- DMM FXとGMO外貨の違いが知りたい
- それぞれのメリットを知りたい
- どちらを選べばいいのか分からない
DMM FXとGMO外貨はどちらも人気の高いサービスだ。2つのFX口座の間で「どちらを選ぶべきか?」と悩んでいる人も多いだろう。
スプレッドなどに大きな違いはないが、細かいところで異なる点がある。
そこで本記事では、自分に合ったFX口座を正しく選んでもらうために、DMM FXとGMO外貨の違いを解説する。
「DMM FXとGMO外貨で悩んでいる」という人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
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DMM FXとGMO外貨の主な違い
それでは早速、DMM FXとGMO外貨の違いを解説する。
取引通貨単位の違い
DMM FXとGMO外貨の目立った違いは「取引通貨単位」だ。
取引通貨単位とは、FX口座における最小取引単位を意味する。
DMM FXの取引通貨単位は「1万通貨(1.0ロット)」、GMO外貨の取引単位通貨は「1,000通貨(0.1ロット)」だ。
つまりGMO外貨は、DMM FXの10分の1の資金で取引を始められる。
実際に各通貨ペアでどれくらいの資金が必要になるのかを計算してみよう。
DMM FX | GMO外貨 | |
---|---|---|
米ドル/円 | 1,572,110円 | 157,211円 |
ユーロ/円 | 1,713,540円 | 171,354円 |
英ポンド/円 | 2,035,240円 | 203,524円 |
豪ドル/円 | 1,054,250円 | 105,425円 |
NZドル/円 | 950,170円 | 95,017円 |
カナダドル/円 | 1,147,290円 | 114,729円 |
スイスフラン/円 | 1,771,160円 | 177,116円 |
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たとえば米ドル/円で取引する場合、約157万円の資金が必要だ。
一方、GMO外貨なら約15万7,000円の資金で取引を始められる。
※レバレッジをかけれれば最大25分の1の資金で始められる
取扱通貨ペアの違い
DMM FXとGMO外貨では、取り扱っている通貨ペアの若干の違いがある。
それぞれの取扱通貨ペアはDMM FXが21通貨ペア、GMO外貨が24通貨ペアとなっている。
具体的な通貨ペアは以下のとおりだ。
DMM FX | GMO外貨 |
---|---|
米ドル/円 ユーロ/円 英ポンド/円 豪ドル/円 NZドル/円 カナダドル/円 スイスフラン/円 南アフリカランド/円 メキシコペソ/円 ユーロ/米ドル ポンド/米ドル 豪ドル/米ドル NZドル/米ドル 米ドル/スイスフラン 米ドル/カナダドル ユーロ/ポンド ユーロ/豪ドル ユーロ/NZドル ユーロ/スイスフラン ポンド/豪ドル ポンド/スイスフラン | 米ドル/円 ユーロ/円 英ポンド/円 豪ドル/円 NZドル/円 カナダドル/円 スイスフラン/円 南アフリカランド/円 メキシコペソ/円 オフショア人民元/円 香港ドル/円 ユーロ/米ドル 英ポンド/米ドル 英ポンド/豪ドル 豪ドル/米ドル NZドル/米ドル ユーロ/英ポンド ユーロ/豪ドル 米ドル/スイスフラン ユーロ/スイスフラン 英ポンド/スイスフラン 豪ドル/スイスフラン カナダドル/スイスフラン トルコリラ/円 |
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主な違いとして、GMO外貨の方が取引できる通貨ペアが多い。
また共通の特徴として、スワップポイントが高く人気のトルコリラ/円を取り扱っていない。
スワップポイントとは、通貨ペアの金利差によって得られる利益または損失のことだ。
外貨/円の通貨ペアでは円の政策金利が低いことが多いため、買いポジション(約定済みの買注文)を維持するとスワップポイント分の利益を得られる。
DMM FXとGMO外貨の基本情報
DMM FXとGMO外貨の基本情報は次のとおりだ。
FX口座 | DMM FX | GMO外貨 |
---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 無料 |
自動売買手数料 | 自動売買なし | 自動売買なし |
ロスカット手数料※1 | 無料 | 500円/1万通貨 |
取引通貨単位 | 1万通貨 | 1,000通貨 |
通貨ペア | 21通貨ペア | 24通貨ペア |
スプレッド | ||
米ドル/円 | 0.2銭(午前5:00〜午前8:00は3.9銭) | 0.2銭(原則固定) (午前3:01〜午前7:59は4.0銭) |
ユーロ/円 | 0.4銭(午前5:00〜午前8:00は9.9銭) | 0.4銭(原則固定) 午前3:01〜午前7:59は6.0銭) |
英ポンド/円 | 0.9銭(午前5:00〜午前8:00は14.9銭) | 0.9銭(原則固定) 午前3:01〜午前7:59は10.0銭) |
豪ドル/円 | 0.5銭(午前5:00〜午前8:00は8.9銭) | 0.5銭(原則固定) 午前3:01〜午前7:59は6.0銭) |
NZドル/円 | 0.7銭(午前5:00〜午前8:00は11.9銭) | 0.7銭(原則固定)(午前3:01〜午前7:59は8.0銭) |
カナダドル/円 | 0.6銭(午前5:00〜午前8:00は10.9銭) | 0.7銭(原則固定)(午前3:01〜午前7:59は8.0銭) |
スイスフラン/円 | 0.8銭(午前5:00〜午前8:00は28.9銭) | 0.9銭(原則固定) (午前3:01〜午前7:59は10.0銭) |
取引可能時間※2 | 月曜午前7:00〜土曜午前6:50 | 月曜午前7:00〜土曜午前6:50 |
口座開設日数 | 最短当日 | 最短当日 |
PCツール | ◯ | ◯ |
スマホツール | ◯ | ◯ |
証券会社 | DMM.com証券 | GMO外貨 |
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DMM FXとGMO外貨では、取引通貨単位以外に目立った違いはないと言えるだろう。
強いて言えば、GMO外貨のスマホアプリの方がシンプルな作りになっていて初心者も使いやすい。
DMM FXとGMO外貨のそれぞれの特徴とメリット
続いて、DMM FXとGMO外貨のそれぞれの特徴とメリットを紹介する。
それぞれの特徴とメリットを知り、自分にとって最適なFX口座を選んでみよう。
DMM FXの特徴とメリット
DMM FXの特徴といえば、新規取引ごとに最大3倍のポイントを獲得できる「取引応援ポイントサービス」だ。
取引回数に応じてランクが変わり、月200回以上または3ヶ月連続での取引10回ならシルバーランク、直近3ヶ月で月間200回以上の取引ならゴールドランクに上がる。
ポイントの付与率は次のとおりだ。
通貨ペア | ポイントランク | ||
---|---|---|---|
ゴールド | シルバー | ブロンズ | |
米ドル/円 | 1ポイント | 1ポイント | 1ポイント |
ユーロ/円 | 2ポイント | 1ポイント | 1ポイント |
英ポンド/円 | 3ポイント | 2ポイント | 1ポイント |
豪ドル/円 | 2ポイント | 1ポイント | 1ポイント |
NZドル/円 | 3ポイント | 2ポイント | 1ポイント |
スイスフラン/円 | 3ポイント | 2ポイント | 1ポイント |
カナダドル/円 | 3ポイント | 2ポイント | 1ポイント |
南アフリカランド/円 | 3ポイント | 2ポイント | 1ポイント |
メキシコペソ/円 | 3ポイント | 2ポイント | 1ポイント |
通貨ペアによってはゴールドランクで最大3ポイント獲得できる。
1ポイント=1円として現金に交換できるため、取引回数が多い人はポイントが貯まり、取引資金が増えることになるのだ。
また、DMM FXはサポートに定評がある。特に人気なのが24時間利用できるLINE問い合わせだ。
電話や問い合わせフォームによるサポートよりも気軽に利用できるため、DMM FXの使い方などを気軽に問い合わせられる。
GMO外貨の特徴とメリット
GMO外貨の特徴として挙げられるのが「スワップポイントの高さ」だ。
前述のように、スワップポイントは為替ペアの金利差によって利益・損失を得られ、外貨/円の為替ペアにおいては買いポジションで利益になりやすい。
では、具体的にどれくらいのスワップポイントを獲得できるのか、米ドル/円でシミュレーションしてみよう。
以下の表は過去1ヶ月におけるGMO外貨とDMM FXの平均スワップポイントを比較したものだ。
米ドル/円・1万通貨を買いポジションで1年間保有した場合、GMO外貨なら約13万9,000円のスワップポイントを得られる(ただし、土日祝日のスワップポイントはまとめて付与される)。
DMM FXでは約13万5,000円なので、GMO外貨の方が獲得できるスワップポイントが多い。
このようなスワップポイントの高さこそが、GMO外貨のメリットだ。
スプレッドの狭さや取引ツールの使いやすさにも定評があるため、スワップ運用はもちろん、さまざまな取引スタイルにも適用できるバランスの良さがある。
ちなみに、GMO外貨はレバレッジを10倍・25倍で設定できる。
レバレッジとは証拠金に対して倍率をかけた金額の取引ができるサービスであり、レバレッジを設定するとより大きな金額で取引可能になる。
GMO外貨はこのレバレッジを25倍だけでなく10倍にも設定できるため、ある程度リスクを抑えたレバレッジ取引ができる。
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DMM FXとGMO外貨はどちらを選ぶべきか
最後に、DMM FXとGMO外貨はどちらを選ぶべきか、その判断基準を紹介する。
まずはFX口座を選ぶにあたって意識すべきポイントを整理しよう。
FX口座選びのポイント
FX口座を選ぶ際には、2つのポイントを意識してほしい。
1つ目は「スプレッドの狭さ」だ。スプレッドはFXにおける実質的な取引コストであり、取引ごとに発生する。
主要通貨ペアの、DMM FXとGMO外貨のスプレッドを比較してみよう。
FX口座 | DMM FX | GMO外貨 |
---|---|---|
米ドル/円 | 0.2銭(午前5:00〜午前8:00は3.9銭) | 0.2銭(原則固定)(午前3:01〜午前7:59は4.0銭) |
ユーロ/円 | 0.4銭(午前5:00〜午前8:00は9.9銭) | 0.4銭(原則固定) (午前3:01〜午前7:59は6.0銭) |
英ポンド/円 | 0.9銭(午前5:00〜午前8:00は14.9銭) | 0.9銭(原則固定) (午前3:01〜午前7:59は10.0銭) |
豪ドル/円 | 0.5銭(午前5:00〜午前8:00は8.9銭) | 0.5銭(原則固定) (午前3:01〜午前7:59は6.0銭) |
NZドル/円 | 0.7銭(午前5:00〜午前8:00は11.9銭) | 0.7銭(原則固定) (午前3:01〜午前7:59は8.0銭) |
カナダドル/円 | 0.6銭(午前5:00〜午前8:00は10.9銭) | 0.7銭(原則固定) (午前3:01〜午前7:59は8.0銭) |
スイスフラン/円 | 0.8銭(午前5:00〜午前8:00は28.9銭) | 0.9銭(原則固定) (午前3:01〜午前7:59は10.0銭) |
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DMM FXとGMO外貨ではスプレッドに大きな違いはない。
ただし、上記以外のマイナー通貨ペアではスプレッドに若干の違いがある。
月に数回しか取引しないようなら問題ないが、1日に数回取引するようになるとスプレッドが気になってくるため、取引したい通貨ペアのスプレッドが安い方を選ぶのが基本だ。
2つ目のポイントは「取引ツールの使いやすさ」だ。
DMM FXとGMO外貨は目立った違いのないFX口座なので、最終的にはどちらの取引ツールが自分にとって使いやすいかで決めるのがいいだろう。
また、取引ツールの使いやすさは「取引のしやすさ」に直結するため重要だ。
DMM FXとGMO外貨もメールアドレスを登録するだけでデモ口座を開設でき、実際の取引を体験できる。
デモ口座を開設してどちらの取引ツールが自分に合っているかを判断してみよう。
DMM FXはこんな人におすすめ
DMM FXは「大手の安心感を求めるFX初心者」におすすめだ。DMM FXの口座開設数は90万口座を超えており、取引高が2年連続で世界1位の大手FXだ。
前述したLINEサポートは大手ならではの対応であり、安心感を持って取引できる。
また、取引しながらポイントを貯めたい人にもおすすめだ。
DMM FXの取引応援ポイントサービスは他にないサービスなので、よりお得に取引したい人はDMM FXを選ぼう。
GMO外貨はこんな人におすすめ
GMO外貨は「まずはスワップ運用したい初心者」におすすめだ。
前述のように、GMO外貨のスワップポイントは業界最高水準であり、中長期的なスワップ運用に向いているFXだと言える。
ただし、スワップトレーダーに人気のトルコリラ/円の取扱がない点に注意しよう。
また、取引ツールに定評があるためスワップ運用に加えて、デイトレードやスイングトレードを楽しみたい人にもおすすめだ。
DMM FXとGMO外貨の違いを知り自分に合ったFX口座を選ぼう
本記事ではDMM FXとGMO外貨の違いを解説した。その内容を改めてまとめる。
- DMM FXは大手FXで安心感のあるサービスが特徴
- 取引応援ポイントサービスで取引ごとにポイントが貯まる
- GMO外貨はスワップポイントが業界最高水準
- スワップ運用はもちろん通常のトレードにも向いている
DMM FXとGMO外貨は、どちらも初心者におすすめできるFX口座だ。
ただし、取引の目的によって選ぶべきFX口座が異なるため、まずはFXを通じてどのような取引をしたいのか整理してみよう。
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DMM FXとGMO外貨の違いに関するQ&A
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