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みんなのFXのスプレッドは?FX取引の手数料体系を詳しく解説

この記事で解決できるお悩み
  • みんなのFXのスプレッドが知りたい
  • みんなのFXの手数料体系がわからない
  • みんなのFXと他のFX口座のスプレッドを比較したい

FX取引のスプレッドは、トレーダーが実質的に負担するコストであるため、慎重に選ぶべき要素である。

しかし、スプレッドをどのように見て、投資判断にどう活かすかについて、詳しく知る機会は少ないかもしれない。

本記事では、人気のFX口座「みんなのFX」を取り上げ、FXのスプレッド概念を基礎から詳しく解説する。

さらに、過去の実績や他社との比較を通じて、みんなのFXのスプレッドがどのような位置付けにあるかも確認する。

FX取引を始めたい初心者の方、より有利な取引環境を求める経験者、そしてみんなのFXの口座開設を検討している方にとって、有益な情報になるよう努めた。

ぜひ、より良い口座選定や投資判断に役立てて欲しい。

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目次
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みんなのFXのスプレッドはどのくらい?

ここでは、FX取引の重要な要素である「スプレッド」について、詳しく解説する。

そして、みんなのFXの提供するスプレッドを題材に、見るべきポイントにも触れていく。

スプレッドとはなにか

スプレッドとは、FX取引における通貨の売値(ビッド)と買値(アスク)の差額のことだ。

たとえば、米ドル/円の売値が160.00円、買値が160.05円の場合、スプレッドは売値と買値の差額である0.05円(5銭)となる。

この相場でトレーダーが米ドルを購入する場合、トレーダーは「160.00でしか売れない米ドルを、160.05円で購入している」状態になる。

この潜在的な損失は、トレーダーが取引を開始する際に即座に負担するコストと言える。

このコストは取引ごとに発生し、取引量が増えるほど、または取引回数が多くなるほど、累積して大きな負担となる。

プロ同士が取引するインターバンク市場では、スプレッドは市場の需要と供給によって常に変動する。

しかし、個人投資家は直接インターバンク市場にアクセスできないため、FX業者を通じて市場と取引を行う。

このときのスプレッドは、各FX業者が相場環境やサービス設計に基づき、それぞれ独自に決定する。

スプレッド幅が狭いことは、とくに短期取引を行うトレーダーにとって有利に働く。

  • スプレッドが狭いと、取引コストを低く抑えられる
  • スプレッドが狭いと、少ない価格変動でも利益を得られる可能性が高まる
  • 狭いスプレッドは、スキャルピングなどの短期取引戦略で儲けを出すための必須条件である
  • スプレッドの狭さは、流動性の指標となる。一般的に、流動性が高い通貨はスプレッドが狭い傾向にあり、取引しやすい
  • 狭いスプレッドは、FX会社の技術力や資金力を反映している場合が多い

みんなのFXのスプレッド一覧

それでは、実際にFX会社が提供しているスプレッドを見ていこう。

ここでは、狭さに定評があるみんなのFXについて確認する。

みんなのFXでは、午前8時から翌朝5時までとそれ以外の時間帯とに分けて、以下のスプレッドが「原則固定」で提供されている。

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通貨ペアスプレッド(午前8時から翌朝5時)(左記以外の時間帯)
米ドル/円(USD/JPY)0.2銭3.9銭
ユーロ/円(EUR/JPY)0.4銭9.9銭
ポンド/円(GBP/JPY)0.9銭14.9銭
豪ドル/円(AUD/JPY)0.5銭5.9銭
NZドル/円(NZD/JPY)0.7銭9.9銭
南アフリカランド/円(ZAR/JPY)0.9銭3.9銭
メキシコペソ/円(MXN/JPY)0.3銭1.8銭
チェココルナ/円(CZK/JPY)0.2銭3.9銭
トルコリラ/円(TRY/JPY)1.6銭9.9銭
ユーロ/米ドル(EUR/USD)0.3pips3.9pips
ポンド/米ドル(GBP/USD)0.8pips9.9pips
豪ドル/米ドル(AUD/USD)0.8pips5.9pips
出典:スプレッドについて|みんなのFX

原則固定スプレッドなら、原則としてFX業者がWebなどに掲示したスプレッドで取引ができる。

原則固定スプレッドの利用には、以下のようなメリットがある。

原則固定スプレッドの利用のメリット
  • スプレッドの変動がないため、取引コストが予測しやすい。コスト管理が計画的に行える
  • スプレッドの変動が少ないため、安定した取引環境が提供され、トレーダーが安心して取引できる。

しかし、あくまでも「原則として固定」である点には注意が必要だ。相場の急変時などは、スプレッド幅が大きくなることもある。

固定スプレッドはメリットにもデメリットにもなり得る制度であり、弊社が実施したアンケートでも投資家から指摘されている。会社の特徴を掴みたい人は、以下の記事も参照してもらいたい。

過去のスプレッドの推移

みんなのFXでは、通貨ペアごとのスプレッドの実績をWebで公表している。以下は、2024年5月6日から6月28日までの期間の実績をまとめたものだ。

2024年5月6日~2024年6月28日 契約上取引可能な時間帯での取引

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USD/JPYEUR/JPYZAR/JPY
スプレッド提示率98.71%~98.96%の範囲で推移99.23%~99.25%99.70%〜99.97%
スプレッド最大値(銭)13.7~14.9銭14.9銭で一定5.9〜6.9銭
配信停止時間(秒)1.166〜1.612秒1.789〜6.958秒23.487秒〜61.473秒
出典:スプレッドについて|みんなのFX


スプレッド提示率は、FX業者が広告で表示しているスプレッドを実際の取引で提示できた割合を示す指標である。

みんなのFXのスプレッド提示率は上の表のように、USD/JPYで98%以上、EUR/JPYおよびZAR/JPAはで99%以上と非常に高いことがわかる。

スプレッドの配信停止時間とは、通常掲示しているスプレッドを配信できなかった時間のことを指す。

提示した期間に配信できなかった理由として、市場のオープン時に価格が決まらず、レート配信がなかったことが挙げられている。

なお、「午前8時から翌朝5時」の時間帯についてはいずれの通貨も配信停止は0秒であった。

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みんなのFXと他のFX口座のスプレッド比較

ここでは、他のFX口座の比較により、みんなのFXの競争力と優位性を評価していく。

主要FX口座とのスプレッド比較表

みんなのFXと、主要なFX口座の主要通貨ペアにおけるスプレッドを、表で比較した。

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みんなのFXGMOクリック証券(FXネオ)DMM FXGMO外貨LINE FX
条件午前8:00~翌午前5:00 午前9時~翌午前3:00午前9時~翌午前5時午前8時~翌午前3時月曜AM7:00 – 翌日AM5:50
火〜金曜AM6:10〜翌日AM5:50
米ドル/円0.2銭0.2銭原則固定0.2銭0.2銭0.2銭
ユーロ/円0.4銭0.4銭原則固定0.4銭0.4銭0.4銭
ユーロ/米ドル0.3pips0.3pips原則固定0.3pips0.3pips0.3pips
英ポンド/米ドル0.8pips1.0pips原則固定1.0pips1.0pips1.0pips
南アフリカランド/円0.9銭0.9銭原則固定1.0銭1.3銭0.9銭
メキシコペソ/円0.3銭0.2銭原則固定0.2銭0.2銭0.2銭
トルコリラ/円1.6銭原則固定対象外提示休止中
詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら

この比較からもわかるように、みんなのFXは「スプレッド業界最狭水準」と掲げるとおりの、競争力のあるスプレッドを提供している。

FX口座のスプレッドを比較する際の重要ポイント

スプレッドの比較・検討を行うときは、以下の点にも注意を払って欲しい。

  • 固定か変動か
    • 変動制で有利なスプレッドの提示もあるが、原則固定の方が予測しやすいため、コスト管理が容易である。トレードスタイルに応じて適切な選択をすることが重要だ
  • スプレッド提示率
    • スプレッド提示率を高水準で維持できるFX業者は、トレーダーに安定した取引環境を提供していると判断できる。提示率が高いほど、広告表示に近いスプレッドで実際に取引できる可能性が高まる
  • 約定力
    • スプレッドが狭くても、約定力が低い場合には希望する価格で取引を成立させることが難しくなる。両方のバランスを考慮することが大切だ。高頻度取引を行うトレーダーは、約定力を必ず確認するよう努めて欲しい
  • 自分が取引する時間帯の安定性
    • 取引を主に行う時間帯で、スプレッド幅を確認しよう。早朝や指標発表時など、スプレッドが広がりやすい時間帯もある。またコアタイム以外のスプレッド幅も確認しておくこと
  • 自分が取引する通貨ペアのスプレッドが狭いこと
    • メジャーな通貨ペアだけでなく、取引予定の通貨ペアすべてについて確認を行うべきである。マイナー通貨になればなるほど、FX会社の得意・不得意が鮮明になる
  • キャンペーンの有無
    • 定期的にスプレッド縮小キャンペーンを実施しているかを確認すべきだ。こうしたキャンペーンを活用することで、さらに有利な条件で取引できる可能性が広がる。このとき、キャンペーン終了後の通常時のスプレッドについても把握しておくことが重要である

みんなのFXのスプレッドを評価

ここでは、上記のポイントについて、みんなのFXの提示スプレッドを評価してみた。

総合的に見て、みんなのFXはスプレッドに関して非常に競争力のある条件を提供していると言える。

  • みんなのFXで、スプレッドが原則固定で提供されるコアタイムは「午前8:00~翌午前5:00 」と、他社と比べて長めの設定である
  • みんなのFXのスプレッド提示率は、高水準で安定している。取引環境の安定性は非常に信頼できる
  • 約定率が99.9%という高水準で、スプレッドの狭さと高い約定力のバランスが取れている
  • みんなのFXは、頻繁ではないがスプレッド縮小キャンペーンも実施している。たとえば2024年7月現在、「【みんなのFX】スプレッド大幅縮小!ハッピーアワーキャンペーン」が展開されている

ただし、原則固定は12通貨ペアに限定されている。

対象でない通貨ペアで固定スプレッドを求めるなら、他の口座に取り扱いがないか確認することをおすすめする。

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みんなのFXのスプレッドから見るおすすめの通貨ペア

ここでは、みんなのFXが提示するスプレッドから、取引をおすすめしたい通貨ペアを紹介する。

米ドル/円(USD/JPY)スプレッド:0.2銭

米ドル/円は、世界で最も取引量の多い通貨ペアの一つで、日本の投資家にとって最もなじみ深い組み合わせだ。

  • スプレッドが0.2銭と狭い。頻繁な取引や小さな値動きでも利益を狙いやすい
  • アメリカと日本の経済・金融政策の影響を強く受ける。経済指標や中央銀行の動向など、注目点が多く学びを深められる
  • 高い流動性で、比較的安定した値動きを示すため、リスクが低く初心者にも適している
おすすめのトレーダータイプ
  • ファンダメンタル分析重視のトレーダー
    • 経済指標や政策変更に基づいて取引を行うトレーダーに適している
  • 長期保有する投資家
    • 米ドル/円は安定した市場を持つため、長期的な成長を見込んで投資する人にも向いている
  • 初心者トレーダー
    • 流動性が高く、情報も豊富なため、初めてFX取引を行う投資家でも取引しやすい。

英ポンド/円(GBP/JPY)スプレッド:0.9銭

英ポンド/円は、ボラティリティが高く、短期間で大きな値動きが期待できる通貨ペアである。

  • スプレッド0.8銭は、他社と比べて競争力がある
  • ポンドと円の金利差を利用したキャリートレードの対象としても人気がある
  • ボラティリティが高い。大きな利益を狙える可能性がある一方、損失リスクも高い。欧州の経済指標の発表時などには大きく動くことがある
  • 対円では取引ボリュームが多く、流動性は高い方だが、大きく動くときは瞬間的にプライスが消えることもある
おすすめのトレーダータイプ
  • リスクを取って大きな利益を狙うトレーダー: ボラティリティが高いため、リスク管理に慣れた経験豊富なトレーダーに適している
  • デイトレーダーやスキャルピングトレーダー: 高いボラティリティを活かして短期間で利益を狙うトレーダーに適している

トルコリラ/円(TRY/JPY)スプレッド:1.6銭

トルコリラ/円は、高金利通貨の一つで、利回りを重視するトレーダーに人気がある。

  • トルコリラを原則固定スプレッドで提供するFX会社は多くない中、みんなのFXは、1.6銭の原則固定を提示している。トルコリラ/円取引に興味があるトレーダーにはおすすめできる
  • トルコの政治経済情勢に大きく影響を受ける、ボラティリティが非常に高い通貨ペアである。
  • 金利差を活用したキャリートレードの対象として人気があるが、同時に高リスクな取引でもある。
おすすめのトレーダータイプ
  • リスク許容度の高いトレーダー: 大きな値動きによる高リターンを狙える一方、同時に大きな損失のリスクも伴う。リスク管理に長けたトレーダーに適している
  • スワップ狙いのトレーダー: 高金利通貨であるため、スワップポイントによる利益を狙うトレーダーに適している。
  • 中・上級者: 相場の急変や高いボラティリティに対応できる経験豊富なトレーダーに向いている。

みんなのFXの手数料体系

最後に、スプレッド以外の手数料体系についても確認しておこう。

みんなのFXは「手数料ゼロ」

みんなのFXの手数料は、以下のとおりすべて無料である。取引ツールの利用も無料だ。

  • 取引手数料
    • 無料
  • 口座維持費
    • 無料
  • 入金手数料
    • ダイレクト入金では、みんなのFX側が負担。銀行振込の場合は、振込手数料はトレーダー負担となる
  • 出金手数料
    • みんなのFX側が負担
  • ロスカット手数料
    • 無料

主要FX口座の手数料比較

以下は、主要なFX口座の手数料体系である。手数料に関しては業界標準的な条件であり、特筆すべき優位性はない。

そのため、他の項目も含めて総合的に評価したうえで、検討することが重要である。

スクロールできます
項目みんなのFXGMOクリック証券(FXネオ)DMM FXGMO外貨LINE FX
取引手数料無料無料無料無料無料
口座開設(維持)手数料無料無料無料無料無料
クイック入金手数料無料無料無料無料無料
出金手数料無料無料無料無料無料
ロスカット手数料無料あり無料無料無料
詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら

スプレッドのコストが低いみんなのFXで、効率トレードを実現しよう!

みんなのFXは、狭いスプレッドにより取引コストを抑えることができるため、少額から始めたいFX初心者におすすめだ。

1,000通貨単位からの取引が可能という手軽さや、他の手数料負担がない点も大きな魅力である。

さらに、スプレッド以外でもトレーダーに有利な条件を提供している。

特に約定力の高さや高いスワップポイントを重視するなら、みんなのFXは真っ先に検討すべき選択肢だと言える。

ぜひ、みんなのFXの公式Webサイトで、より詳しい情報を確認していただきたい。

効率的にトレードできる環境が整っていることを、ご確認いただけるだろう。

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みんなのFXのスプレッドに関するQ&A

みんなのFXのスプレッドは固定ですか?

みんなのFXでは、取引時間を①午前8:00から翌日午前5:00、および②それ以外に分け、それぞれで「原則固定」のスプレッドを提示している。

ただし、市場に大きく影響する事象の発生や、流動性が著しく低下するような例外的な状況では、原則固定スプレッドの適用が行われないこともある。

また、一度の発注で大量の発注を受け付ける「米ドル/円ラージ」は、原則固定スプレッドの適用外となっている。

スプレッドが広がる理由は何ですか?

スプレッドが広がる理由には、以下のようなものがある。

  • 市場の流動性の低下
    • 市場の参加者が少ない時間帯(市場が開く直前や閉まる直前の時間帯)や祝祭日などは、取引が少なくなり、スプレッドが広がることもある
  • 重要な経済指標の発表
    • 経済指標や重要なニュースの発表時には、市場が急変動しやすくなるため、スプレッドが一時的に広がることがある
  • 市場の急変動
    • 政治的な不安や大規模な自然災害などの突発的な出来事により、為替レートが急激に変動する場合、提示スプレッド幅が拡大することもある

みんなのFXのスプレッドが広がりやすい時間帯はいつですか?

みんなのFXのスプレッドが広がりやすい時間帯は、市場の流動性が低くなる時期や、注目される経済指標の発表前後である。

  • 週明けの早朝
    • 月曜日の早朝や取引再開直後(日本時間の午前7時前後)は流動性が低く、スプレッドは広がりやすい
  • 重要な経済指標の発表時
    • 米国雇用統計や中央銀行の金利発表など、重要な経済指標が発表される時間帯(日本時間の午後9時〜午前2時ごろ)
  • 市場のクローズ間際
    • とくに週末(金曜日、日本時間午後11時以降)や市場が閉まる直前の時間帯は、流動性が低下し、スプレッドが広がることもある

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