- ビューカードからビューカード ゴールドへ切り替える方法が知りたい
- ビューカードとビューカード ゴールドの違いが知りたい
- ビューカード ゴールドに変更するべきか迷っている
ビューカード(ビューカード スタンダード)とビューカード ゴールドは、どちらもJRグループが発行するクレジットカードだ。
モバイルSuicaなどでお得に利用でき、JRサービスをよく利用する人はポイントが貯まりやすい。
本記事ではそんな、ビューカード スタンダードからビューカード ゴールドに切り替える方法について解説する。
また、ビューカード スタンダードとビューカード ゴールドの違いについても整理しているので、ビューカード ゴールドへの変更を検討している人や、2つのクレジットカードで迷っている人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
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ビューカード スタンダードとビューカード ゴールドの違い
それでは早速、ビューカード スタンダードとビューカード ゴールドの違いを整理していく。
主な違いは年会費、ポイント還元率、そして付帯保険だ。
年会費は「524円(税込)」と「11,000円(税込)」
ビューカード スタンダードの年会費は524円(税込)、ビューカード ゴールドの年会費は11,000円(税込)。
差額は1万476円なので、ビューカード スタンダードの方がお得と考える人も多いだろう。
ただし、年会費だけでお得さを測れないのがクレジットカードだ。
2つのクレジットカードにおいても、年会費だけでは判断できない違いが多い。
ポイント還元率は最大で2倍の差がある
ビューカード スタンダードとビューカード ゴールドとでは、ポイント還元率に大きな違いがある。
まず、通常のポイント還元率はどちらも0.5%だ。利用金額1,000円(税込)につき、5ポイント獲得できる。
では、そのほかのポイント還元率を比較してみよう。
ビューカード スタンダード | ビューカード ゴールド | |
---|---|---|
モバイルSuicaチャージ | 1.5%ポイント還元 | 1.5%ポイント還元 |
モバイルSuica定期券購入 | 5.0%ポイント還元 | 6.0%ポイント還元 |
モバイルSuicaグリーン券購入 | 5.0%ポイント還元 | 10.0%ポイント還元 |
新幹線eチケット購入・利用 | 5.0%ポイント還元 | 10.0%ポイント還元 |
2つのクレジットカードは、利用するサービスによってポイント還元率が異なる。
モバイルSuicaへのチャージはどちらも1.5%ポイント還元だが、その他のサービスで還元率が異なる。
モバイルSuicaグリーン券購入、新幹線eチケットの購入・利用に関しては、ビューカード ゴールドなら10.0%もポイント還元される。
仮に新幹線チケットが1万5,000円なら、ビューカード ゴールドなら1,500ポイント獲得できる。ビューカード スタンダードで獲得できるのは750ポイントだ。
グリーン車は新幹線をよく利用する人なら、ビューカード ゴールドの方がポイントが貯まりやすいだろう。
付帯保険はビューカード ゴールドが充実
次に、クレジットカードの付帯保険を比較してみよう。
ビューカード スタンダードとビューカード ゴールドとでは、付帯保険にも大きな違いがある。
ビューカード スタンダード | ビューカード ゴールド | |
---|---|---|
カード紛失・盗難補償 | 停止措置が完了するまでの間に不正使用された分を補償 | |
海外旅行傷害保険 | 最高500万円(利用付帯) | 5,000万円(自動付帯)※海外旅行は子供特約あり |
国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円(利用付帯) | 5,000万円(利用付帯) |
ショッピング保険 | なし | 年間300万円 |
「カード紛失・盗難補償」はどちらも付帯しているが、「旅行傷害保険」と「ショッピング保険」については違いがある。
旅行傷害保険については、ビューカード ゴールドの方が補償内容が海外旅行で4,500万円、国内旅行では4,000万円高い。
しかも、海外旅行傷害保険なら自動付帯なので、ビューカード ゴールドを旅行代金等で利用しなくても保険が付帯する。
また、20歳未満も子供も補償対象になるため、自動的に家族も補償対象になるのは嬉しいポイントだ。
ショッピング保険に関しては、ビューカード スタンダードは付帯していない。
ビューカード ゴールドなら、年間300万円まで補償される。
購入した商品が、購入日から90日内に破損、盗難、火災などの偶発事故によって損害を受けた場合に適用される(オンライン購入は除く)。
このように、ビューカード ゴールドは付帯保険が手厚いので、年会費11,000円(税込)を支払っても価値の高いカードだと言える。
ビューカード スタンダードとビューカード ゴールドの基本情報
ビューカード スタンダードとビューカード ゴールドの基本情報を紹介する。
カード名 | ビューカード スタンダード | ビューカード ゴールド |
---|---|---|
券面画像 | ||
年会費 | 524円(税込) | 11,000円(税込) |
国際ブランド | Visa Mastercard JCB | JCB |
ポイント還元率 | 0.5〜5.0% | 0.5〜10.0% |
ポイントの種類 | JRE POINT | JRE POINT |
家族カード | 524円(税込) | 年会費無料※2人目以降は年会費3,300円(税込) |
ETCカード | 524円(税込) | 年会費無料 |
スマホ決済 電子マネー | モバイルSuica Apple Pay Google pay | モバイルSuica Apple Pay Google pay |
海外旅行傷害保険 | 最高500万円(利用付帯) | 5,000万円(自動付帯)※海外旅行は子供特約あり |
国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円(利用付帯) | 5,000万円(利用付帯) |
その他の保険 | カード紛失 盗難補償 | カード紛失・盗難補償ショッピング保険 |
申し込み条件 | 日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方(高校生不可) | 日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満20歳以上の安定した収入のある方 |
ビューカード ゴールドは選べる国際ブランドが「JCBのみ」である点に注意してほしい。また、家族カード1枚とETCカードの年会費が無料になるので、細かいところでもビューカード スタンダードと異なる点が多い。
ビューカード ゴールドに変更するべきなのか
それでは、ビューカード スタンダードからビューカード ゴールドに変更するべきなのかどうかを、状況別に考えてみよう。
利用額が「年間400万円以上」ならビューカード ゴールドに即切り替えるべき
もしも、今利用しているビューカード スタンダードの年間利用額が400万円以上あるなら、即時切り替えるべきだ。
なぜなら、ビューカード ゴールドは年間400万円以上の利用で、「選べる特典」から好きな特典を選ぶことができるからだ。
ビューカード ゴールドの「選べる特典」は次のとおりだ(2025年6月頃提供分)。
- 東京ステーションホテル ペアご宿泊(朝食付き 最大50組・抽選)
- ビューゴールドラウンジご利用券 15枚
- JRE POINT 20,000ポイント
- giftee Box Select(ギフティ ボックス セレクト)12,000ポイント
たとえば、「東京ステーションホテル ペアご宿泊(朝食付き)」を、繁忙期を避けて予約してみると、最安値で一泊7万5,322円(税サ込み)だった。
最大50組・抽選なので当たるかどうかはわからないが、かなりお得な特典と言える。
その他の得点についても、現金に換算すると12,000〜20,000円ほどになるので、年間400万円以上の利用額があるなら間違いなくビューカード ゴールドへの切り替えがおすすめだ。
1年間のポイント獲得数をシミュレーションしてみる
続いて2つのクレジットカードの、1年間のポイント獲得数をシミュレーションし、比較してみよう。
各料金については、統計局の「家計調査 家計収支編 単身世帯」を参考にする。
利用詳細 | 金額 | 単位 | 小計 |
---|---|---|---|
モバイルSuicaでモバイルSuica定期券を購入 | 120,000円 | 年 | 120,000円 |
えきねっとでのJR券予約(予約時決済)モバイルSuicaでモバイルSuicaグリーン券を購入 | 50,000円 | 年 | 50,000円 |
モバイルSuicaにチャージ | 10,000円 | 月 | 120,000円 |
携帯電話利用料 | 6,000円 | 月 | 72,000円 |
インターネット代 | 4,000円 | 月 | 48,000円 |
水道・ガス・電気代 | 1,000円 | 月 | 120,000円 |
その他・クレジット払いのお買い物 | 150,000円 | 月 | 1,800,000円 |
合計金額 | 2,330,000円 |
上記の利用シミュレーションにて、2つのクレジットカードで獲得できるポイントは次のとおりだ。
利用詳細 | ビューカード スタンダード | ビューカード ゴールド |
---|---|---|
通常ポイント | 17,100ポイント | 20,800ポイント |
ボーナスポイント | 5,250ポイント | 6,000ポイント |
利用特典ポイント | なし | 5,000ポイント |
合計獲得ポイント | 22,350ポイント | 31,800ポイント |
以上のように、ビューカード ゴールドなら獲得できるJRE POINTが9,450ポイント多い。
2つのクレジットカードの「差額1万476円」には1,000ポイントほど達していないが、ビューカード ゴールドは付帯保険が充実していることを考慮すると、ビューカード スタンダードからビューカード ゴールドに切り替えることをお勧めする。
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ビューカード ゴールドへの切り替え方法
それでは最後に、ビューカード スタンダードからビューカード ゴールドへの切り替え方法を紹介する。
ビューカード ゴールドへの切り替えは「新規発行」で対応
ビューカード スタンダードからビューカード ゴールドへ移行する場合、カード情報を移行することはできない。
つまり、新規発行した上で、ビューカード スタンダードを退会する必要がある。
したがって、ビューカード スタンダードからビューカード ゴールドに切り替えたい人は、まずビューカード ゴールドの新規発行を申し込もう。
ビューカード スタンダードのJRE POINTはビューカード ゴールドに引き継がれる
ビューカード ゴールドを新規発行してビューカード スタンダードを退会したら、それまで貯めたJRE POINTはどうなるのか?と気になる人も多いだろう。
これについては、新しく発行したカードに自動的に引き継がれるので安心してほしい。
ただし、新規発行する前にビューカード スタンダードを退会してしまうと、JRE POINTが引き継がれない可能性があるので注意しよう。必ずビューカード ゴールドを新規発行してから、ビューカード スタンダードを退会してほしい。
ビューカード ゴールドへの切り替えでより多くのポイントを獲得しよう
本記事では、ビューカード スタンダードからビューカード ゴールドに切り替える方法について解説した。
ビューカード ゴールドはポイント還元率や付帯保険などにおいて、ビューカード スタンダードより優れている点が多い。
年会費はビューカード ゴールドの方が高いが、それを上回るメリットがある。
現在ビューカード スタンダードを所有している人や、他のカードを所有しておりJR東日本のサービスをよく利用する人などは、これを機にビューカード ゴールドの新規発行を申し込んでみよう。
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ビューカード ゴールドの切り替えに関するQ&A
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