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FX取引のスプレッドを比較!主要なFX会社のスプレッドを比べてみよう

この記事で解決できるお悩み
  • 各FX会社のスプレッドを比較したい
  • スプレッドが最も有利なFX会社を選びたい
  • FXの取引コストを理解したい

FX取引のスプレッドとは、買値(Ask)と売値(Bid)の差のことで、投資家にとっては実質的なコストとなる。

FX取引をこれから始めようと考えている人の中には「なるべくスプレッドが有利なFX会社を選びたい」「FXの取引コストを比較して選びたい」などと考えている方も多いだろう。

今回の記事では、FXのスプレッドの基本的な仕組みや、主要FX会社のコスト水準、取引業社を選ぶ際のポイントなどを詳しく解説する。

なるべくFXの手数料などの取引コストを抑えてFX取引を始めたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考に取引会社を検討してみてほしい。

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目次

\初心者におすすめのFX会社はどこ?/

FXのスプレッドとは何か

まずは、そもそもFXのスプレッドとは何かを詳しく解説する。

スプレッドの違いがFXの投資成果にどのような影響を与えるかについても、併せてチェックしていこう。

FXのスプレッドとは

FXでは、異なる2つの通貨ペアを取引するが、同じ通貨ペアを取引する場合でも、買い(Ask)と売り(Bid)とで取引価格が異なる。

この買値と売値との差のことを「スプレッド」と呼び、これはFXにおける実質的な取引コストとなる。

例えば、米ドル/円の買値(Ask)が161.200円で、売値(Bid)が161.198円の場合、スプレッドは161.200-161.198=0.002円=0.2銭となる。

買値と売値の差額は実質的な取引コストとなるため、この幅が小さいほど投資家にとっては有利になる。

スプレッドの水準は、通貨ペアや業者によって異なるため、口座を選ぶ際は自分の取引スタイルや取引する通貨を踏まえて選ぶのをおすすめする。

スプレッドがFXの投資成果に与える影響

スプレッドの違いによって、投資成果にどれだけ差が出るかを確認していこう。

例えば、米ドル/円を1万通貨取引する際のスプレッドが0.2銭だったとする。

投資家が負担するコストは、1万通貨×0.2銭で実質20円だ。

取引1回あたりのコストはそれほど大きくないように感じるが、毎日何度も取引を行う人にとっては見逃せないコストとなる。

仮に、スキャルピングのように1日50回取引を行う場合、1日あたりのコストは50回×20日×20円=20,000円だ。

スプレッドが0.1銭拡大すると、1日あたりの負担は倍の40,000円となる。

このように、取引回数が増えるほど、取引コストの金額が投資成果にも大きな影響を与える。

また、取引金額が大きくなる場合も同様だ。

レバレッジをかけて10万通貨や100万通貨での取引を行う場合、取引金額が増えるのに伴って取引コストも大きくなる。

スプレッド単体で見ると小さなコストに見えたとしても、取引金額や取引回数が大きくなりやすいFX取引では、成功か失敗かを左右する重要な鍵となるのだ。

スプレッドの変動要因

FXのスプレッドは為替市場と関係しているため、為替の値動きや為替市場の変動によって影響を受けることがある。

金融政策が変わったり、経済指標が発表されたりする場面では、スプレッドが拡大しやすくなって、取引コストが上がることがある。

加えて、FX会社がどのようにスプレッドを定めているかによっても変わってくる。

スプレッドの水準を一定にしてレートを提供することを「原則固定」という。

一定時間内は取引コストが細かく上下することがないため、取引しやすいというメリットがある。

ただし、原則固定の場合は、相場が急変したタイミングや、為替市場の流動性が大幅に下がっているタイミングでは、スプレッドが固定レートから変動する可能性もあるため注意しよう。

一方、スプレッドがタイミングによってその都度変わるのを「変動スプレッド」という。

変動スプレッドが採用されている場合は、取引タイミングによってスプレッドが変わるため、取引コストが読みにくいという特徴がある。

主要FX会社のスプレッドを徹底比較〜代表的な通貨ペア

実際に、主要なFX会社のスプレッドを比較しながらチェックしていこう。

まずは、代表的な通貨ペアである「米ドル/円」「ユーロ/円」「米ドル/ユーロ」の3種類の通貨ペアについて比較する。

スクロールできます
 DMM FXGMOクリック証券GMO外貨LINE FXみんなのFX
米ドル/円コアタイム(午前9時〜翌午前5時):0.2銭
コアタイム以外(午前5時〜午前9時):0.2〜3.9銭
0.2銭原則固定午前8時〜翌午前3時:0.2銭(原則固定)
上記以外の時間帯:4.0銭
コアタイム(午前9時〜翌午前5時):0.2銭
コアタイム以外(午前5時〜午前9時):0.2〜3.6銭
8:00〜翌日5:00:0.2銭
上記以外の時間帯:3.9銭
ユーロ/円コアタイム(午前9時〜翌午前5時):0.4銭
コアタイム以外(午前5時〜午前9時):0.4〜9.9銭
0.4銭原則固定午前8時〜翌午前3時:0.4銭(原則固定)
上記以外の時間帯:6.0銭
コアタイム(午前9時〜翌午前5時):0.4銭
コアタイム以外(午前5時〜午前9時):0.5〜10.0銭
8:00〜翌日5:00:0.4銭
上記以外の時間帯:9.9銭
ユーロ/米ドルコアタイム(午前9時〜翌午前5時):0.3pips
コアタイム以外(午前5時〜午前9時):0.3〜4.9pips
0.3pips原則固定午前8時〜翌午前3時:0.3pips(原則固定)
上記以外の時間帯:4.0pips
コアタイム(午前9時〜翌午前5時):0.3pips
コアタイム以外(午前5時〜午前9時):0.4〜9.0pips
8:00〜翌日5:00:0.3pips
上記以外の時間帯:3.9pips
詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら

米ドル/円

「米ドル/円」は日本国内で最も取引されている通貨ペアだ。

取引量が多く比較的安定した値動きをするため、FX初心者にも取引しやすい。

GMOクリック証券は、どの時間帯でもスプレッドは原則固定の0.2銭となっている。

DMM FX、GMO外貨、LINE FX、みんなのFXの4社については、コアタイムについては同じく0.2銭で取引できるが、コアタイム以外の時間帯は変動スプレッドとなり、タイミングによってはコスト負担が大きくなりやすい。

また、コアタイムとする時間帯も各社異なる点に注意が必要だ。

例えば、仕事前の8時台に取引をしたいという人の場合、GMO外貨やみんなのFXでは8時から0.2銭の原則固定スプレッドが適用されるが、DMM FXやLINE FXでは変動スプレッドが適用される。

ユーロ/円

「ユーロ/円」は、比較的トレンドが出やすく、安定した値動きになりやすい通貨だと言える。

取引量も多いため、スプレッドも狭く設定されており、コストを抑えて取引しやすい。

米ドル/円以外のトレードをしたいという初心者にも適しているだろう。

ユーロ/円のスプレッドは、コアタイムかそうでないかによって大きく変わりやすい。

FX会社によっては、最大10銭程度のスプレッドが発生する可能性もあるため、取引時間帯に注意しよう。

ユーロ/米ドル

「ユーロ/米ドル」は世界でもっとも取引されている通貨の組み合わせだ。

世界の主要な通貨同士の通貨ペアであり、取引量は群を抜いている。

ユーロ/米ドルのスプレッドは、5社とも最安水準は0.3pipsとなっているが、取引タイミングによっては大きくスプレッドが広がるFX会社もある。

例えば、LINE FXの場合、午前5時〜午前9時のスプレッドは0.4〜9.0pipsとなっており、かなり幅広いため注意が必要だ。

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主要FX会社のスプレッドを徹底比較〜高いリターンが狙える通貨ペア

続いて、高いリターンが狙える通貨ペアについても、5社のスプレッドを比較していく。

ここでは、ボラティリティの高い通貨ペアや、スワップポイントが高い通貨ペアをいくつか抜粋する。

スクロールできます
 DMM FXGMOクリック証券GMO外貨LINE FXみんなのFX
豪ドル/円コアタイム(午前9時〜翌午前5時):0.5銭
コアタイム以外(午前5時〜午前9時):0.5〜8.9銭
0.5銭原則固定午前8時〜翌午前3時:0.5銭(原則固定)
上記以外の時間帯:6.0銭
コアタイム(午前9時〜翌午前5時):0.5銭コアタイム以外(午前5時〜午前9時):0.7〜12.0銭8:00〜翌日5:00:0.5銭
上記以外の時間帯:5.9銭
メキシコペソ/円コアタイム(午前9時〜翌午前5時):0.2銭
コアタイム以外(午前5時〜午前9時):0.2〜1.9銭
0.2銭原則固定午前8時〜翌午前3時:0.2銭(原則固定)
上記以外の時間帯:0.8銭
コアタイム(午前9時〜翌午前5時):0.2銭
コアタイム以外(午前5時〜午前9時):0.3〜2.5銭
8:00〜翌日5:00:0.3銭
上記以外の時間帯:1.8銭
南アフリカランド/円コアタイム(午前9時〜翌午前5時):1.0銭
コアタイム以外(午前5時〜午前9時):1.0〜2.9銭
0.9銭原則固定午前8時〜翌午前3時:1.3銭(原則固定)
上記以外の時間帯:2.1銭
コアタイム(午前9時〜翌午前5時):0.9銭
コアタイム以外(午前5時〜午前9時):1.0〜4.5銭
8:00〜翌日5:00:0.9銭
上記以外の時間帯:3.9銭
詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら

豪ドル/円

豪ドルは、世界屈指の資源国であるオーストラリアの通貨として知られている。

貿易取引の4分の1を中国が占めていることから、中国経済の影響を受けて為替が変動しやすいという特徴がある。

中国関連のニュースが出た際は大きく価格が変動しやすく、短期的に利益を狙って取引することも可能だ。

最も安いスプレッド水準は5社とも0.5銭となっているが、売買する時間帯によって変動する。

メキシコペソ/円

メキシコペソは、政策金利が高いため高水準のスワップポイントが期待できるという特徴がある。

比較的値動きは緩やかなので、特にスワップトレードに興味があるという方におすすめの通貨ペアだ。

みんなのFXの最安スプレッドは0.3銭で、それ以外の会社の最安スプレッドは0.2銭となっている。

コアタイム以外のスプレッド水準は会社によって大きく異なるため、あらかじめチェックしておくのが大事だ。

南アフリカランド/円

南アフリカランドも、高金利通貨として人気のある通貨だ。

金やダイヤなどの鉱物資源が豊富で、鉱山資源国としても知られている。

スワップ狙いで取引しつつ、為替差益を狙いたいという人にも適しているだろう。

GMOクリック証券、LINE FX、みんなのFXでは、最安のスプレッドが0.9銭原則固定となっている。

一方、DMM FXでは1.0銭、GMO外貨では1.3銭(原則固定)が最安水準だ。

「南アフリカランド/円」の通貨ペアは、どこで取引するかによってスプレッドが変わりやすい通貨ペアだと言えそうだ。

FXのスプレッドを比較する際のポイント

FXのスプレッドを比較する際は、「取引スタイル」「取引時間帯」「取引通貨ペア」の3つのポイントに注目しよう。

取引スタイル

どのような取引スタイルでFXを行うかによって、スプレッドの重要度が変わってくる。

1ヶ月に数回程度の頻度での取引であれば、スプレッドの大きさはそれほど投資成果に大きな影響を与えない。

しかし、スキャルピングやデイトレードなど短い期間に何度も細かい利益を狙って取引するスタイルの場合、1回あたりの取引コストが最終的な投資成果に大きな影響を与えやすい。

また、どの程度のレバレッジをかけて取引するかも重要だ。

高いレバレッジで取引するほど、証拠金に対する負担率は大きくなるため、なるべくコストを下げるように心がけるのが望ましいだろう。

取引頻度が多い通貨ペアや、レバレッジの高い通貨ペアのスプレッドは、あらかじめチェックした上でFX会社を比較しよう。

取引時間帯

取引を行うタイミングによってスプレッドの幅が変わる点にも注意しよう。

取引量が多く価格が安定しやすいタイミングでは、スプレッドが狭くなりやすい。

一方、取引量が少なかったり、突然のニュースによって為替相場が変動したりすると、スプレッドが広がりやすくなる。

そのため、FX会社では取引量が活発になりやすい時間帯とそうでない時間帯とで、提示スプレッドを変えていることが多い。

ただし、どの時間帯でどのようにスプレッドを設定するかはFX会社によって異なる。

例えば、DMM FXやLINE FXでは午前9時〜翌日の午前5時をコアタイムとして、原則固定のスプレッドが適用されるようにしている。

一方、GMO外貨やみんなのFXは、午前8時〜翌日の午前3時までを狭いスプレッドが適用される時間帯としている。

また、GMOクリック証券では、午前9時〜翌午前3時とこれ以外の時間帯とで時間帯を区切ってはいるものの、特定のクロス通貨を除く主要な通貨ペアではどちらの時間帯も同じスプレッドが適用される。

このように、複数の業者間でスプレッドの最安水準が同じだったとしても、取引時間帯によって実際に適用される金額が変わる場合がある。

そのため、自分が主に取引をする時間帯に注目して選ぶのも重要だ。

取引通貨ペア

取引通貨ペアに注目して比較するのも重要だ。

米ドル/円のようにどちらも通貨も需要が高く、活発に取引されている通貨ペアは、レートの変動も比較的安定しているため、スプレッドも狭くなりやすい。

同様に、ユーロや英ポンド、豪ドルなどと円との通貨ペアも取引量が安定しやすく、スプレッドが狭めだと言える。

反対に、取引量があまりなく、市場でそれほど活発に取引されていない通貨の場合は、通貨ペアの流動性が低くなることでコスト負担も大きくなりやすい。

主要な通貨ペアだけでなく自分の関心のある通貨ペアについても、しっかりと調べて比べるようにしよう。

FXのスプレッドを比較して有利に取引できるFX会社を見つけよう

FX取引におけるスプレッドは、取引の成果にかかわる重要なコスト要素であり、各社を比較して検討することが重要だ。

FX会社を比較する際のポイントは、「取引スタイル」「取引時間帯」「取引通貨ペア」の3つだ。

自分の取引ニーズや求めるリターン、許容できるリスクなどをよく考えた上で比較してみよう。

さらに、FX会社を選ぶ際はスプレッド以外の取引コストやサービス面も重要だ。

さまざまな項目を総合的に評価して、自分に適した取引環境を見つけることが、FXの成功への鍵となるだろう。

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FXのスプレッドの比較に関するQ&A

FXで1万通貨取引するにはいくら必要ですか?

1万通貨の取引にいくら必要かは、どの通貨を取引するかによって変わってくる。

例えば、米ドルなら1万米ドル、ユーロなら1万ユーロ、ポンドなら1万ポンドとなる。

2024年7月3日時点では、1米ドル=約161円なので、1万通貨を取引するのに必要な金額は約161万円となる。

ただし、FXではレバレッジをかけることで、預けた証拠金以上の取引を行うこともできる。

スプレッドはいつ引かれますか?

スプレッドは、取引する価格にすでに含まれているため、取引金額からさらにコストが引かれるというわけではない。

通貨ペアを売る場合はBid、買う場合はAskと表示された価格が、コストを含めた取引レートとなる。

スプレッドが拡大しやすいのはいつですか?

取引量があまり多くないタイミングでは、需要と供給のバランスが崩れやすくなることでスプレッドが拡大する傾向がある。

特に、年末年始やクリスマス、市場のオープン・クローズ前後などは、取引参加者が少なくなりやすい。

また、重要な経済指標の発表の前後も、様子見の動きから取引量が大きく変化しやすい。

その他、突然の災害やテロ、要人によるサプライズ発言によっても、急激にスプレッドが拡大することがある。

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