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入院に備えて加入すべきおすすめの医療保険が知りたい!保険の選び方と合わせて解説

この記事で解決できるお悩み
  • 入院時に医療保険を利用するメリットが知りたい
  • 民間の医療保険の中でおすすめの商品が知りたい
  • 自分に適した医療保険の選び方が知りたい

万が一の入院に備えて、医療保険に加入したいと考える人は多いだろう。

また、加入する保険商品を決める際には、おすすめの保険が知りたいと思うのは当然のことだ。

そこで本記事では、入院に備えて加入するのにおすすめな医療保険と、自分に適した保険の選び方について解説する。

医療保険を上手に活用して入院時にかかる費用を用意したいという方は、ぜひ参考にしてほしい。

目次

入院時に医療保険を利用するメリット

入院時に医療保険を利用するメリット 生命保険ナビ

「もしものシーンに備えたい」という理由から、医療保険や火災保険などさまざまな保険に加入している人も少なくないだろう。

まずは「保険に加入する必要性とメリット」を中心に解説していくので、保険をうまく活用するためにも学んでいこう。

医療保険の特徴と必要性

医療保険は、公的医療保険と民間医療保険の2種類がある。

下記で2種類について解説していくので、ぜひ参考にしてほしい。

公的医療保険

公的医療保険とは、日本に住むすべての人が加入しなければならない保険制度である。

公的医療保険には、「①健康保険」と「②国民健康保険」があり、自身の働き方で加入する保険が異なる。

健康保険

会社に勤めている条件を満たした人とその家族が加入できる保険である。

下記に特徴を記載するので、確認していこう。

  • 保険者:健康保険団体
  • 保険料:労使折半(勤務先5割、本人5割)
  • 扶養制度:あり
  • 負担割合(医療費):3割負担
  • 出産一時金:1人50万円
  • 出産手当金:1日分の支給額=標準報酬日額相当額×2/3
  • 傷病手当金:1日分の支給額=標準報酬日額×2/3

国民健康保険

自営業・パート・アルバイト・無職などの人が加入する保険である。上記同様特徴を記載するので、ぜひ確認してほしい。

  • 保険者:市町村
  • 保険料:全額自己負担
  • 扶養制度:なし
  • 負担割合(医療費):3割負担
  • 出産一時金:1人50万円
  • 出産手当金:なし
  • 傷病手当金:なし

他にも、医療費が高額になったときに利用できる「高額療養費医療制度」、自分が病院を選べる「フリーアクセス制度」、被保険者(扶養者)が亡くなった場合に給付される「埋葬料」などのサービスを受けられる。

民間医療保険

民間医療保険とは、保険会社が販売している保険商品のことで、公的医療保険と違い加入は任意である。

そのため、自身にあった保険商品を選ぶことが可能だ。

日本の公的医療保険は、他国と比べると非常に制度が整っている。

しかし、残念なことにすべての費用をカバーすることはできない。

そのため、公的医療保険ではカバーできない部分を、民間医療保険でカバーするために加入する人が多い傾向にある。

下記「入院時に医療保険を利用するメリット」では、公的医療保険でカバーできない費用を中心に紹介しているのでぜひ確認してほしい。

民間医療保険は、貯蓄が少ない人・持病がある人・子どもがいる人など、さまざまなニーズに応えられる保険がある。

なお、医療保険の保障範囲についてはこちらの記事でも解説しているので、ぜひ参考にして自身に必要な保障を受けられる保険に加入しておくと良いだろう。

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入院時の自己負担平均額とは

医療保険に加入する際に、「どれくらいの治療費が必要か」というポイントを確認しておく必要がある。

なぜなら、確認しておくことで、自分に最適な保障内容と保険料のバランスがとれた保険に出会えるためだ。そのため、入院時にかかる医療費の平均額を紹介していく。

生命保険文化センターが行った「生活保障に関する調査(2022年度)」によると、1日あたりの入院時の費用は〈20,700円〉である。

この金額には治療費だけではなく、差額ベッド代・入院中の食事代・交通費・入院に必要な日用品の購入費などが含まれている。

ケガや病気の内容によって、平均額よりも高額になるケースもあるため、「今の自分にもしものことがあれば貯蓄で間に合うか?」ということにフォーカスして考えてみるといいだろう。

そのような視点で医療保険について考えると、自身に民間医療保険が必要かどうかがハッキリと見えてくるだろう。

入院時に医療保険を利用するメリット

上記で紹介した通り、ケガや病気が原因で入院・手術を受けた際には医療保険の入院給付金を受け取ることが可能だ。

しかし、「公的医療保険があるなら、民間医療保険は必要ないのでは?」と考える人もいるだろう。

民間医療保険に加入する最大のメリットは、「公的医療保険ではカバーできない費用をカバーできる」というポイントである。

以下のような費用は公的医療保険ではカバーできないため、1つ1つ確認していこう。

公的医療保険でカバーできない費用
  1. 差額ベッド代(自身の都合により個室などを希望した場合)
  2. 入院中の食事代
  3. 先進医療の費用
  4. 入院時に必要な日用品などの購入費用
  5. 自身の交通費や手伝いにきてもらう家族の交通費 など

このように、治療費以外でもさまざまな面で経済的負担があるため、民間医療保険に加入しておくと安心して治療に専念できる。

症状や家族構成などによっては、「子どもがいるから入院中不安だな…」と感じるケースもあるだろう。

そのようなシーンで、親・兄弟・友達などのサポートを受ける可能性も否めないため、保険金を「4.手伝いにきてもらう家族の交通費」に充てられるのは大きい。

では、「1.差額ベッド代」を例に、具体的にどれくらいの費用がかかるのかについて紹介していく。

平均的な差額ベッド代/日

1人部屋7,828円
2人部屋3,108円
3人部屋2,863円
4人部屋2,414円
平均費用6,155円
参考:ほけん百科「公的医療保険ではカバーされない費用」

医療が日々進歩している背景から、最近では入院期間が短くなっているが、上記の金額が発生するとなると負担は大きいだろう。

病気やケガが原因の場合、精神的に不安定な状態になっている人も多いため、「なるべく1人で過ごしたい」という希望を叶えるためにも、医療保険のサポートは大きい。

入院に備えておすすめの医療保険を紹介

入院に備えておすすめの医療保険を紹介 生命保険ナビ

上記「入院時に医療保険を利用するメリット」で紹介した通り、ケガや病気が原因で入院すると治療費以外の負担も大きい。

経済的不安を感じずに、前向きに治療を行うためにもおすすめの医療保険を紹介するので、参考にしてみてはいかがだろうか。

【チューリッヒ生命】終身医療保険プレミアムZ

チューリッヒ生命の「終身医療保険プレミアムZ」は、気軽に加入できる保険料が魅力的な保険だ。

クレジットカードで保険料を支払えるため、ポイ活を行っている人にもおすすめだ。

保険によっては、「入院給付金:入院〇日目から」などの条件がある。

しかし、終身医療保険プレミアムZであれば日帰り入院でも保障されるため、入院期間が短くなっている現代の医療に適した保険だと言える。

また、入院給付金は、3,000円・5,000円・8,000円・10,000円・15,000円の選択肢があるため、保険料の値段や家族構成などから適した金額を選べるのは大きいだろう。

公的医療保険の対象となる手術(入院・外来)や、ガンの治療方法で代表的な放射線治療も、回数無制限で保障される(60日間に1回限度あり)

そのため、もしものシーンでも経済的負担を軽減しながら安心して治療に専念できるのだ。

他にも、白血病などの血液の病気を治療する方法の1つで有名な「脊髄移植」のために、自身の脊髄をドナーとして提供した場合も回数無制限のサポートが可能である。(条件あり)

公的医療保険で適用外である、国が効果を認めた最新の治療「先進医療」や、未承認の治療を受けたいと患者が申し出る「患者申出療養」の給付も受けられる。

1回につき15万円(通算2,000万円まで)受給できるため、治療費だけではなく交通費などにも充てられるのだ。

「もう少し手厚いサービスがいいな」と感じる場合、保障をプラスして自分オリジナルにカスタマイズできるので、理想に近い保険に変えられるメリットがある。

お手軽プラン
  • 保険期間と保険料払込期間=終身
  • 入院給付日額:5,000円(60日型)
  • 手術給付金等の型・倍率:Ⅰ型・10倍
  • 特約:先進医療・患者申出療養特約
男性女性
35歳1,134円1,104円
40歳1,339円1,224円
50歳1,949円1,644円
参考:チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムZ|チューリッヒ生命保険株式会社」

【オリックス生命】CURENext

オリックス生命のCURENextは、お手軽な保険料にもかかわらず七大生活習慣病を患ったときに手厚い保証を受けられる保険だ。

七大生活習慣病とは?

「七大生活習慣病」とは、がん・脳血管疾患・糖尿病・心疾患・高血圧性疾患・慢性腎臓病・肝硬変のことを指す。厚生労働省によると、約3人に1人が七大生活習慣病が原因で入院しているという調査結果が発表されている。

CURENextであれば、この七大生活習慣病が原因で入院をした場合、下記のようなサポートを受けられるため、もしものシーンで非常に安心できるだろう。

病名保障上限日数
がん(悪性新生物・上皮内新生物)支払日数無制限
脳血管疾患
心疾患
糖尿病支払日数120日まで
高血圧性疾患
慢性腎臓病
肝硬変
約款所定の七大生活習慣病以外1入院60日通算1,000日まで

入院の有無に関わらず、約1,000種類の手術が保障対象になる。入院中や外来に、公的医療保険が適用される手術・脊髄移植・放射線治療・先進医療・脊髄幹細胞の採取術を受けると給付金を何度でも受け取れるので、以下の表を参考にしてほしい。

基本プラン

コース名入院中
(1回分)
外来
(1回分)
日額5,000円100,000円25,000円
日額10,000円200,000円50,000円

また、先進医療を受けた場合、通算2,000万円まで先進医療給付金を受け取ることができるので、経済的負担を軽減できる。

さらに「先進医療一時金(先進医療給付金の10%相当額)」を受け取れるため、妥協せずに受けたい治療法を選べるだろう。

保険料の参考例を紹介するので、他の保険と比べてみてはいかがだろうか。

基本プラン
  • 保険期間と保険料払込期間=終身
  • 入院給付日額:5,000円(60日型)
男性女性
35歳1,735円1,810円
40歳2,080円1,995円
50歳3,025円2,695円
参考:オリックス生命保険「オリックス生命保険の医療保険」

他にも、入院や通院の保障を手厚いサポートに変えたい人・死亡保障を備えたい人などは、豊富な特約から望んでいる保障内容を選べるため、もしものシーンのとき不安を消せるだろう。

【ライフネット生命】終身医療保険じぶんへの保険3

ライフネット生命の「終身医療保険じぶんへの保険3」は、【2023年版 昨年最も選ばれた「保険ランキング」(2022年1月1日~12月31日 保険市場調べ)】にて、医療保険・入院保険部門で第1位に選ばれた保険である。

終身医療保険じぶんへの保険3は、保険料は一生涯上がらず、入院・外来問わず手術の保障がされる。

日帰り入院を含む5日以内の入院、5日分の入院給付金を受け取れるため、安心して手術という選択を選べるだろう。

また、自身が求めている保障内容・現在加入している保険とのバランス・保険料などからコースを選べるのも嬉しいポイントだ。

コース

保障内容おすすめコースエコノミーコース
入院給付金
手術給付金
がん治療給付金
三大生活習慣病
先進医療給付金
先進医療見舞給付金

おすすめコースで受けられる内容の詳細は、以下の通りである。

はじめて「がん」と診断されたとき所定のがん治療を受けたとき治療給付金を受け取れる
三大疾病が原因で入院したとき日数無制限で受給可能
先進医療を受けた時通算2,000万円まで保障

終身医療保険じぶんへの保険3は、クレジットカードで保険料を支払えるため、効率的にポイントを貯めたいと考えている人は候補にするといいだろう。

自分に適した医療保険の選び方

自分に適した医療保険の選び方 生命保険ナビ

「医療保険ってたくさんあるから、どれを選んだらいいかわからない…」と悩んでしまう人も多いだろう。

自分に適した医療保険に出会うためにも、「どのように保険を選んでいくか」を解説していくので参考にしてみてはいかがだろうか。

自分のライフステージに合わせる

その人のライフステージによって、必要な保障内容が違うため「自身のライフステージに合わせた保険を選ぶ」ということは非常に重要である。例えば、以下のような考え方も1つの選択だと言えるだろう。

参考例
  • 20代独身
    • 貯蓄が少ないケースが多いため、入院給付日額を少し高めに設定するなど
  • 子どもが欲しいと考えている女性
    • 切迫早産や帝王切開などが対象になる女性向けの医療保険など
  • 子どもがいる夫婦
    • 入院給付日額を多めに設定し、死亡保障も受けられる医療保険など

このように、ライフステージによって適切な保険が異なるため、しっかりと「自分に必要な保障内容は?」というポイントを考えてみるといい。

必要な保障内容を確認する

自身が加入しようと考えている医療保険の保障内容が、自身が求めている内容かどうかをしっかりと確認する必要がある。

「どの保険も同じような感じだろう」と思い、あまり確認せずに契約してしまうと「保険金が思ったよりも少ない…」というような状態に陥ってしまう可能性が0ではないので注意しよう。

「そもそも必要な保障がなにかわからない」という段階であれば、「どのような目的のために保険に加入するのか?」というポイントを考えるといい。

例えば、「ガンに備えたい」という人であれば、下記のように考えてみるのも1つの方法だと言える。

必要な保障を探す方法
  • 医療保険に特約をつける/がん保険に加入する
  • ガンの治療(入院・手術・通院)にいくらぐらいの費用がかかるのか調べる
  • 公的医療保険ではどのくらいの費用をカバー可能か
  • 自身の貯蓄などから「民間医療保険でいくらカバーしたいか」を考える
  • 保険を契約するにあたり、求めている条件や特約などを具体的に考える など

以上のような方法で考えていくと、支払い続けられる保険料の医療保険に出会える可能性が高くなるだろう。

保険会社の信頼性を確認する

保険会社の信頼性を可視化できる1つに「ソルベンシー・マージン比率」という指標がある。

ソルベンシー・マージン比率とは、保険会社が保険金を支払える力のことを指す。

「保険会社が保険金を支払えないことなんてあるの?」と思う人も少なくないだろう。

しかし、予想外のタイミングで大震災が起きれば、保険金が必要な人が同じタイミングで一気に増えるのだ。

このときに、保険会社に支払い余力がなければ保険金を受け取れない人が出てくる可能性がある。

そのため、ソルベンシー・マージン比率から保険会社がどれくらいの支払い余力があるのか確認しておくといい。

一般的に、ソルベンシー・マージン比率が200%以上あれば「支払い余力がある保険会社」だと言われている。

だが、200%以上ある場合でも経営破綻した保険会社もあるため、保険を選ぶ際の基準の1つとして利用するといいだろう。

まとめ

まとめ 生命保険ナビ

本記事では、入院に備えて加入するのにおすすめな医療保険と、自分に適した保険の選び方について解説した。

入院時に備えて医療保険に加入しておくことで、自己負担額を給付金で賄うことができる。

実際に医療保険を選ぶ際は、必要な保障内容を考慮し、信頼できる保険会社を選ぶようにしよう。

数ある保険商品から自分に適した医療保険を選ぶ自信がないという人は、保険のプロに相談することも積極的に検討してほしい。

一人一人に合ったアドバイスをもらうことで、あなたに必要な医療保険を選択することができるはずだ。

また、保険のプロは数多く存在し、その中から自分にとって最適な担当を見つけることは難しいだろう。

そんな時は、マッチングサイト「生命保険ナビ」を使えば、自身の条件に合った保険のプロを簡単に見つけることができる。

無料で利用できるので、是非活用してほしい。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。お客様と保険のプロを結ぶマッチングサイト「生命保険ナビ」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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