三菱UFJ銀行カードローンの返済日はいつ？返済遅延しないためのコツを解説

三菱UFJ銀行カードローンは、その名の通りメガバンクのひとつである三菱UFJ銀行が取り扱っているカードローンだ。

動画サイトやニュースサイトなどで、広告を見かけたことがある人も多いだろう。

実際に三菱UFJ銀行カードローンを利用した場合、返済日・返済方法はどのようになっているのだろうか。

また、返済を順調に行うには、適切な計画を立てて管理していくことが重要だ。

計画を立てるコツについて知りたい人も多いだろう。

そこでこの記事では、三菱UFJ銀行カードローンの返済日や返済方法、そして繰上返済について詳しく解説していく。

三菱UFJ銀行カードローンの返済日はいつ？

三菱UFJ銀行カードローンでは、ユーザーの希望に応じて2つの返済期日を選ぶことができる。

どちらを選んでも手数料はかからないので、その点は安心できるだろう。

それぞれのメリットを理解し、自分にとって使いやすいほうを選ぼう。

他のメガバンク系カードローンと比較した場合、返済日はそれぞれ次のようになっている。

銀行名	返済日
三菱UFJ銀行 カードローン	35日ごと・毎月指定日のいずれかを選択
みずほ銀行 カードローン	毎月10日
三井住友銀行 カードローン	毎月5日・15日・25日・月末のいずれかから選択

このように、同じカードローンでも返済日はさまざまであり、個性がみられる。

その中で三菱UFJ銀行カードローンは、他のメガバンク系カードローンよりもフレキシブルな返済日を設定しているといえそうだ。

次に、それぞれどのような返済日なのか解説していく。

35日ごとの返済

三菱UFJ銀行カードローンで最もスタンダードといえる返済日が「35日ごと（5週間ごと）」だ。

特にユーザーが返済日を指定しなかった場合も、35日ごとの返済となる。

この方法では返済日が固定されていない。

そのため、都度手動で返済する必要があり、手間に感じる人もいるだろう。

一方で、返済スパンが一ヶ月よりも長くなるので、収入が不定期な人や、複数の収入源がある人にとってはメリットになるはずだ。

毎月指定日に返済

こちらはユーザーが自分で毎月の返済日を決めるというものだ。

給料日の直後など、収入があった後の日付を指定しておくと安定した返済がしやすい。

返済指定日が土日祝日等の場合は、翌平日窓口営業日が返済日となる。前倒しになることはない。

35日ごとに返済だと忘れそう、または手元にお金があると使ってしまうという人は、指定日返済を活用するのも1つの手である。

自動支払いを選択した場合は35日ごとの返済は選べないので注意

返済日を選ぶもうひとつのポイントとして「35日ごとの返済を選んだ場合、自動支払いは利用できない」という点がある。

そのため、自身で返済日を確認し返済をする必要がある。

返済期日が近づいたときや、返済期日当日に通知してくれるサービスも用意されているが、忘れっぽい人にはあまり向いていないかもしれない。

35日ごとの返済を選んだ場合は、自分でも返済日を忘れないように工夫が必要だ。

収入のタイミング・回数・自分の性格などを考慮して、どちらの返済日にするか選ぼう。

三菱UFJ銀行カードローンの35日ごとの返済タイミングはいつ？

「30日や一ヶ月ならわかるけど、35日ごとといわれても、次の返済タイミングがわかりにくい」と感じる人もいるのではないだろうか。

三菱UFJ銀行カードローンの返済については「35日以内」と考えたほうがわかりやすいだろう。

その理由を詳しく解説していこう。

初回の返済の場合

35日ごとの返済を選んだ場合、最初の返済期日は借入した翌日から数えて35日以内となる。

「35日後ぴったりの日付に返済しなければならない」という意味ではないので注意しよう。

極端な例を挙げると「借入した翌日に臨時収入があったので返済できそうだ」と判断できた場合は、その時点で返済しても構わない、ということになる。

「借入した翌日から35日以内に一度返済する」と覚えておくといいだろう。

2回目以降の返済の場合

2回目以降の返済は、前回の返済日の翌日から数えて35日以内となる。

こちらも初回の返済と同様で、「35日後のぴったりその日」という意味ではない。

先に挙げた例をそのまま活用すると、借入の翌日に返済→初回返済日の翌日から35日以内に2回目の返済をすればOK、ということになる。

3回目以降も同様だ。

例えば初回の借入日が1月1日だったとしよう。

翌日2日に返済した場合、初回返済日は1月2日となる。

なので、2回目の返済は2月6日までに行う必要がある。

3回目以降も同じなので、2月6日に返済した場合は35日後の3月12日までに返済が必要となる。

35日以内ならいつでも返済が可能

35日ごとの返済を選んだ場合や、返済指定日を設定しなかった場合、初回の返済・2回目以降の返済ともに、35日以内であればいつでも返済可能となっている。

「一回の返済につき、35日の期間が割り当てられている」と考えるとわかりやすいだろうか。

祝日や連休の関係で収入のタイミングがズレるとわかっている場合、35日以内の範囲で返済を前後させることもできる。

慣れるまでは少々複雑に感じるかもしれないが、特徴を知って賢く利用しよう。

実際に35日ごとの返済日で返済し「何回かやってみたけれど、自分にはわかりにくい」「これまで問題なく返済できているが、いずれ忘れてしまいそうで不安だ」と感じる人もいるだろう。

そういった場合は、毎月指定日の返済に変更することも可能だ。

第二リテールアカウント支店専用ダイヤル（0120-76-5919）に電話し、その旨を申し出よう。

三菱UFJ銀行カードローンの返済方法について詳しく知りたい方はこちら。

三菱UFJ銀行カードローンの返済期日を確認する方法は？

三菱UFJ銀行カードローンの返済日に関する仕組みは理解できただろうか。

しかし、毎回返済期日を自分でチェックするのはなかなか手間となる。

特に35日ごとの返済を選んだ場合、次の返済がいつになるのか分からなくなってしまうこともあるかもしれない。

35日＝5週間ということになるが、毎回カレンダーを見たり計算したりする必要はない。

三菱UFJ銀行側で返済期日を手軽に確認できるシステムを用意してくれているからだ。

返済日を確認する方法は次の4種類だ。

バンクイックアプリ

スマホを頻繁に使っている人であれば、バンクイックアプリでの確認がおすすめだ。

指紋認証が導入されているため、簡単にログインできる。

iOSユーザーなら顔認証の利用も可能だ。

特に申込がアプリ経由だった人は、すんなりと使えるだろう。

ログインすると「次回のご返済」という項目が一番上に表示されており、返済日だけでなく次回の返済金額も表示される。

借入中の金額や利用可能額も一目でわかるので、返済計画の見直し・繰上返済などをしたい場合にも便利だ。

会員ページ

バンクイックの会員ページでも返済期日を確認できる。

ローンカードに書かれている口座番号と、暗証番号を使ってログインしよう。

ログインの際は、キャッシュカードの口座番号やインターネットバンキングの暗証番号を間違えないように注意して欲しい。

特に三菱UFJ銀行をメインバンクとして使っている人は、銀行口座の口座番号とキャッシュカードの口座番号を間違えやすいので気をつけよう。

ATM

「会社の周りで三菱UFJ銀行のATMをよく見かける」「コンビニが多い地域に住んでいる」という人であれば、ATMでの確認も視野に入りやすいだろう。

「残高照会」を選び、ローンカード（バンクイックカード）を挿入すれば返済日を確認できる。

三菱UFJ銀行のATMはもちろん、コンビニATMではセブン銀行・ローソン銀行・イーネットのATMが利用可能だ。

コンビニATMの場合、それぞれの設置場所はセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートが大部分を占めているが、他の専門店やスーパーにも置いている場合がある。

「周りにATMが見当たらない」という場合も、焦らずに各社公式Webサイトから設置場所を探してみよう。

普段あまり利用しない店舗にATMが置かれている場合もあるはずだ。

電話

あまりスマホやパソコンの操作が得意ではない人・何らかの理由でATMへ行く時間がないという人には、電話での確認サービスもおすすめだ。

電話の受付時間は平日9：00～21：00・土日祝9：00～17：00となっているので、電話をかける時間に注意しよう。

三菱UFJ銀行カードローンの返済を遅延しないためのコツは？

カードローンを利用する際は、返済期日を守って返済していくことが最も重要だ。

遅延が多いと、信用情報管理機関に遅延記録が登録される。

この情報は、銀行・貸金業者・クレジットカード会社などが閲覧できるため、そのユーザーへの警戒につながるだろう。

それにより、今後これらの機関の借入サービスを申込した際に利用しにくくなる可能性も出てくる。

自分の信用情報に傷をつけないためにも、返済遅延を起こさないよう気をつけよう。

自動引き落としサービスを利用する

手帳やスケジュールアプリ、アラーム機能などを普段からよく使っている人は、それらに書き込んだり入力しておくといい。

それでも心配な場合は、三菱UFJ銀行の本人の銀行口座から自動引き落としするサービスも提供されている。

三菱UFJ銀行の普通預金口座が必要になる上、事前に書類を郵送しなければならないので少々手間がかかるが、返済日忘れ防止という点においては最も優れた方法だ。

ただし、自動引き落としを利用する場合は35日ごとの返済は選択できず、毎月指定日の返済しか使えないので注意しよう。

Eメールサービスを活用する

こちらは文字通り、Eメールで返済期日を教えてくれるサービスだ。

Eメールでの通知は2種類あり、ひとつは返済期日の3営業日前に届く。

もうひとつは返済期日の翌営業日に届くが、こちらが届いた後では既に遅いということになってしまう。

「最初のメールが来たら入金」あるいは「メールが来たら残高確認」を習慣づけておくといいだろう。

アプリの通知を活用する

バンクイックアプリにも返済期日の通知機能がある。

ひとつはEメール同様、返済期日の3営業日前に表示される。

もうひとつはEメールと異なり、返済期日の当日に教えてくれる。

とはいえ、返済期日の当日に入金する時間・お金があるかどうかというと、そうとも限らない。

アプリの通知を利用する場合も、やはり3営業日前の時点で入金・残高確認をしたほうが良いだろう。

三菱UFJ銀行カードローンを早めに完済したい場合は繰上返済も活用する

カードローンは便利な半面、返済期間・回数が増えると利息も増えてしまう。

利息を減らすためには、繰上返済（臨時返済）するのもひとつの方法だ。

余裕ができた場合は、定期返済に加えて繰上返済を活用するといいだろう。

繰上返済はATM・振込で行う

三菱UFJ銀行カードローンの場合、繰上返済はATM・振込のいずれかで行うシステムになっている。

また、コンビニATMでは硬貨を取り扱っていないので注意が必要だ。

繰上返済で硬貨を利用したい場合は、三菱UFJ銀行のATMを使おう。

三菱UFJダイレクト（三菱UFJ銀行のインターネットバンキング）による振込の場合はこの点を気にしなくて良いので、人によってはそちらのほうが楽に感じるだろう。

毎回の最小返済額以上の金額を返済する

三菱UFJ銀行カードローンの場合、繰上返済の金額は毎月の最小返済額以上の金額にしなければならない。

また、繰上返済をするからといって35日ごと・毎月の返済金額とは合算されない。

つまり繰上返済を利用する場合、35日ごとあるいは一ヶ月のうちに「最小返済額の2倍以上」を返済することになる。

「その金額では少々きつい」と感じる場合は繰上返済をせず、手元の余裕を増やすのも一案だ。

「無理して繰上返済をした結果、手持ちのお金に全く余裕がなくなってしまった」という状況は避けよう。

最小返済額は年間の借入利率と借入金額によって異なるため、三菱UFJ銀行の公式Webサイトやバンクイックアプリなどで確認しておこう。

三菱UFJ銀行カードローンの一括返済はいつでもできる？

もちろん、三菱UFJ銀行カードローンは一括返済も可能だ。

もしも一括返済できる目処が立ったら、早めに実行に移そう。

借入期間が短ければ短いほど利息が減るためだ。

また別のパターンとしては、滞納した場合や返済日に遅れるようなことが続くと、一括返済を求められる可能性もゼロではない。

もちろん、そのようなことはあってはならない。

Eメールサービス・アプリ通知・自動引き落としなどを活用し、滞納による一括返済が起きないようにしよう。

好きなタイミングで行える

三菱UFJ銀行カードローンの場合、一括返済はユーザーの好きなタイミングで行える。

始めのうちは何回か通常の返済を行い、利用金額が減ってきたら一括返済という形も可能だ。

例えば、「ボーナスまでは毎月コツコツ返済し、ボーナスが出たら一括返済する」というケースや、「たまたま臨時収入があったので一括返済したい」というケースが考えられる。

自分の収入状況や日常の支出と照らし合わせて、余裕ができたときに一括返済を利用するといい。

一括返済を行う当日の借入残高を確認

一括返済する前に、まずアプリやインターネットで当日の借入残高を確認しよう。

当然の話だが、借入残高・利息・遅延損害金の合計を超える金額を入金することはできない。

特に返済回数が多くなっている人は、借入残高が思った以上に減っていることもある。

もし、操作ミスで借入残高以上の金額を入金しようとした場合には、振込ができないようになっているので安心して欲しい。

また、思った以上に借入残高があった場合は、無理に一括返済をせず、先延ばしにしてもいいだろう。

一括返済を優先するあまり、直近で使うお金がなくなってしまっては本末転倒だ。

ATM・振込で返済を行う

金額を確認したら、速やかに一括返済を済ませてしまおう。

方法はATMか振込のいずれかだ。

一括返済の場合は端数が出ることもあるため、ATMを利用する場合は硬貨が使える三菱UFJ銀行のATMを利用すると良い。

三菱UFJ銀行のATMを利用する場合も、硬貨は平日8：45〜18：00しか扱えないので、一括返済をしたい場合は時間にも気をつけよう。

無人ATMコーナーのATMでは、硬貨を取り扱っていないものもあるので注意して欲しい。

繰上返済と同様、硬貨を利用したい場合は上記の時間内に三菱UFJ銀行の支店に行き、ATMを利用するのが確実だろう。

インターネットバンキングによる振込の場合は、硬貨に関する点を気にせずに済む。

この点も繰上返済と同様だ。

三菱UFJ銀行カードローンの返済日に関する注意点

三菱UFJ銀行カードローンの返済に関しては必ず「土日祝日が返済日の場合は翌平日（次の窓口営業日）になる」「返済当日の19：00までに入金する」の二点を覚えておこう。

返済日当日の19時を過ぎてしまった場合、ローンカード（バンクイックカード）を使ってATMから返済しなければならなくなる。

近隣にATMがある場合はまだいいが、そうでない場合は面倒に感じるだろう。

また、ATMは23：50までしか使えない点も重要だ。

これは三菱UFJ銀行のATM・コンビニのATMどちらも共通なので、ぜひ覚えておきたい。

前述したメール・アプリでの通知やその他スケジュール管理ツールを活用し、返済日を忘れないようにしておいたほうが、結果として手間が省ける。

三菱UFJ銀行カードローンの返済日を知って確実に返済しよう

この記事では、三菱UFJ銀行カードローンの返済日・返済方法・その他注意点などを解説した。

意外に思う点も多かったのではないだろうか。

カードローンは、金融機関が審査した結果「この人はこの金額の借入なら無理なく返せるだろう」とみなして借入が成立する商品となっている。

いわば信用のもとに成り立っているものなので、返済日に遅れることはその信用を失うことにも繋がりかねない。

直後から遅延損害金も発生し、本来払わずに済んでいたお金を支払う必要も出てきてしまう。

信用情報にも傷がつく。

三菱UFJ銀行カードローンの通知システムを使ったり、自分でも工夫したりすれば、返済日を忘れず円滑に返済できるはずだ。

ルールを守り、カードローンを賢く誠実に利用しよう。