- イオン銀行の特徴を知りたい
- イオン銀行をどのように活用すれば良いのか知りたい
イオン銀行はイオングループ発の金融機関だ。イオングループは日本を代表する小売ブランドを複数抱える企業グループであり、スーパーマーケット形態以外にもドラッグストアなど多様な業態が目立つ。
そのような背景を武器にして、イオン銀行は広く顧客の支持を得ている。2023年オリコン顧客満足度調査のネットバンキング部門で1位に輝いたニュースも記憶に新しいところだ。
本記事では、イオン銀行の特徴について徹底分析していきたい。
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イオン銀行とは
イオン銀行はスーパーマーケットのイオンを中核とする小売グループに属する金融機関だ。イオングループには都市型のマルエツやまいばすけっとをはじめ、ディスカウントストアやドラッグストア事業に至るまで、複合的な企業展開を進めている。
このように複合的な企業グループが金融機関を所有することにはいくつかのメリットがある。1つは統一通貨に準ずるものを作成し、グループ内での買い物を促すことだ。
もう1つはグループのなかでワンストップの経済圏を構築することで、イオンに行けば何でもできるという状況を作り出すことを目指す。
あまり意識せずにイオンに立ち寄り、イオン銀行というものがあるのかとふと気づいた方も多いはずだ。まずはイオン銀行にて何ができるのかを解説する。
イオン銀行でできること
イオン銀行では預貯金の預け入れはもちろん、多様なサービスを展開している。メガバンクのように証券口座として積立や投資信託の注文をすることも可能だ。
2024年から始まった新制度に伴い、利用者が急増しているNISAの申込をすることもできる。買い物を目的にイオンへ赴き、資産運用の相談ができるのはとても便利だ。
イオン銀行が設立された背景を見てみよう。イオン銀行はイオングループという小売業主導で設立された金融機関のため、金融機関の設立背景としては珍しい存在だ。
同時期に設立されたセブン銀行がATM中心であるのに対し、イオン銀行は「インストアブランチ」として設け、一般の銀行と同様に利用客と対面でのサービスを実施している。
また注目すべきは、生命保険や損害保険、相続相談の申込もできる点だ。
生命保険は保険会社や保険代理店、相続や税理士やFPなどの専門家に相談するのが一般的だが、どのようにして相談すべき専門家を選べばいいかがわからない。
イオン銀行からの紹介では、個人情報を扱うセンシティブな相談も抵抗感なく進むことができるだろう。そのなかで特徴的な「統一硬貨」と「経済圏」について詳しくお伝えする。
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イオン銀行ではWAONを通じてイオングループの横断的利用が可能
イオン銀行ではポイントサービスであるWAONを通じて、イオングループの横断的な利用が可能だ。
まずイオンカードやイオンカードセレクトの申込時にWAONポイントが付与される。これはイオンのみならず、イオングループと親和性の高い多くの企業で活用することができる。
日本において統一硬貨は認められていないものの、WAONを統一硬貨に準ずるものとして活用することができる。
いまいちキャッシュレスというものを始める機会を失っていた方も、日常生活に密接に関わるWAONをきっかけに、毎回の買い物でわざわざ財布を取り出さない便利さをぜひ享受したい。
イオン銀行が実現するワンストップの経済圏
WAONに限らず、イオン銀行ではお金や暮らしに対する疑問や相談をイオン銀行のどこかで受ける「経済圏の創出」を目指している。
他社ではau(KDDI)や楽天が有名だが、イオン銀行はインターネットだけではなく、実際にイオン銀行(ATM含む)にて対応する顧客接点があるため、インターネットが苦手な高齢者層でも受け入れられやすい。
保険や相続の相談も「イオン銀行なら安心」を実現する
イオン銀行は金融機関のため、簡単な保険や相続の相談も可能だ。イオン銀行が相談者にさらに安心感を与えるのは、イオン銀行から適切な専門家を相談して貰えることだ。
特に高齢者層においては、日常生活に身近な銀行が案内する、というのが強いブランディングになる。
同等の説明力がある複数の金融パーソンがいたときに、日頃買い物をしているイオン銀行だから、という理由が安心感に繋がるためだ。
イオン銀行の金利について
銀行の利用を考えるにあたって、大きな判断要素となるのが金利だ。イオン銀行にお金を預けておいたときの金利はどれくらいだろうか。
ブロンズ | シルバー | ゴールド | プラチナ | |
普通預金金利(税引前の金利) | 年0.020% | 年0.030% | 年0.050% | 年0.150% |
他行ATM手数料無料回数 | 月1回 | 月2回 | 月3回 | 月5回 |
他行振込手数料無料回数 | 0回 | 月1回 | 月3回 | 月5回 |
前例のない低金利時代だ。初見で見ると、それほどイオン銀行の金利は低く抑えられてはいない。
ただイオン銀行で預金の開設を申し込み、複数あるステージを上がっていくと、適用される金利も段階的に上がっていく。
一番上のプラチナステージに至ると適用金利は0.150%まで上がるため、ほかの金融機関と預金金利と比べて高い優位性となるだろう。
生活圏内にイオン店舗がある場合はカード作成を
ポイント面から見たときに、イオングループでの買い物はイオンカードの利用が最適だ。あまり意識せず毎週末の食材購入においてイオンカードを使用しているうちに、意識せずにポイントが蓄積することが期待できる。
さらなるメリットとして上げられるのは、イオンカードの守備の広さだ。
イオンカードは中核のスーパーマーケット業態であるイオンをはじめ、都市型のマルエツやまいばすけっと、ディスカウント事業のビックAからドラッグストア事業のウェルシアに至るまで、幅広い業態で展開している(出典:イオングループ グループ事業・企業紹介)。
イオンカードの作成を検討しているときに「でも週に1度しかイオンに行かない」と躊躇していた折に、イオングループに視野を広げるとウェルシアに頻繁に通っているという方は多いかもしれない。
自身の生活スタイルを見て、カード作成を検討するようにしたい。
イオンカードの特徴
イオン銀行の発行するイオンカードは、イオングループ内外で利用できるクレジットカードだ。イオングループ内では原則すべての決済が同カードで行える仕組みが導入されているほか、一般的に利用できるクレジットカードとしてグループ外でも使用することができる。
クレジットカード機能を持つイオンカードのほか、イオン銀行のキャッシュカードのみの機能、イオングループの電子マネーであるWAONの機能を1枚にまとめたイオンカードセレクトが広く作成されている。
たとえば週に1度行く距離にイオンの店舗がある場合は、ほかにメインのクレジットカードがあったとしてもイオンカードの作成をお勧めする。
- 多くのカードで年会費無料(ゴールドカードも年会費無料)
- 電子マネーのWAONを実装しているカードも多い
- イオンのみならず、イオングループ各店に幅広くATM設置
- ショッピングセーフティ保険付帯
毎日の生活にイオン銀行を活用していこう
イオン銀行について特徴をお伝えした。数ある金融機関が凌ぎを削るなかで、イオングループと距離が近い生活スタイルの場合は、カードをつくることで毎日の生活を一歩豊かにすることができる。
ステージが上がることでさまざまな特典を享受できるなど、所有しているメリットも多いので、ぜひ気軽にイオン銀行を利用してみるようにしたい。
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