低額での月々の返済 | 2,000円 | 約6年8ヵ月(81回) | 約159,484円 | 約59,484円 |
月々の返済+任意返済 | 5,000円 | 2年1ヵ月(25回) | 約117,148円 | 約17,148円 |
最低返済額の2,000円のみを返済し続けた場合、返済期間が約6年8ヵ月と長引き、利息総額も増える。その結果、返済総額は借入額の約1.59倍に膨らむ。
一方、月々5,000円を返済した場合、返済期間を約4年7ヵ月も短縮可能だ。利息の総額も42,336円減らせるため、返済負担を軽減できる。
月々2,000円に、3,000円を追加で返済するのはそれほど難しくないだろう。少しでも返済総額を減らせるよう計画を立ててほしい。
次に借入額が50万円で年利14.79%の場合、月々の最低返済額8,000円と20,000円の違いを比較する。
返済方法 | 毎月の返済額 | 返済期間 | 総返済額 | 利息総額 |
---|---|---|---|---|
最低額での月々の返済 | 8,000円 | 約10年4ヵ月(125回) | 約987,961円 | 約487,961円 |
月々の返済+任意返済 | 20,000円 | 約2年8ヵ月(33回) | 約610,375円 | 約110,375円 |
10万円の借入時と同様、最低返済額のみで返済を続けた場合、返済期間が約10年4ヵ月と長引く。利息総額が約487,961円となるため、総返済額は借入額の約1.98倍だ。
50万円の借入にもかかわらず、結果的に100万円近い返済が必要となるため、デメリットが大きい。
一方、月々20,000円を返済した場合、返済期間を7年8ヵ月も短縮可能だ。利息総額は約377,586円も減らせる。
確かに状況によっては毎月8,000円の返済に、12,000円をプラスで工面するのは厳しい方もいるかもしれない。
しかし食費やスマホ代、飲み会費用の節約で用意できるケースもあるため、決して無理のある返済シミュレーションではないだろう。
これらのシミュレーションからわかる通り、返済期間の短縮に比例して利息が減るため支払い総額も抑えられる。
毎月の最低額だけの返済では、長期間利息が発生するため返済負担が増える点がデメリットだ。
毎月の返済額を増やせるよう計画を立て、できる限り任意返済を利用して返済総額を抑えよう。
とはいえ、収入や生活状況に応じて返済可能な金額は異なる。現在の収入や支出に応じて現実的な返済計画を立てることが肝心だ。
住信SBIネット銀行カードローンで全額返済や金額指定返済を効果的に使おう
住信SBIネット銀行カードローンでは、毎月の返済に追加で返済する全額返済や金額指定返済もできる。随時返済を利用すれば、借入期間の短縮や返済総額の軽減が可能だ。
ここでは追加返済の方法である、全額返済と金額指定返済の2種類を解説する。
全額返済と金額指定返済の仕組み・効果
まず全額返済とは、借入額の元金と経過利息を併せた全額を一括で返済する方法である。経過利息は、毎月1日から全額返済日までの利息が対象となる。
全額返済を利用すれば、借入を一度に完済できるため利息の支払いも不要となる。早めに全額返済すれば、返済総額を大幅に軽減できる。
ただし、全額返済はWebサイトからしか利用できない点に注意が必要だ。
次に金額指定返済とは、1円以上の1円単位で任意の金額を指定し返済する方法である。
ただし、元金のみの返済となるため、経過利息が残る点に注意が必要だ。さらに金額指定返済をした場合でも、毎月の約定返済は必要となるため忘れずに返済しよう。
具体的な方法
まず、全額返済を利用する場合は、Webサイトからの手続きが必要である。手順は以下の通りだ。
- Webサイトにログイン
- 「追加返済」画面で「全額返済」を選択
- 画面の指示に従い、手続きを完了
次に、金額指定返済の手順を解説する。金額指定返済の場合、WebサイトとATMの両方から手続き可能だ。
Webサイトからの手続きは以下の通りである。
- Webサイトにログイン
- 「カードローン」から「追加返済」を選択
- 画面の指示に従い手続き
ATMからの返済は以下の手順だ。
- ATM画面で「カードローン」を選択
- 「ご返済」を選び手続き
なお、ATMでの金額指定返済は元金のみで未清算利息は含まれない。そのため、実際の返済額とは少し異なる点に注意が必要だ。
住信SBIネット銀行カードローンの返済は計画どおりに進めよう
住信SBIネット銀行カードローンの返済方法には、大きく毎月の約定返済と追加返済の2種類がある。
全額返済とは、借入残高をすべて支払う方法だ。金額指定返済は、任意の金額を追加で支払う方法を指す。
約定返済日は毎月5日で、返済額は前月末の借入残高に応じて決まる。なお、初回の返済日は借入日の翌月5日だ。
返済が遅れると、遅延損害金が発生するため注意しよう。住信SBIネット銀行カードローンの金利は年2.49%〜14.79%だ。
さらに深刻なのは、延滞により信用情報に傷が付く可能性がある点だ。今後の新規借入やクレジットカードの発行などが停止されたり、できなくなったりするリスクがある。
そのため、返済に遅れないよう定額自動入金サービスを利用するのがおすすめだ。
同時にメールでの通知設定も行えば、月初に返済日と金額のお知らせが届くため返済のし忘れを減らせる。
また、家計に余裕が生まれたら、全額返済や金額指定返済を活用しよう。借入期間を短縮し、返済総額を減らせるからだ。
なお、住信SBIネット銀行カードローンは、最短60分で借入審査が完了する。申し込みはWebから24時間365日可能だ。
今なら新規の借入・契約で最大36,500円のプレゼントも受け取れるため、仮審査だけでも申し込んでみてはどうだろうか。