「カードローンってどんな商品なの?」
「どうやって利用するの?」
「名前は知っているけど、使ったことがない」
「使いたいけど怖い」
といった悩みを持つ方は多いのではないだろうか。
今回は数あるカードローンの中から三菱UFJ銀行カードローンの「バンクイック」をピックアップして紹介しよう。
他の銀行や消費者金融とは違ったポイントが数多くあるので、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」についての仕組みや審査など、有益な情報をぜひ参考にして欲しい。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の審査
まずはじめに、年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人の方で、保証会社の株式会社アコムの保証を受けられる方が対象となる。
原則として安定した収入があることが求められ、申込には本人確認書類といった、身分を証明するものがあればどなたでも借りられる。
審査の申込は土・日・祝日でも可能だ。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の審査の難易度はどのくらい?
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の審査は、大手消費者金融会社よりも審査が厳しいといわれている。
ただ、その基準は公表されていないため、本当かどうか定かではない。
コンピューターによる自動審査に加えて、担当者による審査も実施しており、申込者によっても審査の基準が異なる。
ただ「審査が厳しい」といわれるにはそれなりの理由がある。下記3点が代表的な例だ。
- 消費者金融より金利が安い
- バンクイックの利用にはアコムの審査も必要
- バンクイックの審査には警察庁のデータベースの照会が必要
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、金利が安いことで有名だ。下記の表を見てほしい。
借入先 | カードローン商品 | 金利 |
---|---|---|
銀行カードローン | 三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 | 年1.8%~14.6% |
三井住友銀行カードローン | 年1.5%~14.5% | |
大手消費者金融カードローン | アコム | 年3.0%~18.0% |
プロミス | 年4.5%~17.8% |
一般的にカードローンは金利が低くなるほど、審査が厳しくなる。
貸したお金が回収できなくなるとカードローン会社が成り立たなくなってしまうので、審査が厳しくなるという仕組みとなっている。
「バンクイック」の利用にはアコムの審査が必要であり、共に審査をクリアしなければならない。
アコムは「バンクイック」の保証会社となっているため、両社の審査が必要だ。
保証会社は支払いが滞ったり、不測の事態の際、返済を代わりに行う。
大手消費者金融のカードローンの場合、審査や借入は自社で完結するのだが「バンクイック」はアコムと自社の2段階で審査が行われるため、審査が厳しい傾向にあるといえるだろう。
その点デメリットのように感じるが、一度審査が通ってしまえば「信用情報」は非常に価値のあるものになる。
さらには犯罪歴がないかが非常に重要となるため「警察庁のデータベース」との照会が必要となり、反社チェックが実施される。
反社チェックとは、申込者が反社会勢力に加担していないかどうかをデータベース上でチェックをするシステムだ。
この照会は大手消費者金融会社では実施していないことが多く、審査項目の量でも違いがあるのではないかといわれている。
以下の記事では、三菱UFJ銀行の審査が厳しいのかついて詳しく解説しているので参考にして欲しい。
三菱UFJ銀行のカードローンの審査が厳しいのかについての詳しい解説はこちら。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の審査では在籍確認が行われる?
カードローンの申込を検討する際、電話連絡などの在籍確認により、周囲へカードローンの利用がバレてしまう点を気にされる方も多いだろう。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の審査でも在籍確認は行われる。
しかし、なるべく周囲にバレることなく在籍確認を済ませたいと思う方は多いだろう。
在籍確認を避けることはできるのだろうか。結論からいうと、バンクイックでは在籍確認を無くすことはできないが、相談することで周囲にバレないよう配慮してもらうことが可能だ。
ここからは三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」における在籍確認の方法、バレないためにしてもらえる配慮などについてご紹介しよう。
カードローンの審査では基本的に在籍確認が行われる
バンクイックに限らず、カードローンの審査では基本的に在籍確認が行われる。
在籍確認とは、カードローン申込時に申告した職場に「本当に在籍しているかどうか」を確認するものだ。
申告した職場で働いていることが確認できれば「一定の収入があり、返済能力がある」とみなされ、審査に通る可能性が高くなる。
もちろん雇用形態に関係なく、パートやアルバイトも在籍確認の対象となる。
在籍確認の方法としては「書類」と「WEB」のどちらかの確認方法が実施されることが多い。
「書類提出」による確認方法では、次のような書類の提出が求められる。
- 勤務先が記されている健康保険証
- 勤務先発行の在籍証明書
- 給与明細書
- 源泉徴収票
電話での確認方法を避けたい方や、電話以外の方法がいいという方は、書類での在籍確認が可能かどうか事前に確認するようにしよう。
担当者の個人名で電話がかかってくる
電話がかかってきたときに金融機関が会社名を伝えてしまうのか気になるところだが、消費者金融は会社名を出さずに個人名で電話をかけてくることが多い。
お金を借りる際には、申込者の「返済能力調査」が「貸金業法」により義務付けられているため、必ず確認が行われる。
在籍確認のタイミングの指定は通常できないが「バンクイック」では、勤務先への連絡等、申込時にいつ行うかの指定ができる。
就業時間内や、確実に自分が職場にいる時間帯を指定する事で、在籍確認を行えるだろう。
通常は職場にバレることはない
申込者の個人名で電話がかかってくるため、職場にバレることはない。
もし仮に、電話による在籍確認時に「〇〇は外出しております」などと不在である旨を告げた場合でも、在籍確認ができたことになる。
「バンクイック」から電話をかける際「カードローン」としての担当者ではなく「三菱UFJ銀行」として名乗る。
なので「自分がカードローンを申込んだことが職場にバレてしまう」というような心配は無用だ。
例えば、受付やカスタマーセンターの方が「三菱UFJ銀行」と聞いて怪しむことはないだろう。
通常、銀行からの電話は「クレジットカードの審査」や「銀行口座の開設」「営業」など様々な電話がかかってくるため「審査バレ」を防ぐことができる。
在籍確認に不安があるなら事前に電話で相談しておくのもおすすめ
在籍確認がどうしても不安になってしまっている場合は、事前に電話で問い合わせしておくと良いだろう。
前述にも記載している通り、電話か書類での提出のほか「バンクイック」では「在籍確認の指定」ができる。
書類やメールでの問い合わせもできるが、急ぎの場合は電話で相談するのが1番早い方法となるので、ぜひ参考にして欲しい。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の審査の流れは?
ここまで在籍確認についてご紹介してきたが、審査の流れはどのように進むのだろうか。
バンクイックにおける審査の大まかな流れは以下のようになる。
- 申込後WEBアップロード・郵送・FAXで必要書類を提出
- 電話またはメールで審査結果回答
- 契約
- テレビ窓口または郵送でカード受取
ここからはそれぞれの工程について紹介しよう。
申込後WEBアップロード・郵送・FAXで必要書類を提出
審査の申込に必要な書類を準備して、Webアップロード・郵送・FAXのいずれかの方法で提出しよう。
電話またはメールで審査結果回答
審査の結果は電話やメールなどで通知される。審査に通過すれば、契約に進める。
契約
契約内容を確認し、利用限度額や金利など、条件に問題がなければ契約手続きができる。
テレビ窓口または郵送でカード受取
その後銀行内にあるテレビ窓口、もしくは自宅での郵送で専用カードが発行され、借り入れできるようになる。
金利 (実質年率) | 年1.8%~年14.6% |
---|---|
審査時間 | 最短即日 |
融資速度 | 翌日以降(審査状況による) |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~500万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 申込までは可能 |
申込条件 | 満20歳から65歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の申込方法
前項ではバンクイックの審査の流れについてお伝えした。しかし審査に進む前段階として、申込そのものはどのようにして行えば良いのだろうか。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」では以下の3つの方法で申込が可能だ。
- パソコン・スマホからの申込
- アプリからの申込
- 電話での申込
ここからは上記3つそれぞれの申込方法について紹介しよう。
パソコン・スマホからの申込
ホームページの申込ボタンより、申込を行う。
「新規お申込」から行うのが通常だが、借入可能か簡単にチェックする「お借入診断」や、返済額を事前にシミュレーションができる「返済シミュレーション」がある。
申込をする前に不安要素を取り除けるので利用すると良いだろう。
申込をスムーズに行うためにも事前に本人確認書類・収入証明書を用意しておくのがおすすめだ。
パソコン・スマホからの申込は24時間365日受付可能となっている。
アプリからの申込
アプリの場合はQRコードからアプリをダウンロードして、直接アプリから申込を行う。
ダウンロード自体は無料なので、安心して使える。こちらも事前に本人確認書類・収入証明書を用意しておくとスムーズになるだろう。
パソコン・スマホからの申込と同じく24時間365日受付可能だ。
電話での申込
一方の電話では、土・日・祝日を問わず毎日申込が可能だ。
平日は9:00~21:00まで申込が可能で、土・日・祝日は9:00~17:00の受付時間となっている。
こちらも事前に必要書類を手元に用意し、重要な伝えたい事はメモして控えておくなどしておくと、さらにスムーズに申込ができる。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の申込に必要な書類は?
前項ではバンクイックの申込方法について紹介し、申込時には必要書類を手元に用意しておくとスムーズに進むとお伝えした。
それでは、申込時に用意しておくべき必要書類とはどのようなものがあるのだろうか。
大きく分けると、申込に必要な書類は以下の2種類に分類さる。
- 本人確認書類
- 利用限度額によっては収入証明書が必要
ここからは上記2つについて詳しく紹介しよう。
本人確認書類
申込時に必要となる書類は本人確認書類が必須となる。下記のいずれか2点が必要となる。
運転免許証 | 変更記載がある場合は裏面のコピーも必要 |
---|---|
健康保険証 | 本人の氏名・生年月日・住所のページ(カード型保険証の場合は裏面コピーも必要) |
パスポート | 顔写真及び住所のページ(2020年2月4日以前に申請したパスポート) |
(マイナンバーカード) | 個人番号カード現住所の記載があるもの 表面のコピーが必要 |
在留カード | 変更事項がある場合、裏面コピーも必要 |
特別永住者証明書 | 変更事項がある場合、裏面コピーも必要 |
利用限度額によっては収入証明書が必要
50万円超の利用限度額を希望の方は、収入証明書として下記1点が必要になる。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書
- 納税証明書その1・その2(個人事業主の方)
- 確定申告書第1表・第2表
※上記以外にも追加で書類を用意しないといけない場合がある。
※お申込時にお伺いした内容と送付いただいた申込書類が異なる場合は、審査結果を変更する場合がある。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の審査に通るコツは?
ここまではバンクイックの在籍確認・審査の流れ・必要書類などについてご紹介してきた。
しかし、在籍確認や必要書類に不備がなくとも、審査に通らないことがある。
ここからは審査を必ず通過したいとお考えの方に向けて、審査に通りやすくするコツをご紹介しよう。
借入希望額を少額にしておく
「バンクイック」の審査時に借入希望額を少額にしておくと、審査に通りやすくなる。
一般的に借入希望額が大きくなると、回収する際に貸し倒れが起こるリスクが高くなるからだ。
ただ少額にしすぎても限度額に達してしまい、限度額を見直す必要がでてきてしまうため注意しよう。
利用状況によっては「さらに借り入れをしたい」というケースもあるが、基本的に増額は後から申込むことが可能だ。
その際は改めて審査が実施されるため、日程に余裕をもって審査を申込むことがおすすめだ。
信用情報に悪い情報がのっていたり、年収が下がっていたりする場合は、増額申請が通らない可能性があるので注意しよう。
他社カードローンの借り入れを減らしておく
他社のカードローンの借り入れがあると、審査に通りにくくなってしまう。カードローン申込時に「信用力が低い」と判断されてしまうためだ。
申込時に申告を求められるが、正確に情報を記載しよう。他社借入として申告すべき範囲をしっかりとチェックして、正確に記載することが大切だ。
すぐには借り入れが減らせない場合は、申込前にカードローン審査について問い合わせておくと良いだろう。
オンラインでも良いが、直接三菱UFJ銀行へ来店して、窓口で話すとスムーズに相談できるのでおすすめだ。
信用情報に傷をつけないように注意する
「信用情報」には様々な個人情報やローンの利用記録が記載されている。その情報に傷をつけてしまうと、カードローンの審査に通らなくなるため注意しよう。
延滞を何度も繰り返し続けていたり督促を無視し続けていたり、債務整理を行っていると、傷がついてしまう可能性がある。
特に延滞を何度も繰り返すと「ブラックリスト」に載ってしまう。
「バンクイック」だけではなく、他の会社の「カードローン」や「クレジットカード」の審査でさえも落ちてしまう可能性があるので、注意しよう。
申込時に虚偽の申告や記入ミスをしない
虚偽の申告や記入ミスをすると「信用情報」に傷がつく。何か後ろめたい事実があったとしても、正確に記入することが大事だ。
年収はもちろんのこと、勤務先・勤続年数など契約時に必要な個人情報は証明書類を求められるケースが多い。
ほとんどのカードローン業者は「信用情報機関相互ネットワーク」に登録しているため、A社で記入ミスをするとB社とC社から照会された際、その情報を確認することができる。
「ブラック状態」となってしまい、他社を含めカードローン以外の「クレジットカード」などにも影響がでるため、注意が必要だ。
同時期に複数のカードローンに申込をしない
「A社だけでなくB社とC社にも申込む」というような多数のカードローンを同時に申込むのもNGだ。
同時に申込めば申込むほど審査に通りにくくなってしまい、いわゆる「申込ブラック状態」になってしまう。
既に借り入れをしている「カードローン」がある場合は事前に整理をするか、できる限り解約をするなど、自身の身の回りの整理もきちんと行おう。
もしこのように多数のカードローンを同時に申込んでしまった場合「要注意人物」として出回ってしまうことがあるので、注意しよう。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の借り入れ方法は?
借入方法は「ATM」または「振り込み」で、三菱UFJ銀行ATMをはじめ全国のセブン銀行・ローソン銀行・イーネットATMで借り入れが可能だ。
三菱UFJ銀行ATM | コンビニATM | |
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ご利用いただけるATM | 三菱UFJ銀行 | セブン銀行 ローソンATM E-net |
ご利用いただける時間帯 | 6:00~23:50 | 0:10~23:50 |
ATM利用手数料 | 無料 | 無料 |
三菱UFJ銀行カードローンの審査の流れについての詳しい解説はこちら。
カードローンを借りるなら三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」
本記事ではカードローンの三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」について詳しく紹介してきた。
他銀行とは異なり「在籍情報」の確認方法を事前にすり合わせができる・「金利が安い」など、様々な利点が多くあることが特徴だ。
まとまったお金が必要な時や、24時間いつでもWebから申込ができるため、初めてカードローンを借りる方でも安心だ。
低金利で借りる事ができる「バンクイック」では直接来店するほか、オンラインでも完結するので、安心して利用できるだろう。
「バンクイック」の審査は大手消費者金融会社より多少厳しいものがある。
しかし、毎月いくら返せばいいのか返済シミュレーションで費用や期間を事前にチェックできるため、消費者にとってもメリットが多数ある。
本記事を読んで参考になった方はぜひホームページをご確認いただき、必要であれば一度お問い合わせすることをおすすめする。
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」に限らず、カードローンを利用する機会は誰でも起こり得ることだ。
申込む前に一度ご自身の身の回りを整理すると、不安な要素も取り除けるのではないだろうか。
正しい情報を調べてから、利用は計画的に行おう。
金利 (実質年率) | 年1.8%~年14.6% |
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審査時間 | 最短即日 |
融資速度 | 翌日以降(審査状況による) |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~500万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 申込までは可能 |
申込条件 | 満20歳から65歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |