【40代女性必見】おすすめのがん保険とその見つけ方

40代女性は、がん保険選びにおいて何を重視すべきなのだろうか。

加入のタイミングや選択肢の多さに頭を悩ませる方は多いだろう。

また、既に医療保険に加入している場合は、保障内容や保険料など、迷うことも増えるはずだ。

そこで本記事では、「40代女性が入るべきおすすめのがん保険とは？」というテーマについて解説する。

どのがん保険に入るべきか悩んでいるという40代女性の方には、ぜひ参考にしてほしい。

40代女性ががん保険に入るべき理由とは

40代と言えば仕事や家庭、子育てに親の介護の心配も出てくる年代だ。

日々忙しく過ごしており、つい自分のことは後回しにしてしまう方も多いだろう。

しかし40代になるとさまざまな健康リスクが起こる危険性がある。そのなかの代表と言えるのが、がんだ。

ここからは、40代女性が抱える健康リスクとがん保険の概要、また40代女性にがん保険がなぜ必要なのかを解説していく。

40代女性が抱える健康リスク

40代になると女性ホルモンが減少することでさまざまな健康リスクが増える。

女性ホルモンは骨粗鬆症や動脈硬化の予防や内臓脂肪の分解など、女性が健康に生活するうえで重要なものである。

健康保険組合連合会の生活習慣関連疾患の動向に関する調査によると、生活習慣に関する疾患で受診する人の割合は40代以降急増していることがわかった。

年間受診者数が243,900人の30代に対して、40代は869,922人となっている。

40代はがんだけでなく、糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病、更年期障害などさまざまな健康リスクを抱えているのだ。

がん保険の基本的な性質とメリット

まずはがん保険の基本的な性質とメリットについて解説していくのでぜひ参考にしてほしい。

がん保険とは

がん保険とは「がん」に罹患した場合のみ保障が受けられる保険だ。

がんになると下記のことが予想される。

このように、がんに罹患した際は治療が長期化することも多いため、治療費も高額になりがちだ。

また治療費だけでなく生活費の心配が出てくることもあるだろう。

このような経済リスクをカバーするのががん保険の役目である。

具体的にはがん診断一時金、入院給付金、手術給付金、治療給付金、先進医療給付金など、お金がかかるさまざまな場面で給付金を受け取ることが可能だ。

がん保険を利用するメリット

がん保険のメリットは、万が一がんに罹患した場合、金銭的な心配をせずに治療に専念できることだ。

たとえば「がん診断一時金」は、入院や手術を受ける前から受け取ることが可能だ。

まとまった資金を先に受け取ることで、前もって治療費の準備ができるだろう。

また、入院給付金や手術給付金、治療給付金があれば治療が長期化したときも安心だ。

給付金を受け取ることで、貯金に手をつけずに治療を受けられることががん保険のメリットと言えるだろう。

40代女性ががん保険を検討すべき理由

今やがんは2人に1人が罹患する身近な病気だ。

半数の人が生涯でがんに罹患するなかで、40代で罹患率が急増する女性特有のがんをご存じだろうか？

乳がん、子宮がん、卵巣がんなどの女性特有のがんのなかでも、40代の乳がん罹患率は群を抜いている。

40代女性の乳がんの割合を下記で確認してほしい。

	20〜29歳	30〜39歳	40〜49歳	50〜59歳
すべてのがん	86人	298.4人	786.7人	1,262.8人
乳がん	9.5人	94.9人	370.3人	451.8人
乳がんの割合	11.0%	31.8%	47.0%	35.7％

がん罹患数は50代女性のほうが多いものの、乳がんの割合は47.0%ともっとも高いという結果になった。

また、30代のがん罹患数と比べて倍以上に増えていることにも着目してほしい。

40代はがんに罹患する確率が急増するうえに、乳がんの割合も高いため、女性特有のがん保険への加入をおすすめする。

40代女性ががん保険を選ぶ時のおすすめポイント

40代女性にがん保険が必要な理由がわかったところで、ここからは40代女性ががん保険を選ぶ時のポイントについて解説していく。

具体的なポイントは下記のとおりだ。

詳しく解説していくため、がん保険選びの参考になれば幸いだ。

【40代女性】女性特有のがんに対する特約の有無

がん保険にはさまざまなタイプがあるが、40代女性は女性特有のがんに対して特約がついているがん保険を選ぶべきである。

理由は上述したが、40代女性の罹患するがんの約半数が乳がんだからだ。

たとえば女性特有のがんで入院給付金日額が上乗せされるものや、乳房再建術に対応できるものなどがおすすめである。

がん保険を選ぶ際は、女性特有のがんに対してどのような特約があるか必ず確認しよう。

【40代女性】複数のがん保険を比較して選ぶ

各保険会社から複数のがん保険が販売されており、保障内容、給付金対象になる事由、特徴などがそれぞれ異なる。

がん保険を選ぶ際は1つに絞らず、複数のがん保険を比較して選ぶことをおすすめする。

【40代女性】保険金を受け取れるタイミングを確認する

「保険に加入しておけば安心だ」と思っている方も多いが、どのような場合にどのくらいの保険金が受け取れるのか、また保険金を受け取れるタイミングを確認してほしい。

治療費が必要なときに保険金が受け取れなければ、がん保険に加入する意味がなくなってしまうからだ。

たとえば「がん診断金がついていると思っていたらついていなかった」「がんの再発は対象外だった」「一時金は1度のみ対象だった」「治療方法が保険金対象外だった」など、あとで気づいて困らないようにしっかり確認すべきである。

40代女性におすすめのがん保険を紹介！

ここまでの説明で、40代にとってのがん保険の重要性をご理解いただけただろう。

しかしながら、「20代におすすめのがん保険」と「40代女性におすすめのんがん保険」とでは、また異なる。

そこでここからは、上記のポイントを確認したうえで、40代女性におすすめのがん保険を紹介していく。なお、保険料のシミュレーションはすべて40歳女性で計算したものである。

なお、いつがん保険に加入するかによって最適な保険商品は変化する。

年代別におすすめのがん保険についてまとめた記事もあるので、年代ごとに比較してみると40代で重視するべきポイントがより明確になるはずだ。

メディケア生命「メディフィットがん保険」

女性特有のがんに対してのがん特約が充実したがん保険としておすすめしたいのが、メディケア生命のメディフィットがん保険だ。

主契約としてはがん治療給付金、抗がん剤治療給付金、自由診療抗がん剤治療給付金、がん放射線治療給付金である。

豊富なオプションは下記のとおりだ。

40歳女性ですべての特約をつけた場合の保険料と保障内容を下記で確認してほしい。

40歳女性の保険料は月額3,480円である。

がん治療給付金	10万円	先進医療一時金	15万円
抗がん剤治療給付金	1ヶ月につき10万円	がん診断給付金	1回につき100万円
自由診療抗がん剤治療給付金	1ヶ月につき20万円	保険料払込免除	あり
がん放射線治療給付金	1回につき10万円	がん通院給付金	1日につき1,000円
先進医療給付金	技術料相当額	がん入院給付金	1日につき5,000円
女性がん手術給付金	1回につき5万円	乳房再建術給付金	1乳房につき25万円
がん緩和ケア給付金	1ヶ月につき5万円	月額保険料	5,106円

アクサダイレクト生命「がん終身」

がん保険の人気ランキングでいつも上位に選ばれているアクサダイレクト生命のがん終身がおすすめだ。

比較的お手頃な保険料にも関わらず、入院、抗がん剤治療、手術、先進医療、退院時とさまざま場面で給付金を受け取ることが可能だ。

また、女性特有のがんで入院した場合は入院日額が倍になるのも嬉しいポイントだ。

40歳女性の保険料は月額3,480円である。詳しい保障内容は下記を参照してほしい。

がん診断一時金 （1回のみ）	100万円
がん入院給付金	1日につき10,000円
女性特有のがん入院給付金	1日につき10,000円
抗がん剤治療給付金	ひと月ごとに10万円
手術給付金	1回につき10万円
先進医療特約 （10年更新）	通算500万円まで
退院給付金	退院ごとに10万円

アフラック生命「生きるためのがん保険Day1プラス」

さまざまな特約を付加したい方にはアフラック生命の「生きるためのがん保険Day1プラス」がおすすめだ。

主契約は診断給付金、通院給付金、さまざまな手術と治療給付金を受け取れる内容となっており、特約の種類も豊富だ。

女性にとって嬉しい「外見ケア給付金」も付加することが可能である。

40歳女性の保険料は月額3,480円である。詳しい保障内容は下記を参照してほしい。

診断給付金	25万円（上皮内がん2.5万円）	先進医療給付金	自己負担額と同額（通算2,000万円）
特定診断給付金	25万円	先進医療一時金	1年に1回15万円
通院給付金	1日につき5,000円	要精検後精密検査給付金	1年につき1回2万円
手術治療給付金	1回につき5万円	特定保険外診療給付金	月ごとに50万円
放射線治療給付金	1回につき5万円	がんゲノムプロファイリング検査給付金	月ごとに10万円
抗がん剤治療給付金	月ごとに5万円	緩和療養給付金	月ごとに5万円
ホルモン剤治療給付金	月ごとに2.5万円	女性特定ケア給付金	1回につき20万円
複数回診断給付金	25万円（上皮内がん2.5万円）	乳房再建術給付金	1回につき50万円
外見ケア給付金	顔・頭部の手術、手足の切断（20万円）頭髪の脱毛症状（10万円）	月額保険料	3,049円

 女性特有のがんに注意！40代女性ががん保険を選ぶおすすめポイント

本記事では、「40代女性が入るべきおすすめのがん保険とは？」というテーマを解説した。

40代女性は、20代や30代に比べて女性特有のがんに罹患するリスクが急増することがわかった。

がんは治療費が高額になることも多いうえに、女性だからこそウィッグや乳房再建術などの備えも必要だろう。

がん保険に加入する際は、給付金を受け取るタイミングや保険特約を利用できるかなど、確認しておきたいポイントが複数ある。

本記事で紹介した、40代女性におすすめのがん保険を参考にし、自分に合ったがん保険を見つけてほしい。

また、保険のプロに相談することで、自分に必要ながん保険を見つけることができるだろう。

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