- みずほ銀行カードローンは在籍確認があるのかを知りたい
- みずほ銀行カードローンでの電話連絡のタイミングを知りたい
- みずほ銀行カードローンの在籍確認で電話がかかってきた場合にどうすべきか知りたい
みずほ銀行カードローンは上限金利14.0%と、低金利で借り入れできるカードローンだ。
大手の安心感もあり、カードローンユーザーからの人気が高い。その一方で、「在籍確認はあるのか?」と心配している人も多いだろう。
在籍確認のため勤務先に電話連絡が入ると、職場の人にカードローンの利用がバレる可能性がある。
そのため、できれば在籍確認なしでカードローンに申し込みたいところだ。
そこで本記事では、みずほ銀行カードローンの審査時の在籍確認の有無や、電話連絡が実施される場合のタイミングなどについて解説する。
みずほ銀行カードローンへの申し込みを検討している人や、職場の人にカードローンの利用がバレたくない人はぜひ参考にしてほしい。
みずほ銀行カードローンは在籍確認がある?ない?

結論から述べると、みずほ銀行カードローンは「在籍確認がある」カードローンだ。ここでは、そもそもカードローンの在籍確認とは何か、基礎知識から解説していく。
そもそもカードローンの「在籍確認」とは?
在籍確認とは、すべてのカードローンが実施している本人確認のためのプロセスだ。
たとえば申込者が会社員の場合、カードローン会社が勤務先に電話連絡を行い、申込者本人が在籍しているかどうかをチェックする。
「個人の返済能力を確かめ、過剰貸し付けを防ぐ」という観点から、すべてのカードローンが実施している審査プロセスなので、みずほ銀行カードローンだけでなく他のカードローンでも在籍確認は必ず行われている。
みずほ銀行カードローンは在籍確認必須のカードローン
前述のとおり、みずほ銀行カードローンは「在籍確認がある」カードローンだ。在籍確認は電話によって行われ、審査担当者のタイミングで勤務先に電話連絡が入る。
在籍確認はカードローン審査における必須プロセスであり、消費者金融カードローンであっても回避できない。
ただし、消費者金融カードローンは書類提出や申告内容で在籍確認を完了させているケースが多い。
ほとんどの銀行カードローンは勤務先への電話連絡によって在籍確認を行なっているが、一部の銀行カードローンは、消費者金融カードローンのように書類提出や申告内容で在籍確認を行なっている。
そのため、在籍確認をどうしても回避したい人は、消費者金融カードローンから書類提出や申告内容で在籍確認を行なっている銀行カードローンを検討しよう。
ただし、カードローン会社が必要と判断した場合、勤務先への電話連絡によって在籍確認が行われる可能性があることを覚えておこう。
本人在籍の確認が取れれば在籍確認が完了する
在籍確認の際は、具体的にどのような電話連絡がくるのかを紹介する。在籍確認のため勤務先に電話連絡がきた際の会話の一例だ。

お電話ありがとうございます。〇〇株式会社、〇〇が承ります。



私、〇〇と申します。〇〇様(申込者)はいらっしゃいますか?



はい。ただいまお繋ぎいたしますので、少々お待ちください。



お電話代わりました、〇〇です。



お忙しいところ恐縮です。みずほ銀行の〇〇と申します。これにて在籍確認を完了させていただきます。今後のお手続きに関しましては、別途ご連絡いたしますので、今しばらくお待ちくださいませ。
このように、みずほ銀行カードローンは銀行名を伏せ、担当者の個人名で電話連絡を行うためカードローンだとバレにくいのが特徴である。
また、申込者が離席している場合は、次のような流れで在籍確認が行われる。



お電話ありがとうございます。〇〇株式会社、〇〇が承ります。



私、〇〇と申します。〇〇様(申込者)はいらっしゃいますか?



申し訳ありません。〇〇はただいま離席しております。よろしければご用件を伺います。



いえ、急ぎの要件ではありませんので、また時間を改めてご連絡いたします。それでは失礼いたします。
申込者が離席している場合でも、本人が申告した勤務先に在籍していることの確認が取れれば、在籍確認は完了となる。確認が取れなかった場合は、後日あらためて実施される。
みずほ銀行カードローンで在籍確認がなしになる条件とは?


みずほ銀行カードローンでは、在籍確認が一部実施されないケース(勤務先への電話連絡がこないケース)がある。ここではその条件を解説する。
1. みずほ銀行口座を給与振込先に指定している
給与振込先口座をみずほ銀行口座に指定している場合、勤務先への電話連絡が省略されるケースがある。
ただし、これについてみずほ銀行は公式サイト等で明記していないため、必ずしも勤務先への電話連絡が省略されるわけではない。
もしも勤務先が給与振込先口座をみずほ銀行口座に指定(※)していると、勤務先への電話連絡が省略される可能性は高いだろう。
一方で、勤務先への電話連絡を省略する目的で数日前に給与振込先口座をみずほ銀行口座に変更した場合は、電話連絡が入る可能性が高い。
- 厳密には会社が給与振込先口座を指定するのは労働基準法違反であり、入社時に「特定の金融機関の口座を給与振込先とする申請書等」を提出している
2. みずほ銀行の他のローン商品を利用している
住宅ローンやマイカーローンなど、みずほ銀行の他のローン商品を利用している人の場合は、勤務先への電話連絡が省略されるケースがある。
ただし、勤務先への電話連絡が省略されるかどうかは利用者によって異なり、みずほ銀行はこれについて公式サイト等で明記していない。
3. 在籍確認のための書類を提出している
やむを得ない事情により、在籍確認のための勤務先への電話連絡が受けられない人の場合は、書類提出のみで完了するケースがある。
この場合、申し込みの際に申告した勤務先情報と一致する、収入証明書類などの提出が必須となる。
「電話連絡にどうしても対応できない」という人は、審査に申し込む際にサポートデスクに電話で相談してみよう。
以上が、みずほ銀行カードローンで勤務先への電話連絡がこない3つのケースだ。
ただし、これらのケースに該当する人でも、在籍確認のため勤務先への電話連絡がくる可能性があることを覚えておこう。
みずほ銀行カードローンからの電話連絡のタイミングと連絡先


続いて、みずほ銀行カードローンが在籍確認を行うにあたって、職場に電話連絡がくるタイミングと連絡先について解説する。
在籍確認は申し込みの2〜3日後に行われることが多い
みずほ銀行カードローンの在籍確認(勤務先への電話連絡)は、申し込みの「2〜3日後」に行われることが多い。
厳密に言えば「本審査が行われる段階」なので、審査状況によっては本人確認が行われるまで1週間程度かかることもある。
ただし、公式サイトでは審査時間について次のように掲載している。
インターネット申し込みなら最短当日に審査結果が回答されると掲載されているので、当日中に勤務傍に電話連絡が入り、審査完了するケースもある。
職場に電話連絡がくる時間帯は平日9:00〜18:00が一般的
在籍確認のため勤務先に電話連絡が来る時間帯は、「平日9:00〜18:00」が一般的だ。
みずほ銀行カードローンの受付時間は平日の9:00〜18:00なので、勤務先への電話連絡も同時間帯に実施されると考えられる。
そのため、「平日9:00〜18:00」は職場から極力離れず、電話連絡にスムーズに対応できるようにしよう。
申し込みの際に入力した勤務先電話番号に連絡がくる
在籍確認のため勤務先に電話連絡がくるのは、申し込みの際に入力した「勤務先電話番号」宛てだ。
正社員、派遣社員、パート・アルバイト、個人事業主ごとに詳しく解説する。
正社員の在籍確認
正社員の人が審査に申し込むときは、勤務先連絡先の中でも「所属する部署」の電話番号を伝えよう。在籍確認が最もスムーズに完了し、審査時間を短縮できる可能性がある。
ただし、近年ではプライバシー保護の観点から在籍確認の電話に応じない会社も増えている。在籍確認を完了するためにも、自分宛てに電話連絡が入ることを同僚や上司に伝えておこう。
派遣社員の在籍確認
派遣社員の人が審査に申し込むときは、派遣元会社の電話番号を伝えよう。派遣社員が属しているのは派遣先ではなく派遣元なので、在籍確認は派遣元に対して行われる。
派遣社員の人は、みずほ銀行から在籍確認のための電話が入ることを、派遣元会社の社員に伝えておくといい。
通常、派遣社員に電話がくることは稀であり、派遣元会社の社員が派遣社員の氏名等を把握していないことも多いからだ。
カードローンの利用がバレたくない人は、「クレジットカードに申し込んだから在籍確認の電話がくるかもしれない」と説明しておくといいだろう。
パート・アルバイトの在籍確認
パート・アルバイトの人が審査に申し込むときは、働いている店舗の電話番号を伝えよう。運営会社の電話番号を伝えると本人が在籍していることが確認できず、審査落ちする可能性が高い。
個人事業主の在籍確認
個人事業主の人が審査に申し込むときは、自宅電話番号や事務所電話番号を伝えよう。事務所がある人は事務所電話番号を伝えておく方が、信用度は高くなる。
- みずほ銀行カードローンは事業資金としての使用が認められていないため、事業資金として使用したい場合はみずほ銀行の「事業ローン」に申し込もう
みずほ銀行カードローンは土日の申し込みで在籍確認はどうなる?


続いて、みずほ銀行カードローンの審査に、土日・祝日に申し込んだ場合の在籍確認について解説する。
土日・祝日の申し込みでも在籍確認は行われる
在籍確認は土日・祝日に申し込んでも行われる。土日・祝日に申し込んだからといって回避できるものではないので、注意してほしい。
電話連絡の流れは、「みずほ銀行カードローンは在籍確認がある?ない?」の章で解説したとおりだ。
申し込みから2〜3営業日後に行われることが多い
土日・祝日に審査に申し込むと、在籍確認が行われるのは「2〜3営業日後」になる。
みずほ銀行カードローンの受付時間は平日9:00〜18:00なので、たとえば土曜日に審査申し込みをすると、火曜日・水曜日あたりに在籍確認が行われることが多い。
そのため、土日・祝日に審査申し込みをすると通常よりも審査に時間がかかる可能性があるので注意しよう。
また、ゴールデンウィークや年末年始などの大型連休では審査が行われない。
勤務先に電話連絡がくるまではもちろん、審査が完了するまで通常よりもかなりの日数を要するので、みずほ銀行カードローンを利用したい人は前もって申し込むことをおすすめする。
みずほ銀行カードローンに必要な書類や申し込みの流れは?


続いて、みずほ銀行カードローンの審査で必要になる書類や、申し込みから借り入れまでの流れを解説する。これらの情報を事前にチェックし、審査をスムーズに進めよう。
審査に必要な本人確認書類と収入証明書類
審査では、本人確認書類の提出が必須となる。みずほ銀行カードローンにおいて本人確認書類として使用できるのは、以下の書類だ。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード
- パスポート
- 各種健康保険証
- 印鑑証明書
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 出典:みずほ銀行「カードローンお申込方法」
本人確認書類に変更事項がある場合は、変更事項について記載されている部分の提出も必要だ。また、パスポートは「顔写真・住所の記載があるもの」のみ有効なので注記してほしい。
一方、収入証明書類とは以下いずれかのケースで提出を求められる書類のことだ。
- みずほ銀行カードローンからの借入希望額が50万円を超える
- みずほ銀行カードローンからの借入希望額と他社借入額の合計が100万円を超える
これらのケースに該当すると、以下の収入証明書類のうちいずれか1点の提出が必須となる。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書または課税証明書
- 納税証明書(その1・その2)
- 出典:みずほ銀行「カードローンお申込方法」
これらの書類を手元においている人は少ないので、事前に準備しておくことをお勧めする。
また、個人事業主・会社経営者の人は「住民税決定通知書または課税証明書」または「納税証明書(その1・その2)」のみ提出可能だ。
みずほ銀行カードローンの申し込みから借り入れまでの流れ
ここでは、みずほ銀行カードローンの申し込みから借り入れまでの流れを簡単に解説する。
利便性の高い「インターネット申し込み」を解説するので、これを参考に審査に申し込んでみてほしい。
- みずほ銀行カードローンの公式サイトにアクセスする
- 公式サイトの「お申込みはこちら」などのボタンをクリックする
- 審査に必要な情報を入力する
- 仮審査の結果が登録したメールアドレス宛てに届く
- (仮審査通過の場合)本人確認書類などをアップロードする
- みずほ銀行担当者から在籍確認のため勤務先に電話連絡がくる
- 本審査の結果が登録したメールアドレス宛てに届く
- (本審査通過の場合)借り入れを始める
- みずほ銀行口座を所有していない人は口座開設から
みずほ銀行カードローンは「みずほダイレクト(インターネットバンキング)」に対応しているため、本審査に通過すればその日のうちに借り入れられるのが特徴だ。借り入れは24時間可能であり、手数料は無料だ。
みずほ銀行カードローンの在籍確認で周囲にバレにくい対応策


それでは最後に、みずほ銀行カードローンの在籍確認で職場の人にカードローンの利用がバレないための対応策を紹介する。
3つの対応策のいずれかを実施して、カードローンの利用がバレないようにしよう。
勤務先に電話してほしい時間帯を指定する
1つめの対応策は、「勤務先に電話してほしい時間帯を指定する」という方法だ。自分が社内にいる時間帯にみずほ銀行の審査担当者から電話連絡がくれば、直接受電できる可能性が高い。
また、同僚や上司が受電した場合でも、自分が社内にいれば要件を伺わずすぐに取り次いでもらえるケースが多いだろう。
みずほ銀行カードローンの在籍確認は銀行名を名乗らないので、この対応策を実施すればカードローンの利用がバレるリスクを軽減できる。
一方で、自分が離席しているときにみずほ銀行の審査担当者から電話連絡が入ると、受電した人が「失礼ですがどういったご用件でしょうか?」と尋ねる可能性がある。
これではカードローンの利用が職場にバレるリスクが高くなるので、十分注意してほしい。
まずは、勤務先に電話連絡がくる時間帯を指定できないか、サポートデスクに電話で相談してみよう。
自分への直通電話番号を伝える
2つめの方法は、「自分への直通電話番号を伝える」という方法だ。直通電話なら同僚や上司が受電することはなく、カードローンの利用がバレるリスクは限りなく低い。
ただし、自分直通の電話番号で在籍確認を行うためには、「勤務先の電話番号である」ことが明確でなければいけない。
つまり、「勤務先の代表番号と同じ回線である」と明確に判断できる番号でなければ、直通番号での在籍確認は難しい。
会社に支給された携帯電話番号での在籍確認が実施されない可能性が高いので、その点に注意しよう。
周囲にカードローンとバレない説明をする
3つめの対応策は、「周囲にカードローンとバレない説明をする」という方法だ。一般的には、次のような説明が有効である。
- 「クレジットカードに申し込んだから」
- 「銀行口座の開設に申し込んだから」
- 「賃貸住宅の入居審査を受けたから」
- 「親族の引越し先の保証人になったから」
このように、「在籍確認の電話だった」ということは伝えつつ、カードローンであることを伏せるのが効果的な言い訳だ。
「営業先・取引先からの電話だった」と言い訳をすると、同僚や上司から内容について詳しく聞かれる可能性があるので注意してほしい。
また、「個人的な電話だった」と言い訳をすると、「会社の連絡先を私用で使っている」とレッテルを貼られてしまうので、これも注意しよう。
みずほ銀行カードローンは在籍確認必須!対応策で切り抜けよう


本記事では、みずほ銀行カードローンの在籍確認の有無や、電話連絡が実施される場合のタイミングなどについて解説した。
みずほ銀行カードローンは在籍確認(勤務先への電話連絡)必須のカードローンだが、本記事で紹介した対応策を実施すれば、職場の人にカードローンの利用がバレるリスクは低い。
勤務先への電話連絡が実施されない例外もあるが、「100%実施される」と考えておくのがいいだろう。
みずほ銀行カードローンの在籍確認について基礎知識を把握できたら、さっそく審査に申し込んでほしい。
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