- JALカードのそれぞれのメリットを知りたい
- たくさんの種類があるJALカードの選び方を教えてほしい
- 自分に合ったJALカードを知りたい
クレジットカードのメリットは、ユーザーのライフスタイルに合わせて異なる。JALカードでは、さまざまなユーザーのニーズに合わせて、多くの種類のJALカードを揃えている。
| ユーザー年齢層 | カードの種類 |
| 一般 （年齢制限なし） | 普通カード CLUB-Aカード CLUB-Aゴールドカード プラチナカード |
| 20代限定 | JAL CLUB ESTカード |
| 学生専用 | JALカードnavi |
この記事では、年齢制限のない「一般カード」をテーマにし、その中でも特に「普通カード」をおすすめする。
他の「一般カード」との比較結果や、9種類ある「普通カード」の特徴とライフスタイルに合った選び方も紹介しよう。
JALカード（普通カード）のメリット
ここでは普通カードが共通して持つサービスの魅力を説明する。
普通カードには9種類あるが、その選び方は後述する。
マイルが貯めやすい
通常JAL、JALグループ、及びワンワールドに加盟する世界の航空会社を利用すれば、JALマイルが付与される。
しかしこのカード会員には、その付与されるマイルが10％プラスしてもらえる。買い物では200円ごとに1マイル、イオンやエネオスなど12,327のJALカード特約店では2倍の2マイルがもらえる。
このマイルは航空券、JALのHPでの商品やホテル予約、dポイントなどの他社ポイントに交換できる。さらにカード入会時、及び入会翌年から毎年最初の搭乗時には、1,000マイルのボーナスマイルがもらえる。
旅行傷害保険が付帯している
旅先でのケガで、死亡もしくは後遺症が残った場合に、最大1,000万円まで補償する傷害保険がこのカードには付帯している。
この保険では、旅先でケガし治療継続のため自国病院に移転する費用である「救援者費用」として、年間100万円まで補償する。
その他の特典
JAL国内便では、JALカード割引により航空運賃がおトクに購入でき、しかも予約・変更は当日でも可能だ。
カードにはJALタッチ＆ゴー機能が搭載しており、チェックインカウンターに並ばず保安検査場に直行し、そのまま搭乗できる。
国内26の空港にあるJAL直営または加盟店舗では、5～10％の割引が受けられる。
JALカードがおすすめの理由について知りたい方は下記記事も参考にしてほしい。
JALカードはどのグレードを選ぶべきか？
JALカードには普通カード以外に、CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、プラチナカードがある。
ここではそれぞれのカードの特徴を一覧表で比較し、普通カードをおすすめする理由を説明する。
各グレードを比較する
各グレードでのJALカードが持つサービスの比較を下記の表にまとめた。下記の表では割愛したが、JALカードはグレードごとに複数種類のカードが用意されている。
この表から、カードのグレードが上がるごとに、保険の補償額や付与されるマイルが大きくなることがわかる。
| 普通カード※ | CLUB-Aカード | CLUB-A ゴールドカード | プラチナカード | |
| 旅行傷害保険の 補償額 | 最高1,000万円 | 最高5,000万円 | 最高5,000万円 ～1億円 | 最高1億円 |
| カード入会時の ボーナスマイル | 1,000マイル | 5,000マイル | 5,000マイル | 5,000マイル |
| 毎年最初の搭乗時の ボーナスマイル | 1,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル |
| 搭乗ごとのプラスマイル | 10% | 25% | 25% | 25% |
| ショッピングマイル | 200円＝1マイル | 200円＝1マイル | 100円＝1マイル | 100円＝1マイル |
| 空港ラウンジ利用 | × | × | 〇 | 〇 |
| 会費 | 入会後1年間無料 2年目から2,200円 | 11,000円 | 17,600円 ～30,800円 | 34,100円 |
まず作成すべきは普通カード
旅行傷害保険で最も重視すべき点は海外での補償だが、出張かプライベートかによって、自らが掛ける保険の内容も変わるだろう。
さまざまなマイル特典も、会費に見合うほど得られるのか、検証してみないとわからない。
このため最初の1年目は普通カードを作成し、カード利用状況をみたうえで、必要に応じてアップグレードするのが無難と考える。
普通カードは、1年目の会費は無料なので、気軽に申込みできるだろう。
各JALカード（普通カード）のメリットや特徴とは？
最初の1年目に作るべきカードを考える際、普通カードは9種類もあるので、その選択に悩んでしまう。この9種類の普通カードは、個性豊かであるがため、そのカードに適したユーザー像もそれぞれ異なる。
ここでは、各カードの特徴と、そのカードに合ったユーザー像を紹介する。
WAONを使えばマイルが貯まる「JAL・Visaカード」
JMB WAONカードを持てば、JALカードを使ってWAONチャージができる（JMB WAON クレジットチャージ）。
クレジットチャージでは金額100円ごとに1マイルが付与され、そのWAONを店舗で利用すると200円ごとに1マイル付与される。
しかし関東の鉄道会社と提携している多くのJALカードと異なり、このカードは提携する鉄道会社がない。
これらのことから、関東圏外に在住し、WAON利用つまりイオングループ利用が多い方に向いているカードといえる。
コストコでも使える「JAL・Mastercard」
このカードは、前述したJAL Visaカードの国際ブランドをMastercardにしたものだ。
Mastercardはコストコで使える唯一のクレジットカードであるため、家族のいる方に向いている。
JMB WAON クレジットチャージも使えるため、イオングループでの買い物でもメリットを発揮する。
以上のことから、このカードは関東圏外に在住し、コストコやイオングループの利用が多い家族のいる方に向いている。
海外でのサポートが厚い「JAL・JCBカード」
このカードは前述した2つのカードの国際ブランドを、JCBにしたものだ。
カードには保険が付帯しており、海外でカード購入した商品が、破損・盗難にあっても年間最高100万円まで補償する。
さらに世界60カ所にあるJCBプラザでは、観光案内やレストランの予約、緊急時のサポートなどが日本語で利用できる。
しかしJCBは他の国際ブランドと比べ、海外で使える店舗が少ないという弱点があり、海外ではセカンドカードとして考えたい。
このためVISAやMastercardは既に持っていて、海外旅行が好きな関東圏外在住の方に合っているカードといえる。
ミッキーマウスがデザインされている「JAL・JCBカード（ディズニーデザイン）」
このカードは、上記のJAL JCBカードと同じサービスを持つカードで、ミッキーマウスがデザインされている。
ディズニーは、キャラクターを他社商品やサービスに使用することに厳しいため、ディズニーデザインのカードは非常に少ない。
JALマイルを貯めたいディズニーファンは、このカード一択だ。
JR東日本との提携カード「JALカードSuica」
このカードはJALカードにSuicaの機能が加わったカードだ。
このカードは、Suicaとして鉄道・バスが利用でき、カードにチャージされているSuicaは電子マネーとしても利用できる。改札機にタッチして通過する際に自動的にSuicaがチャージされるオートチャージや、モバイルSuicaの利用も可能だ。
しかしこのカードの国際ブランドは、海外での利用可能店舗が多くないJCBだけだ。
以上のことから、このカードはセカンドカードとして、JR東日本でSuicaを日常的に利用する方に向いたカードといえる。
小田急との提携カード「JALカードOPクレジット」
このカードは、小田急ポイント（OP）が貯められるJALカードだ。
小田急の各駅で、定期券・特急券・フリーパスなどを購入すれば、支払額100円ごとにOPが1ポイント付与される。PASMOのオートチャージ利用時には、支払額200円ごとにOPが1ポイント得られる。
小田急百貨店を始めとする1,000店舗以上の小田急ポイントサービス加盟店では、JALマイルとOPの二重取りも可能だ。
これらのことから、このカードは小田急線やOdakyu OXを日常的に利用する方に向いているといえる。
東急との提携カード「JALカード TOKYU POINT ClubQ DC Visa/Mastercard」
JALカード TOKYU POINT ClubQには、VisaカードとMastercardの2種類ある。
この２つのカードは、東急ポイントも貯められるJALVISAカードやJAL Mastercardだ。
東急ハンズなど全国のTOKYU POINT加盟店での買い物では、JALマイルとTOKYU POINTが二重取りできる。
また東急線PASMO定期券の購入、PASMOオートチャージの両方で、TOKYU POINTが得られる。
このカードは東急線や東急ストアを日常的に利用する方に向いているといえる。
国際ブランドの選択は、コストコの利用や、2つのうち持っていない国際ブランドを選択するなどを考慮し選択するとよいだろう。
ほとんどゴールドカード「JALアメリカン・エキスプレス・カード」
このカードは、最初に作るJALカードの対象から外して考えたい。
普通カードではあるが、会費が6,600円と高く、入会後1年間の会費無料特典もない。
一方、他の普通カードより付帯保険の補償は厚く、ワンラック上のCLUB-Aカードでも利用できない空港ラウンジの利用可能だ。
このため、このカードはJALカードをアップグレードする際の対象の一つと考えるべきカードだ。
メリットを理解してJALカードを申し込んでみよう
この記事では、JALカードのメリットについて解説してきた。
JALカードは、さまざまなニーズを持つユーザーに合わせて、多彩なカードを幅広く用意している。
自分のライフスタイルを活かしながらJALマイルを貯めたいと考えているならば、JALカードを検討してみてはどうだろうか。
あなたのライフスタイルにあった1枚がきっとあるはずだ。詳しくは下のボタンから確認してほしい。
