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GMO外貨のスプレッドは?FX取引の手数料体系を詳しく解説

この記事で解決できるお悩み
  • GMO外貨のスプレッドが知りたい
  • GMO外貨の手数料体系がわからない
  • GMO外貨と他のFX口座のスプレッドを比較したい

FX口座を選ぶ際、重要となるのがスプレッドの水準である。

スプレッドは実質的にかかる取引コストであるため、できるだけスプレッドが狭いFX口座を選ぶことが大切だ。

本記事では、大手FX業者のGMO外貨のスプレッドを紹介する。

他社口座との比較を通じてGMO外貨の強みを明確にし、おすすめの通貨ペアも解説するので、ぜひ本記事を参考にしてほしい。

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目次

\初心者におすすめのFX会社はどこ?/

GMO外貨のスプレッドはどのくらい?

まず、GMO外貨におけるスプレッドの水準を確認しておこう。

スプレッドの概要やGMO外貨で取り扱う通貨ペアのスプレッド一覧表、提示スプレッドに関する実績などを紹介する。

スプレッドとはなにか

スプレッドとは、通貨の買値と売値の差額のことを指す。

FX取引においてはスプレッドが実質的なコストの役割を担っており、業者によって提示されるスプレッドが異なっている。

通常、通貨の取引を行う際には同じタイミングでも買値と売値とでは違う価格が提示される。

例えば買値が「1ドル=160円50銭」のときに売値が「1ドル=160円20銭」といった形で、差額が生じているのだ。上記のケースではスプレッドは30銭ということになる。

このスプレッドの差が大きいと「広い」と言われ、小さいと「狭い」と言われる。

スプレッドが狭い場合、小さな値幅でも利益を狙えるため取引のチャンスが広がり、同じ値幅で取引をしても得られる利益が大きくなる。

FX口座を開設する際はなるべくスプレッドが狭い業者を選ぶことが大切だ。

GMO外貨のスプレッド一覧

GMO外貨では以下のスプレッドが提示されている。

スクロールできます
通貨ペア午前8時〜翌午前3時左記以外の時間帯(メンテナンス時間を除く)
米ドル/円0.2銭(原則固定)4.0銭(原則固定)
ユーロ/円0.4銭(原則固定)6.0銭(原則固定)
ユーロ/米ドル0.3ポイント(原則固定)4.0ポイント(原則固定)
豪ドル/円0.5銭(原則固定)6.0銭(原則固定)
NZドル/円0.7銭(原則固定)8.0銭(原則固定)
英ポンド/円0.9銭(原則固定)10.0銭(原則固定)
スイスフラン/円0.9銭(原則固定)10.0銭(原則固定)
カナダドル/円0.7銭(原則固定)8.0銭(原則固定)
英ポンド/米ドル1.0ポイント(原則固定)10.0ポイント(原則固定)
英ポンド/豪ドル1.5ポイント(原則固定)31.0ポイント(原則固定)
南アフリカランド/円1.3銭(原則固定)2.1銭(原則固定)
メキシコペソ/円0.2銭(原則固定)0.8銭(原則固定)
豪ドル/米ドル0.4ポイント(原則固定)6.0ポイント(原則固定)
NZドル/米ドル1.6ポイント(原則固定)10.0ポイント(原則固定)
人民元(CNH)/円3.0銭(原則固定)6.0銭(原則固定)
香港ドル/円3.0銭(原則固定)6.0銭(原則固定)
ユーロ/英ポンド1.0ポイント(原則固定)10.0ポイント(原則固定)
ユーロ/豪ドル1.5ポイント(原則固定)10.0ポイント(原則固定)
米ドル/スイスフラン1.6ポイント(原則固定)10.0ポイント(原則固定)
ユーロ/スイスフラン1.8ポイント(原則固定)10.0ポイント(原則固定)
英ポンド/スイスフラン2.8ポイント(原則固定)12.0ポイント(原則固定)
豪ドル/スイスフラン3.0ポイント(原則固定)10.0ポイント(原則固定)
カナダドル/スイスフラン3.0ポイント(原則固定)15.0ポイント(原則固定)

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午前8時〜翌午前3時までは低い水準のスプレッドが提示されており、コストを抑えた取引を行えることが特徴だ。

GMO外貨のスプレッド実績

上記の一覧表に記載されているスプレッドは固定されているものではない。

相場の変動や重要な経済指標の発表、市場の流動性の低下などによってスプレッドが拡大される場合がある。

以下の表は、2024年7月17日時点で公表されている主要通貨ペアのスプレッド提示率(顧客が契約上取引可能な時間帯における取引について)をまとめたものだ。

スプレッド提示率とは、期間中に顧客に提示したスプレッドが広告で表示したスプレッド値の範囲内であった時間の割合を指す。

通貨ペアスプレッド提示率
米ドル/円99.15%
ユーロ/円99.58%
ユーロ/米ドル99.67%
豪ドル/円99.52%
出典:GMO外貨「スプレッド提示率」

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提示率の対象期間は公表日の属する週の前週から遡って4週間となっている。ほとんどの時間帯で提示された通りのスプレッドで取引を行えると言えるだろう。

GMO外貨と他のFX口座のスプレッド比較

次に、GMO外貨とほかのFX口座のスプレッドを比較していく。その上でGMO外貨の強みも紹介していくので、口座開設の際の参考にしてほしい。

主要FX口座のスプレッド

まず、主要FX口座とGMO外貨のスプレッドを比較していく。

スクロールできます
GMO外貨GMOクリック証券DMM FXみんなのFXLINE FX
米ドル/円0.2銭(原則固定)0.2銭原則固定0.2銭0.2銭0.2銭
ユーロ/円0.4銭(原則固定)0.4銭原則固定0.4銭0.4銭0.4銭
ユーロ/米ドル0.3ポイント(原則固定)0.3pips原則固定0.3pips0.3pips03pips
豪ドル/円0.5銭(原則固定)0.5銭原則固定0.5銭0.5銭0.5銭
NZドル/円0.7銭(原則固定)0.7銭原則固定0.7銭0.7銭0.7銭
英ポンド/円0.9銭(原則固定)0.9銭原則固定0.9銭0.9銭0.7銭
詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら

主要通貨ペアにおけるスプレッドの差はほとんどなく、唯一英ポンド/円のペアだけLINE FXが狭くなっている。

GMO外貨の強み

上記の表を見て分かる通り、主要なFX口座の中でGMO外貨が際立ってスプレッドが狭いというわけではない。

裏を返すと大手のFX会社にも負けない水準で低スプレッドを提供しているとも言える。

一方、2024年7月17日時点で公表されているスプレッド提示率を比較すると、GMO外貨は比較的優位に立っている。

例えば、米ドル/円の通貨ペアにおける各社のスプレッド提示率(2024年6月10日〜7月5日)は以下の表の通りだ。

FX口座米ドル/円のスプレッド提示率
GMO外貨99.05%詳しくはこちら
GMOクリック証券96.72%詳しくはこちら
DMM FX98.61%詳しくはこちら
みんなのFX98.83%詳しくはこちら
LINE FX99.55%

上記のなかではLINE FXに次ぐ水準となっており、広告で表示されたスプレッドの範囲内で取引できる時間が他社よりも長かったことが分かる。

もちろん切り取るタイミングによって結果は変わってくるが、実績として高いスプレッド提示率を誇る点はGMO外貨の大きな強みと言えるだろう。

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GMO外貨のスプレッドから見るおすすめの通貨ペア

ここまでGMO外貨のスプレッドを解説してきたが、実際に取引を行う場合はどの通貨ペアを選択すると良いだろうか。

おすすめの通貨ペアは以下の通りだ。

  • 米ドル/円
  • ユーロ/米ドル
  • メキシコペソ/円

それぞれの通貨ペアの特徴や「どのような人におすすめか」という点を解説していく。

米ドル/円

米ドル/円は日本国内でもっともポピュラーな通貨ペアである。取引量が多いことから相場が比較的安定しており、FX初心者でも挑戦しやすい通貨ペアとなっている。

GMO外貨では米ドル/円のスプレッドが0.2銭(原則固定)設定されており、低コストで取引を行うことが可能だ。

コストが低い分、小さな値幅でも利益を得られるため、取引のチャンスが多い点が魅力として挙げられる。

また、マーケットの情報を入手しやすく、取引の判断材料が豊富にある点も大きな魅力だ。

「これからFXを始める」「トレードに慣れていきたい」という方は、米ドル/円の通貨ペアから始めてみると良いだろう。

ユーロ/米ドル

ユーロ/米ドルは世界でもっとも取引されている通貨ペアだ。

流動性が高く、安定的な値動きとなるケースが多いため、米ドル/円と同様に初心者が挑戦しやすい通貨ペアである。

GMO外貨ではユーロ/米ドルのスプレッドが0.3ポイント(原則固定)設定されており、コストを抑えたトレードが可能だ。

トレンドが持続しやすいという特徴もあるため、中長期での取引にも向いている通貨ペアである。

こちらもヨーロッパや米国の情報を入手しやすく、分析を行いやすいことが特徴だ。

日本円以外の外貨同士の通貨ペアによる取引を希望する方は、ユーロ/米ドルでトレードを始めてみてはいかがだろうか。

メキシコペソ/円

メキシコペソ/円の通貨ペアは、スワップポイントを狙った取引を希望する方におすすめだ。

スワップポイントとは、2国間の金利差を調整するために受け払いする損益のことだ。

低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うと毎日収益が得られる仕組みである。

メキシコペソは高金利通貨の代表格であり、一方で日本円は超低金利が続いている。

つまり金利差が大きいメキシコペソと日本円の通貨ペアを取引することで、多くのスワップポイントが得られるという仕組みだ。

GMO外貨ではメキシコペソ/円のスプレッドが0.2銭(原則固定)狭い水準になっており、取引コストを抑えやすい点が魅力となっている。

低コストで高スワップを狙えることが魅力の通貨ペアだ。

「スワップ収益を狙っている」「ポジションを中長期で保有する戦略を取りたい」という方は、メキシコペソ/円の取引にチャレンジしてみよう。

GMO外貨の手数料体系

ここまでGMO外貨のスプレッドを解説してきたが、それ以外の手数料はどのようになっているのだろうか。

ここでは、スプレッド以外の手数料や主要FX口座との比較を紹介する。

スプレッド以外の手数料

スプレッド以外の手数料は以下の表の通りだ。

手数料費用
取引手数料無料
クイック入金無料
銀行振込各銀行により手数料が異なる
出金円貨:無料
外貨:1回につき1,500円
口座開設手数料無料
口座維持手数料無料

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基本的な手数料はほとんど無料となっており、外貨で出金する場合や銀行振込で入金する場合のみ手数料が発生する。

クイック入金を利用し、出金も円貨で行う場合は基本的に手数料がかかることはないと考えて良いだろう。

主要FX口座との比較

先ほど紹介した主要なFX口座の手数料を比較してみよう。各社のスプレッド以外の手数料は以下の表の通りだ。

スクロールできます
GMO外貨GMOクリック証券DMM FXみんなのFXLINE FX
取引手数料無料無料無料無料無料
入金手数料クイック入金:無料
銀行振込:各銀行により手数料が異なる
即時入金サービス:無料
振込入金:顧客負担
クイック入金:無料
振込入金:顧客負担
ダイレクト入金:無料
振込入金:顧客負担
クイック入金:無料
銀行振込入金:無料
(振込元の金融機関にて手数料が発生する場合がある)
出金手数料円貨:無料
外貨:1回につき1,500円
無料無料無料無料
口座開設手数料無料無料無料無料無料
口座維持手数料無料無料無料無料無料
詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら

上記の表を見ても分かる通り、主要なFX口座では基本的にほとんどの手数料を無料としている。

GMO外貨が他社と比べて手数料の面で劣っていることはないと言えるだろう。

ただし、なかにはロスカットや追加証拠金の未解消による強制決済で手数料が生じる場合もある。

実際に弊社で実施したアンケートでも、「取引手数料が理由でGMO外貨での取引をやめてしまった」といった意見が見られた。

各社の手数料体系をしっかりと比較し、自分に合ったFX口座でコストを抑えて取引を行うことが大切だ。

GMO外貨のスプレッドを参考にFX口座を選ぼう

本記事では、GMO外貨のスプレッドを他社と比較しながら紹介してきた。

GMO外貨は主要なFX口座に比べてスプレッドが広いということはなく、低コストで取引できることが特徴だ。

また、GMO外貨で取引を行うのであれば「米ドル/円」「ユーロ/米ドル」「メキシコペソ/円」といった通貨ペアを推奨する。

GMO外貨は全体的にスプレッドが狭く、取引手数料も無料であるためコストを抑えた取引が可能だ。

ぜひこの機会にGMO外貨で口座開設を行い、FXを始めてみてはいかがだろうか。

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GMO外貨のスプレッドに関するQ&A

GMO外貨のスプレッドは固定ですか?

GMO外貨のスプレッドは原則固定となっているが、取引する時間帯や外部要因によって拡大する場合がある。

広告で表示されているスプレッドが必ずしも提示されるとは限らないため注意が必要だ。

スプレッドが広がる理由は何ですか?

スプレッドは相場の急変や重要な指標の発表時などに広がる。

また、早朝などの流動性が低下しやすい時間帯にも広がることが多い。

GMO外貨のスプレッドが広がりやすい時間帯はいつですか?

GMO外貨では「午前8時〜翌午前3時」までは低スプレッドを提示しているが、それ以外の時間帯はスプレッドが拡大している。

早朝の3時から8時までの時間帯はスプレッドが広がりやすいため注意が必要だ。

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