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三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)の金利は他社より高い?金利を下げる方法や返済シミュレーションも解説

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この記事で解決できるお悩み
  • 三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)の金利は他社より高いのか知りたい
  • 三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)の金利を下げる方法を知りたい
  • 三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)での返済シミュレーションを知りたい

三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)は、上限金利14.6%で借り入れられる銀行カードローンだ。

消費者金融カードローンに比べて3.0%以上も低い金利で借りられる上に、ATM利用手数料も振込手数料も「すべて無料」で利用できる、メリットの多いサービスである。

そんな三菱UFJ銀行カードローンを利用するにあたって気になるのが、「他の銀行カードローンよりも金利は高いのか?低いのか?」だろう。

金利は利息(実質的な手数料)を決める要素なので、三菱UFJ銀行カードローンを利用する前にチェックしておくべきポイントだ。

そこで本記事では、三菱UFJ銀行カードローンを含む銀行カードローン10社の金利を比較し、借入額ごとの返済シミュレーションなどを解説する。

三菱UFJ銀行カードローンの利用に興味がある人は、ぜひ参考にしてほしい。

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目次

三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)の金利は他社より高い?他社との徹底比較!

それでは、三菱UFJ銀行カードローンを含む銀行カードローン10社の金利を比較していく。また、カードローンの上限金利を決めている「利息制限法・出資法」についても解説するので、カードローン初心者もぜひ参考にしてほしい。

三菱UFJ銀行カードローンを含む銀行10行の金利比較

三菱UFJ銀行カードローンを含む銀行カードローン10社の金利は、次のとおりだ。

スクロールできます
カードローン金利(実質年利)
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)1.4〜14.6%
りそな銀行 カードローン1.99〜13.5%
イオン銀行カードローン3.8〜13.8%
みずほ銀行 カードローン2.0〜14.0%詳しくはこちら
三井住友銀行 カードローン1.5〜14.5%
楽天銀行スーパーローン1.9〜14.5%詳しくはこちら
スターカードローンα(東京スター銀行)1.5~14.6%詳しくはこちら
オリックス銀行 カードローン1.7〜14.8%
セブン銀行カードローン12.0〜15.0%
じぶんローン(auじぶん銀行)1.48〜17.5%
PayPay銀行カードローン1.59〜18.0%

三菱UFJ銀行カードローンの上限金利は「14.6%」であり、上限金利が最も低いのはりそな銀行カードローンの「13.5%」だった。

りそな銀行カードローンと比べると上限金利は高いが、銀行カードローン全体で見れば三菱UFJ銀行カードローンの上限金利は平均的だ。

では、銀行カードローンの金利はどのように決まっているのか、それを知るためにも、次項で「利息制限法・出資法」について解説する。

利息制限法・出資法における上限金利を解説

利息制限法とは、銀行や消費者金融などの金利(実質年率)の上限を決めている法律のことだ。上限金利は利息制限法によって、次のように決められている。

  • 借入額が10万円未満
    • 20.0%
  • 借入額が10万円以上100万円未満
    • 18.0%
  • 借入額が100万円以上
    • 15.0%

これらの上限を超えた貸し付けは刑事罰の対象になるため、上限金利を超えてサービスを提供している銀行・消費者金融は存在しない。

借入額ごとの上限金利を超えて貸し付けている事業者は「違法事業者(ヤミ金)」なので、決して利用しないでほしい。

次に出資法(出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律)とは、貸金業社による過剰貸し付けを防止するために制定された法律だ。

改正以前の出資法では上限金利を29.2%と設定していたため、条件を整えれば利息制限法の上限金利を超えて貸し付けることが可能だった(いわゆる「グレーゾーン金利」)

しかし、グレーゾーン金利があることで貸金業者の過剰貸付や多重債務が社会問題になり、2010年6月に上限金利が20.0%に引き下げられ、グレーゾーン金利が事実上撤廃された。

したがって、銀行カードローン各社は借入額に応じて上限金利を20.0%・18.0%・15.0%以下に設定する必要があるのだ。

三菱UFJ銀行カードローンの上限金利14.6%は一般的

あらためて、銀行カードローンが設定できる上限金利は、利息制限法・出資法によって次のように決まっている。

  • 借入額が10万円未満
    • 20.0%
  • 借入額が10万円以上100万円未満
    • 18.0%
  • 借入額が100万円以上
    • 15.0%

しかし、多くの銀行カードローンは上限金利を15.0%以下に設定しており、消費者金融カードローンよりも低金利でサービスを提供している。そのため銀行カードローンを選ぶ上で1つの基準になるのが、「金利15.0%以下」だ。

この点から考えると、三菱UFJ銀行カードローンの上限金利は「14.6%」なので、銀行カードローンの中でも一般的な金利水準と言えるだろう。

ただし、三菱UFJ銀行カードローンは今回紹介している銀行カードローン10社の中で最低金利が最も低く、借入限度額あたりの適用金利も低い。

これについては次章の「三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)で金利を下げる2つの方法!」で解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。

三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)で金利を下げる2つの方法!

続いて、三菱UFJ銀行カードローンで金利を下げる2つの方法を紹介する。

1つは「借入限度額を上げて金利を下げる方法」、もう1つは「優良顧客になって金利を交渉する方法」だ。

それぞれどのように金利を下げられるのかチェックしてみよう。

方法1. 借入限度額を上げて金利を下げる

三菱UFJ銀行カードローンの金利は「1.4〜14.6%」であり、借入限度額に応じて次のように適用金利が決まっている。

借入限度額適用金利
~100万円13.6~14.6%
110万円~200万円10.6~13.6%
210万円~300万円7.6~10.6%
310万円~400万円6.1~7.6%
410万円~500万円4.6~6.1%
510万円~600万円4.1~4.6%
610万円~700万円3.6~4.1%
710万円~800万円1.4~3.6%
出典:三菱UFJ銀行「カードローン「バンクイック」の商品詳細 」

つまり、三菱UFJ銀行カードローンで増額申請を行い、借入限度額があげればそれに応じて金利が下がることになる。

また、三菱UFJ銀行カードローンの特徴として借入限度額あたりの適用金利が低いので、借入限度額が上がれば他社よりも有利な金利で借り入れられる可能性が高い。

ここでメガバンク4社(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、みずほ銀行)の、借入限度額あたりの適用金利を比較してみよう

スクロールできます
借入限度額適用金利
三菱UFJ銀行三井住友銀行みずほ銀行りそな銀行
~100万円13.6~14.6%12.0~14.5%12.0〜14.0%13.5%
110万円~200万円10.6~13.6%10.0~12.0%9.0〜12.0%10.0〜13.5%
210万円~300万円7.6~10.6%8.0~10.0%7.0〜9.0%7.0〜10.0%
310万円~400万円6.1~7.6%7.0~8.0%6.0〜7.0%5.5〜7.0%
410万円~500万円4.6~6.1%6.0~7.0%5.0〜6.0%4.9〜5.0
510万円~600万円4.1~4.6%5.0~6.0%4.5〜5.0%4.5〜4.9
610万円~700万円3.6~4.1%4.5~5.0%4.0〜4.5
710万円~800万円1.4~3.6%1.5~4.5%2.0〜4.5%1.9〜4.0%

このように、借入限度額が500万円を超えると三菱UFJ銀行カードローンの適用金利が最も低くなる。

そのため、500万円を超える高額借り入れを検討しているなら、三菱UFJ銀行カードローンを利用するといいだろう。

方法2. 優良顧客になって金利を交渉する

三菱UFJ銀行カードローンの優良顧客になり、金利引き下げを交渉するという方法もある。

ローンとは通常、「利用者の信用度や返済能力」に応じて金利が変動する借り入れサービスだ。

そのため、三菱UFJ銀行カードローンで利用実績を重ねて優良顧客と判断されれば、金利交渉に応じてくれる可能性はある。

ではどれくらいの利用実績が必要かというと、「最低半年以上」は三菱UFJ銀行カードローンで借入・返済を行った実績がほしい。

また、以下のポイントを押さえていることも重要だ。

  • 毎月の返済を延滞したことがない
  • 随時返済を定期的に利用している
  • 1回以上完済したことがある

前述のようにローンとは利用者の信用度や返済能力に応じて金利が変動するので、金利を交渉したいなら、「利用者としての誠意」を示さなければならない。

その誠意というのが、上記の3項目である。

また、三菱UFJ銀行カードローンが金利交渉に応じてくれた場合、過剰な引き下げを希望するのは逆効果なので注意してほしい。

こちらから希望金利を提示するよりも、「いくらまで引き下げてもらえますか?」というスタンスの方が、交渉がスムーズに進むだろう。

他社銀行カードローンへの借り換えも検討しよう

三菱UFJ銀行カードローンを一定期間利用しても金利が下がらない場合は、他社銀行カードローンへの借り換えも検討してみてほしい。

三菱UFJ銀行カードローンよりも上限金利の低い銀行カードローンは多いため、借り換えによって金利を下げられる可能性がある。

スクロールできます
カードローン金利(実質年利)
三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)1.4〜14.6%
りそな銀行 カードローン1.99〜13.5%
イオン銀行カードローン3.8〜13.8%
みずほ銀行 カードローン2.0〜14.0%詳しくはこちら
三井住友銀行 カードローン1.5〜14.5%
楽天銀行スーパーローン1.9〜14.5%詳しくはこちら
スターカードローンα(東京スター銀行)1.5~14.6%詳しくはこちら
オリックス銀行 カードローン1.7〜14.8%
セブン銀行カードローン12.0〜15.0%
じぶんローン(auじぶん銀行)1.48〜17.5%
PayPay銀行カードローン1.59〜18.0%

同じメガバンクでもりそな銀行カードローンは上限金利が13.5%であり、三菱UFJ銀行カードローンの上限金利よりも1.1%低い。

専業主婦(夫)でも申し込み可能なイオン銀行カードローンの上限金利は13.8%だ。

このように、三菱UFJ銀行カードローンよりも上限金利の低い銀行カードローンに借り換えれば、実質的に金利を引き下げられる。

三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)の借入額別の返済シミュレーションを紹介

それでは最後に、三菱UFJ銀行カードローンを利用した際の返済シミュレーションを、借入額・金利別に紹介していく。

まずは、金利が利息に与える影響について解説するので、ここで金利・利息の基礎を押さえてほしい。

金利が返済額に与える影響を知ろう

金利とは、カードローンを利用するにあたっての実質的な手数料にあたる、利息を計算するための利率のことだ。

ちなみに、手数料や保証料などの諸費用を含めた利率を「実質年率」と呼ぶ。カードローンの公式サイトに表記されている金利は実質年率を意味する。

三菱UFJ銀行カードローンを利用するのがはじめての人は、上限金利が適用されると考えていいだろう。

三菱UFJ銀行カードローンの上限金利(実質年率)は14.6%であり、つまり借入額に対して14.6%が年間でかかる利息となる。

ただし、三菱UFJ銀行カードローンは「残高スライド方式」と呼ばれる返済方式を採用しており、利息は毎月の借入限度額によって変動する。利息の計算方法は次のとおりだ。

利息=最終借入残高×金利÷365日(※)×借入日数※うるう年は366日で計算

この計算式をベースに、上限金利14.6%で10万円を借り入れた場合の、30日後の利息を計算してみよう。

30日後の利息=10万円×0.146(14.6%)÷365日(※)×30日※うるう年は366日で計算

計算してみたところ、利息は「1,200円」だった。同じように、金利13.6%で利息を計算してみると利息は「1,117円」になる。

このように金利が下がると利息も下がるので、低金利で借り入れできるほどトータルの返済額は減ることになる。

返済額を減らしたいなら「早期返済」がポイント

三菱UFJ銀行カードローンの返済額を減らすには、より低金利で借り入れるのが1つのポイントだ。

しかし、金利は利用者がコントロールできる要素ではないので、金利を引き下げるには借入限度額を増額申請するか、金利交渉を行う必要がある。

ただし、「返済額を減らす」という視点で考えた場合、利用者がやれることは金利の引き下げだけでない。

三菱UFJ銀行カードローンからの借り入れを極力早く返済する「早期返済」を積極的に行えば、トータルの返済額を減らすことができる。

前述のように、三菱UFJ銀行カードローンの利息は金利と借入日数、さらに「最終借入残高」によって変動する。

つまり最終借入残高を極力減らすことで、金利を引き下げなくてもトータルの返済額を減らすことができるのだ。

たとえば、金利14.6%で最終借入額が10万円の場合と20万円の場合とでは、単純計算で利息が2倍違う。

借入額を減らすほど利息も減るので、三菱UFJ銀行カードローンで返済額を減らしたいなら、早期返済を目指そう。

次項の「三菱UFJ銀行カードローンの返済シミュレーション」では、早期返済を行った場合の返済シミュレーションも紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。

三菱UFJ銀行カードローンの返済シミュレーション

それでは、三菱UFJ銀行カードローンで5万円・10万円・30万円・50万円・100万円を借り入れた際の返済シミュレーションを紹介する。

また、早期返済を行った場合の返済シミュレーションも紹介するので、利息がどれくらい変化するかに着目してほしい。

5万円を金利14.6%で借り入れた場合

5万円を金利14.6%で借り入れた場合、返済シミュレーションは次のようになる。

スクロールできます
回数返済額元金利息残高
12,000円1,392円608円48,608円
22,000円1,409円591円47,199円
32,000円1,426円574円45,773円
42,000円1,444円556円44,329円
52,000円1,461円539円42,868円
62,000円1,479円521円41,389円
72,000円1,497円503円39,892円
82,000円1,515円485円38,377円
92,000円1,534円466円36,843円
102,000円1,552円448円35,291円
112,000円1,571円429円33,720円
122,000円1,590円410円32,130円
中略
301,955円1,932円23円0円
累計59,955円50,000円9,955円0円
※当シミュレーションは参考値であり、取引状況によって実際の返済内容・返済額は異なる
※毎月の返済額は三菱UFJ銀行カードローンの借入額あたりの最低返済額を適用

返済回数は30回、利息は9,955円、トータルの返済額は59,955円だった。

毎月の返済額を増やすと利息は減るので、利息を減らしたい人は負担の小さい範囲で返済額を増やすことを考えてほしい。

10万円を金利14.6%で借り入れた場合

10万円を金利14.6%で借り入れた場合、返済シミュレーションは次のようになる。

スクロールできます
回数返済額元金利息残高
12,000円784円1,216円99,216円
22,000円793円1,207円98,423円
32,000円803円1,197円97,620円
42,000円813円1,187円96,807円
52,000円823円1,177円95,984円
62,000円833円1,167円95,151円
72,000円843円1,157円94,308円
82,000円853円1,147円93,455円
92,000円863円1,137円92,592円
102,000円874円1,126円91,718円
112,000円885円1,115円90,833円
122,000円895円1,105円89,93
中略
772,952円2,917円35円0円
累計154,952円100,000円54,952円0円
※当シミュレーションは参考値であり、取引状況によって実際の返済内容・返済額は異なる
※毎月の返済額は三菱UFJ銀行カードローンの借入額あたりの最低返済額を適用

返済回数は77回、利息は54,952円、トータルの返済額は154,952円だった。「5万円を金利14.6%で借り入れた場合」と比較すると、利息は5倍以上に増えることに驚く人も多いだろう。

同じ金利・返済額でも、借入額が増えるほど利息は大幅に増えていくので、借入額を増やすなら返済額も増やす必要がある。

30万円を金利14.6%で借り入れた場合

30万円を金利14.6%で借り入れた場合、返済シミュレーションは次のようになる。

回数返済額元金利息残高
16,000円2,350円3,650円297,650円
26,000円2,379円3,621円295,271円
36,000円2,408円3,592円292,863円
46,000円2,437円3,563円290,426円
56,000円2,467円3,533円287,959円
66,000円2,497円3,503円285,462円
76,000円2,527円3,473円282,935円
86,000円2,558円3,442円280,377円
96,000円2,589円3,411円277,788円
106,000円2,621円3,379円275,167円
116,000円2,653円3,347円272,514円
126,000円2,685円3,315円269,829円
中略
783,004円2,968円36円0円
累計465,004円300,000円165,004円0円
※当シミュレーションは参考値であり、取引状況によって実際の返済内容・返済額は異なる
※毎月の返済額は三菱UFJ銀行カードローンの借入額あたりの最低返済額を適用

返済回数は78回、利息は165,004円、トータルの返済額は465,004円だった。「10万円を金利14.6%で借り入れた場合」と比較すると毎月の返済額が3倍に増えたため、利息も同じように約3倍となっている。

このように、借入額を増やすなら毎月の返済額も増やさなければ、かなりの利息を支払うことになるので注意してほしい。

50万円を金利13.6%で借り入れた場合

50万円を金利13.6%で借り入れた場合、返済シミュレーションは次のようになる。

回数返済額元金利息残高
110,000円4,334円5,666円495,666円
210,000円4,383円5,617円491,283円
310,000円4,433円5,567円486,850円
410,000円4,483円5,517円482,367円
510,000円4,534円5,466円477,833円
610,000円4,585円5,415円473,248円
710,000円4,637円5,363円468,611円
810,000円4,690円5,310円463,921円
910,000円4,743円5,257円459,178円
1010,000円4,796円5,204円454,382円
1110,000円4,851円5,149円449,531円
1210,000円4,906円5,094円444,625円
中略
751,991円1,969円22円0円
累計741,991円500,000円241,991円0円
※当シミュレーションは参考値であり、取引状況によって実際の返済内容・返済額は異なる
※毎月の返済額は三菱UFJ銀行カードローンの借入額あたりの最低返済額を適用

返済回数は75回、利息は241,991円、トータルの返済額は741,991円だった。金利が13.6%に下がった年とはいえ、借入額が50万円にもなると利息は20万円を超える。

ただし、「10万円を金利14.6%で借り入れた場合」「30万円を金利14.6%で借り入れた場合」と比較すると、借入額に対する利息の割合は少ない。

100万円を金利13.6%で借り入れた場合

100万円を金利13.6%で借り入れた場合、返済シミュレーションは次のようになる。

回数返済額元金利息残高
120,000円8,667円11,333円991,333円
220,000円8,765円11,235円982,568円
320,000円8,865円11,135円973,703円
420,000円8,965円11,035円964,738円
520,000円9,067円10,933円955,671円
620,000円9,170円10,830円946,501円
720,000円9,273円10,727円937,228円
820,000円9,379円10,621円927,849円
920,000円9,485円10,515円918,364円
1020,000円9,592円10,408円908,772円
1120,000円9,701円10,299円899,071円
1220,000円9,811円10,189円889,260円
中略
754,036円3,991円45円0円
累計1,484,036円1,000,000円484,036円0円
※当シミュレーションは参考値であり、取引状況によって実際の返済内容・返済額は異なる
※毎月の返済額は三菱UFJ銀行カードローンの借入額あたりの最低返済額を適用

返済回数は75回、利息は484,036円、トータルの返済額は1,484,036円だった。

「100万円を金利13.6%で借り入れた場合」と比較すると、借入額・返済額が2倍なので利息も同じく約2倍となっている。

ただし借入額が100万円ともなると、利息が50万円近くなるので、かなりの負担を感じるだろう。利息を減らすためには、やはり「早期返済」が重要だ。

早期返済で変わる返済シミュレーション

最後に、100万円を金利13.6%で借り入れ、随時返済(追加の返済)を3ヶ月に1回行った場合の返済シミュレーションを紹介する。

スクロールできます
回数返済額元金利息残高
120,000円8,667円11,333円991,333円
220,000円8,765円11,235円982,568円
320,000円8,865円11,135円973,703円
随時返済50,000円50,000円0円923,703円
420,000円9,532円10,468円914,171円
520,000円9,640円10,360円904,531円
620,000円9,749円10,251円894,782円
随時返済50,000円50,000円0円844,782円
中略
3320,000円19,211円789円50,472円
随時返済50,472円50,472円0円0円
累計1,210,472円1,000,000円210,472円0円
※当シミュレーションは参考値であり、取引状況によって実際の返済内容・返済額は異なる
※毎月の返済額は三菱UFJ銀行カードローンの借入額あたりの最低返済額を適用

返済回数は33回、利息は210,472円、トータルの返済額は1,210,472円だった。「100万円を金利13.6%で借り入れた場合」と比較すると利息は半分以下になった。

これが早期返済を目指す大きなメリットだ。

毎月決まった返済(約定返済)では利息が差し引かれるが、随時返済(追加の返済)は利息が発生せず、返済額がそのまま元金に充当される。

これにより効率良く借入残高を減らせるので、利息とトータルの返済額を大幅に抑えることができるのだ。

三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)の金利を下げるには利用実績が大切

本記事では、三菱UFJ銀行カードローンを含む銀行カードローン10社の金利を比較し、借入額ごとの返済シミュレーションなどを解説した。

三菱UFJ銀行カードローンの上限金利は、銀行カードローンの中では平均的な水準だ。

しかし最低金利が低く、借入残高あたりの適用金利が低い傾向にあるので、高額借り入れを行う人は他社よりも低金利で借りられる可能性がある。

そのため、三菱UFJ銀行カードローンの金利を下げる方法としては、「借入限度額の増額申請を行って金利を引き下げる方法」を優先的に検討してみよう。

また、金利を下げるのではなく「早期返済を目指す」という方法で、利息を大幅に減らすことも可能だ。

三菱UFJ銀行カードローンを利用する際は返済シミュレーションを事前に行い、早期返済を取り入れた返済計画を立ててほしい。

三菱UFJ銀行カードローンを利用するポイントを把握したら、さっそく審査に申し込んでみよう。

三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)の金利に関するQ&A

三菱UFJ銀行カードローンの金利は高いですか?

三菱UFJ銀行カードローンの金利は「1.4〜14.6%」の間で決まる。

銀行カードローンの金利は15.0%以下が基本なので、三菱UFJ銀行カードローンの金利は一般的な水準と言える。

ただし、最低金利が他の銀行カードローンに比べて低いという特徴がある。

三菱UFJ銀行カードローンの利息はいくらですか?

三菱UFJ銀行カードローンで10万円を上限金利14.6%で借り入れた場合、30日後の利息は「1,200円」だ。

金利から利息を計算する方法については、本記事の「三菱UFJ銀行カードローン(バンクイック)の借入額別の返済シミュレーションを紹介」で解説しているので参考にしてほしい。

三菱UFJ銀行カードローンで金利を下げる方法はありますか?

三菱UFJ銀行カードローンで金利を下げる方法は、「借入限度額を上げる方法」と「金利を交渉する方法」の2つがある。

三菱UFJ銀行カードローンの金利は借入限度額によって決まるので、増額申請を行い借入限度額を上げて金利を引き下げるのは確実な方法だ。

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