- DMM FXとトライオートFXの違いが知りたい
- それぞれのメリットを知りたい
- どちらを選べばいいのか分からない
FX取引をするにあたって、どの会社で口座を開設すればよいか悩んでしまう人は多いだろう。
FX会社によって特徴はさまざまで、取引できる内容・手法にも違いがあるため、各社を比較検討しながら決める必要がある。
この記事では、DMM FXとトライオートFXの違いについて詳しくまとめた。
それぞれの特徴やメリット、それぞれがおすすめな人、FX会社の選び方も紹介している。
両サービスの違いを知りたい人はもちろん、これからFXを始めたい人はぜひ参考にしてほしい。
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DMM FXとトライオートFXの主な違い
DMM FXは大手FX会社の一つで、FX取引高は2年連続で世界第一位を誇っている。
トライオートFXは、インヴァスト証券株式会社が提供する、FXの自動売買取引サービスである。
ここでは、両サービスの主な違いを3つの観点から紹介しよう。
違い①:取引手法
両者の最も大きな違いが、どのような取引を行えるかという点である。
DMM FXの場合は、FXの一般的な取引形態である「裁量取引」をするのに対し、トライオートFXでは「自動売買取引」を主体とする点で根本的に異なる。
そもそも、自動売買取引とは、取引ルール・条件を事前に定めて、相場がそのルールや条件を満たした場合に、自動的に新規注文・決済取引がなされるものだ。
トライオートFXの場合、サービス内で用意されているプログラムのなかから、自分の好みに合うものを選ぶだけでよい。
DMM FXの場合、自分で相場を読みながら注文・決済する裁量取引のみに対応している。
それぞれ一長一短あるが、自分がどのようなFX取引をしたいかによって、どちらのサービスを利用すべきか検討するとよいだろう。
違い②:取引にかかる手間や時間
両サービスは、取引にかかる手間や時間も異なる。
先述したように、トライオートFXはプログラムを選ぶだけでFXを始められる。
その後は、どの程度のリターンが出ているか、見直しの必要性があるかどうかなどを定期的にチェックするほどの手間で済む。
一方、DMM FXに代表される裁量取引の場合、チャートを見ながら注文を入れるタイミング・決済のタイミングを見計らう必要がある。
新規注文から決済までの期間が短く、取引回数が増えるほど、手間や時間もかかるものだ。
「FX取引にかけられる手間や時間がどの程度あるのか」という点も、どちらで口座開設するか検討する際の指標になるだろう。
違い③:取引にかかるコスト
両者は、取引にかかる金銭的なコストにも違いがある。
DMM FXの場合、取引にかかるコストはスプレッドだけと言っても過言ではない。
トライオートFXにおいて、マニュアル取引の売買手数料は無料であるが、自動売買サービスの場合、取引するたびに手数料がかかる。
また、トライオートFXにおいてもスプレッドがあり、取引にかかるコストに関してはDMM FXのほうが安価に抑えられるのだ。
2024年7月時点における両者の主要通貨ペアのスプレッドは下表のとおりである。
通貨ペア | DMM FX | トライオートFX(取引数量100万通貨を超える場合) |
---|---|---|
米ドル/円 | 0.2銭 | 0.3銭 |
ユーロ/円 | 0.4銭 | 0.5銭 |
ポンド/円 | 0.9銭 | 1.0銭 |
豪ドル/円 | 0.5銭 | 0.6銭 |
NZドル/円 | 0.7銭 | 1.7銭 |
南アフリカランド/円 | 1.0銭 | 1.8銭 |
取引にかかる手間や時間とコストは、トレードオフの関係と言える。
そのため、両サービスのうちどちらを利用するかは、自身の状況を踏まえて判断するとよいだろう。
両サービスの簡易比較表
DMM FX | トライオートFX | |
---|---|---|
サービスの特徴 | 裁量取引 | 自動売買取引 |
取り扱い通貨ペア | 21 | 20 |
取引通貨単位 | 10,000 | 1,000 |
口座開設にかかる時間 | 最短30分 | 最短当日 |
デモトレードの可否 | 可能 | 不可 |
詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
取引形態が根本的に異なるのは先述したとおりだが、最小の取引単位がDMM FXのほうが大きく、トライオートFXのほうが始めやすいと言えるだろう。
トライオートFXの場合、デモトレードが利用できず、口座を開設して実際の画面で取引する必要がある。
この点はややネックになるかもしれないが、口座開設費用は無料なので、取引に際していくつか口座を作り、実際に少額から取引してみてもよいだろう。
DMM FXとトライオートFXのそれぞれの特徴とメリット
FX会社を選ぶ際は、それぞれの特徴やメリットを理解することが大切である。
ここでは、それぞれの特徴やメリットを解説している。両者を比較するのはもちろん、ほかのFX会社と比較検討する際の参考にしてほしい。
DMM FXの特徴
DMM FXの特徴は以下のとおりだ。
- 口座開設数は業界トップクラス
- 取引にかかるコストが安い
- 取引ツールの操作性が優れている
- LINEでの問い合わせに対応している
- 最短30分で取引できる
DMM FXは、90万を超える口座開設数を誇り、FX取引高は2年連続で世界第一位となっている。
口座数や取引高の多さは、会社への安心感につながるものだ。
また、入出金手数料などはかからず、スプレッドも業界ではかなり狭い水準を確保しており、コストを安価に抑えられる。
DMM FXの取引ツールは、初心者はもちろん、中・上級者も使いやすく、高い評価を得ているのが特徴的だ。
さらに、LINEからの問い合わせ窓口を設けており、不明点があった際も気軽に質問できる。
DMM FXを利用するメリット
DMM FXを利用するメリットは以下が挙げられる。
- 業界大手の安心感がある
- 取引にかかるコストを抑えやすい
- 不明点を解消しやすい
- スマホアプリが直感的に操作できて初心者も使いやすい
先述したように、DMM FXは業界大手として安心感が強く、サポート体制は十分だ。
取引ツールも使い勝手がよく、FX初心者の人もスムーズにやり取りできるだろう。
取引手数料や入出金手数料は無料であり、スプレッドも狭いことから、取引コストを抑えやすいのは大きなメリットだ。
トライオートFXに比べると、取引コストは安価になるだろう。
トライオートFXの特徴
トライオートFXの特徴は以下のとおりだ。
- 自動売買プログラムを選ぶだけでFXを始められる
- 自分で独自の取引ルールを作ることもできる
- 1,000通貨単位から取引できる
- 初心者向けのサポートや情報が充実している
トライオートFXの場合は好きなプログラムを選ぶだけでよく、初心者から特に人気を集めている。
また、「ビルダー」と呼ばれる独自の取引ルールを作る機能もあるため、FXに慣れてきたら徐々に移行することも可能だ。
トライオートFXの場合、1,000通貨単位から取引可能で、DMM FXの10,000通貨取引に比べると少額からスタートできるのも特徴と言えるだろう。
また、公式サイトには、これからFXを始める人に向けた記事やコンテンツが豊富に用意されている。
トライオートFXなら、不明点を学習しながら理解を深めていけるだろう。
トライオートFXを利用するメリット
トライオートFXで取引するメリットは以下が挙げられる。
- FX初心者でも簡単に始められる
- 取引チャンスを逃しにくい
- チャートを見続ける必要がない
- 取引に感情が入る余地がない
「FXを始めたいけど、なんだか難しそう」という人ほど、自動売買取引からスタートするのがおすすめだ。
簡単に始められるため、まずは少額で試しながらスタートさせてもよいだろう。
また、プログラムが24時間稼働し続けることから、深夜に訪れるチャンスを見逃すこともないはずだ。
取引のタイミングを見計らうためにチャートを見続ける必要もなく、仕事や家事・育児などに忙しい人は、自動売買を活用したほうがよいだろう。
ほかにも、機械的に取引できるため感情を差し挟む余地がなくなり、利確・損切りをルールに沿って行える。
裁量取引の場合は特に損切りのタイミングが難しく、ずるずると損失を拡大させてしまいがちだ。
この点、機械的に取引できれば、精神的な負担も軽減させられるだろう。
ただし、「自動売買=楽して稼げる」というわけではない点には注意が必要である。
安定してリターンを出すためには、市場を理解する努力は欠かせないうえ、基本的な知識の習得もすべきだ。
チャートを定期的にチェックして予想どおりの成果が出ているか見極め、適宜適切なメンテナンスが必要である点は覚えておこう。
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DMM FXとトライオートFXはどちらを選ぶべきか
各サービスの違いや特徴などを把握できても、結局どちらで口座を開設すればよいか悩んでしまう人もいるだろう。
ここでは、そもそもFX口座を選ぶ際に考えたい基準や、それぞれがおすすめな人について紹介する。
以下の内容を踏まえて、自分にぴったりな会社で口座開設しよう。
FX口座を選ぶ際の基準
FX口座を選ぶ際は、以下を基準にするとよいだろう。
- 通貨ペアの豊富さ
- 取引通貨単位
- スプレッドの狭さ
- 入金手数料などの取引コスト
- スワップポイントがどの程度であるか
- ツールの使いやすさや操作性
- サポート体制の充実度
- キャンペーンの充実度
- サイト内のコンテンツの充実度
- 会社の信頼性
上記を中心に比較すると、各社で必ず違いが見えてくる。特に、通貨ペアの豊富さや取引通貨単位、スプレッドといった定量的に比較できる項目は、FX取引をするうえで特に重要だ。
ほかにも、ツール・アプリの使いやすさは、FX取引を続けるうえで重要な要素になるだろう。
また、FX初心者の場合はサポート体制の充実度も優先すべきである。
上記の項目のなかでも、人によって優先順位は異なるはずだ。基準のなかから特に重視したい項目を決めれば、自分にぴったりな会社を見つけられるだろう。
DMM FXがおすすめな人
DMM FXがおすすめな人の特徴は以下のとおりだ。
- FXの裁量取引がしたい人
- 取引コストを抑えたい人
- 業界大手の安心感を重視したい人
- サポート体制が充実している会社を希望する人
DMM FXは裁量取引が可能な会社である。自分で相場を読み解き、状況に合わせて注文・決済取引したい人は、DMM FXで口座開設すべきだ。
DMM FXは入出金手数料などが無料でスプレッドも狭く、取引コストを抑えやすい。投資資金をできる限り元本に充てたい人は、DMM FXをはじめとする取引コストが安価なFX会社を選んだほうがよいだろう。
ネームバリューや大手の安心感、手厚いサポート体制を重視したい人も、DMM FXがおすすめである。
トライオートFXがおすすめな人
トライオートFXがおすすめな人の特徴は以下が挙げられる。
- FXを始めたいが時間はあまりかけられない人
- FX初心者
- 効率よく投資したい人
- フェーズに合わせて取引手法を変えたい人
トライオートFXはプログラムを選ぶだけですぐにFXを始められる。そのため、「時間はあまりかけたくない」という人には特におすすめだ。
時間を取られないで済むことに関連して、トライオートFXなら新規注文・決済取引に迷わないため、時間効率を高められる。
FXに慣れてきたら、取引当初はプログラムに任せていた人も、ビルダー機能で独自の取引ルールを作成できる。自身のフェーズに合わせて取引手法を変えたい人にもおすすめだ。
DMM FXとトライオートFXの違いを理解しよう
両サービスの主な違いをおさらいしよう。
- 取引手法
- 取引にかかる手間やコスト・時間
- 取引通貨単位
- デモトレードの可否
また、各社の特徴やメリット、おすすめな人は下表のとおりである。
DMM FX | トライオートFX | |
---|---|---|
特徴やメリット | 取引にかかるコストが安い ツールの操作性が優れている LINEで問い合わせしたりサポートを受けられたりする | 自動売買プログラムを選ぶだけでFXを始められる 取引ルールの設定も可能 取引に感情が入らない |
おすすめな人 | 取引のコストを抑えたい人 業界大手の安心感を重視したい人 手厚いサポート体制のある会社を希望する人 | FXを始めたいが時間はあまりかけられない人 効率よく投資したい人 フェーズに合わせて取引手法を変えたい人 |
いずれもFX初心者に向いているが、前提として裁量取引と自動売買取引という点で大きく異なる。
FXにかけられる時間とコストのバランスを踏まえて、どちらのほうが適しているか比較検討するとよいだろう。
取引スタイルやFX会社に求めるポイント・優先順位は人それぞれなので、上記の表も参考にして、自分の希望に合う会社でFXを始めよう。
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DMM FXとトライオートFXの違いに関するQ&A
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