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マニュライフ生命の人気商品が知りたい!保険選びのポイントも解説

この記事で解決できるお悩み
  • マニュライフ生命が販売する保険の特徴が知りたい
  • マニュライフ生命の人気商品が知りたい
  • 自分に合う生命保険の選び方を知りたい

外資系の保険会社の一つであるマニュライフ生命保険株式会社(以下、マニュライフ生命)は、日本で初めて非喫煙者保険料やがんのステージごとに保障内容を充実させる制度を取り入れたことが特徴的だ。

販売している保険の中でも、終身保険は2023年 オリコン顧客満足度Ⓡ調査で1位を獲得するなど、人気が高い商品となっている。

そこで本記事では、マニュライフ生命の人気商品について、商品内容や特徴を詳しく解説する。

また、自分に合った保険を選ぶポイントについても解説するので、あなたが保険を選ぶ際の参考となれば幸いだ。 

目次

マニュライフ生命の特徴とは

マニュライフ生命の特徴とは 生命保険ナビ

マニュライフ生命は東京都新宿区に本社を置く生命保険会社だ。

カナダが本拠の金融サービス業、マニュライフ・フィナンシャルに属する。

日本における外資系生命保険会社のひとつで、運用性の高い終身保険や変額保険に強い。

同じく運用性保険に強いメットライフ生命と同様、自分自身で保険の保障や貯蓄の効果を吟味する金融リテラシーの高い方に好まれる印象がある。

マニュライフ生命の会社概要

商号マニュライフ生命保険株式会社
本社東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー30階
代表者取締役代表執行役社長兼CEO ブノワ・メスレ
設立1999年3月
従業員数2,692名(2023年3月31日現在)

マニュライフ生命はどのような保険会社か

日本国内の保険会社としては先進的な取り組みが目立つ。

日本初となる医療保険への非喫煙者保険料率を導入(2015年)したほか、同性パートナーを死亡保険・死亡給付金の受取人に指定できる取扱いも業界に先行して開始(2017)した。

一方で節税効果を前面に出し過ぎた営業を加速させ、金融庁から保険業法にもとづく業務改善命令を受けた(2022年)こともよく知られている。

金融教育にも力を注いでおり、2015年から金融知力普及協会が主催する「全国高校生金融経済クイズ選手権 エコノミクス甲子園」にメインスポンサーとして協賛し、次世代を担う高校生の教育推進を目的としたイベントを支援している。

なお余談ながら、本社のある京王新線初台駅のネーミングライツを購入し「初台駅 マニュライフ生命本社前」と名づけられている。

保険会社が交通網のネーミングライツを購入するのは、きわめて珍しいケースだ。

マニュライフ生命の保険ラインナップ

マニュライフ生命は総合的にさまざまな保険を扱っているが、外貨建ての終身保険と外貨建て年金保険、一時払いの終身保険に強い印象がある。

いずれも保障や運用利率など、熟慮をして加入する必要がある。次項にて具体的な保険商品を詳しく分析していく。

こだわり終身保険v2

低解約返戻金の付加により、保険料を抑えた終身保険だ。次項にて詳しく分析する。

個人年金保険(外貨建て)

マニュライフの保険ラインナップで評価が高いものが個人年金保険だ。こちらも次項で詳しく解説する。

定期・終身保険

マニュライフからは死亡保険も複数の保険商品が提供されている。

資産形成のための貯蓄機能を備えた主契約に、ライフステージの変化に応じた柔軟な保障を可能とする特約を付加した「ManuFlex(マニュフレックス)」、万が一のときに給料のように月払給付金が支払われる「こだわり収入保障保険」がある。

一時払い終身保険

契約時に保険料全額を支払う形態の終身保険だ。

保険会社にて運用できる保険料が高くなるため、運用利率もとても高くなる。

加入年齢によって、「未来につなげる終身保険」と「未来を楽しむ終身保険」の2種類がある。

変額保険

終身保険に似ているが、より運用利率に期待したいときに検討するのが変額保険だ。

変額保険は運用性の高い特別勘定という財布を設けることによって、終身保険より高いリターンを期待することができる。

元本保証の無いリスクも考慮したうえで活用したい保険だ。

もちろん万が一の際には、手厚い保障を受けることができる。

医療・ガン保険

定期保険の「ManuFlex」から死亡保障を除いた「ManuMed(マニュメッド)」では、資産形成のための貯蓄機能を備えた主契約に、ライフステージの変化に応じた柔軟な保障が特約でつけられる。

また貯蓄性の保険が多いマニュライフ生命だが、さまざまな病気やケガに備える「こだわり医療保険 with PRIDE」、ガンの進行度に合わせて治療をサポートする「こだわりガン保険」も提供している。

マニュライフ生命が販売する人気の保険を紹介

マニュライフ生命が販売する人気の保険を紹介 生命保険ナビ

そのなかでふたつの人気商品をピックアップして見ていこう。

マニュライフ生命の人気商品は、終身保険と個人年金保険だ。

(終身保険)こだわり終身保険V2(低解約返戻金型)

マニュライフの終身保険の特徴は、保険料払込期間中に三大疾病に罹患したときに、以後の保険料払込が免除される特約(特定疾病保険料払い込み免除特約)である。

学資保険の免除特約に近いだろう。

マニュライフ生命の特則の特徴は、下図のように払込免除事由の発生時に「一時に保険料の払い込みがあったもの」として取り扱うため、運用原資が大きく上がる効果がある。

そもそも短期中期の解約返戻金が少ない低解約返戻型だが、指定の疾病になることで解約返戻金が一気に大きくなる。

その時点で解約し、疾病の治療費に充てることも、老後資金として貯蓄することもできる。

この時点では解約せず、継続して保険料免除の状態で加入していれば、更なる運用利率を期待することもできるだろう。

解約すると以後の保障は無くなるため、一部解約をして入院費用などに充当しながら、以後の保険料の払込は無い形で保障を継続することもできる。

またタバコを吸わない被保険者の場合、非喫煙者保険料率(ノンスモーカー料率)が適用される。

マニュライフでは喫煙歴の有無を独自のツールで検査することができる。

他社の終身保険にも低解約返戻型は多いが、特定疾病に対して一時金で増額するのはマニュライフ独自の保険設計といえるだろう。

三大疾病のリスクを考えると、とても魅力的だ。

(個人年金保険)こだわり年金保険 外貨建て

終身保険と並んでマニュライフの保険で人気なのが、外貨建ての個人年金保険だ。

この保険の特徴は、保険料の支払いは円、積立金の運用は外貨という点だ。

外貨は米ドルと豪ドルが選択できる。払込金額は一定額の円で確定しているため、毎月の円での払込額が増減することはない。

また、積立利率は市場金利の動向によって毎月更改される。市場動向がベンチマークとなるが、最低保証積立利率(米ドル、豪ドルともに年1.5%)が設定されているため、積立利率が最低保証積立利率を下回ることはない。

なお積立利率は契約者の保険に適用される利率から−1%から1.5%を増減させたものとなる。

詳しくは後述するが、こだわり年金保険は一般の保険とは異なる生命保険料控除にて活用することが可能だ。

自分に合った保険の選び方

自分に合った保険の選び方 生命保険ナビ

自分や家族が加入すべきベストの保険は、年代や家族構成、どのような保険が必要かという当事者のニーズによって変わる。

マニュライフ生命にも様々な保険があるが、大切なのはニーズやライフスタイルに合った保険に加入することだ。

マニュライフは貯蓄性保険が多いため、前提として保障性と同じように保険を活用した資産運用を重視している方に向いている。

特別勘定の運用ファンドも特徴的だ(本項にてアライアンス・バーンスタインファンドについて説明する)

それではどのような視点で保険検討をすればいいのだろうか。

ライフプランに合わせてマニュライフの保険を検討する

ライフプランに合わせて保険に加入する場合、検討しているのが医療保険か、終身保険なのかによって変わる。

医療保険は更新もあり、比較的見直しが容易だが、終身保険を短期で解約した場合は払込保険料が戻ってくる可能性は少ない。

終身保険を検討する際は、保険会社が作成を勧めるライフプラン表の作成によって可視化することができる。

ライフプランはライフスタイルが変化した時が最も保険を見直すタイミングといえるだろう。

独立や結婚、子どもの誕生、住宅購入など、その時々によってベストの保険は変わる。

年齢が違えば終身保険の保険料も変わるほか、為替相場も踏まえて判断したい。

マニュライフ生命の賢い活用法①:保険料控除

1年で払い込んだ保険料は種類によって、保険料控除として所得税の課税総額から控除することができる、一般保険料控除、年金保険料控除、介護保険料控除の3種類だ。

マニュライフ生命の保険ラインナップでも言及したが、同社の保険は終身保険と年金保険に特徴を持つ。

これは生命保険料控除において異なる計上をされるため、所得税制面では重複して加入しても問題ない。

世代によっては自分に対する公的年金に不安が残るため、マニュライフ生命の年金保険に加入することで、安心感を得ることができる。

マニュライフ生命の賢い活用法②:相続対策

終身保険のもうひとつの効果が相続対策だ。終身保険の保険金受取人を配偶者や子世代とすることで、資産をスムーズに承継することができる。

この承継資産に対しては、法定相続人×500万円の非課税枠が設けられている。

現金などで贈与をする場合と比較して節税効果があるため、積極的に活用したい。

マニュライフ インベストメント マネジメントについて

マニュライフは終身保険や変額保険の特別勘定のファンドを自社グループで運用している。

これは特段珍しいことではないが、積極的なファンド運営を進めていることが有名だ。

例えばアクティブファンドにAB(アライアンス・バーンスタイン)というファンドがあるが、マニュライフは変額保険の1つにこのバーンスタインのアクティブファンドを有している。

インデックスファンドとの分散投資を1つの保険のなかで実現できることは、とても大きなメリットといえるだろう。

まとめ

まとめ 生命保険ナビ

本記事では、マニュライフ生命の人気商品について詳しく解説を行った。

マニュライフ生命のメイン商品である「こだわり終身保険v2」は、保険料や保障内容のバランスから長年にわたって、顧客満足度1位を獲得している。

また、個人年金保険「こだわり個人年金(外貨建て)」も高い利率で運用が可能なため、人気の高い商品である。

ただ、大切なのはあなたに合った保険を選ぶことだ。今回紹介した保険の選び方を参考に、自分に合った保険を選ぶことを忘れないでほしい。

どの生命保険を選ぶか一人で決める自信がないという方は、保険のプロに相談することも積極的に検討しよう。

一人一人に合ったアドバイスをもらうことで、あなたに合った保険を選ぶことができるはずだ。

また、保険のプロは数多く存在し、その中から自分にとって最適な担当を見つけるのは難しいだろう。

そんな時はマッチングサイト「生命保険ナビ」を使えば、自身の条件に合った保険のプロを簡単に見つけることができる。

無料で利用できるので、ぜひ活用してほしい。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。お客様と保険のプロを結ぶマッチングサイト「生命保険ナビ」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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