- GMOクリック証券(FXネオ)とDMM FXの違いが知りたい
- それぞれのメリットを知りたい
- どちらを選べばいいのか分からない
大手FX業者の「GMOクリック証券(FXネオ)」と「DMM FX」はいずれもさまざまな魅力があり、どちらの口座を利用すべきか悩んでいる方も多いだろう。
特徴の違いを理解した上で、自分に合ったFX口座を選択することが重要だ。
本記事では、FXネオとDMM FXの違いやそれぞれの特徴、メリットを解説する。
また、FX口座の選択基準やそれぞれの口座をおすすめする人の特徴を紹介するので、ぜひ本記事を参考に最適な口座を選択しよう。
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GMOクリック証券(FXネオ)とDMM FXの主な違い
FXネオとDMM FXの主な違いとして以下の4点が挙げられる。
- 取り扱う通貨ペア
- 最低取引単位
- 手数料体系
- 取引所取引(くりっく365)の取り扱い
それぞれの違いを比較し、両者の特徴の比較表も紹介する。
取り扱う通貨ペア
FXネオでは20種類の通貨ペア、DMM FXでは21種類の通貨ペアを取り扱っている。
種類数に大きな違いはないが、取り扱っている通貨ペアの中身が異なるため注意が必要だ。
「トルコリラ/円」の通貨ペアはDMM FXには対応しておらず、「米ドル/カナダドル」と「ユーロ/NZドル」の通貨ペアはFXネオに対応していない。
取引したい通貨ペアがある場合は注意が必要だ。
なお、FXネオには「ラージ銘柄」という銘柄が存在し、DMM FXにはない独自の特徴がある。
通常銘柄は1取引あたり100万通貨までしか発注できないのに対し、ラージ銘柄は200万通貨まで発注できる。
同じ大手のFX業者でも、取り扱っている通貨ペアが異なる点を頭に入れておこう。
最低取引単位
両者は最低取引単位という観点でも違いがある。最低取引単位は必要となる証拠金の額にも影響するため、違いを認識しておくことが重要だ。
FXネオは原則として1,000通貨単位(南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位)からの取引が可能だ。
一方、DMM FXは全通貨ペアが10,000通貨単位からの取引となっている。
単純に比較すると、FXネオはDMM FXの10分の1の数量から取引が可能となる。
自身の余剰資金をもとにどちらの口座を選択するか検討しよう。
手数料体系
FXネオとDMM FXは手数料体系にも少し違いがある。
取引にかかるコストに差が生じるため、両者の違いを把握しておこう。
FXネオは取引手数料や口座開設費用、口座維持費用などはかからない。
しかし、証拠金が不足したときのロスカットや追加証拠金の未解消による強制決済時に手数料が発生する。
いずれも10,000通貨あたり500円の手数料が発生する点に注意が必要だ。
一方、DMM FXは取引手数料や口座開設費用、口座維持費用はもちろん、ロスカット等にも手数料は発生しない。
手数料の仕組みが異なる点を頭に入れておこう。
取引所取引(くりっく365)の取り扱い
くりっく365を取り扱っているかどうかという点も両者の相違点だ。
くりっく365とは、公的な取引所に上場しているFX取引のことを指す。
GMOクリック証券ではくりっく365を取り扱っており、取引所取引を行える。
一方でDMM FXはくりっく365に対応しておらず、店頭取引しか行えない。
くりっく365を利用したい方はGMOクリック証券を選ぶ必要がある。
両者の比較表
ここまで紹介してきた違いも含め、両者の比較を見てみよう。
GMOクリック証券(FXネオ) | DMM FX | |
---|---|---|
通貨ペア数 | 20種類 | 21種類 |
最低取引単位 | 原則1,000通貨単位 | 10,000通貨単位 |
レバレッジ | 最大25倍 | 最大25倍 |
注文方法 | スピード注文 成行注文 指値注文 逆指値注文 OCO注文 IFD注文 IFD-OCO注文 | 即時注文 指値注文 逆指値注文 IFD注文 OCO注文 IFO注文 クイック決済 一括決済 |
取引所取引 (くりっく365) | 対応 | × |
デモ取引 | 可能 | 可能 |
詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
両者の違いや共通点を踏まえ、どちらの口座を選択すべきか考えよう。
GMOクリック証券(FXネオ)とDMM FXのそれぞれの特徴とメリット
次に、FXネオとDMM FXのそれぞれの特徴とメリットを解説していく。
両者の強みを比較し、どちらで口座開設をすべきか検討していこう。
GMOクリック証券(FXネオ)の特徴
GMOクリック証券(FXネオ)は、FX取引高ギネス世界記録認定を受けているFX業者だ。
東証プライム上場のGMOインターネットグループ株式会社(証券コード:9449)のグループ企業であるため、安心して取引を行えるだろう。
GMOクリック証券では、FX意外にも株式や投資信託、CFD、債券、外為オプションなどの幅広い商品を提供している。
FX専用口座ではなく、証券取引口座を申し込むことですべてのサービスが取引可能となる仕組みだ。
トレーダーからの利用実績が豊富にあり、幅広いサービス提供を行っている点がFXネオの特徴である。
GMOクリック証券(FXネオ)のメリット
FXネオのメリットとして以下の3点が挙げられる。
- 少額で取引できる
- 高機能なツールがさまざまなデバイスに対応している
- 高水準のスワップポイントを提供している
前述の通り、FXネオは原則1,000通貨単位での取引が可能となっており、最大レバレッジは25倍である。
「1ドル=160円」のときに米ドル/円の通貨ペアの取引を行う場合、最低6,400円の資金があれば取引を行うことが可能だ。
少額から取引を始められるため、初心者でも安心して利用できるだろう。
また、FXネオではスマホ版・PC版の取引ツールに加え、Apple Watchに対応したツールも提供されている。
ホーム画面にチャートを表示できたり、設定したアラートが振動で通知されたりと使い勝手が良いツールだ。
スタイリッシュに取引を行える点も魅力として挙げられる。
そして、高い水準のスワップポイントを提供している点もFXネオの強みだ。
スワップ収益を狙うトレーダーにとって大きな魅力と言えるだろう。
DMM FXの特徴
DMM FXは、FX取引高2年連続世界第1位(ファイナンス・マグネイト社調べ、2022年・2023年)の大手FX業者だ。
多くのトレーダーから人気を集めており、信頼できるFX口座と言えるだろう。
DMM FXでは最短30分で取引をスタートできる。マイナンバーカードを持っていれば、オンラインで本人確認が完結でき、スムーズに取引を始めることが可能だ。
トレーダーからの利用実績に加え、FXを始めたいと思ったときにすぐに利用できる点がDMM FXの大きな特徴と言えるだろう。
DMM FXのメリット
DMM FXのメリットとして以下の3点が挙げられる。
- 取引コストを抑えられる
- 営業日は24時間サポートを受けられる
- 取引に応じてポイントが付与される
DMM FXでは、取引手数料や出金手数料、口座維持手数料、クイック入金手数料、ロスカット手数料、口座開設手数料などがすべて無料となっている。
実質的なコストとして発生するスプレッドも業界トップクラスに狭く、取引にかかるコストを抑えられることが特徴だ。
また、月曜日7時〜土曜日6時50分(サマータイムは5時50分まで)の営業時間中は24時間いつでも電話やメールでの問い合わせに対応している。
LINEからの問い合わせも可能となっており、万全のサポート体制を設けている点も魅力のひとつだ。
そして、取引に応じてポイントが付与されることもDMM FXの特徴に挙げられる。
取引実績に応じて「ゴールドランク」「シルバーランク」「ブロンズランク」に分けられ、ポイント付与数が変わる。貯まったポイントは現金と交換可能だ。
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GMOクリック証券(FXネオ)とDMM FXはどちらを選ぶべきか
ここまでFXネオとDMM FXの特徴やメリットを比較してきたが、実際に開設する口座を選ぶ際はどちらにすべきなのだろうか。
ここでは、FX口座の選択基準やそれぞれの口座がおすすめな人の特徴について解説していく。
FX口座の選択基準
FX口座を選ぶ際、以下の3つの基準をもとに選択すると良いだろう。
- 取引にかかるコスト
- 取り扱っている通貨ペア
- 取引ツールの使いやすさ
まず、重要となるのが取引にかかるコストである。特に「スプレッド」の広さは取引のパフォーマンスに直結するため、なるべくスプレッドが狭いFX口座を選ぶことが重要だ。
自分が取引したい通貨ペアのスプレッドを比較し、もっともコストを抑えられるFX口座を選択しよう。
また、取り扱っている通貨ペアについてもチェックしておきたい。
「米ドル/円」や「ユーロ/円」といった主要な通貨ペアは取り扱っているケースが多いものの、「トルコリラ/円」などのマイナーな通貨ペアは取り扱いがない業者も多い。
将来的にマイナーな通貨ペアの取引を行うことを視野に入れている場合、なるべく多くの通貨ペアを取り扱う口座を選んでおくと良い。
そして、取引ツールが自分にとって使いやすいかどうかも基準として頭に入れておこう。
「直感的に操作できるか」「取引スタイルに合わせてカスタマイズできるか」といった点をデモ口座などで確認し、使いやすいFX口座を選ぶことが大切だ。
GMOクリック証券(FXネオ)がおすすめな人
FXネオの利用をおすすめするのは以下のような人だ。
- 少額から始めたい人
- 多様なデバイスでツールを使いたい人
- スワップ収益を狙いたい人
繰り返しとなるが、FXネオは原則1,000通貨単位での取引が可能である。
少額から取引を始めたいFX初心者の方はFXネオの利用がおすすめだ。
また、FXネオではスマホ版やPC版に加え、Apple Watch専用のツールも提供されている。常に相場をチェックでき、アラート機能も分かりやすいためおすすめのツールだ。
多様なデバイスのツールを駆使して取引したい方はFXネオを利用すると良いだろう。
そして、FXネオでは高い水準のスワップポイントが提供されている点も魅力として挙げられる。
中長期のポジション保有でスワップ収益を得るという戦略を立てている方も、FXネオの利用を推奨する。
DMM FXがおすすめな人
DMM FXの利用をおすすめするのは以下のような人だ。
- 極力コストを抑えたい人
- 取引の方法やツールの利用に不安がある人
- すぐにFXを始めたい人
DMM FXとFXネオにはスプレッドに大きな差があるわけではないが、ロスカットや追加証拠金の未解消による強制決済時の手数料に違いがある。
極力コストを抑え、負担をかけたくない人はDMM FXの利用を推奨する。
また、取引方法やツールの利用に不安がある場合、24時間サポート対応しているDMM FXがおすすめだ。
困ったときにすぐに問い合わせられるため、安心して取引を行えるだろう。
そして、DMM FXは最短30分で取引をスタートできる。FXに対する気持ちが高まっていて「すぐに取引を始めたい」という方は、DMM FXの利用がおすすめだ。
GMOクリック証券とDMM FXの違いを踏まえて口座を選ぼう
GMOクリック証券(FXネオ)とDMM FXの主な違いとして、取り扱う通貨ペアや最低取引単位、手数料体系などが挙げられる。
違いを正しく認識し、どちらの口座を選ぶべきか判断しよう。
FXネオは、少額で取引を行える点や高水準のスワップポイントが付与される点がメリットとして挙げられる。
一方のDMM FXは、取引コストを抑えられる点や24時間サポートを受けられる点が魅力だ。
少額からFXを始めたい人やスワップ収益を狙いたい人はFXネオ、極力コストを抑えたい人や取引に不安がある人はDMM FXを利用すると良い。
自身の取引スタイルや重視するポイントに合わせて口座の選択を行い、FX取引を始めよう。
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GMOクリック証券(FXネオ)とDMM FXの違いに関するQ&A
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