- ビューカードが提供する国際ブランドの種類が知りたい
- 各国際ブランドの特徴とメリットを比較したい
- 国際ブランドを選ぶ際のポイントを理解したい
クレジットカードを選ぶ際に悩むことの一つに、「どの国際ブランドを選べばよいか分からない」という点が挙げられる。
国際ブランドの選び方に正解はないものの、普段のライフスタイルをベースにしつつ、複数保有も視野に入れることで、クレジットカードを効率よく利用できるだろう。
この記事では、ビューカードが提供する国際ブランドの種類や、各国際ブランドの特徴を詳しくまとめている。
国際ブランドの選び方や注意点も紹介しているので、自分に最適なクレジットカードを見つけたい人はぜひ参考にしてほしい。
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国際ブランドは何が使える?ビューカードの基本情報
ビューカードは、JR東日本グループが発行しているクレジットカードである。
中でも一番スタンダードなビューカード スタンダードは原則として0.5%のポイント還元を受けられるのだが、カードの基本情報は下表のとおりだ。
年会費 | 524円(税込) |
申し込み対象者 | 日本国内に居住していて電話連絡のとれる満18歳以上の方 (高校生を除く) |
国際ブランド | JCB VISA Mastercard |
基本還元率 | 0.5% |
ETCカード | 年会費524円(税込) |
家族カード | 年会費524円(税込) |
付帯保険 | ・国内旅行傷害保険(利用付帯) ・海外旅行傷害保険(利用付帯) |
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ビューカードには提携カードを含めて合計11種類あり、詳細は後述するが、それぞれの国際ブランドも異なる。
※ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトをご確認ください。
ビューカードの特徴
ビューカードの特徴は以下のとおりである。
- JRE POINTを貯められる
- モバイルSuicaへのチャージに対して1.5%ポイントの還元を受けられる
- モバイルSuica定期券の購入やグリーン券の購入などは5%還元
- 貯めたポイントの使い道が豊富
- JRE POINT以外も貯められる
ビューカードは、加盟店で提示すると税抜100円ごとにJRE POINTが1ポイント貯まり、日常の買い物や公共料金などの支払いにおいては、税込1,000円につき5ポイントもらえる。
だが、モバイルSuicaにチャージすると、チャージ額に対して1.5%還元を受けられるため、還元率を飛躍的に高められるのが大きな特徴だ。
電子マネーのチャージに対してポイントがつくカードもあるが、多くの場合が通常の還元率の半分しか還元されないケースがほとんどである。
この点、ビューカードであればむしろ還元率が高くなるので、日常の買い物でモバイルSuicaを使えば、ポイントがお得に貯まるカードになるだろう。
ほかにも、鉄道の利用が多い人にとって還元を受けやすい点は、ビューカードならではである。
※ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトをご確認ください。
クレジットカードの国際ブランドとは
そもそも、クレジットカードが全国各地の店舗や世界中で利用できるのは、決済サービスを提供している国際ブランド各社があるからだ。
ビューカードの場合、JR東日本グループ自体が決済サービスを所有しているわけではなく、国際ブランド各社と提携することでカード決済が可能になっている。
現在、世界ではおもに5つの国際ブランドが利用されている。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
なお、クレジットカードを保有する際は、1枚で支払いをすべて集約させるのではなく、状況に合わせて2枚以上のカードを保有する人が多い。
店舗によって対応していない国際ブランドがあるのが大きな理由だが、キャッシュレス文化が普及している昨今においては、カードの複数保有は自然な流れと言えるだろう。
ビューカードと提携する国際ブランド
ビューカードと提携しているのは、Visa、Mastercard、JCBの3つだ。
ビューカードのほとんどが3社のいずれかから選べるものの、種類によっては1つだけの場合もある。
各ビューカードの概要と国際ブランドの一覧は下表のとおりだ。
ビューカードの種類 | 年会費 | 概要 | 国際ブランド | |
---|---|---|---|---|
ビューカード スタンダード | 税込524円 | ビューカード共通の基本機能を備えている、最もスタンダードな1枚 利用額に応じて年間最大5,250ポイントのボーナスあり | Visa Mastercard JCB | |
「ビュー・スイカ」リボカード | 無料 | 支払い方法がリボ払いのみのビューカード ビューカード共通の基本機能を搭載 | Visa Mastercard JCB | |
ビューカード ゴールド | 税込11,000円 | 新幹線の利用時は最大10%還元 利用額に応じて年間最大12,000ポイントのボーナスあり | JCB | |
JRE CARD | 税込524円 | 初年度の年会費は無料 駅ビルの利用で最大3.5%還元 | Visa Mastercard JCB | |
ルミネカード | 税込1,048円 | 初年度の年会費は無料 ルミネ、ニュウマンの利用で5%オフ | Visa Mastercard JCB | |
ビックカメラSuicaカード | 税込524円 | ビックカメラで最大11.5%還元 1円以上利用すると年会費は無料 | Visa JCB | |
JALカードSuica (普通カード) | 税込2,200円 | フライトや買い物でマイルが貯まる 貯めたJRE POINTをマイルに交換できる | JCB | |
JALカードSuica(CLUB-Aカード) | 税込11,000円 | フライトや買い物でマイルが貯まる 貯めたJRE POINTをマイルに交換できる | JCB | |
JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード | 税込20,900円 | 年間100万円以上の利用で、毎年JRE POINTが5,000ポイントもらえる マイル還元率は常時1% | JCB | |
大人の休日倶楽部ミドルカード | 初年度年会費無料 2年目以降は税込2,624円 | 申し込めるのは男性が満50〜64歳、女性が満50〜59歳 JR東日本、北海道線の切符が5%割引 | Visa Mastercard JCB | |
大人の休日倶楽部ジパングカード | 税込4,364円 | 申し込めるのは男性が満65歳以上、女性が満60歳以上 JR東日本、北海道線の切符が30%割引 | Visa Mastercard JCB |
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ビューカード作成時の参考にしよう!提携国際ブランドの特徴を分析
イプソス株式会社がまとめたキャッシュレス決済の大規模調査によると、2020年における、日本での国際ブランドのシェア1位はVisaで、50.8%という結果であった。
各社のシェアは以下のとおりである。
Visa | 50.8% |
---|---|
JCB | 28.0% |
Mastercard | 17.8% |
American Express | 3.1% |
Diners Club | 0.3% |
2016年からの推移を見ると、国内ではVisaが継続的にシェアを誇り、順位の変動はないもののJCBが徐々にシェアを下げ、Mastercardのシェアが伸びつつある状況だ。
Visaの特徴
Visaはアメリカが発祥の国際ブランドで、国内だけでなく世界のシェアも1位を獲得している。
どのカードを保有するか検討するにあたり、利用できる店舗の数は極めて重要だ。
主要ブランドの世界の加盟店舗数は以下とされている。
Visa | 約1億3,000万店 |
---|---|
JCB | 約1億3,000万店 |
Mastercard | 4,600万店 |
American Express | 1億1,900万店 |
Diners Club | 5,100万店 |
上記の結果からもわかるように、「どこでも使える万能なクレジットカード」がVisaの最大の特徴だ。
Mastercardの特徴
Mastercardもアメリカ発祥の国際ブランドで、国内では3番目のシェアであるが、国際的にはVisaの次に利用されている。
世界中で利用できるが、特にヨーロッパで使える店舗が多い点が大きな特徴である。
世界で210カ国以上で利用できるため、海外で使えるカードを起点に考える場合は、VisaよりもMastercardを選択するほうがよいかもしれない。
JCBの特徴
JCBは、日本が発祥の国際ブランドである。そのため、世界的に見ると加盟店の数はVisaやMastercardに比べて3分の1ほどであるが、国内の店舗ではJCBに対応している場合が多いのが特徴的だ。
また、海外旅行中にクレジットカードにまつわるトラブルがあった際も、日本語でサポートで受けられるのもJCBならではである。
ハワイや台湾など、日本人に人気な観光地ではJCBが使えることも多いため、これらの国に旅行等へ行く際は特に重宝するだろう。
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どれを選ぶべき?ビューカード作成時の国際ブランドの選び方
クレジットカードの国際ブランドを選ぶ際は、おもに以下の基準で検討するのが一般的である。
- 利用できる店舗・加盟店の数から選ぶ
- 国内・海外のどちらで利用するか考える
- ブランドイメージから選ぶ
- 既に持っているカードのブランド以外にする
基本的にどの国際ブランドを選んでも、大きく後悔することはないだろう。
JCBの加盟店数はVisaやMastercardに比べて劣るものの、日常的に利用する際において使えないことのほうが稀である。
以下、ビューカードで発行できる国際ブランドの3社について、それぞれがおすすめな人について具体的に解説しよう。
Visaがおすすめな人
ビューカードでVisaを選択するのがおすすめな人としては、以下の項目が挙げられる。
- 初めてクレジットカードを保有する人
- カードを1枚以上持っているがVisaを保有していない人
- 海外旅行に出掛ける予定がある人
先述したように、Visaは世界での加盟店数が最多で、約1億3,000万店で利用可能だ。
国内における利用シェアも半数を占めており、「カードを保有するならVisa」というイメージも大きい。
どの国際ブランドにすればよいか分からない人であれば、ひとまずVIsaにしておけば間違いないと言えるだろう。
Mastercardがおすすめな人
ビューカードでMastercardを選択したほうがよい人には、以下が考えられる。
- ヨーロッパへの旅行を控えている
- 既にMastercard以外のカードを保有しており、2枚目を検討している
- Costco(コストコ)で日常的に買い物をする
Mastercardは国内シェア第3位であるが、世界の加盟店数はVisaと同様である。
そのため、海外旅行へ行く人はもちろん、ヨーロッパへの旅行を計画している人は特におすすめだ。
カードを2枚保有して場面に応じて使い分けるなら、国際ブランドも分散させたほうがよい。
いずれかをVisaまたはMastercardにしておくことで、カード決済ができないリスクを回避できるだろう。
また、まとめ買いがお得なスーパーであるCostcoでは、Mastercardしか対応していない。
Costcoで日常的に買い物する人は、Mastercardのビューカードを保有したほうがよいだろう。
JCBがおすすめな人
JCBのビューカードがおすすめな人としては、以下が挙げられる。
- 国内で利用するのが大半
- 海外旅行に行くとしても、ハワイやグアムなどの人気観光地のみ
- 海外旅行中の支払いトラブルに関して手厚いサポートを用意したい
JCBは日本発の国際ブランドであるがゆえに、国内利用においては強みを発揮しやすい。
VIsaは非対応だがJCBなら対応している店舗もあり、カードの利用がほとんど国内であれば、JCBのビューカードが最も安心できるだろう。
また、海外旅行の際にもサポートデスクが日本語に対応しているため、もしもの事態も安心だ。
カードを2枚保有するのであれば、VisaとJCB、またはMastercardとJCBにしておくことで、国内外を問わずほとんどの店舗で利用できるだろう。
ビューカード作成後は国際ブランドを変更できない!
クレジットカードを発行する際に気をつけたいのが、一度発行すると国際ブランドの変更ができない点だ。
国際ブランドは要するに決済サービスを扱う会社であり、国際ブランドの変更は、カードそのものを新たに発行して審査を受けることと同義と言える。
カードの支払いが滞るのは、カード会社だけでなく、国際ブランドにとっても避けたいところだ。
そのため、ブランド選びには慎重な判断が欠かせないのである。
ただ、上述したようにそれぞれに一長一短あるのは間違いないため、カードは2枚持ちするのがおすすめだ。
イプソス株式会社の先述したアンケート結果によると、2020年における利用カードの枚数とその割合は以下のとおりだった。
利用カードの枚数 | 割合 |
---|---|
0枚 | 22.6% |
1枚 | 32.1% |
2枚 | 28.4% |
3枚 | 11.5% |
4枚以上 | 5.3% |
クレジットカードを2枚以上保有する人の割合は約45%で、1枚のみ保有する人よりも多いことがわかる。
以下では、カードを2枚持ちすることのメリットとデメリットなどを詳しく解説しよう。
クレジットカードの2枚持ちのメリット
カードを2枚持ちするメリットには以下が挙げられる。
- 支払える店舗数が増える
- カード決済ができないリスクを下げられる
- 目的に合わせて使い分けできる
- 貯めたいポイントを効率よく獲得できる
複数枚のカードがあることで、当然ながら支払える店舗数も増やせるのが大きなメリットだ。
言い換えると、カード決済できないリスクを下げられることに直結するため、キャッシュレス決済を徹底している人にとっては、2枚持ちは必須手段と言える。
また、固定費用と変動費・生活費用、仕事とプライベート用など、目的に合わせて使い分けることで、支出を管理しやすくなるメリットもある。
ビューカードの場合、複数のカードを発行できるため、JRE POINTを集中的に貯めることも可能だ。
ビューカードのおすすめの組み合わせについては「ビューカードは2枚目の発行ができる!おすすめの組み合わせを解説」で具体的に紹介しているので、あわせて参考にしてほしい。
クレジットカードの2枚持ちのデメリット
カードの2枚持ちにはデメリットもある。
- 管理が面倒になりがち
- 支出が分かりづらくなることもある
- 保有コストがかかりやすい
- 紛失のリスクは高まる
明確な目的を持って使い分けができれば問題ないが、「あれば便利そうだから」などの理由で複数枚を保有すると、逆に使いづらい可能性もあるだろう。
すべてのカードが年会費のかからないカードであれば関係ないが、年会費のかかる場合には相応のコストが発生するのもデメリットとして考えられる。
また、1枚しか持たない場合に比べて紛失や不正使用のリスクは高まる点も、デメリットになり得るだろう。
ビューカードの場合は新規発行で国際ブランドを変更
ビューカードの場合、国際ブランドの変更はカードの新規発行で対応する必要がある。
審査の結果、新たなカード番号や有効期限などが設定されるため、面倒ではあるが他ブランドのカード申込みを再度行おう。
なお、JRE POINTは新しいカードに引き継げるので、新規発行して既存のカードが不要になった場合も安心だ。
ただし、既存のカードを先に退会するとポイントを引き継げない可能性があるため注意が必要である。
3つの国際ブランドから選べるビューカードを有効的に活用しよう!
ビューカードでは、Visa、Mastercard、JCBの3ブランドから選べる場合がほとんどで、自身のライフスタイルや利用シーンを踏まえて適切なものを選択しよう。
どれにすればよいか分からない場合は、国際的に加盟店が多く、世界的にもシェアが1位であるVisaがおすすめだ。
また、複数のカードを保有することでカード決済できないリスクを下げられるため、異なるブランドを保有するのも視野に入れるとよいだろう。
ビューカードも2枚持ちできるので、本記事も参考にしながら、自分にぴったりなクレジットカードを使って支払いを最適化させよう。
また、本メディアではビューカード以外のカードについても詳しく紹介しているので、どのカードにすればよいか悩んでいる人はあわせて参考にしてみてほしい。
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ビューカードに関するQ&A
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Suica:Suicaは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。 モバイルSuica:モバイルSuicaは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。 Suicaのペンギン:Suicaのペンギンは東日本旅客鉄道株式会社の「Suica」のキャラクターです。 ※「Suica・モバイルSuicaは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。」とすることも可能です。 ※スペースが限られている場合は、「東日本旅客鉄道(株)」・「JR東日本」とすることも可能です。