JCB ORIGINAL SERIES（JCBオリジナルシリーズ）の種類について解説

JCBが発行するJCB ORIGINAL SERIESのクレジットカードには、どのような種類があるのだろうか。

この記事では、JCB ORIGINAL SERIESの全ての種類を紹介する。カードの種類とその特徴を把握したい方は、参考にして欲しい。

JCB ORIGINAL SERIESの種類について

種類は、個人向けカード9種類と法人向けカード6種類の合わせて15種類のカードがある。

個人向けカードは種類が豊富にあるため、選択肢が多いという特徴がある。個人向けカードと法人向けカードはともに、3つのカードランクに分かれている。

スタンダードカードは、一般カードに当たる。ゴールドカードは、名前の通りゴールドカード、プレミアムカードはプラチナカードや、ブラックカードのような上位ランクを示す。

カードランクは本人の希望や利用状況により上位のランクにアップグレードできる。年会費が高くなる分、付帯しているサービスが充実している。

JCB ORIGINAL SERIESの具体的な種類

個人向けカードと法人向けカードの全ての種類について見ていこう。

個人向けカードの種類

個人向けカードには、次のような種類がある。

JCBからのインビテーションが必要なカードは、JCBゴールドザ・プレミアとJCBザ・クラスの2種類だけである。

あとは自分で申し込むことができる。しかしながら、カードの種類の中には、年齢制限が設けられているものがある。申し込むときに、あらかじめ条件を確認する必要があるだろう。

法人向けカードの種類

法人向けカードには、次のような種類がある。

全てのカードで年会費がかかる。JCB CARD Bizが、法人代表者や個人事業主を対象としているのに対して、JCB法人カードは、法人や個人事業主を対象としている。

その他にも、JCB CARD Bizは、カードランクに応じて対象者の年齢に制限があるなど、いくつかの違いがある。

バイオマスデザインやディズニーデザインも

スタンダードなデザインに加えて、バイオマスデザインやディズニーデザインがある。

JCBゴールドを持っているのであれば、バイオマスデザインのカードを選択できる。また、JCBカードSとJCBゴールド、JCB GOLD EXTAGEであれば、ミッキーマウスの券面のデザインを選択できる。

JCB ORIGINAL SERIESの種類ごとの詳細

ここからは、個人向けカードの種類ごとの詳細について見ていこう。

JCBカードS

年会費（税込）	無料
申し込み対象	原則として18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方 （高校生除く）
旅行傷害保険 ※利用付帯	海外旅行：最高2,000万円 国内旅行：ー

JCBカードSは、JCB ORIGINAL SERIESのスタンダードカードである。

年会費が永年無料であり、申し込み条件も18歳以上（高校生不可）となっていることから比較的申し込みやすいクレジットカードとなっている。

なお海外旅行傷害保険が最高2,000万円まで付帯している。

また、JCBオリジナルシリーズのパートナー店で買い物すると、最大20倍のポイントがもらえる。

JCBカードW

年会費	無料
申し込み対象	18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方 または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方
旅行傷害保険 ※利用付帯	海外旅行：最高2,000万円 国内旅行：なし

JCBカードWは、39歳以下までと年齢に制限があるものの、年会費が永年無料で国内や海外のどこで使っても、ポイントが2倍になる。

JCBオリジナルシリーズパートナーのお店で買い物すると、最大で21倍のポイントがもらえる。ポイントを効率良く貯めたい方におすすめのカードである。

JCBカードW plus L

年会費	無料
申し込み対象	18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方 または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方
旅行傷害保険 ※利用付帯	海外旅行：最高2,000万円 国内旅行：なし

JCBカードW plus Lは、JCBカードWの特典に、女性に嬉しい特典が加わった女性向けのカードである。年会費は永年無料で、いつでもポイントは2倍である。

女性向けの優待や保険が付帯しているため女性限定のカードではないが、利用者が女性であると得られるメリットが大きいカードである。

JCB CARD R（リボ払い専用カード）

年会費	無料
申し込み対象	18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方 または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方
旅行傷害保険 ※利用付帯	海外旅行：最高2,000万円 国内旅行：なし

JCB CARD Rは、リボ払いでポイントが4倍になるリボ払い専用のカードだ。

年会費は永年無料である。大きな出費を月々定額で支払いたい方は、ポイントをたくさん貯められるお得なカードとなっている。

JCBゴールド

年会費（税込）	11,000円 ※オンラインで入会申し込みの場合は初年度年会費無料 （本会員の方が対象。資料請求でお申し込みの方、もしくはお切り替えの方は対象とならない。）
申し込み対象	20歳以上で、本人に安定した継続収入のある方
旅行傷害保険 ※利用付帯	海外旅行：最高1億円 国内旅行：最高5,000万円

JCBゴールドは、JCBを代表するゴールドカードである。国内29の空港とホノルルの国際空港のラウンジが無料で使える。

また、高額な旅行傷害保険や航空機遅延保険が付いているなど、JCBカードSよりも付帯サービスが充実している。その他にも、JCBゴールドの様々な優待サービスが受けられる。

JCB GOLD EXTAGE

年会費（税込）	3,300円 （初年度年会費無料）
申し込み対象	20歳以上29歳以下で、ご本人に安定継続収入のある方
旅行傷害保険 ※利用付帯	海外旅行：最高5,000万円 国内旅行：最高5,000万円

JCB GOLD EXTAGEは、カードホルダーを20代に限定した若者向けのゴールドカードだ。若者向けということもあって、通常のゴールドカードに比べて年会費が安い。

新規入会ボーナスとして、入会後3ヶ月間はポイントが3倍になったり、EXTAGEボーナスとして年間利用金額に応じて、ポイントが最大1.5倍になる。

JCBゴールド ザ・プレミア

年会費（税込）	11,000円＋サービス年会費5,500円（初年度無料）
申し込み対象	招待制
旅行傷害保険 ※利用付帯	海外旅行：最高1億円 国内旅行：最高5,000万円

JCBゴールド ザ・プレミアは、2年連続でJCBゴールドカードを100万円以上利用した方に招待される上級カードだ。

世界1,200ヶ所以上の空港ラウンジを利用できるプライオリティパスが付いてくるほか、国内の厳選されたホテルや旅館の宿泊優待がもらえたり、JCB Lounge 京都を利用できる。

JCBプラチナ

年会費	27,500円（税込）
申し込み対象	25歳以上で、本人に安定した継続収入のある方
旅行傷害保険 ※利用付帯	海外旅行：最高1億円 国内旅行：最高1億円

JCBプラチナは、インビテーションなしで自ら申し込めるプラチナカードだ。JCBゴールドの特典に加えて、プラチナカードならではの特典を得られる。

たとえば、プラチナ・コンシェルジュデスクが使えることで、通常では予約できないようなレストランやホテルの予約などを24時間365日対応してくれる。

JCB ザ・クラス

年会費	55,000円（税込）
申し込み対象	招待制
旅行傷害保険 ※利用付帯	海外旅行：最高1億円 国内旅行：最高1億円

JCB ザ・クラスは、最上位のステータスを誇るクレジットカードだ。招待された人だけが入会できるカードであり、インビテーションに必要な利用実績などは公表されていない。

家族カードを無料で8枚まで持てるほか、ザ・クラスのコンシェルジュデスクが使えたり、年1回のカタログギフトが受け取れる。

プライオリティパスについては、同伴者も無料で利用できる。その他にも、ゴルファー保険が充実していたりする。

自分に適したJCB ORIGINAL SERIESの選び方

最後に自分に適したカードの選び方について、紹介する。

カードに求めるニーズを把握する

自分がカードに求めるニーズを把握することが大切だ。たとえば、カードに求めるニーズには、次のようなものがあるだろう。

求めるニーズに応じて、最適なカードの種類は変わってくる。JCB ORIGINAL SERIESを作ることによって、自分のどのようなニーズが満たされるのか、今一度確認しよう。

作りたいカードランクを決める

ステータスやワンランク上のサービスを求めるのであれば、ゴールドカードやプレミアムカードに申し込むのがおすすめだ。

また、インビテーションを狙うのであれば、JCBゴールド以上を作る必要がある。求めるニーズに基づいて、カードランクを決めよう。

年会費と付帯サービスを確認する

年会費が無料のカードであればコストはかからないが、付帯サービスの内容が劣る。

一方、年会費が高額になるほど、付帯サービスは充実する。特に旅行によく行く方やレストランで外食する方であれば、年会費以上の特典が得られるだろう。

自分のニーズと照らし合わせながら、年会費と付帯サービスのバランスを確認して、自分に最適な種類のカードを選ぼう。

まとめ

この記事では、JCB ORIGINAL SERIESのクレジットカードには、どのような種類があるのか解説した。カードの種類は豊富にあるため、自分に適したカードが見つかるはずだ。

新規入会キャンペーンとして、カードの利用について一定の条件を満たすことで、初年度の年会費やカード利用分のキャッシュバックを実施している。

この機会に申し込んでみては、いかがだろうか。