GMOクリック証券（FXネオ）とLINE FXは何が違う？2つのサービスの違いを解説

初心者に人気のGMOクリック証券（FXネオ）とLINE FX。

「違いがわからない」「どちらを選ぶべき？」とお悩みの人も多いだろう。

本記事ではそんな2つのFX会社の共通点や違い、それぞれの特徴やメリットを徹底解説を行う。

GMOクリック証券（FXネオ）とLINE FXを比較して、自分に合ったFX会社を選んでほしい。

GMOクリック証券（FXネオ）とLINE FXの主な違い

初心者向けのFX会社として人気の高いGMOクリック証券（FXネオ）とLINE FX。主な違いは下記のとおりだ。

使える取引ツールの種類

GMOクリック証券（FXネオ）とLINE FXでは、使える取引ツールが異なる。

GMOクリック証券（FXネオ）でははっちゅう君FXプラス、WEBブラウザ取引FXネオ、プラチナチャート、FXツールバーの4つのツールがメインだ。

中でもはっちゅう君FXプラスとプラチナチャートを併用するのがおすすめである。

一方LINE FXはTradingViewの有料版を無料で使うことが可能だ。また専用アプリも使いやすいと評判である。

どちらが自分に合っているか、どのような機能がついているか確認するといいだろう。

スプレッドが固定されている時間

GMOクリック証券（FXネオ）は急変動時以外はスプレッドが固定されている。

一方LINE FXの固定されている時間は、午前9時〜翌午前5時までだ。スプレッドの固定時間が異なることを覚えておこう。

通知機能の有無

後述するがLINE FXは急変動やその他の情報をLINEで受け取ることが可能だ。

これはLINEを運営するLINE株式会社独自の通知機能であるため、GMOクリック証券（FXネオ）にはない機能である。

GMOクリック証券（FXネオ）とLINE FXの共通点や違いの詳細は下記の表で確認してほしい。

	GMOクリック証券（FXネオ）	LINE FX
最小取引単位	1,000通貨	1,000通貨
通貨ペア	20ペア	23ペア
取引手数料	無料	無料
口座開設完了までの時間	最短当日	最短当日
主要通貨ペアのスプレッド	米ドル／円：0.2銭原則固定	米ドル／円：0.2銭原則固定
	ユーロ／米ドル：0.3pips原則固定	ユーロ／米ドル：0.3pips原則固定
	ユーロ／円：0.4銭原則固定	ユーロ／円：0.4銭原則固定
	英ポンド／円：0.9銭原則固定	英ポンド／円：0.7銭原則固定
	詳しくはこちら

GMOクリック証券（FXネオ）とLINE FXのそれぞれの特徴とメリット

ここからは、GMOクリック証券（FXネオ）とLINE FXのそれぞれの特徴とメリットを詳しく解説する。

GMOクリック証券（FXネオ）の特徴

まずはGMOクリック証券（FXネオ）の特徴を紹介する。

それぞれ詳しく解説していく。

業界最上級クラスの口座開設数

GMOクリック証券（FXネオ）は、業界の中で口座開設数がずば抜けているのが大きな特徴だ。

2005年10月に設立され、2023年8月には総口座数が100万口座に到達している。

知名度、人気度ともに最上級クラスであるのはGMOクリック証券（FXネオ）の魅力だ。

「どこで口座開設をしよう？」と迷っている人にとって、1つの選定基準にもなるだろう。

最小取引単位が1,000通貨

GMOクリック証券（FXネオ）の最小取引単位は1,000通貨である。FX取引の最小単位は、1万通貨がほとんどだ。

そのため、一般的な取引よりも低い金額で取引することが可能である。1ドル100円の場合、1万通貨での金額は100万円、1,000通貨での金額は10万円だ。

最小取引単位を低く設定しているのも、GMOクリック証券（FXネオ）の特徴である。

20種類の通貨ペアで取引できる

GMOクリック証券（FXネオ）で取引できる通貨ペアは、下記の20種類だ。

決して多くはないが、取引数の多い通貨ペアが選定されているのが特徴である。

主要通貨ペアのスプレッドが固定されている

GMOクリック証券（FXネオ）は、主要通貨ペアのスプレッドが急変動時を除き、原則固定されているのも大きな特徴だ。

時間によってスプレッドの水準が変動するFX会社に比べて、GMOクリック証券（FXネオ）は固定されているため、時間帯を気にせず取引することができる。　

米ドル／円	0.2銭原則固定
ユーロ／円	0.4銭原則固定
ユーロ／米ドル	0.3pips原則固定
英ポンド／円	0.9銭原則固定
豪ドル／円	0.5銭原則固定
NZドル／円	0.7銭原則固定
南アフリカランド／円	0.9銭原則固定
トルコリラ／円	対象外
メキシコペソ／円	0.2銭原則固定

スワップポイントが高い

GMOクリック証券（FXネオ）の5つ目の特徴はスワップポイントの高さだ。

スワップポイントは一定ではなく、国の情勢や経済状況によって変動するが、GMOクリック証券（FXネオ）のスワップポイントの高さは業界の中でも上位である。

長期期間にわたって保有することで金利を多く受け取れるのが嬉しいポイントだ。

高機能な取引ツール

GMOクリック証券（FXネオ）で利用する取引ツールは高機能で使いやすいと評判だ。

PC版にははっちゅう君FXプラス・WEBブラウザ取引FXネオ・プラチナチャートプラス・FXツールバーの4つのツールがあり、対応機種や特徴がそれぞれ異なる。

「はっちゅう君FXプラス」は情報が分かりやすくまとめてあり、そのまま注文することも可能だ。

チャートやスワップポイントも確認できるためおすすめである。

対応機種はWindows8.1と10。Macは非対応となっているため注意しよう。

4つの取引ツールの基礎情報は下記のとおりだ。

	注文	チャート	対応機種
はっちゅう君FXプラス	可	◯	Windows8.1と10
WEBブラウザ取引FXネオ	可	×	すべてに対応
プラチナチャートプラス	不可	◯	すべてに対応
FXツールバー	不可	×	Windows（インターネットエクスプローラーのみ）

GMOクリック証券（FXネオ）のメリット

ここからはGMOクリック証券（FXネオ）のメリットについて解説を行う。

ぜひ参考にしてほしい。

知名度、実績、信頼度が高い

GMOクリック証券（FXネオ）のメリットとしてまず挙げられるのが、知名度・実績・信頼度が高く、安心して利用できる点と言えるだろう。

大事な資産を使う取引のため「誰もが聞いたことのある会社」「利用人数が多い会社」を選びたい人がほとんどなのではないだろうか。

GMOクリック証券（FXネオ）はさまざまなランキングで1位や上位に選ばれるほど支持されているのが大きな魅力だ。

幅広い商品の取引ができる

FXを検討している人の中には、株式や債券、ETFなどへの投資を視野に入れている人も多いだろう。

GMOクリック証券（FXネオ）は、幅広い商品を取り扱っているためさまざまな取引をすることが可能だ。

資金移動もIDパスワードで完結できる手軽さも魅力である。

リアルタイムで移動させることができるため「今資金を移動させたい」と思ったときに対応できるのは大きなメリットだ。

資金に余裕がなくても開始できる

「FXは投資資金が高額」といったイメージを持つ人も多いだろう。

以前は最小取引単位が1万通貨だったが、2022年10月より最小取引単位が1,000通貨になった。

この変更によって数万円〜数十万円の資金があればFXを始められるようになり「初めは少額でスタートさせたい」「資金に余裕がないから少額で始めたい」という人も参入が可能になった。

大きな資金がなくても始めやすいのもGMOクリック証券（FXネオ）のメリットだろう。

ツールやアプリが使いやすい

PC版の取引ツールやスマホのアプリが使いやすいのもGMOクリック証券（FXネオ）の大きなメリットだ。

特に初心者にとってツールの使いやすさは、FX会社を選定する上で非常に重要なポイントである。

自動決済注文、チャートの見やすさなど、GMOクリック証券（FXネオ）がこだわって開発した高性能かつ多機能なツールアプリが魅力だ。

ツールやアプリを賞賛する口コミも多数確認できる。

無料で相談できる

GMOクリック証券（FXネオ）は手続きや取引での不明点を無料で相談することができる。

「問い合わせても電話がなかなか繋がらないのでは？」と心配な人もいるだろう。

GMOクリック証券（FXネオ）のコールセンターは繋がりやすさも抜群だ。平均待ち時間はわずか13秒ほど。

「困ったらすぐに問い合わせできる」という安心感は初心者にとって大きな魅力だ。

問い合わせ部門でも最高評価の三つ星を獲得するなど、高く評価されている。

月曜日〜金曜日8:00〜17:00
固定電話→0120-727-930
携帯電話→03-6221-0190

手数料が安い

手数料が安いのもGMOクリック証券（FXネオ）のメリットだ。

長期投資を考えている人であればなおさら手数料の安さは抑えておきたいポイントである。

GMOクリック証券（FXネオ）では下記の手数料が無料だ。

また、27歳以下であれば現物取引手数料も無料である。28歳以上の現物取引手数料は下記のとおりだ。

現物取引手数料（1日定額プラン）

約定代金	手数料
100万円まで	0円
200万円まで	1,238円
300万円まで	1,691円
300万円超	295円

LINE FXの特徴

LINE FXとは、LINE株式会社と野村ホールディングスが共同で設立した証券会社だ。

ここからはLINE FXの特徴を紹介していく。

詳しく解説していくので参考にしてほしい。

相場の変動や各種通知がLINEで届く

LINE FXの最大の特徴として挙げられるのは、各種通知がLINEで届くこと。現在はLINEが連絡手段として定着しているため、利用している人が多いだろう。

相場の急変動や売買シグナル発生時、その他さまざまな情報をLINEで受け取れるのがLINE FXの特徴だ。

TradingViewが無料で使える

TradingViewとは、FX業界で多くの人に支持されているチャートツールである。

LINE FXの口座を開設した人は、このTradingViewの有料版を無料で利用することが可能だ。

さらに有料版でも提供されていないティックチャートを利用することもできる。

TradingViewを提供している FX会社は多数あるが、機能性の高いTradingViewを利用できるのは、LINEFXならではである。

最小取引単位が1,000通貨

LINE FXの最小取引単位は1,000通貨である。すべての通貨ペアが1,000通貨で取引できるのは、初心者や少額で始めたい人にとって嬉しいポイントと言えるだろう。

23種類の通貨ペアで取引ができる

LINE FXで取引ができる通貨ペアは下記の23種類だ。

主要通貨ペアのスプレッドがほぼ固定されている

LINE FXは、午前9時〜翌午前5時まで通貨ペアのスプレッドが固定されているのが特徴だ。

午前5時〜9時を避けて取引をするといいだろう。また、トルコリア／円は原則固定対象外のため覚えておこう。

米ドル／円	0.2銭原則固定
ユーロ／円	0.4銭原則固定
ユーロ／米ドル	0.3pips原則固定
英ポンド／円	0.7銭原則固定
豪ドル／円	0.5銭原則固定
NZドル／円	0.7銭原則固定
南アフリカランド／円	0.9銭原則固定
トルコリラ／円	対象外
メキシコペソ／円	0.2銭原則固定

スワップポイントが高い

LINE FXはスワップポイントが平均的に高い傾向があるのも1つの特徴だ。主要通貨ペアのスワップポイントが平均的に高いため、長期間保有したい人にとって魅力的なポイントである。

米ドル／円	226.14円
ユーロ／円	214.79円
英ポンド／円	285.86円
豪ドル／円	127.96円
NZドル／円	134円
南アフリカランド／円	16円
トルコリラ／円	34.29円
メキシコペソ／円	25.96円

LINEFXのメリット

LINE FXのメリットは下記のとおりだ。

さまざまな情報がLINEで受け取れる

現代人には欠かせないといっても過言ではないLINE。普段から使っているLINEで、FXの情報が確認できるのがLINE FXのメリットだ。

また、受け取ったLINEからそのまま注文をすることもできる。情報をリアルタイムで受け取れるのがLINE FXのメリットと言えるだろう。

スワップポイントを現金化できる

LINE FXは、スワップポイントの残高を簡単に現金化することが可能だ。スマホで手続きできるため大変便利である。

メニューのスワップ振替をタップし、スワップポイントの残高の範囲内で金額を設定する。即時に反映されるのも嬉しい特徴だ。

さまざまな手数料が無料

口座開設料、口座維持費用、口座管理費用など、さまざまな手数料が無料なのもLINEFXのメリットだ。

専用アプリが使いやすい

LINE FXの専用アプリは使いやすいと評判だ。例えばテクニカル指標であれば移動平均線、ボリンジャーバンド、MACDなど初心者向けにシンプルかつ実用性に優れている。

PCがなくてもスマホで完結できるのも嬉しいポイントだ。通勤中や家事の合間など、空いた時間で取引ができる。

アプリが使いやすいこともLINE FXのメリットと言えるだろう。

GMOクリック証券（FXネオ）とLINE FXはどちらを選ぶべきか

GMOクリック証券（FXネオ）とLINE FXの特徴とメリットについては理解できただろう。

ここからは下記について解説を行う。

ぜひ参考にしてほしい。

FX口座の選定基準

どのようにFX口座を選べばいいかわからない人も多いだろう。初心者が注目すべきポイントは下記のとおりだ。

少額で取引できるか

FX会社によって最小取引単位が異なる。「なるべく少額で始めたい」と思う人は必ず「最小取引単位」を確認しよう。

最小取引単位が低いほど、より少額で取引できることを表している。

スプレッドが狭いか

買値と売値の差額をスプレッドと呼ぶ。トレードするごとにスプレッドを支払う必要があるため「低コストで取引したい」という人はスプレッドが狭いFX会社を選ぶといいだろう。

スワップポイントが高いか

各国で政策金利が異なるため、金利を多く受け取るためにはスワップポイントが高いところを選ぶといいだろう。

売られる通貨よりも買われる通貨の方が政策金利が高い場合、スワップポイントが受け取れる。

より利益を得たい人は、スワップポイントの高さに注目してほしい。

ツールは使いやすいか

ツールの使いやすさもFX会社を選ぶ際のポイントだ。

例えば多機能で高性能なPC版ツールを提供されても、PCを持っていない、使いこなせない、PCではなくスマホで気軽に取引したいといった場合は不向きのように、自分に合ったツールを提供しているFX会社を選ぶのが重要である。

GMOクリック証券（FXネオ）がおすすめな人

知名度や人気度、信頼度の高いFX会社を希望している人は、GMOクリック証券（FXネオ）がおすすめだ。

GMOクリック証券（FXネオ）はさまざまなFX会社ランキングで上位を獲得しているため、安心して利用できるだろう。

また、スプレッドの狭さやスワップポイントの高さも業界の中で水準が高い。

ツールの使いやすさや問い合わせ窓口の設定なども評判のため、初心者から上級者まで満足できるFX会社だ。

LINE FXがおすすめな人

LINE FXはPCよりもスマホで取引したい人や通勤時間や隙間時間で取引したい人におすすめだ。

LINE FXの最大の特徴は、各種通知がLINEで受け取れることと使いやすいツールである。

リアルタイムで情報を受け取り、スマホで気軽に取引したい人はLINE FXが向いていると言えるだろう。

GMOクリック証券（FXネオ）とLINE FXの違いを理解してFX取引を始めよう

GMOクリック証券（FXネオ）とLINE FXの主な違いとそれぞれの特徴、メリットを紹介した。

どちらも初心者に人気のFX会社であり、知名度も高い。

取引ツールの使いやすさに定評のあるGMOクリック証券（FXネオ）と、LINE通知やスマホで取引できる手軽さが嬉しいLINE FX。

取引スタイルや重視するポイントに合わせて自分にあった選択をしてFXを始めよう。

GMOクリック証券（FXネオ）とLINE FXの違いに関するQ&A