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IFA法人特集 東京編 ~ 特色あるIFA法人4選 ~

せっかくIFAに転身するのであれば、日本最大のマーケット「東京」で。
2022年6月末現在、金融庁に登録している金融商品仲介業者登録は個人も含めて810社ある。うち関東財務局は370社にもおよぶ。

本稿では、東京に本拠地を置くIFA法人の中から特色あるIFA法人を4社紹介する。それぞれ、所属しているIFAの人数や、媒介している資産残高もわかる範囲で掲載した、IFA法人選びのヒントとして活用してほしい。

また、勤務地でIFA法人を選ぶ際の方法については下記の記事を参考にして欲しい。

目次

個性いろいろ ~東京に本社があるIFA法人4選~

グロース市場に上場する リーディングカンパニー「アイ・パートナーズ・フィナンシャル」

アイ・パートナーズフィナンシャルは2009年に横浜で創業、2022年03月現在、拠点数は21店、所属IFAが212名、媒介する資産残高2,421億円を誇るリーディングカンパニーだ。

2021年6月にはマザーズ市場(現グロース市場)への上場も果たした。代表の田中氏は自身もIFAとして働いた経験がある。自分の経験をもとに、バックオフィス体制の整備、各種勉強会の開催、IFA同士がノウハウを共有できるようなシステムを構築した。IFAがお客様への提案に専念できる仕組みを整えている。

ゴールベースアプローチとフィーベースのパイオニア「GAIA株式会社」

GAIA株式会社は2006年創業の老舗IFA法人。所属するプライベートFPは13名(2020年2月)で、媒介する資産残高は約487億円(2021年12月末時点)。少数精鋭の舞台である。

入社すると商品のプレゼンテーションスキルではなく、お客様の価値観をお聞きするためのロールプレイングを繰り返し実施する。報酬は預り資産残高に連動して算出されるフィーベース型をいち早く採用している。

代表の中桐氏は2020年4月に一般社団法人ファイナンシャル・アドバイザー協会理事長に就任。業界の顔として、IFAの認知度と提案力向上に向けて積極的に取り組んでいる。

金融×テクノロジーに強みを持つ上場企業グループ「Innovation IFA Consulting」

Innovation IFA Consultingは、2019年に創業された上場企業グループのIFA法人だ。東京の渋谷に本社を構え、大阪、静岡、愛媛に支社を持つ。正社員型IFAと業務委託型IFAのどちらも採用活動を行っており、約90名のメンバーが所属している。(2024年10月時点)

業務委託型IFAは業界トップクラスの報酬率で、実力主義の環境で顧客のために働きたい人にはおすすめだ。一方、正社員型IFAは会社のマーケティングチーム、インサイドセールスチームが集客送客を行うので新規開拓をする必要がない。自身の顧客のヒアリング業務や提案業務に集中できる環境は非常に魅力的であり、新しい金融営業のあり方を提唱している。

リテール証券会社からIFA法人への転換 第1号「株式会社ひびきFA」

株式会社ひびきFAは、創業100年以上の歴史を誇る大阪の証券会社「ひびき証券」と楽天証券が2012年の2月に共同出資にて設立した。同社は対面リテール事業部門を、金融商品仲介業者へ転換させ独立させた日本で最初の会社。2021年12月に本社を東京に移転、全国7支店、所属IFA48名、預かり資産は600億円だ。

東京に進出してきたIFA法人

ここからは支店が東京にあるIFA法人を参考までに2社紹介する。セミナーをエンジンとして事業を拡大させているIFA法人と、IFA法人としての独立を手助けするIFA法人だ。

富山から全国へ「株式会社Fan」

株式会社Fanは2008年12月に設立された富山本社のIFA法人。2022年3月末現在、在籍するIFAは54名、媒介する資産残高800億円だ。来店型の店舗事業「投資信託相談プラザ」も展開している。投

資信託相談プラザでは積極的にセミナーを開催。2021年はすべてオンラインにはなったものの51回開催日、のべ5,809名が参加した。従前のIFA事業に加え、インターネットを活用したマーケティングで事業を拡大させている。

東海地区の覇者 IFA法人育成にも注力「CSアセット株式会社」

CSアセットは、全国19拠点にオフィスを構える名古屋のIFA法人だ。2022年6月末現在、在籍IFA124名、媒介する資産残高は1057億円。同社は業務委託契約でIFAと提携しているものの、固定費の負担がない。

さらにはオフィスデスクやパソコン、名刺等を無償で提供している。代表者、役員もIFAとして働いているため、IFAの目線に合わせた組織づくりがなされているのだ。             

大きな特徴として、IFA法人の独立支援制度がある。すでに10社以上が同社からIFA法人として独立しているという。

おわりに

IFAに転身する上では必要な資格や雇用体系、報酬の仕組みや証券会社のアドバイザーとの違いについて理解しておくことが大切だ。
まずは証券外務員資格を取得し、金融機関である程度の実務経験を積んでから転職活動を始めよう。IFAは雇用体系によって報酬の仕組みや働き方が大きく異なる。自分に合った雇用体系を選び、IFAとしての活躍を目指していこう。
IFAになる際に、基本的にはどこかの法人に所属する形を取ることになるが、全国には約650社ものIFA法人があり、情報を取ることや比較することが難しく、探し方が分からないという方も多いだろう。

また、「いくらぐらいの預かりがあれば良いのか?」、「金融機関時代の様なビジネスはできるのか?」等、IFAになること自体に対する不安の声も多い。
IFAへの転職に悩んでいる方は、ぜひIFA特化型の転職エージェント「アドバイザーナビ」に相談してみて欲しい。
弊社はこれまでに100名以上のIFAへの転職支援実績があり、「IFAへの転職利用満足度No.1」を獲得している。

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