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クレジットカードで公共料金を支払える! 上手に活用してポイントを貯めよう

この記事で解決できるお悩み
  • 公共料金をなるべくお得に支払いたい
  • クレジットカードで公共料金を支払う際の注意点を知りたい
  • 公共料金の支払いにはどのクレジットカードがおすすめか知りたい

公共料金の支払いにクレジットカードが使用できることをご存知だろうか。

結論、毎月一定金額の支払いが伴う公共料金の支払いには、クレジットカードがおすすめだ。

ただ、注意点を把握しておかないと損をする可能性もある。

本記事では公共料金の支払いにクレジットカードがおすすめな理由と支払い時の注意点を解説する。

公共料金の支払いに適したクレジットカードも紹介しているので、ぜひチェックしてほしい。

目次

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公共料金の支払いにクレジットカードがおすすめな3つの理由

公共料金の支払いにクレジットカードがおすすめな3つの理由 クレジットカードナビ

公共料金の支払いにクレジットカードがおすすめな理由は以下の通りだ。

  • ポイントが貯まるから
  • 家計を管理しやすいから
  • カードの利用実績になるから

それぞれ解説しよう。

ポイントが貯まるから

公共料金の支払いでも、クレジットカード利用でポイントが貯められる。

口座振替や振込用紙による払込ではポイント還元がないため、クレジットカードは公共料金をお得に支払えることがわかる。

4人家族の公共料金をクレジットカードで支払った場合、どのくらいのポイントを受け取れるのか計算してみよう。

4人家族の公共料金については、総務省統計局「家計調査」の世帯人員4人の項目(※1)から抜粋した。

世帯人員4人の月平均費用還元1.0%の場合のポイント
電気代11,376円113ポイント
ガス代4,882円48ポイント
水道代6,465円64ポイント
通信費15,771円157ポイント
出典:(※1)総務省統計局「家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表 <用途分類>1世帯当たり1か月間の収入と支出 4世帯人員・世帯主の年齢階級別 総世帯・勤労者世帯 年次 2021年」

還元率1.0%のクレジットカードを使用すると、月々382ポイント、年間4,584ポイントが貯まる計算だ。

20年間で91,680ポイントが貯まるため、自由に使えるお金が増える。

浮いたお金で家族旅行に行ったり、子どもの学費に使用したりして、生活を豊かにすることもできるだろう。

家計を管理しやすいから

公共料金に加えて食費や消耗品費の支払いにクレジットカードを使用することで、家計の管理が簡単になる。

クレジットカード利用額が生活費になるからだ。

利用明細を確認するだけで毎月の生活費をチェックできる。また、クレジットカードを連携させておくと、費用の内訳を自動で分類してくれる家計簿アプリもある。

レシートを見ながら手書きの家計簿をつけるのが面倒という方には、家計管理が楽になるクレジットカード払いがおすすめだ。

カードの利用実績になるから

「クレジットカードの利用実績を増やして何のメリットがあるのか」と考えている方もいるかもしれない。

ただ、クレジットカードやローンの審査に有利に働く可能性があるため、利用実績は増やしておくべきだと言える。

クレジットカードの利用実績は、審査時に使用されるクレジットヒストリーの一部として管理されている。

クレジットカードヒストリーはクレジットカード会社や銀行で確認できるようになっており、大きな判断材料となっているのだ。

確実に支払いが行われていると、金融機関からの信頼へとつながり、ローンを組みやすくなったり、クレジットカードを作成しやすくなったりする。

また、一定以上の年間利用金額に達した場合、年会費無料でゴールドカードにグレードアップできたり、プラチナカードのインビテーションが届いたりする。

利用実績を増やして金融機関からの信頼を獲得しておくと、効果的にクレジットカードを利用できるようになるのだ。

クレジットカードで公共料金を支払う際の注意点

クレジットカードで公共料金を支払う際の注意点 クレジットカードナビ

メリットの多いクレジットカード払いだが、もちろん注意点もある。

損をしないためにも確認しておこう。

カード払いに対応していないケースがある

自治体や会社によっては、クレジットカード払いに非対応のケースがある。

クレジットカードを使用できるかどうか、契約時に確認しておこう。

また、振込用紙によるコンビニ支払いの場合は、基本的にクレジットカードが使用できない点にも注意が必要だ。

割高になるケースがある

公共料金の支払いを口座振替に設定すると、料金が割り引かれるケースがある。

電力会社やガス会社、水道局の多くが割引制度を導入しており、1ヶ月につき55円(税込)が相場だ。

つまり、月の獲得ポイントが55ポイントを下回る場合、クレジットカードよりも口座振替の方がお得になる。

還元率1.0%のカードを使用しているなら、5,500円が損益分岐点だ。

公共料金をクレジットカードで支払う場合のシミュレーション

「クレジットカードと口座振替のどちらがお得か知りたい」という方もいるだろう。

東京電力への支払いに還元率1.0%のクレジットカードと口座振替(税込55円割引/1月)を選択した結果を比較してみる。

月々の電気代クレジットカードのポイント(還元率1.0%)口座振替の割引
2,500円25ポイント55円
5,000円50ポイント55円
8,000円80ポイント55円
10,000円100ポイント55円

公共料金が5,500円を下回る場合、還元ポイントよりも口座振替の割引額の方が大きい。

また、還元率0.5%の場合の結果は以下の通りだ。

月々の電気代クレジットカードのポイント(還元率0.5%)口座振替の割引
2,500円12ポイント55円
5,000円25ポイント55円
8,000円40ポイント55円
10,000円50ポイント55円

口座振替の割引金額を上回るには、公共料金で11,000円以上の支払いが必要になる。

そのため、還元率0.5%のクレジットカードでは、還元ポイントが口座振替の割引金額よりも小さくなる可能性が高い。

ただ、クレジットカード払いには、ポイント還元以外にもメリットが多い。

手数料がかかるわけではないため、口座振替よりもクレジットカード払いがおすすめだ。

公共料金の支払いにおすすめのクレジットカード

公共料金の支払いにおすすめのクレジットカード クレジットカードナビ

公共料金の支払いにおすすめのクレジットカードは以下の通りだ。

公共料金の支払いにおすすめのクレジットカード
  • 三井住友カード(NL)
  • イオンカードセレクト
  • 楽天カード
  • エポスカード

それぞれのカードの特徴を説明しよう。

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL) クレジットカードナビ

三井住友カード(NL)は、年会費永年無料のクレジットカードだ。

公共料金の支払い時の還元率は0.5%なので、11,000円以上の支払いでは、口座振替の割引金額よりも多いポイントが還元される。

ただ、三井住友カード(NL)にはそのほかのメリットが多いため、ぜひ作成しておきたいカードだ。

特に対象のコンビニ・飲食店を利用する機会の多い人におすすめである。

対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を利用すると、最大7%のポイントが還元されるからだ。対象のコンビニ・飲食店は以下の通りである。

店舗形態対象店舗
対象のコンビニセイコーマート・セブン‐イレブン・ポプラ・ミニストップ・ローソンなど
対象の飲食店マクドナルド・モスバーガー・サイゼリヤ・ガスト・バーミヤン・しゃぶ葉・ジョナサン・ドトールコーヒーショップ・エクセルシオール カフェなど
出典:三井住友カード株式会社「対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元!」

また、最高2,000万円の海外旅行傷害保険が利用付帯しているが、ほかの保険に変更することも可能だ。

以下の保険から、希望の保険に変更できる。

  • ゴルフ安心プラン(ゴルファー保険)
  • 弁護士安心プラン(弁護士保険)
  • スマホ安心プラン(動産総合保険)
  • 日常生活安心プラン(個人賠償責任保険)
  • ケガ安心プラン(入院保険(交通事故限定))
  • 持ち物安心プラン(携行品損害保険)

さらに、SBI証券でNISAを開設予定の人にも、三井住友カード(NL)がおすすめだ。

投資信託をクレジットカード払いで積立購入すると、0.5%が付与されるからだ。
※2024年9月10日(火)積立設定締切分(2024年10月1日(火)買付分)までのポイント付与。以降は対象カードごとのカードご利用金額などに応じたポイント付与率になる。
※クレカ積立上限は10万円

月3万円ずつ購入している場合、月間150ポイント、年間1,800ポイントを貯められる。

長期間にわたってNISAで買付を継続すると、トータルで40,000ポイント以上も目指せる。

新規入会&スマホのタッチ決済1回利用で

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※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗あり
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿して支払い必要な場合あり
 その場合、支払い分はタッチ決済分のポイント還元の対象外となる
 上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用店舗によって異なる場合あり
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合あり
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済は利用不可、ポイント還元も受けられないので注意

イオンカードセレクト

イオンカードセレクト クレジットカードナビ

イオンカードセレクトも還元率0.5%なので、口座振替の割引額以上のポイント還元を目指すのは難しい。

ただ、イオングループ店舗の利用頻度が高い方にはおすすめのクレジットカードだ。

イオングループの対象店舗ではいつでも還元率が2倍の1.0%になるからだ。

以下の店舗では、還元率が常に2倍になる。

  • イオン
  • イオンスタイル
  • イオンモール
  • ダイエー
  • マックスバリュ

このほかにも多くのグループ店舗で還元率2倍の対象だ。

20日と30日のお客様感謝デーでは、対象店舗での決済時にイオンカードセレクトを提示すると5%割引が適用される。

イオングループユーザーにとって、イオンカードセレクトは作成しておきたいカードだ。

また、年間100万円(税込)以上を利用すると、インビテーションが届き、無料でゴールドカードを作成できる。

公共料金の支払いもカードに集約することで、ゴールドカードを作成しやすくなるだろう。

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楽天カード

楽天カード クレジットカードナビ

楽天カードは還元率が1.0%なので、公共料金の支払いが5,500円(税込)を上回っていると、口座振替の割引額以上のポイント還元を受けられる。

楽天グループには、楽天モバイルや楽天ひかり、楽天ガスなどのサービスもあるため、公共料金の支払いとの相性は良いだろう。

また、楽天市場や楽天トラベルのような楽天グループのサービスを利用している人は、楽天カードを作成しておきたい。

なぜなら、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の条件を達成すると、グループ内のサービスをお得に活用できるからだ。

各サービスごとの達成条件は以下の通りだ。

スクロールできます
対象サービス倍率達成条件
楽天モバイル+4倍楽天最強プラン契約
楽天モバイル決済+2倍月に2,000円以上の料金を支払い
Rakuten Turbo/楽天ひかり+2倍Rakuten Turboまたは楽天ひかりの契約
楽天カード通常分+1倍楽天カード(種類問わず)を利用して楽天市場で買い物
楽天カード特典分+1倍楽天カード(種類問わず)を利用して楽天市場で買い物
楽天銀行+楽天カード最大+0.5倍
楽天証券 投資信託+0.5倍当月合計30,000円以上のポイント投資
(※)1ポイント以上を利用したポイント投資が対象
楽天証券 米国株式+0.5倍当月合計30,000円以上のポイント投資(米国株式円貨決済)
楽天ウォレット+0.5倍暗号資産現物取引で月に合計30,000円以上購入(ポイント交換含む)
楽天トラベル+1倍対象サービスを月1回5,000円以上予約し、対象期間の利用
楽天ブックス+0.5倍月1回1注文3,000円以上買い物
楽天Kobo+0.5倍電子書籍を月1回1注文3,000円以上買い物
Rakuten Pasha+0.5倍クーポンで当月に300ポイント以上獲得し、「きょうのレシートキャンペーン」にて審査通過レシート10枚以上達成
Rakuten  Fashionアプリ+0.5倍Rakuten  FashionアプリでRakuten  Fashion商品を月1回1注文5,000円以上買い物
楽天ビューティー+0.5倍月1回3,000円以上利用(※)クーポン割引後の税込金額
出典:楽天カード株式会社「SPU(スーパーポイントアッププログラム)

楽天モバイルを契約し、そのほかのサービスでも条件を達成していると、いつでも10%以上のポイントが還元される可能性がある。

年4回開催される楽天スーパーセールや月1回程度開催の買い回りキャンペーン、楽天イーグルス・ヴィッセル神戸勝利キャンペーンなどを活用すると、25倍以上になるケースも。

つまり、ショッピングの約4分の1が、ポイントとして還元されるわけだ。

また、楽天証券内の入金に楽天カードを使用し、投資信託を積立購入すると0.5%が還元される。

投資しながらポイントが還元されるため、効果的に資産掲載を進められる。

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エポスカード

エポスカード クレジットカードナビ

エポスカードは年会費無料のクレジットカードで、公共料金の支払いでは0.5%が還元される。

また、公共料金と合わせて家賃の支払いにも対応しているのが強みだ。

Room iDという家賃保証サービスを提供しており、入居者の代わりに家賃などを大家や管理会社に支払っている。

エポスカードが立替払いした家賃を、入居者がクレジットカード払いで後から支払う仕組みだ。

手数料はかからないうえに、振込の手間を削減したり、支払い忘れのリスクに備えられたりする。

公共料金や家賃をまとめてクレジットカードで支払いたい人に、エポスカードは合っているだろう。

また、丸井グループが発行しているため、マルイやモディへ行く機会の多い方にもおすすめだ。

「マルコとマルオの7日間」というキャンペーン期間中、マルイやモディの決済にエポスカードを利用すると、料金が10%オフになるからだ。

期間中の利用回数に制限はなく、何度でも割引が適用される。

さらに、マルイやモディのほか、居酒屋やファミレスなどの全国約10,000店舗で優待が用意されている。

優待店舗でエポスカードを使用すると、料金が割引されたり、ポイントが還元されたりする。

優待店舗の一例は以下の通りだ。

ジャンル店舗名
飲食店丸亀製麺・魚民・目利きの銀次・ポムの樹・白木屋・しゃぶ葉など
レジャー施設ムビチケ・ベルトラ・カラオケ館・ビッグエコー・サンシャイン水族館など
旅行近畿日本ツーリスト・エアトリ・アパホテル・ホテルモントレなど
生活DMM英会話・ABCクッキングスタジオ・おそうじ本舗・タイムズカー
出典:株式会社エポスカード「エポトクプラザ」

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クレジットカードで公共料金を支払ってポイントを貯めよう

クレジットカードで公共料金を支払ってポイントを貯めよう クレジットカードナビ

公共料金の支払いにクレジットカードを利用すべき理由や利用時の注意点を紹介してきた。

公共料金の支払いにおすすめのクレジットカードは以下の通りだ。

公共料金の支払いにおすすめのクレジットカード
  • 三井住友カード(NL)
  • イオンカードセレクト
  • 楽天カード
  • エポスカード

クレジットカードの中には費用(年会費など)がかかるものもあるが、上記のカードは公共料金の支払い時にポイント還元を受けられるカードだ。

利用頻度の高いサービスと相性の良いカードを選ぶことで、日常生活でも恩恵を受けやすくなる。

今回紹介したカードを作成し、公共料金の支払いをお得にしてみてはどうだろうか。

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