- GMO外貨とみんなのシストレの違いが知りたい
- それぞれのメリットを知りたい
- どちらを選べばいいのか分からない
GMO外貨とみんなのシストレはどちらもFX初心者におすすめのFX口座だ。
しかし、GMO外貨とみんなのシストレでは取引スタイルや、細かい点での違いが多い。
そこで本記事では、GMO外貨とみんなのシストレの特徴やメリット、最適なFX口座の選び方を解説する。
GMO外貨とみんなのシストレのどちらを選ぶか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
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GMO外貨とみんなのシストレの主な違い
それでは早速、GMO外貨とみんなのシストレの主な違いを解説する。
大きな違いは「取引スタイル」にあるため、しっかりとチェックしてほしい。
取引のスタイル
GMO外貨とみんなのシストレは取引スタイルに大きな違いがある。
マニュアルで通貨ペアの取引を行うGMO外貨に対し、みんなのシストレは自動売買(システムトレーダー)専用のFX口座となっている。
自動売買とは、FX口座が提供しているプログラムに従って、通貨ペアの売買を自動で行うシステムのことだ。
取引をマニュアルで行わなくてよいため、取引を効率的に行いたい人におすすめだ。
ちなみにGMO外貨に自動売買機能はないため、GMO外貨とみんなのシストレで迷っている人のうち、自動売買を検討しているならみんなのシストレ一択となる。
取引できる通貨ペア
GMO外貨とみんなのシストレは取引できる通貨ペアも異なる。
GMO外貨の取扱通貨ペアが24通貨ペアなのに対し、みんなのシストレは34通貨ペアの取引が可能だ。
GMO外貨 | みんなのシストレ |
---|---|
米ドル/円 ユーロ/円 英ポンド/円 豪ドル/円 NZドル/円 ユーロ/米ドル カナダドル/円 スイスフラン/円 南アフリカランド/円 メキシコペソ/円 オフショア人民元/円 香港ドル/円 英ポンド/米ドル 英ポンド/豪ドル 豪ドル/米ドル NZドル/米ドル ユーロ/英ポンド ユーロ/豪ドル 米ドル/スイスフラン ユーロ/スイスフラン 英ポンド/スイスフラン 豪ドル/スイスフラン カナダドル/スイスフラン トルコリラ/円 | 米ドル/円 ユーロ/円 英ポンド/円 豪ドル/円 NZドル/円 カナダドル/円 スイスフラン/円 トルコリラ/円 南アフリカランド/円 メキシコペソ/円 ロシアブール/円 オフショア人民元/円 香港ドル/円 シンガポールドル/円 ポーランドズウォティ/円 チェココルナ/円 ハンガリーフォリント/円 ノルウェークローネ/円 スウェーデンクローナ/円 ユーロ/米ドル 英ポンド/米ドル 豪ドル/米ドル NZドル/米ドル ユーロ/英ポンド ユーロ/豪ドル 英ポンド/豪ドル 豪ドル/NZドル 米ドル/スイスフラン ユーロ/スイスフラン 英ポンド/スイスフラン 米ドル/カナダドル 米ドル/オフショア人民元 ユーロ/ポーランドズウォティ 米ドル/円ラージ |
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一見するとみんなのシストレの方が柔軟に取引できるが、注意点がある。
みんなのシストレは自動売買専門のFX口座なので、「取引する通貨ペアがストラテジーに依存する」のだ。
ストラテジーというのは、みんなのシストレにおける自動売買プログラムのことである。
みんなのシストレは、みんなのFXで取引をしているトレーダーの取引をもとに自動売買を行っている。
つまり、自分が投資したい通貨ペアに対応しているストラテジーがあるとは限らない。
主要通貨ペアはカバーされているが、マイナー通貨ペアとなると収益性の高いストラテジーを探すのは難しいだろう。
GMO外貨とみんなのシストレの基本情報
GMO外貨とみんなのシストレの基本情報は次のとおりだ。
FX口座 | GMO外貨 | みんなのシストレ |
---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 無料 |
自動売買手数料 | 自動売買なし | 無料 |
ロスカット手数料※1 | 500円/1万通貨 | 無料 |
取引通貨単位 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
通貨ペア | 24通貨ペア | 34通貨ペア |
スプレッド | ||
米ドル/円 | 0.2銭(原則固定) (午前3:01〜午前7:59は4.0銭) | 0.2銭(午前5:00〜午前8:00は3.9銭) |
ユーロ/円 | 0.4銭(原則固定) 午前3:01〜午前7:59は6.0銭) | 0.4銭(午前5:00〜午前8:00は9.9銭) |
英ポンド/円 | 0.9銭(原則固定) 午前3:01〜午前7:59は10.0銭) | 0.9銭(午前5:00〜午前8:00は14.9銭) |
豪ドル/円 | 0.5銭(原則固定) 午前3:01〜午前7:59は6.0銭) | 0.5銭(午前5:00〜午前8:00は5.9銭) |
NZドル/円 | 0.7銭((原則固定) 3:01〜午前7:59は8.0銭) | 0.7銭(午前5:00〜午前8:00は9.9銭) |
カナダドル/円 | 0.7銭(原則固定) 午前3:01〜午前7:59は8.0銭) | 1.6銭 |
スイスフラン/円 | 0.9銭(原則固定) 午前3:01〜午前7:59は10.0銭) | 1.7銭 |
取引可能時間※2 | 月曜午前7:00〜土曜午前6:50 | 月曜午前7:00〜土曜午前6:50 |
口座開設日数 | 最短当日 | 最短当日 |
PCツール | ◯ | ◯ |
スマホツール | ◯ | ◯ |
証券会社 | GMO外貨 | トレイダーズ証券 |
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※2 米国サマータイムの際は1時間繰り上げ
みんなのシストレは自動売買手数料が無料なので、実質的な取引コストはスプレッドだけだ。
GMO外貨とみんなのシストレはどちらも、スプレッドが業界最狭水準なので、取引コストを比較的気にせず取引できるのが共通のメリットだと言える。
GMO外貨とみんなのシストレのそれぞれの特徴とメリット
続いて、GMO外貨とみんなのシストレのそれぞれの特徴とメリットを紹介する。
2つのFX口座の特徴とメリットを理解し、自分に合ったFX口座を選ぶようにしよう。
GMO外貨の特徴とメリット
GMO外貨の大きな特徴は「スワップポイントの高さ」にある。
スワップポイントとは、「通貨ペア同士の金利の差」であり、金利差によって得られる(または失う)スワップポイントが決まる。
たとえば、日本円は政策金利の低い通貨なので、ほとんどの外貨に対して買いポジション(外貨の買い注文)でのスワップポイントがプラスになる。
逆に売りポジションではスワップポイントがマイナスになるので、スワップポイント分の損失が生まれる。
実際にどれくらいのスワップポイントが発生するかというと、米ドル/円なら平均して1日に300円/1万通貨ほどのスワップポイントを獲得できる。
スワップポイントはほぼ毎日獲得できるので(土日祝日の分はまとめて支払われることが多い)、1年間の運用で10万9,500円分のスワップポイントを獲得できることになる。
スワップポイントの獲得(インカムゲイン)だけを狙った堅実なスタイルで取引したい人には、GMO外貨がおすすめだ。
また、みんなのシストレと比較した特徴として、GMO外貨ならレバレッジを10倍または25倍から選べる。
レバレッジとは取引金額の倍率のことで、レバレッジを高く設定するほど、より大きな金額での取引が可能だ。
たとえば1ドル=150円のときに1万通貨の取引をする際に、通常なら150万円の資金が必要だ。
一方、レバレッジ25倍で取引をすると証拠金の25倍の取引が可能になるので、6万円の証拠金で1万通貨米ドルの取引ができることになる。
当然、リターンは大きいがリスクも大きいため、レバレッジの設定は慎重に行おう。
みんなのシストレはレバレッジを25倍しか設定できないのに対し、GMO外貨は10倍と25倍で設定できるため、リスクを抑えたレバレッジ取引が可能だ。
みんなのシストレの特徴とメリット
みんなのシストレの大きな特徴は「自動売買専門のFX口座である」ことだ。
ストラテジーを選んで取引をするため、取引の柔軟性は下がるが、収益性の高いストラテジーを選んで効率よく収益を積み上げることも可能だ。
以下は、記事作成時点で調査したみんなのシストレのストラテジーランキングとなっている。
ストラテジーランキング | 収益率/1lotあたり | 合計損益/1lotあたり |
---|---|---|
1 | 101.38% | 265,555円 |
2 | 85.31% | 292,827円 |
3 | 82.67% | 33,170円 |
4 | 71.07% | 13,525円 |
5 | 62.22% | 51,730円 |
6 | 60.75% | 159,234円 |
7 | 60.00% | 71,012円 |
8 | 52.83% | 40,100円 |
9 | 51.95% | 838,477円 |
10 | 49.96% | 71,056円 |
このように、みんなのシストレはストラテジーランキングをチェックでき、ストラテジーごとの収益性や合計損益、どれくらいのトレーダーに選ばれているかなどがわかる。
明確な指標をもとに収益率の高いストラテジーを選べるため、初心者でも安心して取引できるのがみんなのシストレの特徴だ。
ただし、ストラテジーランキングは収益増を保証するわけではないので注意してほしい。
ランキング上位のストラテジーを選んでも、タイミングや状況によっては損をするリスクがあることも忘れないでおこう。
とはいえ、ストラテジーを選ぶだけでFXを始められるのは初心者にとって大きなメリットだろう。
実際に収益を上げているトレーダーと同じように取引をすることで、取引のコツを掴めるようにもなる。
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GMO外貨とみんなのシストレはどちらを選ぶべきか
それでは最後に、GMO外貨とみんなのシストレのどちらを選ぶべきか解説する。
まずはFX口座を選ぶポイントを知っておこう。
FX口座を選ぶポイント
FX口座を選ぶポイントは大きく分けて2つある。
1つ目は「取引スタイル」だ。たとえば、FXをマニュアルで取引したいか、自動売買を利用したかによって選ぶべきFX口座は異なる。
本記事で比較しているGMO外貨とみんなのシストレのうち、自動売買に対応しているのはみんなのシストレだけだ。
つまり、自動売買で取引したい人の場合はみんなのシストレを選ぶことになる。
一方、マニュアルで取引しスワップ運用やキャピタルゲイン(為替差益)を狙う人は、GMO外貨を選ぼう。
2つ目は「スプレッドの狭さ」だ。GMO外貨とみんなのシストレはスプレッドに大きな違いはないが、一部の通貨ペアではGMO外貨の方がスプレッドが狭い。
たとえばスイスフラン/円の場合、GMO外貨のスプレッドは0.9銭(原則固定)だが、みんなのシストレのスプレッドは1.7銭となっている。0.8銭もの違いがあるため、取引コストが大きく異なる。
スプレッドは狭いに越したことはない。しかし、スプレッドよりも大切なのが取引スタイルだ。まずは取引スタイルを整理し、自分に合ったFX口座を絞り込んでみよう。
GMO外貨はこんな人におすすめ
GMO外貨の大きな特徴は「スワップポイントの高さ」にある。
スワップポイントとは、「通貨ペアの金利の差」であり、金利差によって獲得できる(または失う)スワップポイントが異なる。
スワップポイントは「買いポジション(買ったまま未決済の約定)」か「売りポジション(売ったまま未決済の約定)」かによって、獲得できるか失うかが変わる。
たとえば日本円のように政策金利の低い通貨で政策金利の高い外貨を買った場合、スワップポイントはプラスになる。
実際に、GMO外貨の過去1ヶ月における米ドル/円の、買いポジションでのスワップポイントは平均387だ。
これは1万通貨あたり387円のスワップポイントを獲得できる計算になる。
買いポジションを維持するほどスワップポイントを獲得できるので、スワップ運用だけで利益を増やす子も可能だ。
仮に1年間のスワップ運用を行った場合、年間で14万1,255円分のスワップポイントを獲得できることになる。
このため、GMO外貨はスワップ運用で堅実に利益を増やしたい初心者におすすめのFX口座だと言える。
みんなのシストレはこんな人におすすめ
みんなのシストレは自動売買専門のFX口座なので、マニュアル取引にまだ自信のない初心者におすすめのFX口座だ。
みんなのシストレはストラテジーランキングを確認できると説明したが、加えて「セレクターランキング」のチェックもできる。
セレクターとは「みんなのシストレで自動売買しているトレーダー」のことだ。
セレクターランキングでは収益ごとの上位セレクターと、そのセレクターが選んでいるストラテジーを確認できる。
つまり収益率の高いストラテジーがわかるだけでなく、「どういったストラテジーを選べば効率よく利益を増やせるか」の判断もできるのだ。
FX初心者にとって、これほど参考になる情報はないだろう。
もちろん、上位セレクターと同じストラテジーを選んでも利益が増える保証はないが、運用実績に裏付けされた信用性がある。
より安心して取引できるようになるため、自動売買を行いたいFX初心者に強くおすすめしたい。
GMO外貨とみんなのシストレの違いを知り、自分に合ったFX口座を選ぼう
本記事では、GMO外貨とみんなのシストレの特徴やメリット、最適なFX口座の選び方を解説した。
その内容を改めてまとめる。
- GMO外貨はスプレッドが狭くスワップポイントが業界最高水準
- 中長期的なスワップ運用で安定して利益を得られる
- みんなのシストレは自動売買専用のFX口座
- ストラテジーやセレクターの情報をチェックでき安心して取引できる
GMO外貨とみんなのシストレはどちらも初心者におすすめのFX口座だ。
ただし、マニュアル取引か自動売買かによって選ぶべきFX口座が変わる。
まずは自分の取引スタイルを整理した上で、最適なFX口座の開設を申し込んでみよう。
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GMO外貨とみんなのシストレの違いに関するQ&A
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