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【得する生命保険の選び方】必要な保障を確かめるポイントを解説!

この記事で解決できるお悩み
  • 生命保険の有効な活用方法を知りたい
  • 保険加入のメリット・デメリットを知りたい
  • 自分に最適な保険を見つけたい

万が一のための生命保険。いままでに「生命保険は不要」と耳にしたことがある人も多いだろう。

また、生命保険は保険料が高く、「本当に必要なのか?」と感じることも多々あるのではないか。

自分が生命保険に加入することで得をするのか、どの保険に入るのが最適なのかを知ることは難しい。

この記事では、生命保険に加入するべき人の特徴や保険加入のメリット・デメリットを詳しく解説している。

また、それを踏まえたうえで自分に合った保険を見つける方法も解説している。

これを読めば、保険への理解が深まり、自身の生活をより豊かにすることが可能となるだろう。

目次

生命保険についておさらい  

生命保険についておさらい   生命保険ナビ

生命保険は人生における「もしも」を保障するものだ。

もしもには数種類があり、病気やケガに見舞われるもしも、があれば死亡や高度障害といった甚大なリスクもある。

生命保険は商品によって対応できるリスクが異なっている。

元気なときは、あまり生命保険に加入する意義を感じることはないだろう。

ただ病気やケガは前触れもなく、突然やってくる。その方なりのリスクを可視化し、生命保険でカバーすることで元気な日常生活を送れるという方と、元気だから生命保険は必要ないという方に意見は大きく分かれる。

更に生命保険不要派にとって、根拠となるのが充実した公的保険の仕組みだ。

生命保険が不要と言われる理由

日本には国民皆保険制度が適用されている。毎月保険料を支払う代わりに、いざ医療機関にかかれば総医療費の3割(現役世代の場合)が自己負担の上限となる。

また高額療養費といって月あたりの医療費に上限額が適用されていたり、傷病状態への手当金が設けられたりしている。

つまり生命保険会社で提供しているサービスは会社の給料から保険料を天引きすることで受けられており、上乗せで必要ないのではないかという考え方だ。

また、生命保険会社のラインナップを見ると三大疾病(がん、心疾患、脳疾患)など、60代以後の高齢年齢に至ってから発症年齢が一気に上昇する病気が多い。

若いうちからそれらの罹患リスクを考えるよりは、預貯金として貯蓄し、公的保険でカバーできなかった分は預貯金で医療費を充当すればいいのではないかという考え方がある。

これらの意見は保険不要論として、一定の支持を受けている。ではこの説に対して、生命保険に加入するメリットとデメリットを改めて考えてみたい。

生命保険に加入するメリット

生命保険に加入するメリットの一つは保障の確実性だ。

保険の代わりに現預金を貯めると誓っても、さまざまな出費のなかで確実に病気やケガ専用のお金を貯められるとは限らない。

一度貯められても、資金が欲しいときに「ちょっと手をつけよう」が発生する恐れもある。

生命保険に加入することで、毎月の保険料がこれらのリスクを軽減することに繋がる。

生命保険に加入しないデメリット

もうひとつはレバレッジだ。たとえば医療費が10万円必要な病気に罹患してしまったとする。

生命保険に加入せずに現預金で対処する場合、当然だが10万円必要だ。一方の生命保険は10万円の治療費(入院給付金・手術給付金などの総額)を受け取るのに、月払保険料で1,000円、1年単位でも12,000円前後というケースが発生する。

病気になるリスク、保険に加入する年齢などにより複数の変動要素があるが、現預金で対処するよりもコストパフォーマンスがいい。

その視点に寄れば生命保険にはレバレッジがあり、加入しないことでデメリットになるといえるだろう。

あなたに必要な保障は? 

あなたに必要な保障は?  生命保険ナビ

生命保険の必要性を感じたとき、では何の保障をカバーする保険に加入すれば万が一のリスクを軽減できるのだろうか。

当然だが、自分が何の病気になるかはわからない。

1つは年代や性別で顕著なリスクに備える方法だ。30代・40代の女性なら婦人病や婦人特有のがんのリスクがある。

また50代以降の男性であれば、三大疾病のリスクが高いといえるだろう。

もう1つは個々人のリスクを可視化し備える方法だ。血圧が高い、持病があるなどだ。

今は生命保険に加入できなくても持病持ちの保険のラインナップが充実しているため(引受型緩和保険)、少し保険料は高くなるが保健加入のハードルが下がっている。

また従来より、家族が病気のリスクがあった場合、子どもたちもそのリスクを継ぐといわれている。

そこから自分に必要な保障を算出し、生命保険にて備えることを推奨したい。

生命保険の種類

ヒトの病気やケガに対する保障が生命保険だが、更に細分化することができる。

病気やケガの医療費を保障する医療保険、死亡や高度障害の際に残された家族を守る死亡保険、がんなど特定の病気のリスクを軽減するがん保険などである。

狭義では死亡保険に限定して生命保険という呼称を使う場合もあるが、これらすべてをまとめて生命保険と呼ぶことも多い。

生命保険について検討しているときに、周囲と同じ定義を使っているか随時確認したい。

保障期間も留意したい。医療保険ひとつとっても、一定年齢まで保障したあと更新を要する定期型医療保険と、契約時の保険料が最後まで継続する終身型医療保険がある。

将来保険を見直す必要があるからと定期型に加入したが、定期更新により年齢を反映した保険料が上昇し、結局終身型の方が医療費負担が少なかったという話も多い。

これらは保険商品の細かい部分であるため、加入検討の段階ではなかなかわかりづらい。

常に専門家の協力を得ながら、最適な保険商品を選ぶようにしたい。

生命保険が必要な人とは

生命保険が必要な人は、前項までお伝えした病気やケガの医療費、死亡時の生活費に対して、保険以外に財源を確保できていない場合である。

つまり、生命保険が無ければそれまでの生活を継続できない場合は、生命保険が必要と定義することができる。

生命保険が不要な人とは

反対に生命保険が無くても代替の財源に目星が立っている人は、生命保険が不要と考えることもできる。

ただかねて説明した通り、生命保険にはレバレッジ効果があるので、ある程度の現預金があるからといって生命保険不要論に簡単になびかないようにしたい。

公的保険は現役世代で3割の医療費上限を設定する優れものだが、先進医療など保障範囲に含まれない部分も顕著である。

病気によっては先進医療部分が無ければ病気の治癒が期待できないものもある。

生命保険の検討においては、公的保障で何をカバー「されていない」のかを考える習慣をつけたい。

これは子育てにおいても顕著だ。最近は子ども(多くの自治体では18歳まで)の医療費を全額補助としている自治体が多い。

この施策を受けて医療保険を不要と考える両親も多いが、この自治体補助には先進医療は含まれない。

子どもが重篤な病気にかかった際に、先進医療分を保障する生命保険に加入しておらず、当該部分は自己負担となってしまうケースが散見される。

これは家計への負担として著しいものだ。自治体によって補助は異なるが、いま居住している自治体ではどのような補助が期待できるのかを子どもの誕生時からチェックしておき、医療保険のニーズを明らかにしておきたい。

自分に最適な保険の見つけ方

自分に最適な保険の見つけ方 生命保険ナビ

自分にあった保険の見つけ方には複数のポイントがある。

まずはここまでお伝えしたようなニーズのある保障内容を選ぶこと。

たとえば独身で亡くなったあとの生活に対する保障ニーズはそれほど高くはないのに、手厚い死亡保障の保険に加入している方がいる。

これがニーズに合致していないという意味だ。

もし万が一の事態に遭遇した際のリスクを減らすため保険に加入するとして、どのような保険に入ったらいいかわからないときは、早い段階で専門家に相談するようにしたい。

またがんに罹患するといっても、それが入院を避けられないがんなのか、日帰り治療で対応できるがんなのかによって、医療費も大きく変わる。

5年も10年も前の医療保険に加入していて、自分は医療保険に長く加入しているから大丈夫、という人がいる。

この10年で医療技術は著しく進歩しており、以前は入院が欠かせなかったがん治療でも、最近は通院で治療できるものが増えてきている。

そのときに入院保障に重点が置かれ、通院給付金の充実していない医療保険はベストではない。

いざ病気に見舞われ保険金請求をすると、医療費を十分にカバーできなかったという可能性すらある。

そのために保険に入っている、入っていないではなく、加入中の保険も随時見直す習慣をつけたい。

ライフスタイルに合わせた保険選び

自分や家族が加入するべきベストの保険は、年代や家族構成によって変わる。

死亡保険1つとっても様々な種類がある。大切なのはライフスタイルに合った保険に加入することだ。

それまで加入していた保険も、ライフスタイルの変化に合わせて不必要になったり、より良い保険への加入が最適解になったりする。

保障内容と保障額を確認しよう

保険選びにおいては保障内容と保障額を確認するようにしたい。

加入した保険は自分にとって必要な保障内容をカバーしているのか、専門知識を持った人や会社に相談して明らかにしておきたい。

何となく保険に加入しているから大丈夫だろう、という根拠なき安心感が最も避けるべきリスクだ。

保険の見直しのタイミング 

保険の見直しのタイミングは人によって変わるが、ライフスタイルが変化した際が最も見直すタイミングといえるだろう。

独立や結婚、子どもの誕生、住宅購入、子どもの独立などだ。いわば時期によってベストの保険が変わると考えられる。

これらは保険会社が作成を勧めるライフプラン表の作成によって可視化することができるため、折を見て作成の時間を取りたい。

まとめ  

まとめ 生命保険ナビ

保険料が高いと感じている方へ、今加入している保険は本当に自分に合っているだろうか。

本記事では、保険に加入するメリットとデメリットや、保険が保障してくれる内容を解説した。

また、最適な保険の見つけ方も紹介したので、保険選びの参考にしてほしい。

しかし、これら全てを一人で考えるのは難しい。

そこでおすすめしたいのが、専門家に相談することで自身に最適な保険を見つける方法だ。

しかし、自分に合った保険のプロを探すこともまた難しいだろう。

マッチングサービス「生命保険ナビ」なら、あなたの条件に合った保険のプロを簡単に見つけることができる。

無料相談もできるので、少しでも気になったらこちらからサイトへ飛んでみてほしい。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。お客様と保険のプロを結ぶマッチングサイト「生命保険ナビ」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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