- DMM FXの最低入金額が知りたい
- DMM FXの最低取引単位がわからない
- DMM FXの取引に必要な資金が知りたい
この記事では、DMM FXでFX取引を行う際に、必要な資金額や取引単位について解説する。
DMM FXの広告を見た人のなかには、気になっている人もいるのではないだろうか。
このためDMM FXで FX取引を始める場合、どのくらいの資金が必要なのかを説明する。
またDMM FXで取引するための最低入金額、取引単位や必要資金も紹介する。
さらにFX取引での運用額の決め方についても触れるので、参考にしてほしい。
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DMM FXの最低入金額とは?
FX取引とは、外国通貨を売買し、為替差益や為替の金利差益を狙う取引のことだ。
この取引は「外国為替証拠金取引」とも呼ばれ、FX取引のための口座を開設した企業に、一定額の証拠金を預けなければならない。
DMM FXで取引を行う場合には、証拠金として、どのくらいの金額が必要なのだろうか。
ここでは、DMM FXでの最低入金額、入金方法について解説する。
DMM FXとは
DMM FXを使った取引について説明する前に、このサービスの特徴を解説する。
このサービスは、DMM.com証券が提供しているFXサービスであり、以下の特徴をもっている。
- 下記の取引手数料が無料
- 出金手数料
- 口座維持手数料
- クイック入金手数料
- ロスカット手数料
- 口座開設手数料
- 取引手数料
- 業界最狭水準のスプレッド※
- 24時間対応のコールセンター
- 対応時間(米国夏時間):月曜7時~土曜5時50分
- 対応時間(米国夏時間以外):月曜7時~土曜6時50分
- FX口座開設の申し込みから、最短30分で取引が可能
- 新規取引ごとに「取引応援ポイントサービス」が得られる
- 1,000ポイント以上貯まれば、「1ポイント=1円」で再投資やキャッシュバックできる
- 取引数に応じて最大3倍のポイントが付与される
※スプレッド:FX取引で通貨売買する際の通貨売却時と通貨購入時の価格差。通貨売買が頻繁に行われるFX取引では、この価格差の幅が狭ければ狭いほど、コストを抑えた取引が可能になる。例えば米ドル/円の場合、DMM FXでのスプレッドは原則固定で0.2銭だ。
このような多彩なサービスにより、DMM FXでは、多くのトレーダーの利用を集めている。
DMM FXでの取引で必要な投資額
FX取引とは「外国為替証拠金取引」とも呼ばれ、FX口座を開設した企業に、一定額の証拠金を預けることが求められる。
また投資資金で通貨の購入はせず、決済(売買が完了)した時に生じた差額(損益)のみをFX口座に受け渡す取引になる。
このFX取引に必要な証拠金額は、以下の計算式で算出される。
例えば米ドル/円が1ドル150円と考えてみよう。
この場合に、DMM FXで必要となる証拠金は、最低でも60,000円となる。
DMM FXの入金方法
DMM FXでは、証拠金をFX口座に入金する二種類の方法がある。
- クイック入金
- インターネットバンキングを使用し、DMM FXのシステムから入金操作を行う方法(1回あたりの入金は5,000円以上)
- 土・日・祝日を含め、24時間リアルタイムで入金が可能
- 振込手数料は無料
- 詳細な入金手順は下記を参照
- 口座振込
- 窓口・ATM・インターネットなどからDMM.com証券の振込先口座に振込む方法
- 振込後、原則30分~1時間程度で口座に反映
- 振込手数料はトレーダー側で負担
入金の際には、手数料が発生せず、24時間365日入金が可能な「クイック入金」をおすすめする。
銀行・ろうきん・信用組合・信用金庫・JAバンク・JFマリンバンクなど全国約340の金融機関で対応可能なため、多くの人が利用できるだろう。
DMM FXの最低取引単位
このFXサービスでの1回あたりの取引単位は、1Lot(10,000通貨)と述べたが、これがDMM FXでの最低取引単位だ。
取引は、各通貨ペアの取引が決済(売買完了)されたときに終了する。
つまり決済されていない取引が複数あった場合には、各取引は最低でも10,000通貨が必要になる。
例えば米ドル/円・ユーロ/円・英ポンド/円の取引を、同時に行う場合には、最低でも合計30,000通貨の取引になる。
米ドル/円の買い注文を、1時間のうちに15分ごと計四回行う場合は、少なくとも合計40,000通貨(40,000ドル)の取引になる。
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DMM FXでの取引に必要な資金
ここでは、FX取引での証拠金について解説する。FX取引に必要な証拠金は、通貨ペアによって、金額が異なる。
この証拠金額は、各通貨ペアの為替レートによって算出されるためだ。
また為替レートの変動によっては、証拠金不足に陥ることもあり、最悪の場合には強制決済されることもある。
強制決済を受けるような事態を避けるための注意点も紹介する。
通貨ペアごとに異なる証拠金額
FX取引に必要な証拠金額は、下記の通り、各通貨ペアの為替レートによって異なる。
※DMM FXでは、取引数量は10,000、レバレッジは25で固定各通貨ペアの必要証拠金
- 米ドル/円(1ドル=150円の場合)
- 60,000円
- ユーロ/円(1ユーロ=170円の場合)
- 68,000円
- 英ポンド/円(1ポンド=200円の場合)
- 80,000円
ユーロ/米ドルなど、日本円を含まないFX取引の場合では、必要証拠金の計算式に「円換算レート」を組み込んで算出する。
<例>
ユーロ/米ドルが1ユーロ=1.05ドル、円換算レート(米ドル/円)が1ドル=150円の場合
ユーロ/米ドルのFX取引で必要証拠金:63,000円
ロスカットとは
FX取引に必要な証拠金額は、為替レートによって変わる。
DMM FXでは、下記の計算式で算出される証拠金維持率が50%以下になると、ロスカット(強制決済)される。
日本円の価値が下がる「円安」が進むと、証拠金が不足する状態になる可能性が高まるので、注意しよう。
マージンコールとは
DMM FXでは、下記のように証拠金維持率が100%を下回った場合、マージンコール(追加証拠金の要求)が発生する。
米ドル/円の取引で、1ドル=145円の時、1Lot分のドル買い注文をした(このときに必要な注文証拠金は、58,000円)。
その後、急激に円安となり1ドル=165円になった(このときに必要なポジション証拠金は66,000円)。
純資産額が120,000円だった場合、証拠金維持率は約93.9%になり、マージンコールの対象となる。
DMM FXでは毎営業日終了時点(翌営業日5時)で判定し、マージンコール対象のトレーダーには証拠金メールが送信される。
追加証拠金が発生した場合は、翌営業日の4時59分までに追加証拠金額以上の入金、または決済による追加証拠金の解消が必要だ。
期限までに追加証拠金がなくならない場合には、マージンカット(強制決済)される。
なおマージンコールが発生した場合には、以下の取引制限を受けてしまう。
- 新規取引の停止
- 出金予約の停止/取消
- 発注済み新規未約定注文の取消
- 代用引出予約の停止
マージンコールや強制決済されないための方法
実際にFX取引を始めるために必要な資金は、取引の規模やリスク管理の方法にもよるが、為替レートの変動により常に変わる。
さらにマージンコールや強制決済されないため、証拠金維持率は、常に100%以上に保っておく必要がある。
このためFX口座には、実際の取引に必要な証拠金以上に、余裕のある証拠金額を入金しておくべきだ。
また「〇〇円下がった取引は決済する」という損切りルールを作り、これを徹底すれば、損失の拡大も抑えられるだろう。
複数のポジションを持っている場合には、一部のポジションを決済することで、証拠金維持率は向上する。
100%以上の証拠金維持率を保ち続けるため、以上のことを随時実施し、マージンコールや強制決済されないように努めよう。
FX取引における運用額の決め方
ここではFX取引を行ううえで、適切な運用額について解説する。
FX取引での運用額は、人それぞれだが、ここでは余剰資金・リスク許容度・取引戦略・レバレッジの四つの観点から解説する。
FX取引で多額の損失を抱え、日常生活に影響を及ぼすような事態になることは、避けなければならない。
「無理な投資」や「無茶な投資」を行わないために、最適な運用額の考え方を紹介する。
余剰資金から運用額を考える
投資の世界には「命金には手をつけるな」という格言がある。
「命金」とは失うと命や生活に支障をきたすお金であり、この言葉は、投資は余剰資金で行うようにすることを諭している。
余裕をもってFX口座に資金を入れていても、為替の急変により、証拠金が不足する状態になる危険性はある。
追加証拠金メールが突然届いても、すぐに追加入金できる資金を確保しておく必要がある。
このためFX口座に入金している金額と同じ程度の「投資予備資金」を、銀行口座に備えておくべきだろう。
投資予備資金も余剰資金であり、これらの資金を確保するために、生活費の無駄をなくすように心がけよう。
リスク許容度から運用額を考える
リスク許容度とは、「運用資産の価値が下がった場合、どのくらいの損失までなら、精神的にも経済的にも受け入れられるか」という個人の許容度合のことだ。
これは客観的な数値であらわせるものではなく、年齢や性格、家族構成や収入・資産に応じた主観的目安になる。
例えば20代独身でリスク許容度が高い人は、余剰資金ならば、ほぼ全額を投資に投入してもよいだろう。
しかし高齢で慎重な性格を持つリスク許容度が低い人は、余剰資金でも、投資に使える金額は熟考すべきだ。
また各ポジションも、自分のリスク許容度にあわせた取引数量(Lot)にすべきだろう。
取引方針から運用額を考える
数秒から数分で決済する短期取引、数日から数週間ポジションを続ける長期取引、それぞれの方針によっても運用額は変わってくる。
為替差益を狙い、決済を繰り返す短期取引では、証拠金維持率を保つために多額の運用資金を持っておく必要はない。
通貨売買を頻繁に完了させる短期取引は、損失があっても拡大する前に決済されるので、マージンコールも抑えられるからだ。
一方でスワップポイントを狙い、ポジションを続ける長期取引では、証拠金維持率を保つための資金は備えておいた方がよいだろう。
為替レートは常に変動しているため、数日間の間でも、追加証拠金が求められる事態になる可能性があるからだ。
レバレッジから運用額を考える
レバレッジを低く設定することで、為替レートの変動が証拠金維持率に及ぼす影響を抑えられる。
DMM FXでのレバレッジは、25倍に固定されており、レバレッジを下げることはできない。
ただしFX会社のレバレッジは下げられなくとも、FX口座に証拠金を多く入金しておけば、口座全体のレバレッジは下がる。
この口座全体のレバレッジを「実効レバレッジ」と呼び、以下の計算式で算出する。
FX口座に多く証拠金を入金しておけば、純資産額が増え、実効レバレッジは下げられる。
初心者の場合には、一般的に3〜5倍の実効レバレッジが望ましいと言われている。
この程度にまでレバレッジを下げておけば、マージンコールや強制決済の心配も減り、安定した運用ができるだろう。
最低金額を把握してDMM FXを有効利用しよう
この記事では、DMM FXを利用するうえで、FX取引に必要な資金額や取引単位について解説した。
FX口座には、証拠金として入金しておくべき最低金額がある。
為替レートの変動によって、証拠金額が一定額を下回ると、マージンコールや強制決済されるので気をつけよう。
マージンコールや強制決済をさけるため、FX取引における運用額の考え方についても、紹介した。
安定した取引を行うためには、一定額以上の余裕資金を準備しておくことが望ましいだろう。
本文で述べたようにDMM FXは魅力あるサービスを備えているので、口座を開設し、FX取引を始めてみよう。
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DMM FXの最低金額に関するQ&A
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