三井住友銀行カードローンの返済には複数の方法があるが、その中でもATMでの返済はおすすめの選択肢となる。
返済できるATMはコンビニATMも含まれる。
コンビニATMは24時間営業している場合が多く、全国に設置されているため、時間や場所を選ばずに返済が可能だ。
ただし、コンビニATMでは硬貨が使えないケースが多いので注意が必要である。
他にも注意すべき点がいくつかあるので、ポイントを押さえておこう。
この記事では三井住友銀行カードローンのコンビニATMでの返済方法・利用時間などについて解説する。
三井住友銀行カードローンの返済はコンビニATMで可能?
三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済方法は、ATMでの返済・インターネットバンキングでの返済・口座引落による返済がある。
このATMでの返済には、コンビニATMも利用できる。
返済に利用できるATMは、三井住友銀行本支店のATM・コンビニATM・ゆうちょATMが挙げられる。
ただし、コンビニATMでの返済では、全種類のコンビニATMが利用できるわけではない。
返済に利用できるコンビニATMは、イーネットATM・ローソン銀行ATM・セブン銀行ATMである。
なお、イーネットATMはファミリーマート・デイリーヤマザキなど・ローソン銀行ATMはローソン・セブン銀行ATMはセブンイレブンのコンビニにそれぞれ設置されている。
コンビニにこれら以外のATMが設置されている場合は、利用できない可能性があるため注意が必要だ。
コンビニATMは基本的に24時間利用可能で、手数料がかからない。全国にあるため、利便性が高いといえるだろう。
ただし、コンビニATMではローン専用カードもしくはキャッシュカードがないと利用できない。
そのため、契約時にカードレスを選択した場合は、コンビニATMから返済できないことに注意しよう。
三井住友銀行カードローンのコンビニATMでの返済方法は?
三井住友銀行(SMBC)カードローンのコンビニATMでの返済方法は、以下の手順で行う。
- カードを入れ画面に表示された案内通りに進む
- 暗証番号を入力
- 入金口座を確認
- 紙幣を入れ確認ボタンを押す
- カードや明細を取り終了
それぞれの手順について詳しく説明しよう。
カードを入れ画面に表示された案内通りに進む
まずはローン専用カードもしくはキャッシュカードを挿入しよう。
ATMによっては「取引開始」のボタンを押してからカードを挿入する場合もあるため、ATMのアナウンスに沿って操作をすると良い。
カードを挿入すると、画面に案内が表示される。そして案内に従って操作を行っていく。
はじめに取引の選択画面が表示されるので、「カードローンの返済」を選択しよう。
その後、暗証番号の入力画面が表示される。
暗証番号を入力
次に暗証番号の入力を行う。
基本的に暗証番号は4桁の数字で設定されている。
ATMでは画面もしくは画面下にあるプッシュボタンで番号入力ができる。
ただし、コンビニによってプッシュボタンしかない場合もある。
万が一、暗証番号が分からない場合は、三井住友銀行(SMBC)カードローンプラザに問い合わせして確認しよう。
入金口座を確認
入金する口座があっているかどうかを確認しよう。
その上で、返済金額を入力し確認ボタンを押す。
なお、入力する返済金額は返済可能額の範囲内になるように気をつけよう。
紙幣を入れ確認ボタンを押す
金額を入力した後は、画面下にある紙幣の投入口が開くため、紙幣を入れていく。
入力した金額分の紙幣を入れて、間違いがなければ確認ボタンを押す。
カードや明細を取り終了
紙幣を入れて確認ボタンを押すと、カード・明細書が出てくる。
これらを受け取って手続きが完了となる。
カード・明細書の受け取りを忘れないように注意しよう。
三井住友銀行カードローンの返済をコンビニATMで行うメリットは?
三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済をコンビニATMで行うメリットは、以下の4つが挙げられる。
- 原則24時間営業のため返済しやすい
- 日本全国にあるため利用しやすい
- カードローンを利用していることが分かりにくい
- カードでの取引なら提携ATM手数料が無料
それぞれについて詳しく解説していこう。
原則24時間営業のため返済しやすい
コンビニATMは原則24時間営業のため、いつでも返済しやすい。
三井住友銀行(SMBC)カードローンでは、コンビニATMの利用時間は基本的に0〜24時となっている。
一方、三井住友銀行ATMの利用時間は7〜24時と、コンビニATMよりも営業時間が短い。
このため、コンビニATMでの返済には、銀行ATMよりも時間を選ばずに返済できるメリットがあるのだ。
ただし一部のATMは24時間営業ではないところもあるため、自分の利用するATMが24時間営業かどうか確認しておくと良いだろう。
日本全国にあるため利用しやすい
コンビニは日本全国にある。地域にもよるが、三井住友銀行の支店よりも返済に利用しやすいだろう。
例えば、銀行ATMで返済する場合は、支店数が限られているため、事前に場所を調べないと分からないケースが多い。
一方、大手コンビニの場合、店舗数が多いため、事前の調査なしでも見つけやすい。
返済時間・返済場所を考慮すると、銀行ATMよりもコンビニATMで返済する方が便利である。
カードローンを利用していることが分かりにくい
カードローンを利用していることが分かりにくいのも、コンビニATMでの返済のメリットといえる。
一般的にコンビニATMを利用するのは、銀行口座からお金を引き出したり預けたりするケースが多いだろう。
そのため、コンビニATMで操作している姿を見られたとしても、周りの人はお金を出し入れしているとしか思われない。
また、三井住友銀行(SMBC)カードローンの専用カードは見てすぐにカードローンと分からないデザインとなっているため、カードを見られても気づかれにくいだろう。
カードでの取引なら提携ATM手数料が無料
三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済をコンビニATMで行う場合は、手数料がかからない。
ただし、コンビニATMでの取引は手数料が無料でないケースもあるため、注意が必要だ。
コンビニATMでは借入・残高照会の手続きに手数料は発生しないものの、振込の場合は手数料が発生することがある。
金利 (実質年率) | 年1.5%~年14.5% |
---|---|
審査時間 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合もございます。 |
融資速度 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 50万円を超える場合に必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳~満69歳以下 |
担保・保証人 | 不要 |
三井住友銀行カードローンの返済をコンビニATMで行うデメリット
コンビニATMは利便性が高く手数料がかからない反面、硬貨が使えないなどのデメリットもある。
三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済をコンビニATMで行うデメリットは、以下の4つが挙げられる。
- 返済で硬貨が使えない
- 明細書が発行される
- すべてのコンビニで使えるわけではない
- 定期点検で停止する時間がある
それぞれのデメリットについて詳しく解説する。
返済で硬貨が使えない
コンビニATMでは硬貨を入金できないケースが多い。
例えば、三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済に利用できるイーネットATM・ローソン銀行ATM・セブン銀行ATMは、硬貨での取引ができないとの案内がある。
そのため、コンビニATMでの返済時には硬貨を使用できないことを留意しておくと良いだろう。
一方、三井住友銀行ATMでは、一部のATMを除いて平日8時45分〜18時の間に硬貨の入金が可能となっている。
また、三井住友銀行の窓口は硬貨での入金が可能である。
ただし、301枚以上の硬貨を入金する場合は手数料が発生する。
通常、300枚以上の硬貨を入金するケースは少ないと考えられるため、基本的には手数料が発生することはないだろう。
どうしても硬貨で返済したい場合は、三井住友銀行ATMもしくは三井住友銀行の窓口での返済を検討しよう。
明細書が発行される
基本的に、コンビニATMでは取引が終わると明細書が発行される。
ATMによって異なるが、明細書には取引後の残高・次回返済日・次回返済額などが記載されている。
明細書を管理していないと、周りの人に明細書を見られてカードローンの利用がバレてしまうリスクがあるため、注意が必要だ。
明細書が不要であれば、早めに処分しておくと良いだろう。
すべてのコンビニで使えるわけではない
三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済はすべてのコンビニで使えるわけではない。
これまで説明したとおり、コンビニATMのなかでも利用できるATMはイーネットATM・ローソン銀行ATM・セブン銀行ATMである。
大手コンビニであればこれらのATMが設置されているが、なかには設置されていないコンビニもある。
普段利用するコンビニに該当ATMが設置されているか気になる場合は、事前に調べておくと良いだろう。
定期点検で停止する時間がある
コンビニATMは定期的にシステムメンテナンスが行われるため、利用できない時間がある。
イーネットATMの場合、午前3〜5時の間で15分程度システムメンテナンスのため利用できないとされている。
ローソン銀行ATMの場合も、午前3〜4時の間で15分程度システムメンテナンスのため利用できない。
一方、セブン銀行ATMでは定期的にシステムメンテナンスが行われていない。
そのため、原則24時間365日利用できる。
ただし、不定期でシステムメンテナンスが行われるため、セブン銀行ATMを頻繁に利用する場合は定期的にチェックしておくことをおすすめする。
一括返済はコンビニATMでも可能?
三井住友銀行(SMBC)カードローンを利用している人のなかには、一括返済を検討している人もいるだろう。
三井住友銀行(SMBC)カードローンでは、コンビニATMでも一括返済が可能となっている。
ただし、一括返済にはメリット・デメリットがあるため、事前に検討するのが望ましい。
そもそも一括返済とは、カードローンの借入残高・利息を一度に返済することを意味する。
カードローンの返済方法には約定返済・随時返済・一括返済がある。
基本的には毎月決められた金額を決められた日に返済する「約定返済」を行う。
しかし、返済期間を短くしたい・返済総額を抑えたいと考える人もいるだろう。
そこで一括返済が有効な返済方法として挙げられる。
一括返済は、今後の返済金額を一度にまとめて支払うことで、一括で完済する方法だ。
これにより、利用可能額に余裕ができるため、次の借入がしやすくなるメリットがある。
ただし、一括返済はまとまった資金が必要になるため、生活が苦しくなる可能性がある。
場合によっては、追加で借入をする必要が出てくるかもしれない。
コンビニATMでも一括返済はできるが、まずは一括返済をしても問題ないのか・自分に合った返済方法なのか十分に検討する必要があるだろう。
三井住友銀行カードローンの返済ができるコンビニATMを探す方法は?
三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済ができるコンビニATMを探すには、アプリ・Webで調べられる。
それぞれの方法について詳しく説明しよう。
アプリから調べる
三井住友銀行(SMBC)カードローンのアプリからATMを検索することが可能だ。
まず、アプリのご利用ガイド一覧にある「ご利用いただけるATM」をタップすると、カードローンで利用できるATMの一覧のページが表示される。
このページのなかに各コンビニATMが記載されており、それぞれのコンビニATMに検索ページのリンク先が貼られている。
そのリンク先を開くことで各コンビニATMのサイトの検索ページに遷移するため、そこからATMの検索ができるようになっているのだ。
なお、この三井住友銀行(SMBC)カードローンのアプリは、ログインしなくてもATMの検索ができるようになっている。
スマホで簡単に調べたい場合は、アプリを利用するのがおすすめだ。
パソコンから調べる
返済ができるコンビニATMはパソコンからでも調べることが可能だ。
パソコンから調べるには、Webで「三井住友銀行(SMBC)カードローン コンビニATM」と検索すると、カードローンで利用できるATMの一覧ページが検索結果に出てくる。
そのページにコンビニATMごとに「ATM検索」のリンクが貼られている。
そのリンクをクリックすると検索ページが開くため、住所などを入力して調べると良い。
また、特定のコンビニATMのみを探したい場合は、特定のATMの検索ページを直接調べるのも良いだろう。
例えば「イーネットATM 検索」でWeb検索すると、イーネットATM検索ページが検索結果の上位に出てくるので、その方が早くて手間がかからない。
目的に応じて調べ方を工夫することをおすすめする。
三井住友銀行カードローンの返済をコンビニATM以外から行う方法は?
三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済方法において、コンビニATM以外の方法でどのようなものがあるか気になる人もいるだろう。
三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済には、店舗での返済・スマホからの返済といった方法もある。
それぞれの返済方法について詳しく説明しよう。
店舗ATMで返済する
三井住友銀行(SMBC)カードローンは、三井住友銀行本支店に設置されているATMで返済することが可能だ。
三井住友銀行本支店ATMの営業時間は、7〜24時となっている。
しかし、日曜日は営業時間が7〜21時となっているため、注意が必要だ。
また店舗で返済する場合、硬貨での取引が可能である。
コンビニATMでは硬貨を取り扱っておらず、100円単位の返済ができない。
そのため、100円単位で返済したい人・超過返済を避けたい人は店舗での返済をおすすめする。
SMBCダイレクトから返済する
三井住友銀行(SMBC)カードローンは、スマホからも返済手続きができる。
SMBCダイレクトから返済する方法には2つあり、SMBC口座間の振替・他行ネットバンクからの入金が可能である。
なお、SMBCダイレクトは三井住友銀行が運営するネットバンキングサービスのことだ。
インターネット環境があれば取引・残高照会ができるサービスで、カードローン専用アプリもしくはWebサイトからログインして利用できる。
まず、SMBC口座間を振替する方法は、自身の三井住友銀行の普通預金口座からカードローン口座へ振替の手続きをするものだ。
これは、三井住友銀行の普通預金口座をメイン口座として利用している人に適した方法といえる。
一方で、他行ネットバンクから入金する方法は、SMBCにログインした状態で、他行ネットバンキングからカードローン口座へ入金するものだ。
主に、他行の口座をメインとして利用している人に適しているだろう。
ただし、この方法は他行のネットバンキングが利用できる状態ではないと返済を行えない。
これら2つの方法はインターネット環境があれば、場所・時間に関係なく取引ができる。
コンビニATMでの返済も利便性が高いが、忙しくてコンビニに行く余裕のない人にとってはスマホでの返済は嬉しい手段となるだろう。
ただし、SMBCダイレクト・他行のネットバンキングではシステムメンテナンスを行うことがあり、その時間帯は返済が行えないことに注意が必要である。
口座引落
三井住友銀行(SMBC)カードローンでは口座引落で返済することも可能だ。
口座引落での返済は、指定した返済期日に口座から返済金額が自動で引き落とされる方法である。
コンビニATM・SMBCダイレクトでの返済のように自分で返済手続きする必要がないため、毎月の返済手続きが面倒と感じる人に適した返済方法といえる。
また、普段は別の方法で返済しており、その月だけ返済し忘れた場合でも、口座引落での返済ができる。
うっかり忘れてしまうことを防ぐために、口座引落で返済できるように設定しておくと良いだろう。
ただし、口座引落での返済は振込などの手続きは不要であるものの、返済期日までに口座に入金しなければならない。
そのため、入金するのを忘れないように留意することが重要だ。
三井住友銀行カードローンの返済方法について詳しく知りたい方はこちら。
三井住友銀行カードローンのコンビニ返済で利用手数料を発生させたくない場合は?
カードローンの返済は毎月行うものであるため、できるだけ返済時に手数料を発生させたくないと思っている人もいるだろう。
三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済で利用手数料を発生させたくない場合は、以下の返済方法をおすすめする。
- ATMでの返済
- SMBCダイレクトでの返済
- 口座引落
返済できるATMは三井住友銀行ATM・コンビニATMがあり、どちらも手数料は無料となる。
また、 SMBCダイレクトでの返済は、SMBC口座間の振替・他行の口座からの入金のどちらも手数料はかからない。
口座引落も返済手数料がかからない上に自動で返済されるため、手続きがなく返済の負担が少ないといえる。
このようにカードローンの返済方法のほとんどは手数料がかからない。
これらのなかから自分に合った方法で返済していくと良いだろう。
三井住友銀行カードローンの返済はコンビニATMが便利
三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済は、ATMでの返済・SMBCダイレクトでの返済・口座引落などが挙げられる。
そのうちコンビニATMでの返済は、原則24時間営業であること・対象となるATMが日本全国にあること・手数料が無料であることから、利便性の高い返済方法といえる。
しかし、すべてのコンビニに設置されているATMが使用できるわけではないこと・コンビニATMでは硬貨が使えないことなどのデメリットもある。
また、コンビニATMで返済すると明細書が発行されるため、周りにバレたくない場合は明細書の取り扱いに注意が必要だ。
これらの点に注意しつつ、便利なコンビニATMを三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済に活用すると良い。