- 住友生命の学資保険の特徴や口コミが知りたい
- 住友生命の学資保険を利用すべき人の特徴が知りたい
- 学資保険を選ぶ際の基準が知りたい
学資保険は、一定期間にわたり保険料を払い込み、時期が来た際に子どもの教育資金を保険金や祝い金として受け取ることが出来る貯蓄型の保険である。
学資保険を提供している会社は多岐に渡るが、中でも住友生命は老舗の会社であり、名前を知っている人も少なくない。
ただ、保険の特徴や口コミを事前に知り、自分に向いている保険会社なのか判断したいという人も多いのではないか。
そこで本記事では、住友生命の学資保険の特徴や口コミ、利用すべき人の特徴を解説する。
また、自分に適した学資保険の選び方についても解説する。
住友生命の学資保険に加入するべきか悩んでいる人には、ぜひ参考にしてほしい。
住友生命の学資保険の特徴や口コミ
ここでは、住友生命の学資保険「こどもすくすく保険」について紹介し、加入者の口コミなどリアルな声を紹介する。
今後の学資保険選びの参考にしてみてはいかがだろうか。
住友生命の「こどもすくすく保険」について解説
三井住友の「こどもすくすく保険」は、中学校・高校・大学へ入学するタイミングに祝金を受け取れるため、子どもの未来を全力でサポートしたいと考える人に適した保険だ。
加入年齢は、契約者(親)が男性の場合〈18歳~65歳〉、契約者(親)が女性の場合〈16歳~75歳〉になっている。
男性55〜60歳、女性60〜65歳までの加入条件が一般的と言われているため、他の保険に比べると年齢が高い人でも加入しやすい。
また、被保険者(子ども)の場合は〈0~9歳〉が加入年齢になっている。小学校に入学する前(6歳)までが加入年齢になっている保険が多いため、「やっぱり学資保険に加入しておけばよかった…」と後悔している人にもおすすめできるのだ。
満期年齢は18歳と22歳から選べるため、手厚いサポートだけではなく保険料も考慮して選べるのは嬉しいポイントだと言える。
下記の表に、どれくらいの金額を受け取れるのか紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
保険金額に対して支払われる割合
保険期間 | 12歳 | 15歳 | 18歳 | 22歳 |
18歳満期 | 10% | 10% | 100% | ✕ |
20歳満期 | 10% | 10% | 30% | 100% |
(例)保険金額100万円
保険期間 | 12歳 | 15歳 | 18歳 | 22歳 | 合計 |
18歳満期 | 10万円 | 10万円 | 100万円 | ✕ | 120万円 |
保険金額が100万円の場合、上記表のような金額となり、満期時返戻率は約101.7%となる。
学資保険を利用するだけで、コツコツと貯蓄を行うよりも多くのお金を増やすことができるのだ。
ポジティブな口コミ
ここからは、住友生命の保険に加入している人たちのリアルな声を紹介していくので、実際はどのような評価を受けているか見ていこう。
30代/女性
担当者がとても親身になってくれるため相談しやすい。
30代/女性
わからないことはすぐに質問できて、すぐ回答を得られたこと。
30代/男性
住友生命は他の保険も入ってるが同じくらい満足感がある。
40代/女性
どこもそれほど返戻金が変わらないので対応の良い外交員さんだったので良かった。
40代/男性
案内がしっかりしているので検討に時間が掛からなかった。
引用元:オリコン顧客満足度ランキング「住友生命の評判・口コミ|オリコン 学資保険満足度ランキング」
このように、住友生命は担当者の対応がいい口コミが多く見受けられる。
このポイントは、保険選びには非常に重要なポイントだと言えるだろう。
なぜなら、保険選びに壁を感じている人が多く、聞きなれない言葉などが多く出てくるためだ。
保険を選ぼうとパンフレットを見ても、難しい専門用語が並んでいることから「これはどういう意味かな…」とうまく解釈できないケースもあるだろう。
だが、担当者の対応がよければ、保険について理解できるため、安心して学資保険を決められるのだ。
ネガティブな口コミ
上記では、ポジティブな口コミを紹介したが、ここではネガティブな口コミを紹介していくので、参考にしてみてはいかがだろうか。。
30代/男性
怪我の内容によって出ないときがあった。
30代/女性
あまり戻る率がすごく良いわけではない。
30代/女性
全てを含んだ料金となると小さい年齢からでも月額が高い。
引用元:オリコン顧客満足度ランキング「住友生命の評判・口コミ|オリコン 学資保険満足度ランキング」
住友生命は、手厚いサポートや保障があるため、保険料の値段が高いと感じる声などがあった。
また、「これは対象になると思っていたのに…」と、保険の内容を誤解しているケースも見受けられるため、加入時に不明点は確認しておくといいだろう。
口コミがわかったら!住友生命の学資保険を利用するべき人の特徴
住友生命の学資保険を利用すべき人の特徴を挙げていくので、自分の考えと近いものがあるか確認していこう。
「子どものサポートは全力でしたい」と考えている
子どもが生まれると、「これからどんな未来を作っていくのかな?」と楽しみになるだろう。
進みたいと思った未来に進めるよう、お金の面だけではなくさまざまな面でサポートをしたいと思う人も多い。
そのように考えている人は、「こどもすくすく保険」がおすすめだ。
なぜなら、進学するタイミングで祝金を受け取れることや、特約が充実しているためだ。
上記の【住友生命の「こどもすくすく保険」について解説】で解説した通り、中学校・高校・大学に進学するタイミングで祝い金が受け取れる。
そのため、子どもが選ぶ道の選択肢を増やすことが可能だ。
また、特約が充実しているため、希望の特約を付帯させれば病気やケガに備えられるのだ。
「こどもすくすく保険」で付帯できる特約は、以下の通りである。
- こども総合医療特約
- こども入院保障充実特約
- 保険契約者代理特約
①こども総合医療特約
こども総合医療特約は、以下のようなシーンに合わせて保障される特約のため、幅広いリスクから子どもを守ることができるのだ。
- 災害入院給付金:事故によるケガで1日以上入院したときが対象
- 疾病入院給付金:疾病が原因で1日以上入院したときが対象
- 手術給付金:所定手術(公的医療保険が対象の手術)を受けたときが対象
- 放射線治療給付金:放射線治療(公的医療保険が対象の治療)を受けたときが対象
②こども入院保障充実特約
こども入院保障充実特約は、事故によるケガや疾病が原因で1日以上入院したときに、給付金(一時金)が支払われる特約である。
③保険契約者代理特約・被保険者代理特約
保険契約者代理特約・被保険者代理特約とは、契約者や被保険者が契約に関する手続きの意思表示ができない場合等に、あらかじめ指定された契約者代理人や被保険者代理人が給付金の請求などを行うことができる特約のことを指す。
いずれか一方の特約のみ付帯できるため、万が一、契約者(被保険者)の意思表示ができなくなってしまっても、保険金などの手続きや、住所変更等が可能だ。一部の手続きは対象外になるため、詳細を知りたい人は保険会社に聞いてみるといいだろう。
このように、「こどもすくすく保険」であれば、「①こども総合医療特約」や「②こども入院保障充実特約」を付帯させられるため、教育資金準備以外にも備えられるのだ。また、契約者(親)や被保険者(子ども)が手続きを行えない状態になっても、代理で手続きを進められる特約も付帯できるため、さまざまなリスクに備えやすい。
そのため、教育資金以外の補償を望む人に、非常におすすめの保険である。
保険料の払込みを早めに終わらせたい
子どもが成長するにつれ手間は減るが、食事などの生活費で必要なお金は増えていく。
そのため、「少しでもお金の余裕があるうちに保険料の払い込みを終わらせたい」と考える人も多いだろう。
「こどもすくすく保険」では、保険料の払い込み期間を早めに設定できるため、高校へ進学する前に払い込みを終わらせることが可能である。
そのため、経済的負担が減り、結果精神的負担も減ると予測できる。
プランによって異なるが学資保険は、月に1万円前後の保険料を支払う必要があるため、払込期間を決められるのは嬉しいポイントだと言える。
万が一のことが起きたときのために、死亡保障をつけたい
学資保険への加入を考えていると、「もし、自分たちの身になにかがあれば、子どもが保険料を支払うの…?」と考えてしまうだろう。
「こどもすくすく保険」は、契約者(親)が死亡した場合、保険料の払込みの免除を受けられるのだ。
保険料の払込みの免除を受けたとしても保障はそのまま継続され、祝い金や満期保険金を受け取れる。もし、両親に万が一のことが起きても保険料の面では安心できるだろう。
また、「こどもすくすく保険」であれば、被保険者(子ども)のリスクに対しても死亡保障がついているため、将来のために貯蓄をするだけではなく、万が一にも備えられる。
契約者(親)の死亡に備えられる学資保険は多いが、被保険者(子ども)の死亡保障がついている学資保険は珍しい傾向にあるので、他の保険ではカバーできない面もカバー可能だ。
住友生命の学資保険の口コミや特徴を理解できたら!最適な学資保険の選び方
学資保険は、多くの種類があり「どの保険が私たち家族にぴったりなの?」と悩んでしまうだろう。
ここでは、学資保険の選び方を紹介していくので、複数の保険を比べるときの基準にしてみてはいかがだろうか。
満期保険金や祝金を受け取るタイミング
数多くの保障プランがあるため、比較基準がないと「〇〇さんはこのプランって言ってたし、これにしておこうかな」と決めてしまいたくなるだろう。
しかし、その家族に合った保障内容を選ぶことが非常に重要である。
家族構成や年収などさまざまな条件が違うからこそ、「どのタイミングで保険金を受け取る必要があるのかな?」としっかりと考えよう。
今回の記事で紹介した、住友生命の「こどもすくすく保険」であれば、中学校・高校・大学に進学するタイミングで祝金を受け取れる。
どのタイミングでも入学準備に費用がかさむため、非常に嬉しいだろう。
しかし、逆の視点から見れば「家族がさらに増えるかもしれないから、そのときのために保険料を抑えたいな」と感じるかもしれない。
一般的には、大学へ進学するタイミングで満期を設定していることが多い傾向にある。
なぜなら、入学金や授業料だけではなく、下宿をするための引っ越し費用・家電製品など生活や学校に必要な物を購入する費用など、すべて合わせると多額になるのだ。
どのくらいの金額がかかるのか目安として一部費用を紹介するので、下記の表を参考にしてみてほしい。
大学進学時の初年度費用
入学先 | 初年度費用 |
国立大学 | 約800,000円~1,000,000円 |
私立大学(文系) | 平均1,188,991円 |
私立大学(理系) | 平均1,566,262円 |
私立大学(医歯系) | 平均4,890,539円 |
参考:マネープラザ ONLINE「大学の学費はどのくらいかかる? 金額の目安や資金を確保する方法」
ひとり暮らしの引越し費用
内容 | 料金 |
部屋探し | 213,300円 |
生活用品※家電など | 267,900円 |
引越し・荷物の送料 | 25,600円 |
私立大学(文系)に進学したと仮定し、上記の金額をすべて合計すると〈1,695,791円〉という金額になる。
あくまで目安の数字ではあるが、初年度だけでこれだけの費用が必要になるのだ。
そのため、「どのタイミングでどれだけの金額が必要になるのか」「自分が理想とするタイミングと金額で保険料を払い続けられるのか」を具体的に考えるといいだろう。
早めに保険を選ぶことで、選択肢の幅を広げる
学資保険には、被保険者(子ども)と契約者(親)に年齢制限がある。
そのため、より多くの種類から保険を選びたい場合は、早めの加入をおすすめする。
被保険者(子ども)の場合、基本的には小学校へ入学するタイミングの6歳までと言われており、学資保険の中でも人気がある商品は2~3歳までのケースが多い。
また、子どもがお腹の中にいる時期(出産予定日から140日前)から加入できる保険もあるので、妊娠6ヶ月ごろから学資保険を選び出すのが理想的である。
契約者(親)の場合、万が一のこと(死亡・高度障害)が起きると、保険料の払込みが免除になるプランや、特約がある。
そのため、男性が50〜55歳、女性が55歳〜60歳までに保険に加入する必要があるだろう。
被保険者(子ども)・契約者(親)、どちらの視点から見ても早めの加入が最適な保険を選ぶために欠かせないポイントである。
学資保険=返戻率の確認が重要
学資保険の比較基準として、返戻率は非常に重要なポイントである。
なぜなら、返戻率によって受け取れる保険金が変わるためだ。
返戻率とは、保険会社に支払った保険料の総額に対して、何%のお金を受け取れるかということを表した割合のことを指す。
例えば、今まで支払った保険料の総額が100万円で、返戻率が110%であれば、保険金は110万円になる。
返戻率が高ければ高いほど、多くの保険金を受け取れるため、比較基準の1つとして重要だ。
「この保険は返戻率はいいけど、年齢制限が若いな…早めに決めよう」などのように複数の保険を比較すると、家族にとって最適な保険と出会えるだろう。
住友生命の学資保険の特徴や口コミを参考にご家庭にあった保険選びを!
本記事では、住友生命の学資保険の特徴や口コミ、利用すべき人の特徴を中心に自分に適した学資保険の選び方についても解説した。
住友生命の学資保険は、医療特約が付与できたり、配当金が受け取れたりする点が他の学資保険との相違点である。
元本割れが怖い人や、医療保障も同時に充実させたいという人には向いているだろう。
一方、返戻率は他社と比べて低いため、学資保険を利用する目的によって加入可否を決めていく必要がある。
本記事を理解しただけでは、適切な学資保険を選ぶ自信がないという人は、保険のプロに相談することも選択肢に入れておこう。
一人一人に合ったアドバイスをもらうことで、自分に適切な学資保険を見つけることができるはずだ。
ただ、保険のプロは数多く存在し、自分にとって最適な担当なのかをすぐに見定めることもまた難しい。
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