三井住友銀行カードローンの返済方法とは？コンビニATMや銀行振込での返済方法を紹介

三井住友銀行（SMBC）カードローンの返済方法には、ATMでの返済・ネットバンキングによる銀行振込がある。

返済できるATMは三井住友銀行・コンビニATMなどがあり、どちらも全国に設置されている。

また、ネットバンキングによる返済はインターネットが使える環境であれば、場所を選ばず行える。

これらの返済方法には、どんなメリットやデメリットがあるのだろうか。

今回の記事では、三井住友銀行（SMBC）カードローンの返済方法について詳しく説明する。

さらに一括返済・返済期日に遅れた場合の対処法なども紹介するため、ぜひ参考にして欲しい。

三井住友銀行カードローンの返済方法は？

三井住友銀行（SMBC）カードローンにはどのような返済方法があるのか、気になる人もいるだろう。

三井住友銀行（SMBC）カードローンの返済方法は、具体的に以下の5つが挙げられる。

それぞれの方法について詳しく解説する。

三井住友銀行ATMでの返済

三井住友銀行（SMBC）カードローンの現金で返済する手段として、ATMで返済する方法がある。

ATMでの返済は、指定した返済期日までにATMでカードローン口座へ入金する返済方法だ。

返済に利用できるATMは三井住友銀行ATM・コンビニATMなどの提携ATMが挙げられる。

三井住友銀行ATMは全国に設置されている。

近くのATMを知りたい場合は、三井住友銀行のホームページにてATM検索することをおすすめする。

三井住友銀行ATMの利用可能時間は、7〜24時となっている。

ただし、日曜のみ7〜21時と利用可能時間が異なるため、注意しよう。

また三井住友銀行ATMで返済する場合、時間外手数料がかからない。

ATMでの返済はローン専用カードもしくはキャッシュカードが必要になるため、カードレスで申込をした場合はATMで返済できないことを知っておくと良い。

提携ATMでの返済

三井住友銀行ATM以外にも、提携しているATMでも返済できる。

主に返済できるATMは、コンビニ・ゆうちょのATMである。

コンビニATMでは、イーネットATM・ローソン銀行ATM・セブン銀行ATMが利用可能だ。

コンビニにそれ以外のATMが設置されている場合は、利用できない場合もあるため注意しよう。

コンビニATMは基本的に24時間利用可能で、手数料が無料となっている。

またローン専用カード・キャッシュカードで返済できる。

ATMの中では、利便性の高いATMといえるだろう。

ゆうちょATMも手数料はかからないが、キャッシュカードで返済できないため注意が必要だ。

三井住友銀行（SMBC）カードローンの返済が気になる人は、以下の記事も参考にして欲しい。

三井住友銀行（SMBC）カードローン 返済コンビニについて詳しく知りたい方はこちら。

SMBCダイレクトでのSMBC口座間の振替

三井住友銀行の口座を持っている人は、SMBCダイレクトでのSMBC口座間の振替の返済が適しているだろう。

SMBCダイレクトとは、三井住友銀行のネットバンキングのことだ。

インターネットで取引ができるサービスで、カードローン専用アプリもしくはWebサイトで利用できる。

アプリもしくはWebでSMBCダイレクトにログインすると取引ができるようになり、カードローン口座へ振込手続きをすれば返済が可能となる。

SMBCダイレクトはインターネットの環境があれば、場所・時間に関係なく手続きができるため、忙しい人にとって便利なサービスだろう。

ただし、SMBCダイレクトはシステムメンテナンスを行うことがあるため、利用できない時間帯があることを把握しておくと良い。

SMBCダイレクトで他行ネットバンクから入金

三井住友銀行以外の銀行の口座を持っている場合も、SMBCダイレクトから返済ができる。

まずSMBCダイレクトにログインし、「返済（他行ネットバンキング）」を選択して、画面の案内に従って手続きを進めていくのだ。

途中で他行のサイトに遷移するため、その際に他行のネットバンキングにログインできるようにログインID・パスワードを準備する必要がある。

詳しい手続き方法は、三井住友銀行のサイトにて動画付きで紹介されているため、詳しく知りたい人はチェックしておくと良い。

口座引落での返済

返済手続きを忘れてしまう人は、口座引落による返済がおすすめである。

口座引落での返済は、指定した返済期日に口座から自動引落で返済する方法だ。

自分で振込などの手続きをする必要がないため、手続きが面倒に感じる人に適しているだろう。

また、いつもは別の方法で返済しており、その月だけ返済し忘れていた場合、口座引落での返済が行われる。

うっかり忘れてしまったということにならないためにも、口座引落ができるようにしておくと良い。

なお、口座にある金額が返済額よりも少ない場合は、口座にある残高で引落が行われる。

引落金額が利息分にも満たない場合は、追加借入が難しくなる可能性があるため注意しよう。

振込などの手続きは不要だが、返済期日までに口座に入金するのを忘れないようにすることが大切だ。

振込時間が気になる方は、以下の記事も要チェックだ。

三井住友銀行（SMBC）カードローン 振込時間について詳しく知りたい方はこちら。

三井住友銀行カードローンは一括返済できる？

三井住友銀行（SMBC）カードローンは一括返済が可能だ。

まずは、一括返済について説明しよう。

一般的に一括返済とは、カードローンの借入残高・利息を一括で返済することを意味する。

通常のカードローンの返済は、毎月決まった金額を返済する「約定返済」という方法が一般的だ。

一方で、一括返済はその後の毎月の返済をまとめて行うものになる。

また、残りの借入残高を全て返済することになるため、全額返済・完済と呼ぶこともある。

一括返済には以下の2つのメリットが挙げられる。

カードローンの返済時には、借入額だけではなく利息額も含めて返済する必要がある。

この利息額は返済期間が長くなるほど多くなる。

しかし一括返済を行うことで、返済期間が短くなり、その分合計して支払をする利息額が減るのだ。

少しでも返済による負担を減らしたい場合は、一括返済を行うのが有効といえるだろう。

また、一括返済することで借入残高がなくなれば、その分利用限度額にも余裕ができ借入しやすくなる。

カードローンは通常利用限度額の範囲内であれば、何度でも借入ができる。

借入残高があるとその分の借入は難しいが、借入残高がなくなれば再度利用限度額いっぱいまで借入できるようになるのだ。

もしものときにカードローンを利用できるようにしたいと考えている場合は、一括返済しておくと良いだろう。

一括返済は以下の方法が挙げられる。

なお、振込等で返済する場合は手数料がかかることもあるため、注意が必要だ。

一括返済に興味のある方は、以下の記事も確認して欲しい。

三井住友銀行カードローンの一括返済について詳しく知りたい方はこちら。

三井住友銀行カードローンのおすすめの返済方法について

三井住友銀行（SMBC）カードローンの返済は基本的に約定返済であるが、「臨時返済」という返済方法もある。

臨時返済とは、約定返済とは別に追加で返済することを意味する。

これはお金に余裕のある場合に行うことが多い。

臨時返済をする際は、利息額以上であればいくらでも返済が可能だ。

臨時返済した場合は、次の約定返済が繰越となる。

例えば、毎月の返済期日が25日の場合、25日の前に臨時返済をするとその月の25日の返済は行われず翌月の25日に繰越されるのだ。

臨時返済を行うことで、返済期間を短縮して返済総額を抑えることにつながるメリットがある。

まとまった資金がなく一括返済が難しくても、少しでも余裕のあるときに臨時返済を活用することで早く完済するのに役立つだろう。

そのため、約定返済・臨時返済を上手に活用しつつ無理なく返済するのがおすすめだ。

返済については、以下の記事を参考にして欲しい。

三井住友銀行カードローンの返済について詳しく知りたい方はこちら。

三井住友銀行カードローンの審査基準

三井住友銀行（SMBC）カードローンの審査基準は、以下の3つが挙げられる。

それぞれの基準について、詳しく説明しよう。

返済能力

一般的にカードローンの審査では、申込者に返済能力があるかどうかを見ている。

返済能力があるかどうかを見るために、勤続年数・年収・年齢などの情報をもとにしている。

また、三井住友銀行（SMBC）カードローンでは、安定した収入があることが申込条件となっている。

そのため、勤続年数が短かったり年収が安定していなかったりすると、返済能力がないとみなされ審査に落ちる可能性があるのだ。

また、年収が低すぎる場合も月々の返済が負担になりやすく、返済能力がないとみなされる場合もある。

カードローンの申込をする前に、自分はきちんと返済できるかどうかを確認しておくのが重要だ。

信用情報

信用情報に傷がないかどうかも、審査に大きく影響する。

信用情報とはクレジットカード・ローンにおける契約内容・支払状況などの取引の記録のことを指す。

信用情報は信用情報機関に登録されている。

支払の延滞・クレジットカードの強制解約・自己破産などの金融事故を起こすと、信用情報に傷がつく。

信用情報に傷があると、カードローンの審査を通過するのは難しいため、信用情報機関のデータを確認しておくと良いだろう。

信用情報機関はいくつかあり、銀行・保証会社がそれぞれ加盟している機関は異なる。

三井住友銀行は全国銀行個人信用センターに加盟している。

また、三井住友銀行の保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社は指定信用情報機関（CIC）・日本信用情報機構（JICC）に加盟しているのだ。

どの機関もWebで信用情報の開示請求が可能となっている。

自分の契約状況なども把握するためにも、開示請求をしておくことをおすすめする。

他社からの借入状況

他社からの借入状況によっては審査に落ちる原因となる。

他者からの借入状況は信用情報に登録されている。

また、金融機関は審査時に借り手の信用情報を確認することが義務付けられている。

そのため、信用情報は重要な情報だ。

一般的に複数の借入がある場合は、審査が慎重になるといわれている。

これは総量規制が影響している。

総量規制とは年収の3分の1以上の貸付を禁止している制度で、消費者金融・クレジットカード会社の貸付が総量規制の対象となる。

銀行は総量規制の対象外となるが、多くの銀行では総量規制を考慮しているところも多い。

そのため、他社からの借入がある場合は、借入金額が総量規制に引っかからないかどうかも確認が必要なのだ。

三井住友銀行カードローンの契約までの流れについて

三井住友銀行（SMBC）カードローンの契約は、どのような手順なのか知りたい人もいるかもしれない。

三井住友銀行（SMBC）カードローンの契約までの流れは、以下のとおりである。

それぞれについて詳しく解説しよう。

申込

まずは申込を行う。三井住友銀行（SMBC）カードローンの申込方法にはWebサイトでの申込・ローン契約機での申込・電話での申込がある。

Webサイトでの申込の場合は、三井住友銀行（SMBC）カードローンのサイトを開き、案内に沿って必要事項の入力を行う。

ローン契約機での申込では、ローン契約機のタッチパネルで必要事項を入力する。

なお、ローン契約機は三井住友銀行本支店に設置されており、ホームページで場所を確認できる。

また、電話での申込ではオペレーターが必要事項をヒアリングする。

Webでの申込は好きなときに申込ができる。

自分で操作するのが不安に感じる人は、電話・ローン契約機での申込が適しているかもしれない。

自分の都合に合った方法で申込をしよう。

必要書類の提出

Web・電話などで必要事項の入力をしたら、本人確認書類の提出を行う。

本人確認書類は運転免許証・個人番号カード・パスポート・顔写真付きの住民基本台帳カードのいずれかである。

これらを持っていない場合は、カードローンプラザに問い合わせが必要だ。

また、50万円を超える借入をする場合は、申込者の年収が確認できる書類の提出を求められる。

年収が確認できる書類は以下の5つが該当し、この中のいずれかを提出する必要がある。

Web・電話で申込をする場合、書類提出サービスというWebページから本人確認書類を提出する。

ローン契約機で申込をする場合は、スキャナーで本人確認書類を読込をして提出する。

書類提出サービスで提出する際は、書類を写真撮影する必要がある。

文字が読み取れないと再提出となるため、ぶれていないか・反射して見えない状態かどうかを意識して撮影しよう。

スムーズに手続きを進めるためには、あらかじめ本人確認書類を用意してから申込をすると良いだろう。

審査

必要書類の提出が完了すると、審査が開始される。

基本的に審査結果の連絡が来るまでは、することはない。

ローン契約機で申込をした場合は、必要書類の提出が完了するとオペレーターから契約に関する案内がある。

また、ローン専用カードが発行されるため、忘れずに受け取ろう。

審査結果の確認

審査結果は、メールもしくは電話での確認となる。

通常は申込が完了して最短で当日に審査結果の連絡が来る。

三井住友銀行（SMBC）カードローンでは、9〜20時の間に審査結果の連絡が行われる。

早めに結果を知りたい場合は、この時間帯には電話に出られるようにしておくと良いだろう。

ただし、申込をする時間帯・曜日によっては当日に審査結果が確認できない場合があるため、注意が必要だ。

必ずしも当日に審査結果が確認できるわけではないが、早めに結果を知りたい場合は平日の早い時間帯に申込をするのがおすすめだ。

キャッシュカードで利用開始

審査が通過したら、契約を行い、利用開始となる。

三井住友銀行の普通預金口座を持っている人は、すでに持っているキャッシュカードで借入が可能だ。

持っていない人は、後日送られてくるローン専用カードを受け取ってから借入ができるようになる。

ローン契約機で申込をした場合は、契約完了時にその場でローン専用カードを受け取ることができる。

そのため、すぐに利用開始できる。

また、Webで申込をした場合はカードレスを選択できる。

カードレスはキャッシュカードがなくても借入の手続きができるサービスだ。

ただし、カードレスの場合はATMで手続きができないため注意が必要である。

三井住友銀行カードローン利用時の注意点

三井住友銀行（SMBC）カードローンを利用する際には、以下のようにいくつか気をつけたい点がある。

それぞれの注意点について詳しく説明する。

即日融資は受けられない

三井住友銀行（SMBC）カードローンは即日融資を受けることが難しい。

これは三井住友銀行に限らず、他行のカードローンでも同様だ。

銀行カードローンの審査では、警視庁のデータベースへ照会するため、消費者金融よりも審査に時間がかかるとされる。

この警視庁のデータベースへの照会は、銀行が反社会勢力との関係を断つ目的で行われている。

審査結果が届くのは申込してから即日といわれているが、このような理由から審査に時間がかかることもある。

そのため即日に利用開始が難しい可能性があることも理解しよう。

返済が遅れると延滞損害金が発生する

返済期日までに決められた返済額を返済できないと、延滞損害金が発生するため注意が必要だ。

延滞損害金とは、返済の遅延が生じた際に生じる利息である。

延滞損害金は、通常の利息と同じように借入残高に対して日割りで計算される。

返済を遅延した場合は、借入残高に対して年19.94％がかかる。

金利よりも高くなるため、できるだけ遅延しないように計画的に返済していくと良い。

事業性資金には使用できない

三井住友銀行（SMBC）カードローンは、基本的に使い道が自由となっている。

しかし、事業性資金として使用することは禁止されているため、注意が必要だ。

事業性資金としてカードローンの借入をしたい場合は、個人事業主向けのカードローンの利用を検討するのが良い。

三井住友銀行カードローンの返済シミュレーション

カードローンを計画的に返済するためには、返済シミュレーションを活用することをおすすめする。

返済シミュレーションでは、返済が終わるまでの期間・返済総額を簡単に試算することが可能だ。

カードローンの返済中に追加で借入をしたり臨時返済を行ったりすると、返済期間・返済総額が変わってくるため、こまめにシミュレーションをすると良いだろう。

三井住友銀行（SMBC）カードローンには、毎月返済額シミュレーション・返済期間シミュレーション・返済総額シミュレーションの3つがある。

毎月返済額シミュレーションは指定した返済期間に基づいて毎月の返済額を試算できるものだ。

返済期間を設定することで、毎月の返済がどの程度になるかを知れるため計画的に返済するのに役立つだろう。

返済期間シミュレーションは毎月の返済額に対して返済期間がどのくらいになるのかを試算できるものだ。

毎月返済できる金額が決まっている人に適したシミュレーションといえる。

また、返済総額シミュレーションは最低金額で返済し続けた場合の返済期間・返済総額を試算するものだ。

毎月決められた額で返済することを考えている人に適している。

返済シミュレーションはあくまでも簡易的な試算となるため、実際には異なる可能性がある。

あくまでも返済期間・返済総額の目安を把握する際に利用すると良い。

三井住友銀行カードローンの返済期日に遅れた場合の対処法とは？

返済期日に遅れた場合はどのように対処すれば良いだろうか。

返済期日に振込し忘れたり口座残高が足りず引落されなかったりした場合は、遅延扱いとなる。

返済期日を過ぎてしまった場合は、後日カードローン専用口座に入金する必要がある。

上述したとおり、返済が遅れると延滞損害金が発生するため、返済総額が増えてしまう。

また信用情報に傷がつく場合もあるため、返済期日に遅れないように計画的に返済を行うと良い。

返済日については、以下を参考にして欲しい。

三井住友銀行カードローンの返済日について詳しく知りたい方はこちら。

三井住友銀行カードローンを無理なく返済するためには？

カードローンは急な出費などに対応できる便利なサービスだが、場合によっては返済が苦しくなる可能性もある。

そのため、無理なく返済できるように利用することが重要だ。

カードローンを無理なく返済するためには、以下のポイントを意識すると良い。

それぞれについて詳しく解説する。

必要のない借入を避ける

カードローンを借入する場合は、必要以上に借入するのを避けよう。

必要以上に借入をすると、その分返済総額が多くなり返済期間が長くなるため、返済が苦しくなる可能性が考えられる。

まずは収入・毎月の出費などを考慮し、毎月いくらまでなら返済可能かを知っておくと良いだろう。

臨時返済を活用する

これまでも説明したとおり、カードローン返済の基本は約定返済である。

それ以外にも臨時返済を行うことも可能だ。

ボーナスなどの臨時収入があった際には、臨時返済を活用するのがおすすめである。

臨時返済をすることで、返済期間の短縮・返済総額の削減につながり、返済の負担が減るだろう。

また、利用限度額に余裕ができるため、いざというときに追加で借入しやすくなる。

少しでも返済の負担を減らすために、臨時返済を活用しよう。