三井住友銀行(SMBC)カードローンの借入はATMやスマートフォンを通じて簡単に行える。
ただ、カードローンでは借入と同時に返済も計画的に行わなければならない。
カードローンでは、毎月の返済を遅延しないことが非常に重要となる。返済遅延を防ぐには、三井住友銀行カードローンの返済日と返済方法を正確に理解しておく必要がある。
そこで本記事では、三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済日に注目し、返済遅延を防ぐコツと併せて解説する。
三井住友銀行カードローンの利用を検討している方はぜひ参考にして欲しい。
三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済日はいつ?
三井住友銀行カードローンでは自分の都合に合わせて返済日を選択できる。
加えて、毎月の返済以外にも任意で繰上返済や一括返済も可能であり、柔軟性が高い。
ここでは、三井住友銀行カードローンの返済日について詳しく解説する。
返済日は4種類から選べる
三井住友銀行カードローンは毎月の返済日を5日・15日・25日・月末から選択することが可能だ。
返済手続きを無事に完了させるためには、返済日前に支払いを終えておくことをおすすめする。そのため、給料日直後に返済日を設定すると無理なく返済できるのでおすすめだ。
例えば、毎月20日に給料が振り込まれる場合、25日を返済日に設定すれば資金に余裕があるタイミングで返済できる。
返済日設定を誤ると資金が十分でない時期に返済することになり、返済が滞る可能性がある。また、一度決めた返済日を途中で変更することはできないため、返済をスムーズに行うためにも返済日は慎重に決める必要があるだろう。
返済日が銀行の休業日と重なった場合は翌営業日が期日になる
返済日が土日祝日といった銀行休業日と重なった場合は、翌営業日が返済期日になる。
例えば毎月25日を返済日に設定して、その日が土曜日であれば、翌営業日である27日月曜日が返済期日となる。
また、年末年始も銀行の休業日となり、月末に返済日を指定した方は約定返済日が1月3日以降にずれ込むので注意しよう。
約定返済に限らず追加での返済も可能
三井住友銀行カードローンは約定返済だけでなく、任意で追加返済も可能だ。追加返済には、繰上返済と一括返済の2種類がある。
繰上返済とは、毎月の返済に加えて借入金の一部を返済することだ。繰上返済によって早期完済ができるだけでなく、約定返済額を軽減して利息負担をおさえることもできる。
三井住友銀行カードローンの約定返済では「残高スライド型元利定額返済方式」が採用されている。これは、借入残高によって毎月の返済額が変化する方式のことだ。つまり、繰上返済で借入残高を減らすことで、毎月の支払額を減らすことができる。
また、一括返済とは任意のタイミングで借入金全額を返済することだ。一括返済で早期完済すれば利息負担が大幅に削減可能で、信用情報に好影響をもたらす可能性がある。
信用情報は、カードローンやクレジットカードの契約・返済履歴を記録したものだ。返済が遅延すると情報に傷がついて審査や今後の利用に悪影響が出るが、一括返済で期日前に返済完了していればプラスに捉えられる可能性が高い。
このように、繰上返済や一括返済を行うとスムーズに返済を進められる。ただ、追加返済によって約定返済の費用が用意できなかった場合は返済遅延になってしまう。そのため、追加返済はあくまでも資金に余裕がある時に行おう。
三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済方法
三井住友銀行カードローンの返済方法は、以下の通りだ。
・ATMを利用した返済
・SMBCダイレクトを利用した返済
・口座引落による返済
それぞれの返済方法の特徴について詳しくみていこう。
ATMを利用した返済
ローン専用カードまたは三井住友銀行のキャッシュカードを使ってATMから直接カードローン口座へ返済する方法である。
三井住友銀行カードローンの返済ができるATMには、以下のようなものがある。
- 三井住友銀行本支店のATM
- ゆうちょATM
- セブン銀行ATM
- ローソン銀行ATM
- イーネット銀行ATM
さらに、返済時の手数料はかからない。ATMの設置台数も多く、稼働時間も長いため柔軟に利用可能だ。
ただし、ゆうちょATMはキャッシュカードでの返済に対応していないため、注意が必要だ。
そしてカードローン契約時にカードレスを選択した場合はATM返済が利用できないことも覚えておこう。
SMBCダイレクトを利用した返済
SMBCダイレクトでの返済は、三井住友銀行のインターネットバンキングを利用する方法だ。三井住友銀行の口座間の振替もしくは他行ネットバンキングからの振込で返済を行う。
SMBCダイレクトではPay-easy(ペイジー)を利用して、振込手数料なしで返済できる。また、パソコンやスマートフォンにて原則24時間いつでもどこでも手続きが可能なのも便利な点である。
この方法で返済をする場合、あらかじめ利用開始の手続きを行う必要がある。カードローンの契約と同時に手続きを行っておこう。
口座引落による返済
口座引落は、返済期日に自動で指定口座から約定返済額が引き落とされる返済方法である。
この方法の最大の利点は、支払いを忘れる心配がないことだ。
ただし、口座に約定返済額分の資金がない場合は返済遅延となり、信用情報に悪影響を及ぼす恐れがある。
したがって、口座には常に十分な資金を確保しておく必要がある。
このように三井住友カードローンは返済方法が多様なため、返済しやすい方法をあらかじめ検討しておこう。
例えば、通勤の途中に返済利用できるATMがある方は、ATM返済が利用しやすいだろう。他行口座をメインに利用している場合は、SMBCダイレクトを活用するとスムーズに返済が可能だ。
自分に合った方法を適切に選んで返済計画を適切に管理することが、三井住友銀行カードローンを上手く活用する鍵である。
三井住友銀行カードローンの返済方法について詳しくは知りたい方はこちら。
三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済額確認方法
前述した通り、三井住友銀行カードローンの約定返済は残高スライド型元利定額返済方式が採用されており、借入残高に応じて返済金額が変動する。
返済前に返済額を確認しておくと、返済計画も立てやすくなる。
返済額の確認は、SMBCダイレクト・三井住友銀行本支店ATM・専用フリーダイヤルへの電話連絡によって行うことができる。
それぞれの確認方法について詳しくみていこう。
SMBCダイレクト
SMBCダイレクトにログインしてネットから次回返済額を照会できる。
パソコンやスマートフォンを利用すれば、いつでもどこからでも返済額を確認できるため、返済計画を立てる際にも活用しやすい。
SMBCダイレクトの照会には利用開始手続きを行う必要がある。返済も便利にできるので、契約と同時に登録しておくことをおすすめする。
三井住友銀行本支店ATMから照会
ローン専用カードを利用して、三井住友銀行本支店ATMから返済額を照会することも可能だ。
ATMの稼働時間内であればいつでも無料で返済額が確認可能となっている。※ 日曜日の21時から月曜日の7時までは、システムメンテナンスを行うため、すべてのお取引がご利用いただけません。
ATMで返済した直後に次回の返済額を見ておくと、再来店しなくていいので便利である。
電話での問い合わせ
次回の返済額について三井住友カードローンプラザのフリーダイヤル(0120-923-923)に電話連絡して確認することも可能だ。
受付時間は平日9:00〜18:00で通話料無料で利用できる。その場で確認ができるため、すぐに返済額を知りたい場合におすすめだ。
なお、12月31日から1月3日の年末年始は休業しているため、覚えておこう。
金利 (実質年率) | 年1.5%~年14.5% |
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審査時間 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合もございます。 |
融資速度 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 50万円を超える場合に必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳~満69歳以下 |
担保・保証人 | 不要 |
三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済日が守れない時のリスク
三井住友銀行カードローンの返済が期日までに行われない場合、遅延扱いとなる。
遅延扱いとなった場合は遅延損害金が発生し、一定期間返済が遅れると信用情報に異動情報が登録される。
ここからは、返済が遅延した場合のデメリットについて詳しく見ていこう。
遅延損害金が発生する
三井住友銀行カードローンで返済日までに返済ができない場合、年19.94%の遅延損害金が追加で発生する。遅延損害金は、返済日から実際に返済された日までの期間に対して計算される。
例えば返済日を毎月25日に設定して返済が30日に遅れた場合は、5日分の遅延損害金が発生する。100万円を借りていれば、以下の額の遅延損害金を追加で払わなければならない。
意外と大したことがないと思った人もいるかもしれない。しかし、借入額が多いもしくは遅延期間が長い場合、遅延損害金は増大する。
返済が遅れた場合は、1日でも早く返済手続きを行って遅延を解消することが重要である。
一定期間返済が遅れると信用情報に異動情報が登録される
返済の遅延状況を含む信用情報は、信用情報機関に登録される。
この記録は数年間保管され、新たな借入を拒否される原因にもなる。返済遅延の記録が消えるまでには長い期間が必要であり、一度損なわれた信用を回復するのは困難である。
返済遅延を避けるためにも、返済日をきちんと把握してアプリでリマインドするといった対策を講じる必要がある。1日でも早く返済を完了させることが、遅延による余分なコストや信用情報の損傷を避けるためには必須なのである。
そのため、返済は遅延しないようあらかじめ入金しておいたり、返済日をメモしておいたりするなど対策することをおすすめしたい。
三井住友銀行(SMBC)カードローンで返済遅延しないためのコツ
三井住友銀行カードローンを利用する場合、毎月の約定返済日までに指定された金額を支払う必要がある。
返済遅れがあると遅延損害金が発生し、信用情報にも悪影響が出る。
そのため、返済遅延は絶対に避けなければならない。
ここでは、返済を遅延しないための対策方法について詳しく解説する。
期日前に返済を完了させる
返済日までに手続きを完了させることが遅延を防ぐ最も確実な方法である。
ATMやSMBCダイレクトによる返済を期日前に行っても、特にペナルティはない。そのため、出来る限り早めに手続きを行っておくことを推奨する。
また、口座引き落としの場合は数ヶ月分の返済額を口座に入れておくといい。しばらく入金しなくても自動で支払が行われ、遅延を防ぐことができる。
このように、あらかじめ口座に入金しておくことで不測の事態にも対応できる。
そのため、返済日は給料日直後に設定すると、ゆとりをもって返済できるだろう。
必要以上に借りすぎない
カードローンでの借入額を必要以上に増やしすぎないことも、返済遅延を防ぐための重要なポイントである。
借入額が多いと毎月の返済額も大きくなり、返済が滞る可能性が高くなる。借入時には将来の返済額がどの程度になるか十分に検討し、適切な額のみを借入する必要がある。
加えて、三井住友銀行カードローンの返済額は借入残高によっても変動する。借入額が予定以上に多くなってしまうと、返済額が想定外の増え方をすることもある。
そのため、返済シミュレーションを使って、毎月の返済額を確認しておくことを推奨する。
三井住友銀行(SMBC)カードローンを早めに完済したい場合は繰上返済も活用する
三井住友銀行カードローンの借入を早めに完済したい場合は、繰上返済を活用しよう。
繰上返済はいつでも行うことが可能で、次回以降の返済額が軽減されるだけでなく、予定よりも早く返済を終わらせることができる。
繰上返済はATM・SMBCダイレクト・振込にて手続き可能で、利息金額以上の入金が必要である。
返済日前に繰上返済が行われ、約定返済額以上を支払った場合は次回の返済が繰り越される。
例えば返済日が毎月25日で月の返済額が5,000円の場合1万円の繰上返済が21日に行われると、同月25日の返済は翌月に繰り越される。
三井住友銀行カードローンの返済額は借入残高に応じて変動するため、繰上返済額によっては毎月の返済額を軽減する効果が期待できる。
このように、繰上返済は金利負担を減らし、返済期間を短縮するための有効な手段である。
三井住友銀行(SMBC)カードローンの一括返済の方法
三井住友銀行カードローンでは、一括返済がいつでも好きなタイミングで可能であり、返済方法も4種類から選択できる。
一括返済は借入残高全額を一度に返済するものであり、事前に計画を立てて適切なタイミングで実行すべきだ。
ここからは三井住友銀行カードローンの一括返済について詳しく解説しよう。
ATMで現金入金
まず、ATMで現金を入金する方法が挙げられる。一括返済で利用できるATMは約定返済同様、三井住友銀行本支店ATM・コンビニATM・ゆうちょATM(キャッシュカード非対応)である。
ATMで現金を入金する場合は、ローン専用カードやキャッシュカードを使って一括返済できる。
また、カードレスを選択している場合、この方法は利用できないため注意が必要だ。
カードローン口座へ振込
自分の保有口座からカードローン口座へ振込することで一括返済する方法もある。
借入残高が大きい場合は、大金を持ち歩くリスクを避けるためにもこの方法がおすすめだ。
また、返済資金が他行口座にある場合、他行預金を引き出して返済入金するのは手間がかかるだろう。そのため、カードローン口座へ振込することで、1度で手続きが済ませられる。
ただし、他行から振り込む際、手数料が別途発生する点については留意しておきたい。
普通預金口座からカードローン口座へ振替
三井住友銀行に普通預金口座がある場合、保有口座からカードローン口座への直接振替ができる。
振替手続きはSMBCダイレクトで行うことが可能であり、手数料などの諸費用は発生しない。
振替により一括返済を利用するためには、あらかじめカードローン口座を利用口座に登録しておく必要がある。利用する場合は手続きを早めに済ませておこう。
SMBCダイレクトと他行ネットバンキングを利用し他行口座から振込
SMBCダイレクトおよび他行ネットバンキングを活用して、他行口座から振込で一括返済をすることもできる。
毎月の返済でSMBCダイレクトと他行ネットバンキングを利用している場合は、振込手数料無料で一括返済が可能だ。
この方法は原則いつでも返済可能であり、パソコンやスマートフォンから随時手続きできるため、利便性が高い。
ただし、システムメンテナンス期間など返済できない時もあるので、事前に確認しておこう。
三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済日を知って確実に返済しよう
本記事では、三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済日について解説し、返済遅延を防ぐコツを紹介した。
三井住友銀行カードローンの返済日は毎月5日・15日・25日・月末から選択可能だ。
給料日直後など手元資金に余裕があるタイミングに返済日を指定することで、返済をスムーズに進めやすくなる。
また、1度決めた返済日は途中で変更できないため、慎重に決める必要がある。※臨時返済は可能
返済遅延を防ぐには、返済日前に返済手続きを終わらせる・事前に口座引き落とし用の資金を入金しておくなど、事前の準備が大切になる。
また、三井住友銀行カードローンは、残高スライド方式を採用しているため、返済額が借入残高によって変動する。
次回の返済日とともに、返済額についても確認すると良いだろう。確認は三井住友銀行本支店ATM・SMBCダイレクト・専用フリーダイヤルのいずれかで行える。
また、手元資金に余裕がある場合は、繰上返済や一括返済を行い、借入金を早期に完済するのも有効である。
このように、三井住友銀行カードローンでは返済日や返済方法をライフスタイルに合わせて柔軟に選べる。本記事を参考に、自分に合った返済計画を立ててカードローンを有効活用できるようにして欲しい。
金利 (実質年率) | 年1.5%~年14.5% |
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審査時間 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合もございます。 |
融資速度 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 50万円を超える場合に必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳~満69歳以下 |
担保・保証人 | 不要 |