アコムの金利とは？アコムカードローンの利息や計算式についても解説

急な資金不足で困った場合に強い味方となるのが、最短20分での融資も可能なアコムのカードローンだ。

素早い借入が魅力のアコムだが、借入時に金利が気になる人も多いはずである。

アコムカードローンの金利は、借入限度額に応じて3.0〜18.0％の範囲で決まる。

金利は総返済額に大きく関係するため、何％の金利が適用されているのかをしっかりと把握することが重要だ。

今回はアコムカードローンの金利・利息との違い・利息の計算方法などについて説明する。

アコムと他社カードローンの比較についても解説するので、ぜひ参考にして欲しい。

アコムの金利について

アコムカードローンの金利は、利用者の借入限度額に応じて設定される。金利の幅は3.0〜18.0％だ。

アコムの借入限度額と金利については明確に提示されていない。

ただ、一般的な消費者金融の金利は「利息制限法」によって制限されており、借入額に対して以下のような上限金利となる。

借入額（元本）	上限金利（年利）
10万円未満	20.0％
10万円以上100万円未満	18.0％
100万円以上	15.0％

上記のように、借入額に対して上限金利が制限されているため、これを超える金利は適用できない。

アコムカードローンでは上限金利が18.0％に設定されている。

そのため、利息制限法の上限金利よりも2.0％低い金利設定となっている。

一般的に借入限度額が増えるほど適用される金利が低くなる。

よって、できるだけ高い借入限度額の枠を得られた方が金利的に有利と言える。

借入限度額は、利用者の年収・他社借入の有無・返済能力・信用情報などを総合的に判断して決定される。

中でも大きく関係するのが年収と他社借入の有無だ。

アコムなどの消費者金融が扱うローン商品は「総量規制」によって制限されている。

総量規制とは貸し過ぎを防止するための規制で、ローン申込者の年収の3分の1を超える貸付を行ってはいけないというものだ。

そのため、貸付限度額の大きさと年数は比例する。

また、総量規制は他社の借入枠に対しても適用される。

例えば、年収400万円のAさんがアコムで100万円の借入を希望したとしよう。

年収の3分の1以下の借入希望額なので、通常であれば審査に通過する可能性が高い。

だが、Aさんは他社消費者金融からすでに50万円の借入を行っていると判明した。

この場合、アコムの借入希望額100万円と他社借入の50万円を合わせると総借入額が150万円となり、年収の3分の1を超えてしまう。

このため、アコムの借入限度額は80万円以下に抑えられてしまう。

アコムカードローンの借入限度額をできるだけ高くして低い金利にしたい場合には、他社の借入金をできるだけ返済しよう。

返済後にアコムに申込をすることで金利を抑えられる可能性が高まる。

アコムの金利の計算方法について詳しく知りたい方はこちら。

アコム以外の一般的なカードローンの金利はどのくらい？

カードローンと呼ばれるサービスは、主に2つの種類が存在する。

アコムなどの消費者金融が提供する「消費者金融カードローン」と、銀行が提供する「銀行カードローン」の2種類だ。

一般的に金利は銀行カードローンのほうが低い傾向にある。

一方で、融資開始までのスピードは消費者金融カードローンのほうが早い傾向となる。

ここからは、それぞれのカードローンの金利や特徴について説明する。

銀行カードローン

銀行が提供するカードローンの上限金利は、14％台が一般的な相場だ。

最大借入限度額は800万円程度が相場だが、中には1,000万円もの枠を提供する銀行もある。

金利の低さと最大借入限度額の大きさが銀行カードローンの大きな魅力だが、審査は厳しい傾向にある。

また、基本的には申込日の即日借入には対応していない銀行がほとんどだ。

申込をしたその日のうちに借入を行いたいという方には不向きといえる。

消費者金融カードローン

消費者金融カードローンの上限金利は、18％台が相場だ。

銀行カードローンと比べると幾分高い印象にある。

また、最大借入限度額は500万円や800万円に設定している所が多い。

金利や最大借入限度額に関しては銀行にやや劣る印象だが、借入スピードは消費者金融カードローンの方が断然早い。

アコムであれば最短20分で借入が可能となるため、すぐにでも資金を用意したい方にはありがたいものとなる。

また、初めてアコムを利用する方は、借入から30日間利息0円のサービスが受けられるのも嬉しい。

無利息期間にできるだけ返済すれば、効率的に元本を減らすことができるので、総返済額を抑えられる。

アコムの金利を他社と比較

ここまでの説明で、銀行カードローンと消費者金融カードローンの金利や特徴については理解できたはずだ。

ただ、アコムと他の消費者金融の金利の違いについてまだ分かっていない人もいるのではないか。

結論からいうと、各社でそれほど大きな差はない。

なぜかといえば、消費者金融の限度額や金利は「総量規制」や「利息制限法」によって制限されているからだ。

ここからは、アコムと他社の金利について比較・解説を行う。

アイフル

アイフルの金利は3.0〜18.0％となっており、アコムの金利と同じだ。

また、最大借入限度額も800万円で両社とも並んでいる。

新規利用者は一定期間金利が0円になるなどのサービスにも共通点が多い。

違う点としては、自動契約機の台数に関してはアコムのほうが若干多く、利用しやすい点がある。

	アコム	アイフル
金利（年利）	3.0〜18.0％	3.0〜18.0％
最大借入限度額	800万円	800万円
自動契約機数	893台（2021年3月現在）	853箇所

プロミス

プロミスの金利は4.5〜17.8％となっており、上限金利はプロミスのほうが0.2％低いが、下限金利はアコムのほうが1.5％低い。

最大借入限度額はプロミスが500万円までと、アコムと比べて300万円低い。

上限金利では若干プロミスのほうが低くはあるが、わずか0.2％の違いでは総返済額にそれほど大きな差は生まれない。

その他のサービスも比較し、より利用しやすいほうを選ぶと良い。

	アコム	プロミス
金利（年利）	3.0〜18.0％	4.5〜17.8％
最大借入限度額	800万円	500万円

レイク

レイクの金利は4.5〜18.0％となっており、下限金利はアコムのほうが1.5％低い。

また、レイクの最大借入金額は500万円までなので、アコムのほうが枠が大きい。

レイクの特徴は無利息期間の長さだ。

プランにもよるが、5万円までの借入で最大180日間の無利息期間が設定されている。

少額の借入がメインの方には嬉しいサービスだ。

	アコム	レイク
金利（年利）	3.0〜18.0％	4.5〜18.0％
最大借入限度額	800万円	500万円

SMBCモビット

SMBCモビットカードローンの金利は3.0〜18.0％とアコムと同じだ。

また、最大借入限度額についてもアコムと同様の800万円に設定されている。

金利や最大借入限度額は両社とも同じだが、SMBCモビットカードローンには無利息期間は存在しない。

その代わりに、返済に応じてTポイントが貯まるサービスがある。

普段からTポイントを貯めている方には嬉しいサービスと言える。

	アコム	SMBCモビット
金利（年利）	3.0〜18.0％	3.0〜18.0％
最大借入限度額	800万円	800万円

アコムカードローンの利息と金利の違いは？

アコムカードローンの返済額を調べる際に「利息」や「金利」といった言葉を目にしたことがある。

似た言葉であるため、なんとなく同じ意味として捉えている方も多いと思う。

しかし、利息と金利は別の意味を持つ。

利息とは、借入を行った際に利用料として上乗せされるお金を指す言葉だ。

同じ意味を持つものに「利子」がある。

金利とは、借入額（元本）に対してどのくらいの利息が発生するのかを表す割合のことだ。

つまり、利息は金利によって導き出される。

借入を行うならば金利が低いほうが良いとされるのは、利息が低くなり総返済額が減るからだ。

アコムカードローン利息の計算式は？

では、実際に金利を用いてアコムカードローンの利息を計算してみよう。

利息の計算式は以下の通りだ。

【利息＝借入残高×金利÷365日×利用日数】

アコムの公式ページには借入額や金利を入力するだけで簡単に返済額がわかる「返済シミュレーション」がある。

そちらもぜひ活用して欲しい。

アコムカードローンの特徴

アコムカードローンには、借入翌日から30日間金利がかからないサービスがある。

さらに、カードレス契約も選択可能だ。

また、なんといっても申込から最短20分で借入が可能となるスピードの早さが嬉しい。

ここではアコムカードローンの特徴について紹介する。

30日間金利0円サービスがある

アコムでの契約が初めての方に限り、カードローン契約日から30日間は金利が0円になるサービスがある。

契約から30日以内に借入から返済まで行えば、金利がかからず元本のみの返済で済むという非常に嬉しいサービスだ。

しかも、金利0円期間中に追加で借入を行っても、期間中に全て返済すれば金利が一切かからない。

期間中に返済しきれなかったとしても、金利がかかるのは0円期間終了時に残った借入残金のみだ。

例えば、カードローンの契約直後に10万円借入したとする。

借入から10日後に6万円返済し、そこから追加で10万円借入を行ったとしよう。

この時点での借入残高は14万円だ。

期間中に追加で8万円返済した段階で金利0円期間が終了したとすれば、この段階での借入残金は6万円になる。

これまでの総借入額は20万円だが、金利がかかるのは金利0円期間終了時に残った6万円のみとなる。

このように、金利0円期間を有効に利用すれば、お得に借入ができる。

カードを作らないWeb完結も可能

一般的なカードローンの場合、借入を行う際にローンカードが必要となる。

ローンカードは基本的に自宅に郵送されるため、家族や周りの人にカードローンの利用を知られたくない方にはリスクがある。

その点、アコムのカードローンの場合、カードレス契約を利用することでローンカードを使わずに借入が可能だ。

カードレスで利用する際には、インターネット環境が必須となる。

パソコンやスマートフォンを使ってWebからマイページにログインし、借入や返済手続きを行おう。

スマートフォンの場合には、アコムアプリもおすすめだ。

なお、ATMで借入を行いたい場合にはローンカードが必要となる。

カードレス契約だけでは不便だと感じる場合には、後からローンカードの発行手続きを行うと良い。

ローンカードは郵送のほか、自動契約機から発行が可能だ。

郵送を避けたい方はぜひ自動契約機を利用して欲しい。

最短20分で借入が可能

アコムカードローンの最大の特徴は「申込から最短20分で借入が可能」という点だ。

即日借入が可能となる申込方法として「インターネット申込」「自動契約機申込」の2パターンがある。

このうち、最速で借入まで行えるのがインターネット申込だ。

インターネット申込は24時間いつでも可能である上に、契約完了後には指定の口座に最短10秒で借入金の振込が可能だ。※金融機関により異なります。※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

もちろん、申込条件によっては審査に時間がかかる場合があるし、振込先口座の営業時間によってはすぐに振込が反映されないケースもある。

だが、自動契約機や店舗まで足を運ばずとも全てインターネット上で完結するので、非常に利便性が高い。

インターネット申込はお手持ちのパソコンやスマートフォンから利用可能なので、ぜひ活用して欲しい。

アコムカードローンの利用方法

アコムカードローンを利用するには、ローン審査に合格して契約を完了させる必要がある。

ここでは申込から返済までの利用の流れを説明する。

申込

アコムカードローンの申込方法は「インターネット」「電話」「郵送」「自動契約機（むじんくん）」の4種類だ。

このうち、即日借入を希望する場合には、「インターネット」「自動契約機」「電話」のいずれかの方法を選ぶようにしよう。

インターネット環境があれば、インターネット申込が最速だ。

住まいの近くに自動契約機がある場合には、自動契約機か電話で申込をする方法もおすすめだ。

必要書類提出

申込を行ったら、審査に必要な書類を提出しなければならない。

必要書類には「本人確認書類」と「収入証明書」の2種類がある。

このうち、本人確認書類の提出は必須だ。

審査に有効な本人確認書類として以下のようなものが挙げられる。

上記のうちいずれか1点を必ず提出しよう。

借入希望額が50万円を超える方や、他社借入を含めた総借入額が100万円を超える方は収入証明書の提出も求められる。

以下の書類のうち、いずれか1点を提出しよう。

必要書類の提出方法には「Webやアプリからアップロード」「店舗・自動契約機で提示」「郵送」「FAX」がある。

このうち、アコムが推奨しているのはWebやアプリからのアップロードによる提出方法だ。

必要書類をコピーする手間もなく、自宅からすぐに提出することができるので、審査をスムーズに進められる。

Webやアプリからの提出が難しい場合には、アコム店舗や自動契約機で提出する方法も早くて確実だ。

審査

必要書類の提出が完了したら、ローン審査が開始される。

一般的なカードローンの審査では、電話連絡による職場への在籍確認が必須項目となっているが、アコムでは原則行っていない。

もし電話連絡が必要となった場合でも、申込者本人の同意なしに職場への電話連絡は行わないので安心だ。

契約・借入

審査に合格し、アコムが提示した借入限度額や金利に同意したら契約完了となる。

契約後すぐに借入が可能だ。

なお、金利0円期間は、契約日から30日間だ。初めて借入を行った日から30日間ではないので注意しよう。

契約したらその日のうちに借入を行ったほうが、30日間の金利0円期間を目一杯利用できるのでお得だ。

返済

アコムの返済期日は「35日ごと」か「毎月の指定日」の2つのパターンがある。

35日ごとの返済の場合、最初に借入を行った翌日から35日目が最初の返済日となる。

その後は、返済日から35日ごとが返済日に設定される。

なお、返済期間中に追加で借入を行った場合でも、返済期日は延長されないため注意しよう。

アコムでは利用者が返済日を指定することも可能だ。

この場合、毎月決まった日付が返済日となる。

なお、口座振替で返済する場合には、日付は毎月6日に固定される。

また、返済指定日が休日の場合には翌営業日が返済期日となるため覚えておこう。

指定日に返済する際の注意点として、指定日よりも15日以上前に入金したものは先月分の追加入金と判断される点が挙げられる。

この場合、指定日に再度返済が必要となるため注意しよう。

アコムカードローンの返済方法とは？

アコムカードローンの返済方法は「インターネット返済」「ATM返済」「口座振替」「振込での返済」の4種類だ。

それぞれの返済方法について説明する。

インターネット返済

インターネット返済は24時間いつでも可能で、土日祝日でも対応している。

さらに手数料が無料な点も嬉しい。

ただし、インターネット返済を利用する場合には、返済を行う金融機関の口座がネットバンキングに対応している必要がある。

返済方法は以下の通りだ。

通常支払いから30分以内に返済が完了し、マイページの返済額が更新されるのでチェックしよう。

ATMでの返済

アコム店舗ATMや提携コンビニATMを利用して返済することが可能だ。

両ATMとも24時間利用可能で、土日祝日も対応している。

ただし、アコム店舗ATMは手数料無料なのに対し、提携コンビニATMは手数料がかかる点に注意が必要だ。

提携コンビニATMで返済する場合、10,000円以下は110円、10,001円以上は220円の手数料がかかる。

また、ATMでは1,000円以下の返済ができない点にも注意しよう。

1,000円以下の返済残高が残った場合には、インターネットや振込にて返済する必要がある。

口座振替

指定口座から毎月自動で引き落とされる返済方法が、口座振替だ。

自動で引き落とされるので、払い忘れの心配がなく便利だ。

口座振替による返済日は毎月6日なので、引き落とし日の前日までに返済金を入金しておくのを忘れないようにしよう。

入金を忘れそうな方は、給与振込口座を返済口座に指定するのも良い。

振込での返済

アコムが指定する銀行口座に対し、各金融機関の窓口やATMから振込で返済する方法だ。

返済手順は以下の通りだ。

なお、振込手数料は利用者が負担する必要がある点を覚えておこう。

アコムの金利や利用方法について知りたいなら

アコムの金利は借入限度額に応じて3.0〜18.0％の範囲内で設定される。

借入限度額が高額になるほど低い金利が設定されるので、なるべく限度額を高くできるようにしよう。

また、アコムでは契約から30日間の無利息期間が設定されているのも嬉しい。

契約したら素早く借入を行い、無利息期間を十分に活用するのがお得に利用するポイントだ。

その他にも、アドバイザーナビではアコムカードローンの契約や利用方法などを各記事で詳しく説明している。

アコムの利用を検討している方はぜひ参考にして欲しい。

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