FXのスワップポイントとは?代表的な通貨ペアとおすすめの会社を解説

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この記事で解決できるお悩み
  • FXのスワップポイントとは何か知りたい
  • 高金利通貨の選び方がわからない
  • スワップポイント狙いでFX会社を比較する方法が知りたい

FXのスワップポイントとは、通貨ペアの金利差などをもとに、ポジションを保有している間に発生する調整額のことだ。

一般に、金利の高い通貨を買い、金利の低い通貨を売るポジションでは、スワップポイントを受け取れる場合がある。反対に、金利の高い通貨を売り、金利の低い通貨を買うポジションでは、スワップポイントを支払う場合がある。

ただし、スワップポイントは「毎日必ず利益になる仕組み」ではない。為替レートが大きく下落すれば、受け取ったスワップポイント以上の為替差損が発生することがある。

また、政策金利や市場環境の変化によって、プラスだったスワップポイントが減少したり、支払いに転じたりする場合もある。

本記事では、FXスワップポイントの基本的な仕組み、高金利通貨の選び方、運用時の注意点、FX会社を比較する際の確認ポイントを整理する。

スワップポイントを活用したい人は、利回りだけでなく、為替変動・レバレッジ・税金・スプレッドまで含めて判断しよう。

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目次
この記事の監修者
平 行秀 編集統括 / 証券アナリスト(CMA)

野村證券出身の証券アナリスト(CMA)。為替市場での実務経験とアドバイザーナビ代表としての知見を活かし、中立的なFX情報を発信中。

FXのスワップポイントとは|通貨ペアの金利差などから発生する調整額

はじめに、スワップポイントの仕組みを確認しよう。

FXでは、2つの通貨を交換して取引する。たとえば米ドル/円であれば、米ドルと日本円を売買する取引だ。

各国の金利水準は異なるため、通貨を保有する際には金利差を調整する必要がある。この金利差調整額が、一般にスワップポイントと呼ばれる。

スワップポイントの基本イメージ

高金利通貨と低金利通貨の金利差などに基づく調整額 = スワップポイント

原則として、高金利通貨を買い、低金利通貨を売るポジションでは、スワップポイントを受け取れる場合がある。逆に、高金利通貨を売り、低金利通貨を買うポジションでは、スワップポイントを支払う場合がある。

ただし、実際のスワップポイントはFX会社ごとに異なる。政策金利だけで決まるわけではなく、短期金利、市場の需給、FX会社の提示条件、付与日数なども影響する。

2026年5月時点の政策金利差|日本0.75%程度、米国3.50〜3.75%

スワップポイントを理解するには、各国の政策金利を確認するとイメージしやすい。

2026年5月時点で確認できる主な政策金利・政策金利目標は以下の通りだ。

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国・地域政策金利等確認できる最新公表情報
日本無担保コールレート(オーバーナイト物)を0.75%程度で推移するよう促す日本銀行
2026年4月28日公表
米国FF金利の誘導目標レンジ
3.50〜3.75%
FRB
2026年4月29日公表
メキシコオーバーナイト銀行間金利の目標
6.50%
メキシコ銀行
2026年5月7日公表(5月8日適用)
南アフリカ政策金利
6.75%
南アフリカ準備銀行
2026年5月時点の公表情報
英国Bank Rate
3.75%
イングランド銀行
2026年4月30日更新
オーストラリアCash rate target
4.35%
オーストラリア準備銀行
2026年5月6日適用
ニュージーランドOfficial Cash Rate
2.25%
ニュージーランド準備銀行
2026年4月8日更新

日本円と米ドル、メキシコペソ、南アフリカランドなどの間には金利差があるため、円を売って高金利通貨を買うポジションではスワップポイントを受け取れる可能性がある。

ただし、政策金利差が大きいほど必ず有利というわけではない。高金利通貨ほど、インフレ、政治・財政、資源価格、流動性、急な為替下落などのリスクも大きくなりやすい。

スワップポイントを利用するメリット

スワップポイントを利用する主なメリットは、ポジションを保有している間に、金利差に基づく収益を日々積み上げられる可能性がある点だ。

短期売買のように、毎日大きな値動きを狙う必要はない。相場が一定の範囲で推移している場合でも、プラスのスワップポイントが付与されれば収益要因になる。

また、レバレッジを抑え、余裕資金で長期保有することで、資産運用の一部として組み込みやすい場合もある。

一方で、スワップポイントを得るためにポジションを保有し続けると、為替変動リスクを抱え続けることになる。スワップ益だけを見て判断せず、為替差損と合算した損益で考えよう。

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FXのスワップポイント運用は低レバレッジ・余裕資金が前提

スワップポイント運用は、短期売買に比べてチャートを見る時間を減らしやすい投資スタイルだ。

ただし、初心者が何となく高金利通貨を買って放置するのは危険である。為替下落、スワップポイントの減少、ロスカットによって大きな損失が出る可能性があるためだ。

短期売買ほど相場を追わなくてもよいが、放置は危険

スワップポイント運用では、デイトレードのように短時間で何度も売買する必要は少ない。

ポジションを持ち越すことでスワップポイントが発生するため、日々の金利差収益を狙いやすい。

しかし、ポジションを保有している間は、為替レートの変動リスクを負い続ける。たとえばメキシコペソ/円や南アフリカランド/円を買ってスワップポイントを受け取っていても、通貨が大きく下落すれば、スワップ益以上の損失が出る。

スワップポイント運用では、「毎日スワップを受け取れるか」だけでなく、「どこまで下落したら損切りするか」「どの証拠金維持率を下回ったら追加入金や決済を検討するか」を決めておこう。

日々のインカムゲインを狙えるが、元本保証ではない

株式の配当金や投資信託の分配金は、通常は決算や分配方針に応じて支払われる。これに対して、FXのスワップポイントは、ポジションを持ち越すことで日々発生する場合がある。

そのため、スワップポイントは成果を確認しやすいインカムゲインのように見える。

ただし、FXは元本保証ではない。スワップポイントを受け取っていても、為替差損を含めた合計損益がマイナスになることは十分にある。

特に高金利通貨は、景気悪化や政情不安、資源価格の下落、金利引き下げなどで急落することがある。長期保有するほど、こうしたイベントにさらされる期間も長くなる。

個人の店頭FXは証拠金4%以上|高レバレッジは避ける

個人が店頭FX取引を行う場合、通貨ペアの種類にかかわらず、取引金額に対して4%以上の証拠金を差し入れ、維持する必要がある。レバレッジに換算すると25倍以下である。

たとえば、1ドル160円で米ドル/円を1,000通貨取引する場合、必要証拠金の目安は以下の通りだ。

160円 × 1,000通貨 × 4% = 6,400円

ただし、6,400円は最低限必要な証拠金の例であり、安全に取引できる金額ではない。少し円高に動いただけでも証拠金維持率が下がり、ロスカットに近づく可能性がある。

初心者は、レバレッジ2〜3倍程度の低めの水準から始め、余裕資金で取引するのが基本だ。生活費、教育費、住宅ローン返済資金、緊急資金をFXに使うのは避けよう。

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スワップポイントが高い通貨ペアの選び方

スワップポイントを重視する場合、高金利通貨を含む通貨ペアを選ぶことが多い。

ただし、高金利通貨はスワップポイントが高い一方で、価格変動も大きくなりやすい。通貨ペアを選ぶときは、受け取れるスワップポイントだけでなく、為替変動、流動性、経済・政治リスクも確認しよう。

高金利通貨の代表例と確認ポイント

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通貨ペア主な特徴注意したい点
メキシコペソ/円政策金利が高めで、スワップポイント狙いの通貨ペアとして取扱いが多い米国景気
原油価格
メキシコの政策・財政
流動性に注意
南アフリカランド/円高金利通貨として知られ、資源国通貨の側面もある資源価格
政治・財政
電力問題
急なランド安に注意
米ドル/円取引量が多く、情報を集めやすい主要通貨ペア米国の政策金利
雇用統計
インフレ指標
日米金利差の変化に注意
英ポンド/円英国の政策金利が日本より高い局面ではスワップポイントが発生しやすい値動きが大きくなりやすく
損切り遅れに注意
豪ドル/円・NZドル/円資源・景気敏感通貨として見られやすい資源価格
中国景気
各国の金融政策
リスクオフ時の下落に注意

高金利通貨は、スワップポイントの受け取り額だけを見ると魅力的に見える。しかし、通貨価値が下落すれば、受け取ったスワップポイントを上回る損失が出る。

特に新興国通貨は、金利差だけでなく、政治情勢、財政、信用格付け、資源価格、流動性にも注意したい。

新興国通貨|メキシコペソ・南アフリカランドなど

メキシコペソ/円や南アフリカランド/円は、スワップポイント狙いで人気がある通貨ペアだ。

ただし、新興国通貨は、先進国通貨に比べて流動性が低く、短期間で大きく下落することがある。高金利は魅力だが、為替変動リスクも大きいと考えよう。

新興国通貨を取引する場合は、レバレッジを低く抑え、証拠金を厚めに入れ、損切りラインを明確にしておくことが重要だ。

先進国通貨|米ドル・英ポンドなど

米ドル/円や英ポンド/円は、新興国通貨に比べると情報を得やすく、取引量も多い。

米国は2026年4月時点でFF金利の誘導目標レンジを3.50〜3.75%としており、日本の政策金利との差がある。日米金利差が大きい局面では、米ドル/円の買いポジションでスワップポイントを受け取れる可能性がある。

ただし、米ドル/円でも為替差損は発生する。日銀の利上げ、FRBの利下げ、米国景気の悪化、地政学リスクなどにより、スワップポイントが減少したり、円高方向へ動いたりする可能性がある。

資源国通貨|豪ドル・NZドルなど

豪ドルやNZドルは、資源価格や世界景気の影響を受けやすい通貨として見られることが多い。

景気が好調な局面では買われやすい一方、リスク回避の動きが強まると下落することがある。スワップポイントを受け取りながら保有する場合でも、資源価格、中国景気、各国の金融政策を確認しておきたい。

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FXでスワップポイントを狙うときの注意点

スワップポイント運用では、受け取れる金額だけを見て判断しないことが大切だ。

為替変動、ロスカット、スワップポイントの逆転、税金、スプレッドなどを理解しておかないと、思わぬ損失につながる可能性がある。

為替変動リスクとロスカット

スワップポイント運用で最も注意したいのは、為替変動リスクである。

たとえば、高金利通貨を買ってスワップポイントを受け取っていても、その通貨が円に対して大きく下落すれば、為替差損が発生する。

また、証拠金維持率が下がるとロスカット(強制決済)が発動することがある。ロスカットは損失拡大を抑えるための仕組みだが、相場急変時にはロスカットが適用されても証拠金を上回る損失が生じることがある。

スワップポイント狙いで長期保有するなら、以下の点を必ず決めておこう。

  • レバレッジを何倍までに抑えるか
  • いくら下落したら損切りするか
  • 証拠金維持率が何%を下回ったら入金・決済を検討するか
  • ポジションを分散するか、一部決済するか
  • 重要な経済指標や政策金利発表前後にどう対応するか

スワップポイントの付与タイミングと逆転リスク

スワップポイントは、日をまたいでポジションを保有することで発生するのが一般的だ。ただし、付与日数やタイミングはFX会社によって異なる。

土日や祝日分を平日にまとめて付与する場合もある。たとえば水曜日や木曜日に3日分のスワップポイントが付与されるケースがあるが、これはFX会社や通貨ペア、カレンダーによって変わる。

また、スワップポイントは固定ではない。政策金利、短期金利、市場の需給、FX会社の提示条件によって日々変動する。

プラスだったスワップポイントが減少したり、受け取りから支払いに転じたりすることもあるため、スワップカレンダーを定期的に確認しよう。

税金・スプレッド・支払いスワップも確認する

国内FX会社でのFX取引による差益は、原則として「先物取引に係る雑所得等」として申告分離課税の対象となる。

税率は、所得税15%、住民税5%に加え、平成25年分から令和19年分までは復興特別所得税がかかるため、合計で20.315%となる。

また、FXで損失が出た場合、一定の要件を満たして確定申告を行えば、その損失を翌年以後3年間にわたり繰り越せる場合がある。

取引コストとしては、スプレッドにも注意したい。スプレッドは買値と売値の差であり、実質的な取引コストとなる。スワップポイントが高くても、スプレッドが広い通貨ペアでは、取引開始時点で不利になりやすい。

さらに、両建てや売りポジションでは、支払いスワップが発生することがある。受け取りスワップだけでなく、支払いスワップの金額も必ず確認しよう。

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スワップポイント狙いで比較したいFX会社3選

スワップポイントを重視してFX会社を選ぶときは、単に「スワップポイントが高い会社」を選ぶだけでは不十分だ。

長期保有では、スワップポイント、スプレッド、最小取引単位、ロスカット水準、付与日数、アプリの使いやすさ、入出金のしやすさなどが総合的に影響する。

比較するときは、以下の項目を確認しよう。

  • スワップカレンダーを公開しているか
  • 受け取りスワップと支払いスワップの差が大きすぎないか
  • 付与日数や付与タイミングが分かりやすいか
  • スプレッドが市場急変時にどの程度拡大する可能性があるか
  • 高金利通貨の最小取引単位がいくらか
  • ロスカットルールとアラートの基準が分かりやすいか
  • スマホアプリで指値・逆指値・証拠金維持率を確認しやすいか

【比較表】スワップポイント狙いで見たいFX会社

FX会社主な確認ポイント向いている人
GMOクリック証券スワップポイント・スプレッド・取引ツールなどを総合的に確認したい。
公式サイトでは、2026年3月の平均値としてメキシコペソ/円や南アフリカランド/円のスワップポイント例が掲載されている。
高金利通貨のスワップポイントと取引環境をまとめて比較したい人
GMO外貨24通貨ペアの取扱い、スワップカレンダー、スプレッド、最小取引単位を確認したい。
米ドルなど主要通貨は1,000通貨から取引できる一方、メキシコペソ・南アフリカランドなどは最低取引単位が10,000通貨と案内されている。
少額取引と高金利通貨の条件を分けて確認したい人
DMM FX取引手数料は無料と案内されているが、スプレッドが実質的なコストになる。
スワップポイントは持ち越した翌営業日に付与され、土日・祝日で付与日数が変則的になる場合がある。
アプリやサポート、スワップカレンダーの見やすさも重視したい人

GMOクリック証券

GMOクリック証券は、FX以外にも株式、投資信託、CFDなどを取り扱う金融商品取引業者だ。

スワップポイント狙いで確認したい特徴として、以下が挙げられる。

  • 通貨ペアごとのスワップポイントカレンダーを確認できる
  • スプレッドや取引手数料などの条件が提示されている
  • スマホ・PCの取引ツールを選べる

GMOクリック証券の公式サイトでは、メキシコペソ/円や南アフリカランド/円のスワップポイント例が掲載されている。ただし、掲載値は一定期間の平均値や特定時点の条件であり、スワップポイントは日々変動する。

また、スプレッドは完全固定ではなく、市場急変時、重要指標発表時、年末年始、流動性が低下する時間帯などに拡大する可能性がある。

スワップポイントだけでなく、スプレッド、ロスカットルール、最低必要証拠金、アプリの操作性まで確認しよう。

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GMO外貨

GMO外貨は、FXサービス「外貨ex」を提供している。

スワップポイント狙いで確認したい特徴として、以下が挙げられる。

  • スワップポイントの仕組みやカレンダーを公開している
  • 主要通貨は1,000通貨から取引できる
  • メキシコペソ・南アフリカランドなどは最低取引単位が10,000通貨と案内されている
  • 原則固定スプレッドの対象外となる時間帯や条件がある

GMO外貨では、米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、英ポンドなどは最低取引単位が1,000通貨と案内されている。一方、南アフリカランド/円、トルコリラ/円、メキシコペソ/円などは最低取引単位が10,000通貨とされている。

そのため、「1,000通貨から取引できる」という点だけで判断せず、自分が取引したい通貨ペアの最低取引単位を確認しよう。

また、スワップポイントは日々変動し、受け取り・支払いが逆転する場合もある。長期保有する場合は、定期的にスワップカレンダーと証拠金維持率を確認したい。

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DMM FX

DMM FXは、DMM.com証券が提供するFXサービスだ。

スワップポイント狙いで確認したい特徴として、以下が挙げられる。

  • 取引手数料は無料と案内されている
  • スプレッドが実質的な取引コストになる
  • スワップカレンダーで付与予定を確認できる
  • 主要4通貨ペアには1,000通貨単位のミニ通貨ペアが用意されている

DMM FXでは、取引手数料は無料と案内されている。ただし、実際の取引ではスプレッドがコストになるため、スプレッドや相場急変時の拡大リスクを確認する必要がある。

スワップポイントは、ポジションを持ち越した翌営業日に付与されると案内されている。土日・祝日がある場合は付与日数が変則的になり、付与されない日もあるため、スワップカレンダーで確認しよう。

また、米ドル/円ミニ、ユーロ/円ミニ、ポンド/円ミニ、豪ドル/円ミニでは1,000通貨単位の取引が可能と案内されている。ただし、ミニ通貨ペアは原則固定スプレッドの適用対象外などの注意点もある。

「便利なツールを使いたい」「手数料体系を分かりやすく確認したい」という人は、DMM FXの取引条件を確認してみよう。

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スワップポイントは利回りだけでなく為替差損・税金・コストも含めて判断しよう

FXのスワップポイントは、通貨ペアの金利差などをもとに発生する調整額だ。日本円の金利が相対的に低く、高金利通貨との金利差がある局面では、円を売って高金利通貨を買うポジションでスワップポイントを受け取れる可能性がある。

一方で、スワップポイントは固定ではない。政策金利の変更、市場の需給、FX会社の提示条件によって日々変動し、受け取りから支払いに転じることもある。

さらに、為替レートが想定と反対に動けば、スワップポイントを上回る損失が出る。ロスカットがあっても、相場急変時には証拠金を上回る損失が発生する可能性もある。

スワップポイント狙いでFXを始めるなら、低レバレッジ、余裕資金、損切りライン、スワップカレンダーの確認、税金・スプレッドの把握を徹底しよう。

まずは少額取引やデモ取引で仕組みに慣れ、スワップポイントだけでなく総合損益を見ながら、自分に合った取引環境を選ぶことが大切だ。

スワップポイントを狙った中長期の運用は、数日から数週間ポジションを保有するスイングトレードにも通じる戦略です。また、スワップポイントだけでなく、総合力でおすすめのFX口座を比較し、ご自身に最適な取引環境を見つけましょう。

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FXのスワップポイントの比較に関するQ&A

スワップポイントはいつ付与されるのか

日をまたいでポジションを保有(ロールオーバー)すると、その通貨ペアの金利差などに応じてスワップポイントが発生する。

ただし、付与タイミングはFX会社によって異なる。土日や祝日がある場合は、平日にまとめて付与される場合や、付与日数が変則的になる場合がある。

実際の付与日数や付与額は、利用するFX会社のスワップカレンダーで確認しよう。

スワップポイントがマイナスになることはあるか

ある。高金利通貨を売り、低金利通貨を買うポジションを持つと、金利差調整額を支払う場合がある。

また、政策金利の変更や市場の需給によって、プラスだったスワップポイントが減少したり、マイナスに転じたりすることもある。

スワップポイント狙いで長期保有する場合は、受け取りスワップだけでなく、支払いスワップや金利動向も確認しよう。

FXスワップポイントで生活できるか

理論上は可能でも、現実には相応の資金量とリスク管理が必要だ。

スワップポイントで生活費をまかなうには、まとまったポジションを長期保有する必要があり、為替変動リスクも大きくなる。高レバレッジで資金効率を上げようとすると、相場急変時にロスカットや証拠金を上回る損失が生じる可能性が高まる。

生活費をスワップポイントに依存するのではなく、余裕資金の範囲で、損切りラインと証拠金管理を徹底して取り組もう。

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出典

金融庁「いわゆる外国為替証拠金取引について」(更新日:2020年2月21日)
一般社団法人金融先物取引業協会「個人顧客を相手方とするFX取引に係る証拠金規制」
国税庁「No.1521 外国為替証拠金取引(FX)の課税関係」(更新日:2025年4月1日)
国税庁「No.1523 先物取引の差金等決済に係る損失の繰越控除」(更新日:2025年4月1日)
日本銀行「当面の金融政策運営について」(公表日:2026年4月28日)
Board of Governors of the Federal Reserve System「Federal Reserve issues FOMC statement」(公表日:2026年4月29日)
Banco de México「Monetary policy statement」(公表日:2026年5月7日)
South African Reserve Bank「Current Market Rates」
Bank of England「Interest rates and Bank Rate: our latest decision」(更新日:2026年4月30日)
Reserve Bank of Australia「Cash Rate Target」
Reserve Bank of New Zealand「The official cash rate」(公表日:2026年4月8日)
GMO外貨「スワップポイント」
GMO外貨「外貨exのお取引ルール」
GMO外貨「スプレッド」(広告年月日:2026年5月1日)
GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「スプレッド・取引手数料」(広告掲載日:2026年4月13日)
GMOクリック証券「スワップポイントカレンダー」
DMM FX「取引手数料(売買手数料)はいくらですか?」
DMM FX「スワップポイントはいつ付与されますか?」
DMM FX「ミニ通貨ペア/ラージ通貨ペア」

執筆者

「FXおすすめナビ」は、FX(外国為替証拠金取引)に関する総合情報を発信する専門メディアです。初心者から中上級者まで、幅広いトレーダー層に向けて、有益かつ実践的な情報を網羅的に提供しています。当サイトでは、アドバイザーナビ株式会社が実施したFXに関するアンケート調査をもとに、信頼できるFX業者のランキング、人気のFXアプリ、おすすめのバイナリーオプション口座を徹底比較。また、為替相場の基本や経済指標の見方、デイトレード、スキャルピング、スイングトレードといった戦略解説まで、実践で役立つノウハウも丁寧に紹介しています。

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