- プルデンシャル生命の保険の評判や口コミが知りたい
- プルデンシャル生命が販売する保険商品を詳しく知りたい
- どのような人にプルデンシャル生命の保険がおすすめなのか知りたい
プルデンシャル生命は、アメリカ最大級の保険・金融サービス機関であるプルデンシャル・ファイナンシャル系列の外資系保険会社だ。
コンサルティングサービスの質には定評があり、契約後のスピーディーな手続きに関しても評判が高い。
そんなプルデンシャル生命の保険への加入を検討している人の中には、会社の評判や実際の商品を見ておきたいと思う人もいるのではないか。
そこで本記事では、プルデンシャル生命の保険の評判や具体的な商品を踏まえ、「どのような人にプルデンシャル生命の保険がおすすめなのか」について解説する。
プルデンシャル生命の保険に加入を検討しているという方には、ぜひ参考にしてほしい。
プルデンシャル生命の評判について詳しく知ろう
保険の加入や見直しを検討している人のなかには、プルデンシャル生命の営業担当から話を聞いたことがある人もいるのではないだろうか。
知人・友人がプルデンシャル生命に転職したことで提案を受けたり、友人から紹介を受けて営業担当から話を聞いたりするケースは特に多いだろう。
- 外貨建保険を販売している
- 営業担当がしつこい
- 保険料が高い
プルデンシャル生命に関する印象・イメージは、主に上記の内容に集約されるのではないだろうか。
ここでは、プルデンシャル生命がどのような生命保険会社であるのか詳しく解説しよう。
プルデンシャル生命の会社概要
プルデンシャル生命の2022年度末時点における会社概要をまとめた。
会社名 | プルデンシャル生命保険株式会社 |
---|---|
創業 | 1987年10月 |
主たる役員 | 取締役会長:濱田元房 代表取締役社長兼最高経営責任者:間原寛 |
資本金 | 290億円 |
従業員数 | 6,650名(2022年度末) |
売上(保険料等収入) | 1兆4,330億円(2022年度末) |
保有契約件数 | 450万3,727件(2022年度末) |
保有契約高 | 43兆4,644億円(2022年度末) |
主な業務内容 | 生命保険業及び付随業務 |
2023年11月時点の保険の種類及び商品数 | 6種類36商品 |
プルデンシャル生命は「日本の生命保険市場において顧客から最も信頼される会社」をビジョンに掲げる外資系の生命保険会社だ。
国内での創業開始は1987年で、アメリカ最大級の保険・金融機関サービスである『プルデンシャル・ファイナンシャル』の系列会社として、国内の生命保険市場で頭角を表している。
「プルデンシャル生命=外貨建保険」のイメージが強いかもしれない。
実際、プルデンシャル生命で扱っている保険商品は6種類で、各種類で展開されている商品数は外貨建保険が10種類と最も多いのが特徴だ。
プルデンシャル生命が扱う保険商品
プルデンシャルが扱う保険商品は大きく分けて以下の6種類だ。
- 死亡保険(終身、養老、定期)
- 疾病・医療保険
- 介護保険
- 就労不能状態収入保険
- 外貨建保険
- 変額保険
それぞれで提供している保険商品は、下表のとおりである。
保険の種類 | 保険商品の名称 |
---|---|
死亡保険 (終身、養老、定期) | ・終身保険(無配当) ・養老保険(無配当) ・リタイアメント・インカム(年金支払型特殊養老保険/無配当) ・リタイアメント・インカム(年金支払型特殊養老保険/事業保険/無配当) ・リタイアメント・インカム(引受緩和型)(年金支払型特殊養老保険(引受緩和型)/事業保険/無配当) ・平準定期保険(無配当) ・低解約返戻金型平準定期保険(無配当) ・無解約返戻金型平準定期保険(無配当) ・逓減定期保険(無配当) 等13種類 |
疾病・医療保険 | ・解約返戻金抑制型新入院保険(一時金給付型)(無配当 入院一時金簡易支払サービス) ・がん診断保険(無配当) ・三大疾病保障保険(無配当) ・がん保険[がん死亡保険特約](事業保険/無配当) ・特定疾病保障定期保険(事業保険/無配当) ・がん診断保険(事業保険/無配当) |
介護保険 | ・終身介護保険(無配当) ・介護終身保険(認知症加算型)(無配当) ・介護一時金保険(無配当) |
就労不能状態 収入保険 | ・リビング・インカム(解約返戻金抑制型就労不能状態収入保険/無配当) |
外貨建保険 | ・米国ドル建終身保険(無配当 円換算払込特約/円換算支払特約/円換算貸付特約) ・米国ドル建特別終身保険(無告知型)(生存保険金特則付)(無配当/円換算払込特約/円換算支払特約/円換算貸付特約) ・米国ドル建積立利率更改型一時払終身保険(無告知型)(無配当/円換算払込特約/円換算支払特約) ・米国ドル建リタイアメント・インカム(米国ドル建年金支払型特殊養老保険/無配当/円換算払込特約/円換算支払特約/円換算貸付特約)等 10種類 |
変額保険 | ・変額保険(終身型)(無配当) ・変額保険(有期型)(無配当) ・変額保険(年金型)(無配当) |
各保険商品の数にはバラツキがあり、ラインナップの多い死亡保険と外貨建保険がプルデンシャル生命のセールスポイントと言えるだろう。
プルデンシャル生命に加入した人の良い評判
プルデンシャル生命に加入した人の口コミのなかで、プラスな内容のものは以下が見られた。
- 担当者が固定されていて対応がきめ細やか
- 保険金の給付までがスムーズだった
- 外貨建保険の取り扱いが多く、丁寧に説明してくれた
- 気軽に相談しやすい雰囲気だった
プラスな口コミとして特に多かったのが、「営業担当の対応の丁寧さや好感の持てる姿勢」といった内容である。
プルデンシャル生命は、顧客一人に特定の担当者がつく仕組みを採用しているため、顧客一人ひとりに合わせたきめ細やかなサービスを提供しやすいのが特徴だ。
加えて、サイバーセンターと呼ばれる顧客情報を共有するWebシステムを構築しているため、加入状況や本人情報の照会もしやすく、問い合わせにスムーズに対応できるのもプルデンシャル生命ならではと言えるだろう。
ほかにも、プルデンシャル生命は保険金の即日払いにも対応しているため、もしものときの安心感・スピード感は信頼できるポイントだ。
プルデンシャル生命に加入した人の悪い評判
プルデンシャル生命に加入した人や提案を受けた人のマイナスな口コミは以下のとおりだ。
- 営業担当の押しが強過ぎてしつこい
- 保険料が総じて高い
- 友人の紹介を求められて困った
- 加入した後の売り込みもしつこい
- 外貨建保険の為替リスクなどに関する説明が曖昧だった
プルデンシャル生命は外資系企業という背景もあり、インセンティブ報酬が大きい。
そのため、契約者や提案した顧客に対して、友人を紹介してもらえないかと迫ることが多いようだ。
その様子が顧客にとって「しつこい」「押しが強い」などの悪印象につながっているものと推測される。
プルデンシャル生命の最大の特徴である外貨建保険に関しては、為替リスクや元本割れリスクなどがあり、保険商品の正しい理解が欠かせない。
この点、何らかの原因で保険商品への理解が及ばず、クレームに発展するケースも多いのが特徴として挙げられるだろう。
また、プルデンシャル生命は貯蓄型の性質が強い商品を多く提供していることから、その分保険料は高くなりがちだ。
保障内容と保険料のバランスを踏まえれば、保険料に関する納得のいかなさは解消できるだろう。
評判がわかったら!プルデンシャル生命の保険を紹介
プルデンシャル生命は合計36の保険商品を展開している。
ここでは、なかでも主力の3商品について詳しく解説しよう。
- 外貨建て終身保険:米国ドル建終身保険
- 年金支払型特殊養老保険:リタイアメント・インカム
- 医療保険:解約返戻金抑制型新入院保険(一時金給付型)
それぞれの詳細を踏まえて、保険に求めるニーズとマッチする場合は加入または乗り換えを検討してみてほしい。
外貨建て終身保険:米国ドル建終身保険
『米国ドル建終身保険』は、保険料と保険金の支払いがいずれも米国ドル建てで行われる終身死亡保険だ。
終身保険であるため、死亡保障や高度障害に対する保障は一生涯で、米ドル建てで運用をすることで、円建てよりも高い利回りを期待できるところが特徴である。
もちろん、為替変動リスクがあるため、リターンを確実に得られるものではないのは言うまでもない。
ただし、実情として円の価値は近年急速に弱まっており、相対的にドルの価値が高まっているのは事実だ。
資産をすべて日本円で保有するのもある種のリスクがあり、「終身保険を通じて米ドルを保有する」という選択は、資産の分散保有の観点で効果的と言えるだろう。
米国ドル建終身保険の場合、特約をつけることで、保険料の払込や保険金・解約返戻金の受け取りを円建てで行うこともできる。
保険に利回りの良さや貯蓄性の高さを求める人は、米国ドル建終身保険がおすすめだ。
年金支払型特殊養老保険:リタイアメント・インカム
『リタイアメント・インカム』は、養老保険と年金保険の仕組みがセットになったタイプの保険商品だ。
養老保険の場合、保険料払込期間中に死亡または高度障害状態に認定された場合に保険金が支払われ、満期を迎えると所定の満期保険金を受け取れるものである。
リタイアメント・インカムは、保険料払込期間が満了した際、満期保険金を一括で受け取るのではなく、年金として受け取れる点で特徴的なのだ。
年金として受け取る方法は、以下の3パターンから選択できる。
- 確定年金(5・10・15・20年から選択):期間中は生死にかかわらず年金が支払われる
- 保証期間付終身年金(10・15・20年から選択):保証期間中は生死にかかわらず、以後は生存する限り年金が支払われる
- 保証期間付夫婦連生終身年金(10・15・20年から選択):保証期間中は生死にかかわらず、以後は夫婦いずれかが生存する限り年金が支払われる
セカンドライフを安心して暮らしたい人にとって、さまざまな選択肢のあるリタイアメント・インカムは検討の余地があるだろう。
医療保険:解約返戻金抑制型新入院保険(一時金給付型)
『解約返戻金抑制型新入院保険(一時金給付型)』は、保険料払込期間中に解約した場合は解約返戻金や死亡給付金がない代わりに、保険料を安価に抑えた入院に備えられる保険だ。
終身型と定期型の2つを選択でき、日額割合や給付待機日数の割合の異なる3つの型から保険の種類を選んでカスタマイズできるのが特徴である。
具体的な保障内容は以下のとおりだ。
- 病気や怪我による入院の際の入院一時金
- 入院は日帰り入院から保障
- 継続入院給付金や三大疾病継続入院給付金の支払い
- 骨髄移植のための手術を目的とした入院時の一時金の支払い
- 所定の条件を満たした場合における退院後の給付金の支給
- 不慮の事故による傷害による入院による一時金
- 死亡給付金(保険料支払期間満了後に限る) など
「解約返戻金抑制型新入院保険(一時金給付型)」は、解約返戻金をなくして保険料を抑え、入院に対して幅広くサポートできる。
医療保険の加入を検討している人は候補として入れてもよいだろう。
評判から考えるプルデンシャル生命がおすすめな人とは
プルデンシャル生命の口コミや主力商品を紹介したが、ここでは、どのような人にプルデンシャル生命がおすすめか解説しよう。
プルデンシャル生命の保険に加入するメリット・デメリット、おすすめできる人・おすすめしにくい人をそれぞれまとめているので、自身の状況を照らし合わせて検討してみてほしい。
プルデンシャル生命の保険に加入するメリット
プルデンシャル生命の保険に加入するメリットは以下のとおりだ。
- 加入前後において専属の担当者が丁寧にフォローしてくれる
- 貯蓄性の高い保険商品に加入できる
- 保険金を素早く受け取れる
プルデンシャル生命では、「ライフプランナー」と呼ばれる専門の担当者が顧客一人ひとりにつくため、契約前はもちろん、契約後も丁寧なフォローを受けられるのはメリットだろう。
何かあった時にいつでも連絡できる直通窓口があるのは、安心感も大きいはずだ。
また、プルデンシャル生命は外貨建保険を多く扱っており、貯蓄性の高い保険商品を検討している人は最有力候補として検討できるだろう。
円安が急速に進む昨今において、資産の一部をドルで持つほうがリスク分散の観点で効果的と言える。
株式投資などに抵抗がある人は、外貨建保険を通じて資産運用をしても良いだろう。
プルデンシャル生命の場合、保険金が最短即日で受け取れる制度を構築しているのも大きなメリットになる。
通常であれば保険金の請求から5営業日ほどかかるが、請求したその日に保険金を受け取れると、安心して入院や治療に専念できるだろう。
プルデンシャル生命の保険に加入するデメリット
プルデンシャル生命の保険はメリットだけでなくデメリットもあり、なかでも以下の項目は必ず押さえておこう。
- 保険料が高くなりやすい
- 定期的に保険の追加加入や紹介を求められる
- 為替相場によっては資産を減らす可能性がある
プルデンシャル生命の場合、貯蓄性の高い保険商品が多いうえ、インセンティブ報酬狙いで大型の保険契約を締結したいライフプランナー(営業担当者)の意図もあることから、保険料が総じて高くなる傾向がある。
生命保険の本来的な目的は「もしもの事態が起きた時に備えること」だ。
つまり、保険に最低限求められるのは、死亡時や怪我・病気により入院・手術などをしたときに保障を得られることである。
この点、貯蓄性を保険に組み込むとどうしても保険料は値上がりしてしまうため、保険加入の目的を明確にすることが重要だ。
保険料が値上がりして家計を圧迫するようでは本末転倒であり、貯蓄や資産運用を考えるなら、生命保険以外の手段との比較検討が欠かせないだろう。
また、プルデンシャル生命は営業担当からの押しが強いため、契約を迫られたり、友人の紹介を求められたりする。断るのが苦手な人や、友人との関係をこじらせるのは避けたい人などは、担当者との相性が合わない可能性が高い。
プルデンシャル生命の強みである外貨建保険は、資産を減らす可能性があるため注意が必要である。
リターンを期待できる以上、当然リスクもある。生命保険に加入して、支払った保険料以上に損失を出すのは避けたい場合、プルデンシャル生命は選択肢として外したほうが良いだろう。
プルデンシャル生命の保険がおすすめな人
プルデンシャル生命の保険がおすすめな人の特徴をまとめた。
- 資産や家計にある程度余裕がある人
- 外貨建保険を正しく理解している人
- 担当者といつでも相談できる環境を用意したい人
プルデンシャル生命の保険を検討する人の多くが、外貨建保険に興味を持っている人だろう。
プルデンシャル生命は保険の性質上、保険料が高くなりがちであるため、前提として支払いにある程度余裕がある人におすすめしたい。
そして、外貨建保険の仕組みとリスクを正しく理解できている人は、プルデンシャル生命がおすすめだ。
- 為替リスク
- 為替手数料
- 円以外の通貨を扱う
- リスク分散の必要性
外貨建保険に加入するにあたって、上記を中心とした理解が欠かせない。
「外貨建保険=悪」といったイメージを持つ人がいるかもしれないが、決してそのようなことはない。
仕組みを理解したうえで必要な保障額・保険金額を検討すれば、選択肢にあがるだろう。
保険について正しく理解した状態であれば、担当者と対等に対話できるうえ、疑問点もスムーズに解消できる。
顧客一人ひとりに専門のライフプランナーがつくプルデンシャル生命なら、もしものときも安心できるだろう。
プルデンシャル生命は契約後の手続きのスムーズさが評判!
本記事では、プルデンシャル生命の保険の評判や具体的な商品を踏まえ、「どのような人にプルデンシャル生命の保険がおすすめなのか」について解説した。
外資系保険会社であるプルデンシャル生命は、質の高いコンサルタントが自分に適した保険を提案してくれることが大きな特徴だ。
保険内容の変更や保険金の手続きなど、契約後の手続きがスムーズな点にも定評がある。
ただ、その分保険料が高いという欠点も存在する。
自分がプルデンシャル生命の保険に入るべきか、一人で判断するのが不安だという方は、保険のプロに相談することも検討してほしい。
一人一人に合ったアドバイスをもらうことで、自分が入るべき保険を的確に選ぶことができるはずだ。
また、保険のプロは数多く存在し、その中から自分にとって最適な担当を見つけるのは難しいだろう。
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