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みずほ銀行カードローンの金利を解説!利息を抑えた賢い返済方法も紹介

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みずほ銀行カードローンの金利は借入金と返済期間に応じて異なる。

短期の借入や少額の融資の場合、高金利が適用されるのである。

しかし、長期の借入や融資額が大きくなると金利は低く設定される傾向にある。

みずほ銀行カードローンを効率よく利用するために、金利の仕組みを理解し返済計画を立てることは重要である。

各人の経済状況や目的に合わせ適切な返済計画を策定することで、急な出費にも対処でき財政的な負担を軽減できるのだ。

本記事では、みずほ銀行カードローンの金利を解説するだけでなく、利息を抑えた賢い返済方法についても紹介する。

目次

みずほ銀行カードローンの利用前に知るべき金利と利息の違い

まずは基本のワードである金利と利息を理解しておこう。

金利・利息・利率・利子と聞いても混同する方が多いのではないだろうか。

金利と利息この2つの言葉は金融の専門用語であり似ているために、難しく感じられ混同してしまうのだ。

日常であまり使うことのない金融用語であるため、金利と利息の説明を受ける際にも正しく理解することが難しいことだろう。

金利と利息を正しく理解することで、借入する際に金利がどう関係するのかを理解できるようになる。

下記で、金利と利息について詳しく解説しよう。

金利とは

金利とは、貸付や借入の際に支払う利息の割合を表したものだ。

一般的にはパーセンテージ(%)で表示され、1年間の利率を示す。

借入期間も金利に影響を与える要素の1つだ。

借入期間が長くなれば金利を支払う回数は多くなるため、金利率の選択が重要になってくる。

また、カードローンを利用する金融会社によっても金利は異なる。

そのため、金利を理解して最適なカードローンを選ぶことが重要なのだ。

みずほ銀行カードローンは、年2.0〜14.0%と大手銀行の中においても低金利設定となっている。

利息とは

カードローンにおける利息は、お金を借りたり貸したりする際に生じる費用や収益のことだ。

なので、借入金額に対して支払う金額で金利に基づき計算される。

金利がパーセンテージで表示される割合であるのに対し、利息は通貨単位で表現される具体的な金額だ。

利息の具体的な金額は金利に基づき計算され、借入額・金利・借入期間によって決定する。

利息は次の計算式で求められる。

利息=元金×利率÷365×借入日数

100万円を年利率2%とし、借入1年後に一括で返済する場合を例に挙げてみよう。

100万円に対する金利2%を計算すると、利息は2万円となる。

したがって借り手は、借入金を返済する際に利息を考慮したうえで返済計画を立てなければならない。

みずほ銀行カードローンの金利

みずほ銀行カードローンの借入金利は変動金利である。

そのため、金融市場の情勢等により都度金利が見直されるのだ。

実際の金利は、借入残高がある日の金利を基準にして適用されるので、都度確認しておこう。

また、利用限度額によっても適用される金利が異なる。

審査結果により、希望の借入限度額より減額する場合もあり、それによって想定していた利率と異なることがあるので注意が必要だ。

それではみずほ銀行カードローンの金利について詳しく見ていこう。

金利年2.0~14.0%

みずほ銀行カードローンの金利は、借入金額により異なるが年2.0~14.0%と定められている。

みずほ銀行住宅ローンを利用していれば、年2.0~14.0%から0.5%引き下げになるため年1.5〜13.5%となる。

万が一、毎月の返済日の支払いを滞納した場合、遅延期間に応じて規定の遅延損害金である年利19.9%が借入元金に対して課せられる。

そして、この遅延損害金は毎月の返済時に、利息とともに貸越元金に組み入れられるので注意して欲しい。

借入金額によって金利が変わる

審査結果により利用限度額が決まり、その利用限度額によって金利は変わる。

そのため、年2.0%~14.0%と幅があるのだ。

利用限度額が低いと金利は高くなり、利用限度額が高くなれば低金利になる。

先ほども触れたが、金利は各金融機関ごとに異なる。

だが、金利には上限があり、それ以上の金利を設定することはできない。

カードローンの金利は利息制限法という法律によって規制されているのだ。

この利息制限法により金利には上限が設定されており、その上限は借入金額によって決まっている。

例えば、10万円未満の借入には最大20%・10万円~100万円未満には最大18%・100万円以上の場合には最大15%が上限とされている。

仮に100万円以上の借入金利が20%で設定された契約だとしても、上限金利は15%であるので5%分は無効になる。

上限金利を超える金利でローンを契約した場合、超過分の金利は無効となり貸付人には行政処分が課されることとなる。

みずほ銀行カードローンの利用限度額別金利は以下の通りだ。

利用限度額基準金利
10万円以上100万円未満年14.0%
100万円以上200万円未満年12.0%
200万円以上300万円未満年9.0%
300万円以上400万円未満年7.0%
400万円以上500万円未満年6.0%
500万円以上600万円未満年5.0%
600万円以上800万円未満年4.0%
800万円年2.0%

利用限度額で適用される基準金利の違いを表している。

みずほ銀行カードローン 金利計算についての詳しい記事はこちら

みずほ銀行カードローンが採用している変動金利の特徴

みずほ銀行カードローンの金利は変動金利を採用しており、

金融市場の状況により都度見直されることは上述したとおりである。

ここではなぜ変動金利を採用しているのかについて説明していこう。

金利についての理解をさらに深めて欲しい。

固定金利とは

固定金利とは、借入や貸出の金利が一定期間にわたり一定の金利で決まる方法だ。

金利が一定なので、金融情勢の金利が変動しても左右されない。

つまり、金利上昇したとしても支払い額は変わらないのである。

金利情勢の影響を受けることがないため、長期間の借入を考えている場合は固定金利の方がリスクが少ないだろう。

変動金利の方が低金利

変動金利は借入や貸出の金利が市場情勢に合わせて変化する方法だ。

通常、変動金利は基準金利に連動していく。

金利は変動するので、金利が下がれば当然支払い額も減少する。

しかし、金利が上昇すれば支払い額も増加する。

固定金利とは違い、初期段階で変動金利は通常低めに設定されている。

しかし、将来の金利変動に対しては不確実であるのでリスクを伴うことになるわけだ。

現在の金利が低い場合は、変動金利の方が金利が低い場合もあるだろう。

だが、金融情勢が変化し高金利になると支払い負担が増えることになる。

金利の見直しが行われることはほとんどないが、長期間の借入を希望する場合はそのリスクも覚えておこう。

みずほ銀行カードローンの金利面での魅力

みずほ銀行カードローンの金利面の魅力はどこにあるのだろうか。

まずはみずほ銀行カードローンの特徴を挙げてみよう。

  • Webを利用すれば24時間申込が可能
  • カードローンの利用申込をしていれば利用中のキャッシュカードで利用可能
  • 自社のATMでは基本的に利用料無料
  • 提携しているコンビニATMで月4回まで利用料無料

以下では、みずほ銀行カードローンと他社のカードローンを比較し、みずほ銀行カードローンの金利面での魅力を探っていく。

消費者金融カードローンより低金利

みずほ銀行カードローンと消費者金融カードローンの比較をしてみる。

スクロールできます
社名  みずほ銀行    プロミス アコム    アイフル
金利2.0%~14.0%4.5%~17.8%3.0%~18.0%3.0%~18.0%

消費者金融カードローンの金利が3.0%~18.0%内であるのに対し、みずほ銀行カードローンの金利は2.0%~14.0%である。

みずほ銀行カードローンの金利は、消費者金融カードローンの金利よりも低金利であることが分かるだろう。

消費者金融のカードローンの金利が高く設定されている理由として、保証会社の保証を受けられないことや総量規制による貸付に制限があることなどが考えられる。

消費者金融カードローンとは対照的に、みずほ銀行などの銀行は、信頼性の高い顧客に低金利のカードローンを提供する。

そのため、銀行のカードローンは金利が低くなるのだ。

みずほ銀行カードローン 金利10万についての詳しい解説はこちら

大手銀行カードローンの中でも低金利

それでは、大手他行のカードローンと比較してみる。

社名 みずほ銀行 三井住友銀行  三菱UFJ銀行
金利  2.0%~14.0%  1.5%~14.5%  1.8%~14.6%

最低金利は他行より高いものの、上限金利はみずほ銀行が一番低い。

みずほ銀行カードローンの金利は、すでに住宅ローンを利用していれば、0.5%引き下げになる金利優遇が受けられる。

したがって、引き下げ適用後の金利は1.5〜13.5%となり大手銀行カードローンの中でも低金利となる。

金利
(実質年率)
年2.0%~年14.0%
審査時間最短当日
融資速度最短当日
無利息期間なし
借入限度額10万円~800万円
収入証明書不要
WEB完結可能
申込条件満20歳以上66歳未満
担保・保証人不要
※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

みずほ銀行カードローンで金利以外に注意すべきポイント

みずほ銀行カードローンは、年会費・入会金はなく担保・保証人は必要ない

事業性資金では利用できないが、資金使途も自由で急な出費に備えることができるカードローンだ。

しかし、長期間返済すると、支払う利息が増え返済総額も増加する。

利用限度額内であれば何度でも借入できるため、過剰に借入する危険性もあるだろう。

ここからは、金利以外で留意するポイントを解説していこう。

最低返済額は他社より高め

みずほ銀行カードローンは、借り手からの申し入れがなければ残高スライド方式の採用となる。

残高スライド方式とは、カードローンの利用限度額内で何度でも借入ができ、借入額によって段階的に変動する返済方式だ。

みずほ銀行カードローンの最低ライン返済額は他社より少し高めとなっている。

みずほ銀行カードローンと三井住友銀行の最低返済額を比べてみよう。

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利用残高みずほ銀行カードローン三井住友銀行カードローン
2千円未満毎月10日現在の利用残高約定返済時の借入残高全額
2千円以上10万円以下2千円2千円
10万円超20万円以下4千円4千円
20万円超30万円以下6千円6千円
30万円超40万円以下8千円8千円
40万円超50万円以下1万円1万円
50万円超60万円以下1万2千円1万1千円

三井住友銀行と比較すると、利用残高50万円以下までは最低返済額は同じである。

しかし、利用残高50万円超になってくると、最低返済額はみずほ銀行カードローンの方が少し高いのだ。

みずほ銀行カードローンの金利20万についての詳しい解説はこちら。

用途が決まっているローンの方が低金利

用途が決まっているローンが低金利になるポイントを3点挙げる。

  • リスクの低減
  • 予測が可能である返済
  • 信用度の影響

1つ目は、用途が決まっているローンは、貸付側のリスクは少なく金利が低く設定される。

2つ目は、特定の期間で返済スケジュールが組まれることで、貸付側のリスクは減り金利を低く設定できるのである。

3つ目は、借り手の信用度に大きな影響を受けるため、借り手側の信用度と返済能力の高い場合は金利が低くなる。

つまり、用途が決まっているローンは貸付側のリスクは少なく、返済予測可能なために低い金利を設定できるのだ。

ただし、借り手の信用履歴・金融市場状況で金利変動がありえることに注意していただきたい。

消費者金融カードローンより審査が厳しい

一般的に、銀行のカードローンは消費者金融のカードローンに比べ、審査が厳しくなることはよくあることだ。

審査が厳しくなる理由としては、借り手の信用履歴・信用度を詳しく調べたうえで審査をするからである。

また、多重債務者の発生を抑制する観点からも審査は厳しくなっている。

借り手の安定収入・返済能力の有無や雇用状況についても審査の対象となる。

カードローンの利用限度額が高額になる場合には、担保や保証人の必要性も出てくる。

担保や保証人を付けることで貸付側のリスクが軽減されるため、審査はより厳しくなるのだ。

みずほ銀行カードローン 金利50万についての詳しい解説はこちら。

みずほ銀行カードローンの金利を抑えた賢い返済方法

みずほ銀行カードローンの金利を抑えた賢い返済方法にはどんな方法があるのだろうか。

  • 住宅ローンを利用する
  • 一括・繰り上げ返済をする

上記に挙げた2つの返済方法について詳しく解説していこう。

住宅ローンを利用する

みずほ銀行カードローンには金利特典がある。

それは、カードローンを契約する際に住宅ローンを利用していれば、基準金利から金利を0.5%引き下げるサービスだ。

基準金利は年2.0~14.0%であるから、引き下げ適用後の金利は年1.5~13.5%となる。

この金利特典が利用できるのは、カードローンを契約する店舗で住宅ローンを利用している場合である。

長期固定金利住宅ローン(フラット35)を利用している場合は、まず店舗で申し出をしなければならない。

みずほ銀行が住宅金融支援機構から借り手側の情報を受けることに同意した場合に限り、金利特典が受けられる対象となる。

一括・繰上返済を行う

次に、金利を抑えた賢い返済方法として、一括・繰り上げ返済がある。

  • 一括返済
    • 利息を含めた借入額の全てを一括で返済する方法
  • 繰り上げ返済
    • 毎月の返済とは別に、任意の金額を追加で返済する方法

一括返済は、利息額を抑えられ、借入期間を短縮できる利点がある。

早く返済することにより、利息額は減少し返済額の総額を減少できる。

一括返済をすることで利用限度額に枠ができるため、再度急な出費の必要になったときにも借入できるようになる。

完済履歴が信用情報に残り信用度は上がるため、クレジットカードやローンの審査を受ける際の印象はよくなることが考えられる。

一括返済のデメリットとしては、まとまったお金が必要になることと手続きに時間を要する場合がある。

繰り上げ返済は、全て元本に充当されるため支払い利息はなくなり、効率よく総支払額を減少できる。

臨時収入があったなど、返済能力に余裕のできたときには繰り上げ返済を利用するとよいだろう。

みずほ銀行カードローンの金利をふまえた返済額シミュレーション

みずほ銀行カードローンの金利をふまえた返済額シミュレーションは、公式サイトでは返済期間シミュレーション・返済回数シミュレーション・返済金額シミュレーションの3種類のシミュレーションが公開されている。

例えば、借入金額100万円・返済回数36回・金利12%と入力しよう。

上記の条件で得られたシミュレーション結果は、毎月の返済額34,343円・返済額の総額1,202,017円・利息額の合計202,017円だ。

このシミュレーション結果はあくまでも参考値で、実際に支払う金額とは異なるので注意が必要であるが、返済のイメージを掴むことはできるだろう。

みずほ銀行カードローン 金利100万についての詳しい解説はこちら。

みずほ銀行カードローンの金利以外で返済額を抑えるコツ

ここまでみずほ銀行カードローンの金利を中心に解説してきた。

では、金利以外で返済額を抑えるコツはあるのだろうか。

通常の支払いでは借入金がなかなか減らない場合に、早く返済を終えたいと考える人もいるだろう。

それでは、みずほ銀行カードローンの金利以外で返済額を抑えるコツについて解説していこう。

手数料がかからない返済方法を選ぶ

どういった返済方法をすれば手数料がかからないのか。

手数料の発生はATMを利用するときであるが、ATMを利用する時間帯・提携先ATMを上手に使いわけることで手数料無料で返済できる。

みずほ銀行ATMは、月曜日から金曜日の8時45分~18時の間は手数料が無料だ。

イオン銀行提携ATMでも同様に、月曜日から金曜日の8時45分~18時の間であれば手数料は無料だ。

みずほダイレクトを利用すれば手数料はかからない。

みずほ銀行カードローンには入会金無料のマイレージクラブがある。

取引状況に応じた特典となるが、どういった場合に無料となるのか挙げてみる。

  • みずほ銀行ATM・イオン銀行ATM・みずほダイレクト利用時のみずほ銀行本支店宛ての振込手数料が無料
  • 他行宛ての振込手数料は最大月4回まで無料
  • みずほ銀行ATM・イオン銀行ATMの時間外手数料が無料
  • イーネット・ローソン銀行・セブン銀行の利用手数料・時間外手数料は月4回まで無料

手数料無料で利用するのなら、マイレージクラブの活用も検討してみるといいだろう。

なるべく短期間で返済する

短期間で返済することのメリットは以下の通りである。

短期間で返済することのメリット
  • 将来の計画が立てやすくなる
  • 財政安定により、将来の備えができリスクを低減させられる
  • 早く返済完了することにより、精神的な負担が減る
  • 長期間支払う場合と比べて支払う金利総額が減る

短期間での返済は高い返済額が必要となるため、月々の負担は増えるであろう。

したがって、個人の収入や返済能力に見合った計画を立てることは必須となる。

家計に余裕があるときは任意返済する

先に任意返済について簡単に説明した。

ここでは任意返済のメリットとを3つ挙げる。

任意返済のメリット
  • 借入金を減らし、金利の負担を軽減できる
  • 任意返済で借入残高を減らしておくことで、急な出費の際に追加の借入ができる
  • 借入の完済を早められる

個人の財政状況に合わせて任意返済を行うことにより、借入を早く完済させたり将来の追加借入を可能にする。

個人のタイミングで任意返済を行うとよいだろう。

金利を抑えて賢くみずほ銀行カードローンを利用しよう

ここまでみずほ銀行カードローンについて様々な角度から解説してきたが、金利を抑えて賢くみずほ銀行カードローンを利用するためにどうすればよいのか整理しておこう。

  • 複数の金融機関・カードローン商品の比較検討をすることで、低金利のカードローンを選択できる
  • カードローンの利用限度額を自分の適切な必要額に設定する
  • できる限り早く返済を終わらせることで支払う利息を減らし、返済総額を減少させる
  • 繰り上げ返済をすることで金利の負担を軽減させる
  • 返済計画をしっかりと立て、計画通りに返済することで金利の負担を軽減する

金利について理解し、みずほ銀行カードローンを無理のない範囲で有効活用しよう。

金利
(実質年率)
年2.0%~年14.0%
審査時間最短当日
融資速度最短当日
無利息期間なし
借入限度額10万円~800万円
収入証明書不要
WEB完結可能
申込条件満20歳以上66歳未満
担保・保証人不要
※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。
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