生活費の補填や冠婚葬祭の費用など、普段より出費が多くなりそうなときに活用できるのがカードローンである。
アイフルは大手消費者金融の1つで、カードローンをはじめとしたローン商品を取り扱っている。
借り方もバリエーションがあるため、自分に合った借り方を探しやすい。では、アイフルのカードローンでお金を借りたい場合はどのようにすれば良いのだろうか。
本記事では、アイフルでのお金の借り方について解説を行う。その際、借入までの流れや所要時間、審査を通過するコツについて詳細に説明する。
アイフルで借入したいと考えている方や審査や所要時間について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてほしい。
アイフルでのお金の借り方は?
アイフルでお金を借りるには、下記の3つの方法がある。
- 自分の口座へ振り込んでもらう
- スマホアプリを利用する
- 提携ATMを利用する
それぞれの特徴について、以下の表にまとめた。
借入方法 | カードレスOK | 24時間借入OK | 手数料無料 | 土日も利用可能 |
---|---|---|---|---|
自分の口座へ振込 | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ | ⚪︎ |
スマホアプリから借りる | ⚪︎ | ⚪︎ | × | ⚪︎ |
提携ATMから借りる | × | × | × | ⚪︎ |
それぞれ借入できる時間や手数料などが異なるため、自分の都合に合わせて借りやすい方法を選択すると良い。
3種類の借り方について、詳しく解説する。
自分の口座へ振り込んでもらう
1つ目は自分の口座へ振込してもらう方法である。Webから入金口座を指定し、振込の申込をするとアイフルから借入が行える仕組みとなっている。
振込による借入は土日や祝日も対応しており、深夜や早朝といった時間帯にも借入が可能だ。借入は千円単位で指定が可能で、振込にかかる手数料が無料な点はメリットといえるだろう。
入金口座には、都市銀行や地方銀行など全国1,200ほどの金融機関口座を指定できる。そのため、普段使っている預金口座をそのまま利用可能だ。
ただし、金融機関によって振込可能な時間帯は異なる。そのため、入金口座に指定した金融機関の対応時間をあらかじめ確認しておくとスムーズに利用可能だ。
スマホアプリから借りる方法
2つ目は、スマホアプリから借りる方法だ。アイフルのスマホアプリをダウンロードし、セブン銀行またはローソン銀行ATMを利用して借入できる。
スマホアプリから借入する場合は、アプリからATMに表示されるQRコードの読み取りで借入可能だ。
そのため、通常発行されるローン専用カードが手元になくても利用できる。
上記特徴から、カードを持ち歩きたくない方や財布を整理したい方にはおすすめの借り方である。
セブン銀行やローソン銀行のATMは全国どこでも設置されているので、出張先や遠方への旅行の際にも借入できる。
ただし、借入の際に所定の利用手数料が発生する点には注意が必要である。
提携ATMから借りる方法
3つ目は、提携ATMを直接利用して借りる方法である。ローン専用カードを使ってATMから千円単位で借入が可能だ。
また、提携ATMは下記の金融機関が該当しており、土日や祝日も借入可能である。
- セブン銀行
- ローソン銀行
- イオン銀行
- 三菱UFJ銀行
- 西日本シティ銀行
- E-net銀行
- 十八親和銀行
- ゆうちょ銀行
上記以外の金融機関で借入する場合は提携手数料が発生するほか、ATM利用手数料が発生する場合もある。
利用の際には、注意しておきたい。
アイフルで借入するときに必要な書類は?
アイフルで借入を行う際には、本人確認書類の提出が必須となる。また、借入希望額が50万円を超える場合は収入証明書類の提出も求められる。
そのため、アイフルでのカードローン申込の前にこれらの必要書類を準備しておく必要がある。
ここからは、必要書類である本人確認書類と収入証明書類について詳しく解説していこう。
免許証などの本人確認書類
アイフルでの借入に必要な本人確認書類は、下記の中から提出が必要だ。
- 運転免許証もしくは運転経歴証明書
- 個人番号カード(表面のみ)
- パスポート(所持人記入欄があるもの)
- 住民基本台帳カード
- 特別永住者証明書
- 在留カード
- 各種保険証
- 国民年金手帳
- 母子健康手帳
- 住民票
- 戸籍の附票の写し
- 住民票記載事項証明書
上記の本人確認書類が旧住所での表記となっている場合は、追加で手続きが必要だ。
具体的には、現住所が記載されている公共料金の領収書や国税・地方税の領収書などを2点追加提出する必要がある。
そのため、引越しなどで住所を変更した場合は上記本人確認書類の住所変更を行うとスムーズに手続きできる。
源泉徴収票などの収入証明書類
収入証明書類の提出が求められるのは、以下のような場合だ。
- アイフルでの借入希望金額が50万円を超える場合
- アイフルの利用限度額と他社との借入残高の合計額が100万円を超える場合
収入証明書類としては、下記のいずれか1点の提出が必要である。
- 源泉徴収票(直近のもの)
- 確定申告書・青色申告書
- 住民税決定通知書・納税通知書
- 所得証明書
- 給与明細書(直近2ヶ月のもの)
- 年金通知書
上記書類にマイナンバーや年金基礎番号の記載がある場合は、提出前に黒塗りするなどしてから提出しよう。
収入証明書類は最新のものを求められるため、申込直前に準備することをおすすめする。
アイフルでの借入までの流れ
アイフルで借入するためにはカードローンの申込・審査・契約手続きを行う必要がある。これらの手続きを経て、初めて借入が可能となる。
特に申込・審査はアイフルで借入できるか否かが決まる重要な手続きになる。そのため、あらかじめ手続きの流れを把握しておきたい。
借入に至るまでの流れについて、各手続きで気を付けるポイントにも触れながら解説しよう。
申込
まずはアイフルのカードローン申込を行う。申込の方法はWeb・スマホアプリ・電話・無人店舗の4つがある。
Webとスマホアプリは、パソコンやスマートフォンから24時間365日いつでも申込が可能となる。
申込フォームに必要事項を入力し、申込を行う形だ。電話は、直接オペレーターへ借入申込に必要な事項を回答して申込を行う方法だ。
受付時間は9:00〜18:00となっており、アイフルの専用ダイヤル(0120-109-437)に電話して手続きを行う。
初めての方(0120-201-810)や、女性専用ダイヤル(0120-201-884)はそれぞれ専用ダイヤルに連絡しよう。
無人店舗は、全国700を超える店舗にある自動契約機にて申込手続きを行う。申込の時点で、本人確認資料の提出が必要な点に注意しよう。
審査
各種方法で申込が行われると、内容を踏まえて審査に入っていく。
アイフルのカードローンは申込から最短18分で融資が可能なため、審査もスピーディーに行われる。※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
審査では、申込の内容から借入の可否に加え、借入可能とした場合の利用限度額や適用金利も決まる。
また、審査に際して本人確認書類の提出が求められる。運転免許証やパスポートなど公的に証明している書類の提出が必要だ。
さらに、借入希望額が50万円超になると収入を証明する書類の提出も併せて求められる。源泉徴収票や確定申告書が該当し、最新のものを提出するようにしよう。
なお、審査結果についてはメールまたは電話連絡にて回答が行われ、借入が承諾されると契約手続きへ進んでいく。
契約手続き
審査にて借入の承諾が得られたら、アイフルのカードローン契約を締結する。
契約手続きはWeb上で行う方法・無人店舗に来店して契約書に署名する方法・郵送で来た契約書に署名し返送する方法がある。
Web上で契約手続きを行う場合は、審査結果通知のメールから契約書の内容を確認し、署名したのち契約締結に至る。
電話で借入申込した場合は、無人店舗での契約の手続きもしくは郵送での手続きのどちらかをして契約締結をする。
無人店舗で申込した場合は申込からカード発行まで一連の流れで手続きするため、契約書の提出もその場で行われる。
借入の開始
アイフルとのカードローン契約が締結されると、借入が可能となる。契約の際にローン専用カードの発行の有無を選択できる。カードを発行することで、ATMでの借入が可能だ。
反対に、カードレスを選択すると振込またはスマホアプリでの借入に限定される。カードがある場合と比較した際に、借入できるATMがセブン銀行とローソン銀行に限られてしまう。
しかし、カード枚数を増やさずに利用でき、借入が他の人に知られにくいメリットも存在する。カードを発行すべきかは、メリットとデメリットを比較して判断するようにしよう。
アイフルの借入方法について詳しくは知りたい方はこちら。
アイフルでの借入の審査結果通知までの所要時間は?
アイフルの審査結果通知までの所要時間は、最短18分である。※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
この所要時間はカードローンの申込手続きが完了してから、申込者へ審査結果をメールまたは電話にて通知するに至るまでの時間だ。
ただし、審査の内容や申込件数の多少によって、所要時間は長引くことがありうる。
至急借入したい場合は、Web・スマホアプリからの申込がおすすめだ。
原則24時間365日いつでも申込が可能であり、土日祝日や深夜帯等関係なく利用できる。
申込フォームへの入力項目も簡素で、5分程度あれば全ての項目の入力が終了できる仕様になっている。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
---|---|
審査時間 | 最短18分 ※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 |
融資速度 | 最短18分 ※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要 ・当社のご契約が50万円を超えるお客さま ・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳以上69歳までの定期的な収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
アイフルで借入時に審査通過しやすくする方法
アイフルで借入したい場合に、審査を通過できれば借入が可能である。審査の基準は各金融機関で異なり、審査内容に関しては開示されていない。
しかし、借入対象や申込時に記載する内容から、どのような点を審査でみているのかはある程度予測ができる。
ここでは、アイフルで借入時に審査通過しやすくする方法について詳しく解説する。
他社からの借入の返済額をか確認しておく
審査で通過しやすくするには他社でも借入があるか否か、借入があった場合にどの程度借入残高が残っているのかを確認しておこう。
アイフルを含む消費者金融は、貸金業法の総量規制に該当する。総量規制とは、貸金業法にて申込者の借入超過を防ぐために年収の3分の1を超える借入が原則禁止されているルールのことだ。
そのため、他社の借入残高とアイフルでの新たな借入金の合計額が年収の3分の1を超過してしまうと、新たな借入ができない。
また、返済を延滞していたり、返済できず代弁していたりすると審査に影響する可能性が高い。
在籍確認の電話を確実に受ける
アイフルでは、在籍確認の電話はほとんど行われない。ただ、勤務先として記載されている内容に不審な点がある場合は在籍確認が行われる。
そのため、在籍確認の電話があった際は確実に受けなくてはならない。なぜなら、在籍確認ができない場合は勤務実態がないと判断されるからだ。
在籍確認の電話連絡はアイフルの担当者より行われるが、あらかじめ申込者へ実施しても良いか確認の連絡が入る。
在籍確認の電話を確実に受けられるよう、日にちの設定等を確実に打ち合わせておこう。
正確な情報を入力する
申込の際に正確な情報の入力を行うことが、審査を通過しやすくするポイントである。もしも誤った情報の入力や虚偽の情報を入力した場合は正確な審査が行えず、審査落ちしてしまう可能性がある。
特に年収・勤務先・他社ローンの有無は借入の可否を決める重要な項目となる。そのため、申込の段階で入力した項目に再度誤った入力がないかを確認すべきである。
また、虚偽の情報を入力しても審査で調べる中ですぐに分かってしまう。
嘘をついていることが分かると審査落ちになるだけではなく、今後の新たな借入の審査にも影響するので絶対に行ってはならない。
アイフルの借入審査で見られているポイントとは?
アイフルでスムーズに借入するためには、借入前に確認しておきたい事項がいくつか存在する。これらの事項を確認し、懸念される項目があればあらかじめ対処したのち申込を行うようにしたい。
ここでは、アイフルで借入時の審査で見られているポイントについて確認していく。
安定した収入があるか
まずは、申込者が安定した収入を得られているかがポイントとなる。
アイフルのカードローンの対象は、①満20歳以上69歳までの方②定期的な収入があって返済能力を有している方と明記されている。
そのため、正社員でない派遣社員・アルバイト・パートでも定期的に収入が得られている場合は借入できると考えられる。
ただし、アイフル独自の基準を満たす必要があるため、上記に該当していても審査が通らない場合もある。
また、年金受け取りのみの場合は申込ができないので、注意しよう。
返済能力はあるか
安定した収入とともに確認されるのが、返済能力があるか否かである。なぜ審査されるのかといえば、毎月の返済が滞りなく行われるかの確認が必要だからだ。
たとえ年収が高い方であっても、返済を延滞している場合は借入を容認するのは難しいだろう。返済能力の確認は、過去や現在の借入に対する返済状況を信用情報から読み取って行われる。
そのため、以前に延滞や代弁など返済に問題があった場合は返済能力がないと審査で判断される可能性が高い。
総量規制の適用を受けないか
アイフルでの借入は、貸金業法の総量規制の対象に該当する。そのため、総量規制に該当する借入が他社である場合は、残債の確認が必要だ。
他社の借入残高にアイフルでの新たな借入希望額を合計した金額が年収の3分の1を超える場合も、借入はできない。
そのため、総量規制の適用を受けないように他社の借入金を一部返済もしくは全額返済すると借入総額が引き下げられる。
また、アイフルで予定している借入希望金額を減額することも借入総額を引き下げられるだろう。
このように総量規制の適用を確認する必要があるため、他社の借入残高を確認しておこう。
申告した内容が合致しているか
アイフルで借入を申込する際に申告した内容が間違いないか確認が重要である。審査は申込フォームに入力した内容に基づいて進められる。
そのため、誤った内容を申告してしまうと、実態が異なっていると判断されてしまう。申告した内容と実態が異なる状態であれば、審査落ちしてしまう可能性が高くなる。
申込の際は申告した内容を再度確認するのはもちろんのこと、年収や他社の借入額などは事前に確認して実態と同様の金額を入力しよう。
アイフルで借入の審査に落ちてしまった時の対策法は?
アイフルでの借入を希望し申込んだものの、審査で落ちてしまうこともあり得るだろう。審査で落ちてしまう理由として属性など変えようのない理由もある。
ただ、申込時の状況で変わる場合もあるため、申込前に対策しておくと良いだろう。ここでは、審査に落ちてしまう状況とそれに対する対策法について詳しく解説する。
短期間で複数の会社に申込まない
アイフルの借入申込をする前に他社のカードローンの申込もしていると、多重債務とみなされて審査落ちする場合がある。
借入金がどうしても必要な時に、審査が終わるまで待てず、他のカードローンの審査も受けたいという人もいるかもしれない。
しかし、短期間で複数の会社に借入の申込をしていると、かえって審査ではマイナスに捉えられてしまう。
結果的に、どこのカードローンも借入できなくなることも考えられるのだ。そのため、審査回答が得られるまで不安ではあるが、1つの会社に絞って申込を行うべきである。
延滞している他社の借入を少しでも返済する
アイフルで借入申込する時点で他社で借入がある場合は、借入残高を少しでも減らす必要がある。
その際に一部繰り上げ返済または全額返済をしておくことをおすすめする。
アイフルの借入は総量規制の対象になる。そのため、他社で借入している場合は全体の借入残高を減らしておく必要がある。
そうすることで、新たな借入をしても総量規制に該当しない程度に収められるだろう。また、返済が遅れている場合は、早急な返済が急務である。
そのため、アイフルの借入申込前に以下のことを把握しておくと良いだろう。
- 他社でどのくらい借入があるのか
- 新たに借入すると月々の返済額はどのくらいになるのか
アイフルの審査ではどのような在籍確認が行われる?
通常であれば勤務先へ間違いなく在籍しているかを確認するため、電話連絡が行われる。しかし、アイフルの場合は原則在籍確認を行っていない。
アイフルは、在籍確認のための電話連絡を99%以上実施していない。そのため、家族や職場の人にも知られることなく借入ができる。
在籍確認を実施する場合は事前に申込者から同意を得た上で実施する。よって、申込者が知らないうちに在籍確認が行われることはないだろう。
また、在籍確認が必要な場合でも同意がもらえない場合は電話による在籍確認は行わないとされている。
アイフルでの借り方を知って賢く利用しよう
アイフルでお金を借りるには、振込・スマホアプリ・提携ATMの3つの方法がある。
また、借入をするためにはカードローンの申込を行い、アイフルの審査に通過したのちにカードローン契約の締結が必要だ。
申込はWeb・スマホアプリ・電話・無人店舗の4つから都合に合わせて選択できる。
申込には本人確認書類や収入証明書が必要になるため、あらかじめ準備しておこう。
借入できるか否かを決める審査はみられるポイントをおさえておくと通りやすくなるため、申込前に確認しておこう。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
---|---|
審査時間 | 最短18分 ※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 |
融資速度 | 最短18分 ※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要 ・当社のご契約が50万円を超えるお客さま ・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳以上69歳までの定期的な収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
■アイフルの貸付条件について
※【商号】アイフル株式会社【登録番号】近畿財務局長(14)第00218号【貸付利率】3.0%~18.0%(実質年率)【遅延損害金】20.0%(実質年率)【契約限度額または貸付金額】800万円以内(要審査)【返済方式】借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式【返済期間・回数】借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)【担保・連帯保証人】不要