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学資保険はクレジットカード払いがお得?クレジットカード払いのメリットや取扱会社を解説

この記事で解決できるお悩み
  • 学資保険の保険料をクレジットカードで払うことが出来るのか知りたい
  • 学資保険の保険料をクレジットカードで払うメリットやデメリットが知りたい
  • 学資保険の保険料をクレジットカードで払うことが出来る会社がどこかわからない

学資保険とは、一定期間にわたり保険料を払い込み、時期が来た際に子どもの教育資金を保険金や祝い金として受け取ることが出来る、貯蓄型の保険のことである。

キャッシュレス化が進む現在、学資保険の保険料をクレジットカードで支払いたいと考えている人は多いだろう。

そこで本記事では、学資保険の特徴と支払い方法の種類を解説した後、クレジットカード払いのメリット・デメリットを解説する。

さらに、クレジットカード払いを取り扱っている保険会社も紹介する。クレジットカードで学資保険の保険料を払いたいと考えている方には、ぜひ参考にしてほしい。

目次

学資保険の特徴と保険料を支払う方法の種類

学資保険の特徴と保険料を支払う方法の種類 生命保険ナビ

学資保険は、子供の教育資金の積み立てとして用いられる、貯蓄型の保険である

本記事では、学資保険の支払い方法について紹介していくのだが、本題に入る前に学資保険の概要や利用するメリットについて理解しておこう。

学資保険の特徴

学資保険は、毎月決められた金額を保険料として支払い、子供の進学のタイミングや満期を迎えた時に保険金が受け取れる仕組み。

契約の途中で親である契約者が死亡した場合は、その後の払込が免除されるが、保証は満期まで継続されて学資金が受け取れるのも特徴である。

成長過程の病気やケガに備えた、医療保障が付けられる商品もあるが、このように特約を孵化する場合は「返戻率」が通常より低くなる傾向にある。

返戻率とは、支払った保険料に対してどのくらいの返戻金がもらえるのかを比率で表したもの。

学資保険選びでは、この返戻率がどの程度であるかも重要なポイントになる。

学資保険のメリット

学資保険のメリットは、保険金を受け取るタイミングが選べるということ。

子供の教育資金の中で最も支払い費用が大きくなる”大学進学時”に保険金が受け取れるものや、中学や高校などに入学するタイミングで受け取れるものなど様々なタイプがある。

基本的には満期を迎えるまで自由に引き出すことができないので、「着実に教育資金を貯められる」というのもメリット。

貯金が苦手ですぐに使ってしまうという人にはおすすめの教育資金の貯め方である。

また、先ほども紹介したように学資保険は契約者に万が一のことがあれば、保障内容はそのままで、その後の払込が免除されるという特徴がある。

特約として医療保障が付加できる保険商品もあり、株式や投資信託に比べて”保険としての役割が備わっている”という点では大変魅力的だ。

ちなみに、保険金が支払われると原則として受け取り時に税金が課せられることになっているのだが、受け取り金額と払込金額の差額が50万円以内であれば非課税になる。

ただし、非課税になるのは、契約者と受取人が同じで、税金の種類が「所得税(一時所得)」になる場合のみである。

学資保険のデメリット

子供の教育資金を準備する方法として最もポピュラーな学資保険ですが、返戻率が低く、お金をあまり増やすことができないというデメリットも。

保険を選ぶ上で、「いくら戻ってくるのか?」という返戻率を重視している人も多いと思うが、学資保険の返戻率はせいぜい百数%程度。

特約として医療保障を付加した場合だと、100%を下回ることもある。

このような場合は、死亡保障に貯蓄機能を兼ね備えた「終身保険」や、株や投資信託といった「資産運用」を選択するのも手である。

また、自由にお金を引き出すことができないのもデメリットの一つ。

基本的に学資保険は、大学進学を目指して貯蓄を進めていくものであり、商品によっては満期(大学進学時)までお金が引き出せないというものもある。

なにかと費用がかさむ中学や高校入学のタイミングで受け取りたいと思っても、自由にお金が引き出せないのは少々痛手である。

中途解約して引き出すという手もあるが、タイミングによっては元本割れしてしまう可能性も。

このように、目的に向かって着実にお金が貯められる学資保険であるが、それ故にお金の自由度が下がり不便に感じてしまうこともある。

学資保険の支払い方法

学資保険の支払いは、月払い・半年払い・年払い・全期間分まとめて支払いといった方法があり、それぞれの特徴は次のとおり。

支払い方法特徴
月払い・1回の支払い金額を最も安く設定できる
・毎年「生命保険料控除」を利用できる
・最終的な保険料の支払い総額は最も高くなる
・返戻率が最も低い
年払い・半年払い・1年や半年ごとに支払いを分けられる
・毎年「生命保険料控除」を利用できる
・支払い回数が多いほど返戻率は低い
全期間分まとめて支払い・毎年「生命保険料控除」を利用できる
・返戻率が最も高い
・一時払の場合、払込免除が適用されない
・一回の支払い金額が大きい

全期間分をまとめて支払う場合は「一時払」と「全期前納」の2種類があり、一時払の場合は契約者が亡くなった場合の払込免除の特約が適用されない。

(すでに払込が終わっているので、契約者が死亡してもその差額は返金されないということ)

全期前納の場合は、「全額を一時的に保険会社へ預ける」という支払い方法になるので、契約者の死亡後で支払いが終わっていない月の分は返戻される。

学資保険はまとめて支払うと返戻率が高くなる傾向にあるため、資産に余裕がある方は可能な限り「全期前納」を選択するのがおすすめだ。

なお、これらの支払い方法だけでなく、もちろん保険金の金額や保険期間によっても保険料は変動する。

学資保険の保険料を適切な額に設定する方法については、以下の記事で詳しく解説しているのでぜひあわせてチェックしてほしい。

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学資保険をクレジットカード払いにするメリットとデメリット

学資保険をクレジットカード払いにするメリットとデメリット 生命保険ナビ

学資保険の支払い方法は、口座振替、送金、団体扱い、窓口での振込、クレジットカード払いの5種類がある。

「支払いをクレジットカードにしたい」と思っている方は少なくないだろうが、実際のところクレジットカード払いに対応している学資保険は、そう多くない。

そうなると、クレジットカード払いを妥協してでも他の商品を選べば良いものかと迷ってしまう人もいるだろう。

そこで、学資保険の保険料をクレジットカードで支払うメリットとデメリット、およびこの支払い方法が適している人の特徴をまとめてみた。

学資保険をクレジットカード払いにするメリット

をクレジットカード払いにするメリットは、支払い金額に応じたカードのポイントが貯められるということ。

カード会社のポイント還元率は平均0.5〜1%ほどで、仮に月々1万円程度を支払ったとすれば、年間で600〜1200ポイントを獲得することができる。

毎月支払う金額だからこそ、支払い方法も賢くお得なものを選択していきたいものだ。

また、クレジットカードならば入金の手間が省けるというのもメリットのひとつ。

口座振替は、毎月支払い日までに決まった金額を口座へ入金しておく必要があり、場合によっては「残高不足で支払いできていなかった」ということもあり得る。

その点クレジットカードなら、カードが何らかの理由で止まっていない限り、確実に支払いを完了させることができる。

学資保険をクレジットカード払いにするデメリット

一方、クレジットカードで支払った場合には手数料が発生する場合もある。

クレジットカード払いは、一括払いの他にリボ払いや分割払いを選択することができるが、支払い回数が多くなる程、支払う手数料も高くなる。

せっかくカード払いでポイントを貯めても、手数料で差し引かれては元も子もない。

よって、学資保険でクレジットカード払いを選択する場合は「一括払い」を選択するのが良いだろう。

クレジットカードを支払い方法に設定する場合、学資保険の契約者とカードの名義人は同じであることが望ましい。

万が一両者が別の場合は、そもそも支払いのためにクレジットカードを登録できない可能性があるからだ。

また、クレジットカードで支払える保険料の限度額にも要注意。

保険商品によってクレジットカードで支払える保険料の限度額が異なるため、設定する前に必ず確認しておく必要がある。

学資保険の支払いにクレジットカードの利用が向いている人の特徴

様々な支払い方法がある中で、学資保険の支払いにクレジットカードが向いている人は次のような人である。

  • クレジットカードのポイントを貯めたい人
  • 口座への入金が面倒に感じている人
  • クレジットカードで家計管理を行っている人

基本的に各方面の支払いをクレジットカードに設定している人は、学資保険の支払いもカード払いにまとめておくことで家計の把握はしやすくなる。

近年ではカードのポイントを日用品等のショッピングに利用する”ポイ活”を実践している人も多く、支払いも楽しみながら貯蓄を行いたいという人にはぴったりな支払い方法である。

クレジットカードで学資保険を支払うことができる保険会社とは

クレジットカードで学資保険を支払うことができる保険会社とは 生命保険ナビ

次に、クレジットカード払いが可能な保険会社と学資保険の種類を紹介しておく。

初回のみカード払いが利用可能な保険会社もあるので、ぜひ商品選びの参考にしていただきたい。

クレジットカードで支払いできる学資保険一覧

学資保険をクレジットカードで支払いできる保険商品をまとめてみた。

カード払いできる範囲には上限がある商品も存在するので、表はあくまで参考程度にご覧いただき、詳しくは各保険会社へ問い合わせて確認しよう。

クレジットカード払いができる学資保険一覧
保険会社名商品名
朝日生命こども保険
アフラック夢見るこどもの学資保険
JA共済こども保険
住友生命こどもすくすく保険
SOMPOひまわり生命こども保険
太陽生命わくわくポッケ
東京海上日動あんしん生命こども保険
日本生命ニッセイ学資保険
FWD富士生命こども保険


数こそ多くないものの、このように支払いがクレジットカードで行える保険商品も存在する。

学資保険は高い返戻率や、お金を引き出せるタイミングによって選ばれることが多いが、このように支払い方法を一つの基準として選んでみるのもよいだろう。

初回のみクレジットカードで支払いできる学資保険一覧

保険商品によっては、初回のみクレジットカードが利用できる会社もある。

初回のみクレジットカード払いができる学資保険一覧
保険会社名商品名
かんぽ生命はじめのかんぽ
住友生命こどもすくすく保険
ソニー生命学資保険スクエア
第一生命こども学資保険Mickey
太陽生命わくわくポッケ

初回の払込金額が大きくなる年払いを選択している人にとって、初回だけでもクレジットカードが利用できるのはありがたい。

これらの詳しい支払い方法や支払回数の上限については、各社のホームページやパンフレットを参考にしてみよう。

学資保険の保険料はクレジットカードで支払える!自分に合った支払い方法を利用しよう

まとめ 生命保険ナビ

本記事では、学資保険の特徴と支払い方法の種類を解説し、クレジットカード払いのメリットやデメリットを解説した。

また、学資保険のクレジットカード払いを取り扱っている会社についても説明を行った。

学資保険のクレジットカード払いを利用することにより、カードのポイントを貯めつつカードのアプリを利用した家計の管理を簡単に行うことができる。

一方で手数料がかかったり、限られた保険会社でしか利用できないという欠点も存在する。

自分がどの支払い方法を利用すべきか、加入前に考えておく必要があるだろう。

本記事を理解しただけでは、学資保険の支払い方法を決めるのは難しいと感じた方は、保険のプロに相談することも選択肢に入れておこう。

一人一人に合ったアドバイスをもらうことで、自分に適した学資保険の支払い方法を的確に決めることができるはずだ。

ただ、保険のプロは数多く存在し、自分にとって最適な担当なのかをすぐに見定めることもまた難しい。

そんな時はマッチングサイトである「生命保険ナビ」を使えば、自身の条件に合った保険のプロを簡単に見つけることができる。

無料で利用できるので、是非活用してほしい。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。お客様と保険のプロを結ぶマッチングサイト「生命保険ナビ」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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