カードローンの借入残高を一括返済することには、さまざまなメリットがあるといわれている。
今回の記事では、アコムのカードローンで一括返済をする方法・メリット・デメリットなどについて詳しく解説する。
記事の後半では一括返済をする場合の注意点についても解説するので、これから一括返済を検討している方にもぜひ参考にして欲しい。
アコムは一括返済が可能
カードローンの借入残高を一度にすべて返済することを「一括返済」という。多くのカードローンでは、返済回数の上限は決まっているが下限は「1回」からだ。
もちろんアコムも例外ではなく、返済回数は「1〜100回」とされているため借入してすぐに一括で返済することができる。
一括返済には月々の約定返済を続けていく場合とは異なるメリット・デメリットがある。今回の記事も参考に、違いを理解した上で自分に適した返済方法を選択していこう。
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アコムの一括返済方法
アコムで一括返済をする際には、どのような返済方法があるのだろうか?まずは、一括返済に利用できる3つの返済方法を紹介する。
それぞれに異なる特徴があるので、自分に合った返済方法はどれか検討してみて欲しい。
インターネットでの返済方法
アコムでは、契約者が利用している金融機関のインターネットバンキングを利用して返済ができる。
この方法を利用する場合は、まずマイページにログインして「お金を返す」のメニューから「インターネットで返す」を選択する。
次の画面で返済額などを入力したら、画面に表示されている赤いボタン「金融機関でお手続きを進める」を押せば外部サイトに移動できる。
この先は、各金融機関のWebページを利用した操作となる。インターネットバンキングにログインして決済口座の選択・支払をすれば、30分以内に返済完了となるだろう。
手続き後は、念のためアコムの「マイページ」に表示される残高が「0」になっていることを確認しよう。
インターネットでの返済は24時間対応・土日祝日可となっている。ただし、下記の時間はメンテナンスにより利用できないため注意が必要だ。
- 毎週月曜 1:00 ~ 5:00
- 毎月第3日曜 0:00 ~ 5:30
(※6月・9月の第3日曜は0:00〜6:00)
- 1月1日 20:00 ~ 1月2日 6:00
- 各金融機関のメンテナンス日
なお、インターネットバンキングを利用した返済は手数料無料となっている。そのため、一括返済はもちろん通常の返済でも手数料を節約できる。
ATMでの返済方法
アコムの返済に利用できるATMは、アコムATM・提携ATMの2種類だ。アコムのATMは手数料無料だが、提携ATMは手数料がかかるといった差がある。
いずれのATMも24時間対応・土日祝日の取扱可能という点はメリットだが、硬貨の取扱がないため1,000円以下の端数は返済できない。
ATMでの返済の流れは下記の通りだ。
- ローンカードをATMに挿入する
- 暗証番号を押す
- 取引画面が表示される
- 「ご返済(ご入金)」のボタンを選択する
- 現金を投入して「読取」を押す
- 読み取られた金額を画面で確認する
- 金額に問題が無ければ「確認」を選択する
ATMで返済を行った場合は、必ず最後に明細が印刷される。返却されたローンカードと明細を受け取り、残高が0になったことを確認しよう。
振込での返済方法
振込で返済する場合は、アコムのマイページにログインして「振込で返す」というタブをクリックすれば「振込先銀行口座」が表示される。
振込先銀行口座の口座番号などを控えるか携帯で写真に撮ったら、あとは金融機関窓口・ATMなどから必要な金額を振込すれば、返済は完了となる。
なお、振込での返済には振込手数料がかかるほか、金融機関の窓口・ATMごとの取扱時間帯以外には利用できないといったデメリットがある。
一方、振込では現金でなく自分の口座から振込を行うことで「現金を持ってATMに出向く必要がない」という点がメリットだ。
そのため、インターネットバンキングと同じく「ATMに行くまでのあいだ大金を持ち歩くのが不安」という方に向いた返済方法といえる。
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アコムのカードローンの一括返済のメリット
カードローンを一度に返済すれば「来月も返済しなくては」「返済を忘れないようにしなくては」というストレスから解放されるだろう。
しかし、それだけではなく総返済額・信用情報・今後のカードローンの利用といった面からみても一括返済には多くのメリットがある。
それぞれ、どのようなメリットなのか紹介するので「一度で返済すると得なのだろうか」と気になった方はぜひ参考にして欲しい。
利息を節約できる
カードローンの利息は、借入した時点で最終的な利息総額が決まっているわけではなく、返済のたびに「借入残高×借入利率÷1年の日数×利用日数」という計算式により算出される。
そのため、返済回数が多いほど利息を支払う回数も多くなり、利息の総額はかさむことになる。
カードローンを効率的に返済するためにも、月々の返済についてしっかり理解しておこう。
アコムカードローンの返済方法について知りたい方はこちら。
返済の手間・手数料が節約できる
返済のたびに、返済額を確認して入金するという作業は意外と手間がかかるものだ。また、提携ATM・振込で返済をする場合は、その都度手数料がかかる。
特に手数料に関しては、1回あたり数百円だったとしても返済に1年間かかれば数千円かかることになる。
利息と比較すれば少額ではあるが、一括返済をすれば手数料の節約にもなり、返済の手間が一度で済むというのもメリットの1つといえる。
信用情報がプラスになる可能性がある
信用情報とは、カードローン・クレジットカードなどの契約・支払・滞納・借入残高などに関する情報のことだ。
この情報はカードローンの審査などを受ける際に照会される。たとえば、信用情報に返済の滞納履歴があれば審査には不利になる。
一方、信用情報をみれば支払回数・借入残高などから「この時期に一括返済をした」ということもわかる。
一括返済ができるということは、その契約者が一括返済も可能な経済力があり、計画的な返済ができる人物だという印象を与える材料になるだろう。
そのため、一括返済の履歴が残っていると新たにカードローンなどの審査を受ける際に審査でプラスにはたらく可能性がある。
ただし一括返済をしたという情報は「長期滞納履歴がある方が即審査落ちになる」というケースなどに比べれば審査に大きな影響を及ぼす可能性は低い。
たとえば以前に返済を滞納して、その後に一括返済をしたとしても滞納が帳消しになるほどの効力は持たないと考えた方が良い。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
---|---|
審査時間 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 30日間(初回限定) |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要 ・当社のご契約が50万円を超えるお客さま ・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま |
WEB完結 | 一部可能 |
申込条件 | 満20歳以上72歳までの定期的な収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
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カードローンの利用可能額に余裕ができる
カードローンは、契約時に決定された「契約極度額」の範囲内で借入ができるサービスとなっている。
そのため、契約極度額が10万円の場合は6万円の借入をすると、残りの利用可能額は4万円になる。
しかし、6万円を借入をして翌月に一括返済をすれば、次に借入をする際は再び10万円までの借入が可能だ。
このように、必要な資金を借入したら一括返済などで早めに返済をすることで、次に借入する金額に余裕ができるというメリットがある。
アコムのカードローンの一括返済のデメリット
良いことずくめに思える一括返済だが、手間がかかる・経済的負担が大きいという2つのデメリットがある。
それぞれのデメリットについて詳しく解説していくので「一括返済すべきか悩んでいる」という方はぜひ参考にして欲しい。
手間がかかる
カードローン会社の中には、一括返済できる返済手段が限られていたり、一括返済をするにあたって通常の返済とは別の手続きが必要とされる場合がある。
たとえば、自社ATM・窓口のみで一括返済を取り扱っているカードローンであれば、営業時間内に所定の場所へ行かなければならないのは大きなデメリットといえる。
しかし、アコムの場合は一括返済の場合も通常の臨時返済と同じくインターネット・ATM・振込いずれの方法でも取扱をしているため安心だ。
硬貨の取扱ができないATMでの一括返済方法については、記事後半の「カードローンの一括返済時の注意点」でも触れるので併せてチェックしよう。
無理に一括返済を行うことで手元のお金が減る
一括返済をすれば一度に多額の資金が必要となる。これは、多くの方が「一括返済が良い」と分かっていても踏み切れない理由ではないだろうか。
一括返済を行うおすすめのパターンとしては「返済できるだけの金額が間もなく入ってくるが、それよりも前に使いたい予定がある」といった一時的な借入が挙げられる。
たとえば、ボーナス支給前に発生した冠婚葬祭・急な入院などがこれにあたる。しかし、誰もがこのような状況で借入をできるわけではない。
そのため、中には生活費を削るなどの方法で一括返済を試みる方もいる。こうしたケースでは、手元のお金が減り生活に影響が出る場合もあるだろう。
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アコムでの一括返済3STEP
一括返済のメリット・デメリットが分かったところで、実際に一括返済を行う場合の手順について紹介する。
一括返済を検討しているが「まず何から始めたら良いのか分からない」と迷っている方はぜひ参考にして欲しい。
一括返済する日を決める
ここまでの解説では「最初の返済で全額返済する」というパターンを中心に解説してきたが、数回の返済を経た時点での残高を一度に返済することも「一括返済」という。
そのため、一括返済をするタイミングは「ボーナスが出る〇月」など収入の状況も踏まえて決めていこう。
もちろん、利息の節約といった面からみれば一括返済は早いほど良い。しかし、一括返済のタイミングを計ることで、生活を圧迫せずに返済を進めることができるはずだ。
返済額を確認する
アコムを継続的に返済している方の中には「毎月同じだから、返済のたびに返済額は確認していない」という方もいるかもしれない。
しかし、一括返済の場合は「前回の残高はこれくらいだったから」と大まかな金額を返済すると、利息分が足りず完済できなかったという事態に陥る可能性もある。
このようなトラブルを防ぐためにも、一括返済の前にはしっかりと残高を確認しよう。残高・返済額の確認は、アコムWebサイトのマイページ・スマホのアプリから確認できる。
都合のよい方法で支払う
一括返済をする日を決めて借入残高を確認したら、あとは返済日までに資金を調達して返済を行うだけだ。
アコムでは一括返済の場合でも通常の返済と同じく複数の返済方法を利用することができる。この記事の前半「アコムの一括返済方法」も参考に、都合の良い方法を選んでみよう。
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アコムのカードローンの一括返済時の注意点
一括返済の手順については前述の通りだが、確実に一括返済をするために何か気を付けるポイントはあるのだろうか?
ここからは主に、利息の確認・端数の返済・返済時間という3つのポイントについて詳しく解説していく。
利息は日割りで発生する
記事の前半でも利息の計算式は「借入残高×借入利率÷1年の日数×利用日数」であると紹介したように、返済に付随する利息は日割りで発生している。
そのため、一括返済を行う日よりも前に「いくら返済すればよいのだろう」と確認を行った場合、実際に返済する金額とは差が出るということに注意して欲しい。
もちろん一括返済する日が近づいたら、おおよその金額を確認するのは大切なことだ。
しかし、誤った金額を返済しないために、必ず当日にも返済金額の確認を行おう。
コンビニATMで返済は硬貨が使えない可能性も
返済方法の紹介でも触れた通り、アコムATM・提携ATMともに硬貨での返済には対応していない。しかし、ほとんどの場合は返済額に端数が発生する。
そのため、端数を返済するにはネットバンキングや振込を使用する方法がある。しかし、ATMでも下記の2つの方法で一括返済をすることができる。
- 無利息残高を残して一括返済する
- 実際の返済額よりも多めに返済する
1つめの方法は厳密にいえば「一括」といえないかもしれないが、アコムでは1,000円未満の端数を「無利息残高」扱いとしている。
無利息残高とは、利息が付かず、支払期限もない残高のことだ。そのため、この方法で一旦返済をすれば、あとは利息がかさむ心配がない。
しかし、最終的に完済するには端数を支払する必要があるため「インターネットバンキングを利用していないが急いで一括返済したい場合」の手段といえるだろう。
2つめの方法は、余りが出ることを承知で端数を切り上げて返済することだ。切り上げならばしっかりと完済された扱いになるため、おすすめの返済方法となる。
多めに返済した場合
上記のように本来返済するべき金額よりも多く返済した場合、契約者はそのまま端数分を損してしまうのだろうか?
もちろんそのようなことはなく、一括返済後にアコムを解約する場合は余計に支払った分の金額は返金される。
また、一括返済をした後にあらためて借入を行った場合、余計に支払った分の金額が利息から相殺される仕組みとなっている。
ATMの利用時間帯に注意
ATMからは原則24時間いつでも返済可能だが、利用する返済方法・ATMの利用時間帯によっては返済額が変わる可能性があるため注意が必要だ。
たとえば、アコムと提携しているコンビニATMにはセブン銀行ATM・イオン銀行ATMなどがあるが、それぞれ点検等のために下記の時間帯はATMが利用できない。
- セブン銀行 23:50~0:10
- イオン銀行 23:45~0:10
- 毎週月曜日1:00~5:0(アコムサービス定期点検のため)
日付が変わる直前に返済しようと0時になる前にコンビニに出向いたとしても、この時間になっていれば再びATMが利用できる時間は0時を過ぎているため「翌日」となる。
また「ATM返済」ではなく振込返済をATMで行う場合も注意が必要だ。ATMでは深夜でも取引可能だが、この場合の振込日は金融機関の翌営業日扱いとなる。
さらに、振込がアコムの休業日(土日祝日)であった場合も、取引が更新されるのはアコムの翌営業日とのことだ。
このような場合、ATMで手続きを行った日ではなく「アコムに着金があった日」が返済日として利息が計算されることを知っておこう。
随時返済も考えよう
ここまでは実際に一括返済をする場合の注意点について解説してきた。しかし、一括返済には経済的な負担が大きいというデメリットもある。
そのため、ここからは一括返済を検討する場合のポイントとして「一括返済にこだわりすぎず随時返済も考える」ことについてお伝えしたい。
たとえば、利息は節約したいが一括返済は負担が大きすぎると感じるならば、約定返済とは別に臨時返済を利用するという方法もある。
臨時返済でまとまった金額を早期に返済すれば、一括返済ほどではないが利息が節約できるはずだ。
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アコムの解約方法
アコムでの借入金を完済すれば、それ以降の返済は発生しない。そのため見落とされがちだが、完済と解約は異なるので必要に応じて解約手続きが必要だ。
アコムは年会費無料のため、一括返済を終えても「今後また利用する可能性がある」という場合は解約をする必要はない。
しかし、もし利用の予定がなければ解約するのも1つの選択肢だろう。カードローンを解約することには、必要以上の借入・不正利用を防ぐ効果がある。
また、もし他のローンやクレジットカードの審査を受ける予定があれば、解約して信用情報を「契約中のカードローンはない」状態にしておくことが望ましい。
アコムを解約するには、自動契約機(むじんくん)からの手続きを行うか、アコム総合カードローンデスクに連絡をするだけだ。
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アコムの一括返済催告状とは?
みなさんの中には、一括返済について調べている中で「催告状による一括返済」という文言を目にした方もいるかもしれない。
ここまでは自分の意志で行う「一括返済」について解説してきたが、最後に「一括返済をしなければならなくなる」パターンについても紹介しよう。
自分の意志で一括返済をしようと計画している方ならば長期延滞をしてしまう可能性は低いと思うが、この長期延滞をした場合に契約者に出されるのが「催告状」だ。
カードローンの返済が滞ると、まずは通常の返済額に加えて「遅延損害金」などのペナルティを負うことになる。
そのまま延滞をさらに放置すると催告状が届き、この段階になると一括での返済を求められる。
つまり「分割で定期的に返済してくれる契約者である」という信用を失った状態ともいえるだろう。
催告状は催促状と異なり、差し押さえなど法的措置の一歩手前だ。そのため、万が一催告状が届いたら一括返済をするか、債務整理を行う必要がある。
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アコムの一括返済のメリットとデメリットを知って計画的に返済を行おう
カードローンを一括返済することには、利息分を節約し総返済額を抑えられるなどのメリットがある。
一方で、一括返済は経済的な負担が大きく、無理に一括で返済しようとすれば生活に影響が出る可能性もあるだろう。
このようなメリット・デメリットを知ったうえで、一括返済の検討も含めた無理のない返済計画を立てていこう。
今回紹介した利息の仕組みや一括返済の注意点を理解することで、カードローンをより快適に利用することができるはずだ。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
---|---|
審査時間 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 30日間(初回限定) |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要 ・当社のご契約が50万円を超えるお客さま ・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま |
WEB完結 | 一部可能 |
申込条件 | 満20歳以上72歳までの定期的な収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
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